ベン・シモンズ
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ブルックリン・ネッツでのシモンズ (2022年) | |||||||||||||||||||||
| フリーエージェント | |||||||||||||||||||||
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| ポジション | PG / PF | ||||||||||||||||||||
| シュート | 左 | ||||||||||||||||||||
| 基本情報 | |||||||||||||||||||||
| 愛称 | Fresh Prince | ||||||||||||||||||||
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| 生年月日 | 1996年7月20日(29歳) | ||||||||||||||||||||
| 出身地 | ビクトリア州メルボルン | ||||||||||||||||||||
| 身長 | 208cm (6 ft 10 in) | ||||||||||||||||||||
| 体重 | 109kg (240 lb) | ||||||||||||||||||||
| シューズ | ナイキ[1] | ||||||||||||||||||||
| キャリア情報 | |||||||||||||||||||||
| 高校 |
BHSSC モントバード・アカデミー | ||||||||||||||||||||
| 大学 | LSU | ||||||||||||||||||||
| NBAドラフト | 2016年 / 1巡目 / 全体1位 | ||||||||||||||||||||
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フィラデルフィア・76ersから指名 | |||||||||||||||||||||
| プロ選手期間 | 2016年–現在 | ||||||||||||||||||||
| 経歴 | |||||||||||||||||||||
| 2016–2022 | フィラデルフィア・76ers | ||||||||||||||||||||
| 2022–2025 | ブルックリン・ネッツ | ||||||||||||||||||||
| 2025 | ロサンゼルス・クリッパーズ | ||||||||||||||||||||
| 受賞歴 | |||||||||||||||||||||
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Stats NBA.com | |||||||||||||||||||||
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Stats Basketball-Reference.com | |||||||||||||||||||||
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ベンジャミン・デビッド・シモンズ(Benjamin David Simmons, 1996年7月20日 - )は、オーストラリアのビクトリア州メルボルン出身のプロバスケットボール選手。ポジションはポイントガードまたはパワーフォワード。
ハイスクール・カレッジ
2013年1月にNBA選手を目指すために渡米。フロリダ州のモントヴェルデ・アカデミー高校でディアンジェロ・ラッセルと共に活躍し、全米級の選手として注目されるようになった。[要出典]

高校卒業後はルイジアナ州立大学に進学[2]。同大学でも1年生ながら主力として活躍し、平均19.2得点、11.8リバウンド、4.8アシストを記録した。
フィラデルフィア・76ers
2016-17シーズン:故障でシーズン全休
2016年3月に2016年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明[3]。フィラデルフィア・76ersから全体1位指名を受けた[4]。 しかし、トレーニングキャンプ中の9月30日に右第5中足骨基部骨折。2017年2月にシーズンデビューが絶望になったと報じられ、[5][6][7]結局ルーキーシーズンは全休。2017-18シーズンに改めてNBAデビューを目指すことになった。
2017-18シーズン
2017年夏のサマーリーグは不参加だった[8]。10月4日のメンフィス・グリズリーズとのプレシーズンマッチで、1年越しのNBAデビュー。10月18日のワシントン・ウィザーズとの開幕戦で18得点、10リバウンド、5アシストを記録し、公式戦デビューを飾った[9]。10月21日に行われたトロント・ラプターズ戦で18得点、10リバウンド、8アシストを記録。試合は128-94で敗れたが、シモンズはオスカー・ロバートソン以来となるNBAデビューから最初の3試合全てで10得点・10リバウンド・5アシスト以上を記録した選手となった[10]。同月23日のデトロイト・ピストンズ戦ではリーグ戦4戦目にして21得点、13リバウンド、10アシストを記録し、自身初のトリプル・ダブルを達成し、76ersにシーズン初勝利をもたらした[11][12]。これによりオスカー・ロバートソン、アート・ウィリアムス以来NBA史上3人目となるNBAデビューからの4試合以内でトリプル・ダブルを達成した選手となった[13]。11月3日に行われたインディアナ・ペイサーズ戦でキャリア2度目のトリプル・ダブルとなる14得点、11リバウンド、11アシストを記録した[14]。12月18日に行われたシカゴ・ブルズ戦で試合は117-115で敗れたが、19得点、11アシスト、10リバウンドを記録し、キャリア4度目のトリプル・ダブルとなった[15]。2018年1月24日に行われたシカゴ・ブルズ戦で19得点、17リバウンド、14アシストを記録し、キャリア5度目のトリプル・ダブルとなった。試合は115-101でシクサーズが勝利した[16]。5度目のトリプル・ダブル達成により、1994-95シーズンにジェイソン・キッドが記録したシーズン4度のトリプル・ダブルを抜いた[17]。2月14日に行われたマイアミ・ヒート戦で18得点、12リバウンド、10アシストを記録し、試合はシクサーズが104-102で勝利した[18]。
2月22日に行われたシカゴ・ブルズ戦でキャリア・ハイとなる32得点、7リバウンド、11アシストを記録し、試合はシクサーズ116-115で勝利した[19]。3月1日、2月の月間最優秀新人選手賞に選ばれた。これで2カ月連続で今季3度目の同賞受賞となった[20]。3月15日に行われたニューヨーク・ニックス戦でオスカー・ロバートソン、マジック・ジョンソンに次ぐ、ルーキーシーズンに1000得点・500リバウンド・500アシストを達成したNBA史上3人目の選手となった[21]。また、この試合で今季8回目のトリプル・ダブルを記録したシモンズは、オスカー・ロバートソンの26回に次いでルーキーシーズンにトリプル・ダブルを最も多く記録した選手となった[22]。3月24日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦で今季10度目のトリプル・ダブルとなる15得点、12リバウンド、13アシストを記録、試合は76ersが120-108で勝利した[23]。4月1日に行われたシャーロット・ホーネッツ戦で20得点、15アシスト、8リバウンドを記録し、試合は76ersが119-102で勝利した[24]。4月6日に行われたクリーブランド・キャバリアーズ戦で27得点、15リバウンド、13アシストを記録し、試合は76ersが132-130で勝利、連勝を13に伸ばした[25]。
プレーオフ1回戦、対マイアミ・ヒートの初戦で17得点、14アシスト、9リバウンドを記録し、試合は130-103で勝利した[26]。第4戦で自身プレーオフ初のトリプル・ダブルとなる17得点、13リバウンド、10アシストを記録し、試合は106-102で勝利した。ルーキーがプレーオフでトリプル・ダブルを記録するのは、1980年のマジックジョンソン以来となった[27]。シーズン終了後、オールルーキー1stチームに選出され、新人王を受賞した。
2018-19シーズン:初のオールスター選出
2019年7月15日、シクサーズと2020-21シーズンからの5年総額1億7000万ドルで契約延長した[28]。2018年9月、シモンズはオフシーズン中に課題だったアウトサイドシュートの改善に取り組み始めた[29][30]。同年10月16日のボストン・セルティックスとの開幕戦で、19得点、15リバウンド、8アシストを記録したが、76ersは105-87で敗れた[31]。2日後のシカゴ・ブルズ戦では、13得点、13リバウンド、11アシストを記録し、キャリア13回目のトリプル・ダブルを達した[32]。2019年1月5日のダラス・マーベリックスにて、20得点、14リバウンド、11アシストを記録し、シーズン6回目のトリプルダブルを達成した[33]。1月15日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦には、20得点、11リバウンド、9アシストを記録した[34]。この試合でシモンズはNBA史上2番目に最速の通算2000得点・1000リバウンド・1000アシストを達成した(1位はオスカー・ロバートソン)[35]。通算125試合での達成はマジック・ジョンソンより9試合、レブロン・ジェームズより33試合早い記録となった[35]。1月31日、自身初のオールスターゲームにイースタン・カンファレンスのリザーブとして選ばれ[36]、オーストラリア出身の選手では史上初の快挙となった[37]。
2019-20シーズン

シーズン終了後、スティール王に輝き、オールNBAサードチームとNBAオールディフェンシブファーストチームに選ばれた。
2020-21シーズン
2021年2月16日のユタ・ジャズ戦にてキャリアハイの42得点、12リバウンドのダブルダブルを記録したが、チームは123-134で敗北した[38][39]。このシーズンは平均14.3得点、7.2リバウンド、6.9アシストの成績を記録。平均得点は自己ワーストとなったが、3年連続でオールスターに選出され(当日は新型コロナウイルス安全性プロトコルの問題で不出場)、2年連続でオールディフェンシブ1stチームに選出された。一方、入団以来課題とされている3ポイントシュートはこのシーズンもほとんど試投せず、改善が見られなかった。チームはカンファレンス1位でプレーオフに出場し、ワシントン・ウィザーズとの1回戦では第1戦から3連勝しシリーズ突破に王手をかけたが、第4戦でウィザーズはフリースローが苦手なシモンズに意図的にファウルしてフリースローを打たせるハック・ア・シャック戦法を敢行。この試合で11本放ったフリースローを5本しか決められず、チームも敗れる。第5戦で勝利してシリーズ突破を決めたものの、続くアトランタ・ホークスとのカンファレンス準決勝でもホークスから同様の戦法を受け、深刻なシュートスランプに陥ってしまう[40]。そして自信を無くしたのかこのシリーズではオフェンス面で積極性を欠き、終盤になるにつれシュートの試投数が減っていった。その後、勝利した方がシリーズ突破となる第7戦では86-88で迎えた第4Qの残り3分31秒の場面にて、ゴール下でノーマークになったにもかかわらず、ダンクをせず横にいたマティス・サイブルへパスし、同点に追い付くチャンスを逃してしまう[41]。このプレーが流れを決定付け、チームは試合に敗れシリーズ敗退。この年のプレーオフでのフリースロー成功率は34.2%と散々な数字であった。この敗退により、前年から囁かれていたトレードの噂が加速。そしてオフの2021年8月31日にGMのエルトン・ブランド、ヘッドコーチのドック・リバースらと面談し、チームに残りたくないことと、トレーニングキャンプにも参加しない意向を伝え、事実上のトレード要求を行った[42][43][リンク切れ]。
2021-22シーズン
トレード要求したものの交渉は難航し、トレードが成立しない場合はシーズン全休も辞さない姿勢だと表明した。これには大学の先輩であるシャキール・オニールも苦言を呈した[44]。その後シクサーズはシモンズの年俸25%分の支払いを拒否し、試合に出場しない場合はシーズンが進むにつれて罰金を課すことを発表[45]。先行きが不透明になっていたが、シーズン開幕前に代理人とシクサーズ側との会談が行われ、チームに再合流した[46]。しかし、開幕直前の10月19日の練習中に守備ドリルへの参加を拒否。激怒したヘッドコーチのリバースにより帰宅させられ、1試合の出場停止処分を受けるなど、改めてシクサーズとシモンズとの確執が浮き彫りになる形となり、これにはジョエル・エンビードも呆れ返るしかなかった[47][48][49]。シモンズとシクサーズの関係は日々悪化の一途を辿っており、同シーズンは開幕から事実上無期限出場停止状態となっている[50] [51]。更に同月12月にはサンアントニオ・スパーズへのトレード加入に前向きな姿勢を見せているとも報じられた[52]。結果的にこのシーズンは76ersでは1試合もプレーしなかった。
ブルックリン・ネッツ
2022年2月10日にジェームズ・ハーデン、ポール・ミルサップとのトレードで、セス・カリー、アンドレ・ドラモンド、2022年1巡目指名権、2027年1巡目指名権と共にブルックリン・ネッツに移籍した[53]。しかし、加入後もコンディション不足で不出場の状態が続き[54]、4月4日にレギュラーシーズンを全休することが発表された[55]。
2022-23シーズン
2023年3月28日に今シーズンを全休することが発表された。[56]
2023-24シーズン
15試合で平均23.9分間出場。平均6.1得点、7.9リバウンド、5.7アシストを記録するも、2月27日を最後に、その後欠場が続いた。3月14日、再び腰の手術を受けたことが発表された。
2024-25シーズン
2025年2月8日にネッツとのバイアウトに合意した[57]。
ロサンゼルス・クリッパーズ
同月10日にロサンゼルス・クリッパーズとの契約に合意した[58]。3日後のユタ・ジャズ戦でクリッパーズデビューを果たし、ベンチ出場ながら12得点、7リバウンド、6アシスト、3スティール、1ブロックを記録し、チームは延長戦の末に120-116で辛勝した[59]。
オーストラリア代表
2013年にユース世代の代表に選出され、2014年FIBAバスケットボール・ワールドカップの大会前キャンプに、当時18歳ながら招集された[60]。なお、2016年のリオデジャネイロオリンピックは、「NBAのルーキーシーズンに備えたい」という理由で、辞退を表明している[61]。
プレースタイル
PGとしては非常にサイズに恵まれており、その体格を生かしたペイント内でのシュートやディフェンス[要出典]、リバウンド能力の高さなどが彼のプレーの特徴である。
また、ポイントガード本来の能力に関しても平均アシスト数が8前後とNBAにおいてもリーグトップ10に入っていることから、トリプル・ダブルも量産しており、2025年時点で33回のトリプルダブルを記録している。FG成功率も55.8%と非常に高いが、ほとんどが至近距離からの得点であり、FT成功率は59. 2%と壊滅的な数字を残している。このように得意なエリアがはっきりしているため、ペリメーターからのジャンプシュートや3ポイントシュートはほとんど試投せず、キャリア通算で決めた3ポイントシュートは2025年末時点で5本(試投数も36本)のみである[62]。毎年オフシーズンになるとSNS上では練習で難なく3ポイントシュートを決めている動画を投稿するものの、シーズンが始まると全く試投しなくなるため、謎を深めている[63]。
1年目こそ全休でNBAデビューが遅れたものの、その万能性を活かして3年目となる2018-19シーズンから3年連続オールスターに選ばれるなど76ersの主力として活躍していたが、2021年のプレーオフで深刻なシュートスランプに陥って以降、メンタルヘルスを発症してシュートの試投数が激減し、得点能力が大幅に低下した[64]。