ジョッパ

From Wikipedia, the free encyclopedia

ジョッパ(Joppa, Joppa sweet orange)とは、柑橘類オレンジ類の品種のひとつである。名称はパレスティナヤッファにちなむ。

ジョッパは、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンガブリエル・バレーに住んでいたA.B.Chapmanが、ジョッパから得た柑橘類の種子を1877年にまいて育成した品種である[1]

果実は、ほぼ球形で、大きさは7センチメートル大、重量は200グラム程度。

果皮は、表面が滑らかで、熟すと淡いオレンジ色となる。なお、果皮の厚さは4ミリメートル程度である。

果肉は、黄色味がかったオレンジ色で、比較的果汁が多い。なお、5個か6個程度の種子を含んでいることが多い。

オレンジの品種の中では、中熟種に属し、日本では2月頃に熟する[2]

しかし、日本で栽培するには耐寒性に欠けており、冬の寒さで果実が次々と落ちてしまうため、商業ベースでの栽培は難しい。

現在はカリフォルニア州でも栽培はされていない。

福原オレンジとの関わり

ジョッパは、1899年に小松精一によってアメリカから日本に持ち込まれた[1]

しかし、ジョッパは耐寒性が低く、日本で栽培しようとしても果実が成熟する前に、冬季の寒気のために次々と果実が落ちてしまった[2]ため、日本での商業ベースでの栽培は難しいとされた。

日本に持ち込まれてから約10年後の1909年頃(正確な年は不詳)に、福原鼎司が自園のユズを台木としてジョッパを高接ぎ[注釈 1]したことがきっかけで、日本でも栽培できるくらいに耐寒性を備えた「福原オレンジ」という品種が誕生した[2][3]

なお、このような経緯から、福原オレンジの形質はジョッパに似ている[2]

注釈

出典

参考文献

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI