マイカ・パーソンズ
アメリカンフットボール選手、ラインバッカー (1999-)
From Wikipedia, the free encyclopedia
マイカ・アーロン・パーソンズ(Micah Aaron Parsons, 1999年5月26日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ハリスバーグ出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLのグリーンベイ・パッカーズに所属している。ポジションはディフェンシブエンド。
| Micah Parsons | |||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
グリーンベイ・パッカーズでのパーソンズ (2025年) | |||||||||||||||
| グリーンベイ・パッカーズ #1 | |||||||||||||||
| ポジション | ディフェンシブエンド | ||||||||||||||
| 生年月日 | 1999年5月26日(27歳) | ||||||||||||||
| 出身地 |
ペンシルベニア州ハリスバーグ | ||||||||||||||
| 身長: | 6' 3" =約190.5cm | ||||||||||||||
| 体重: | 245 lb =約111.1kg | ||||||||||||||
| 経歴 | |||||||||||||||
| 高校 | ハリスバーグ高等学校 | ||||||||||||||
| 大学 | ペンシルベニア州立大学 | ||||||||||||||
| NFLドラフト | 2021年 / 1巡目全体12位 | ||||||||||||||
| 所属歴 | |||||||||||||||
| |||||||||||||||
| 受賞歴・記録 | |||||||||||||||
| |||||||||||||||
| NFL 通算成績 (2025年終了時点) | |||||||||||||||
| |||||||||||||||
| Player stats at PFR | |||||||||||||||
経歴
ハイスクール
高校時代はディフェンシブエンドとランニングバックを兼任。1年目のシーズンから121タックル、18.5サックという圧倒的な成績を記録した。
4年目のシーズンはランニングバックとして1,239ランヤード、27のラッシングTD、ディフェンシブエンドとして55タックル、10.5サックを記録。
これらの活躍から、世代トップクラスの選手としてESPNなどの主要サイトから5つ星評価を受け、ネブラスカ大学、ジョージア大学、オクラホマ大学、オハイオ州立大学、アラバマ大学、ペンシルベニア州立大学など、多くの強豪大学からオファーを受けた[1]。2017年12月20日に、オハイオ州立大学のアナリストがパーソンズとツーショット写真を撮影していたことが発覚。NCAAのリクルートの規定として、高校生と元学生アスリートのメディア関係者による接触は禁じられているため、オハイオ州立大学は規則違反としてパーソンズへオファーが出せなくなった[2]。
ペンシルベニア州立大学は、パーソンズの高校1年目のシーズン最初の4試合が終了した時点で既にオファーを出していた。パーソンズは2016年春にコミットし、一度は撤回したものの、2017年12月20日に再びコミットし、同大学への進学が決定した[3]。大学での試合に向けた準備を進めるため、高校を7ヶ月早く卒業した。
| 氏名 | 出身 | 高校 / 大学 | 身長 | 体重 | 40‡ | コミット日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| マイカ・パーソンズ DE, LB |
ハリスバーグ | ハリスバーグ高等学校 | 6 ft 3 in (1.91 m) | 235 lb (107 kg) | 4.66 | 2017年12月20日 |
| リクルート スターレーティング: Scout: N/A Rivals: | ||||||
| 全リクルート順位: | ||||||
出典:
| ||||||
カレッジ

(2019年)
ペンシルベニア州立大学に進学後、ヘッドコーチの方針により高校時代にプレーしていたディフェンシブエンドではなく、ミドルラインバッカーに転向した[4]。
1年目の2018年シーズンは13試合に出場。先発したのは1試合のみだったが、82タックル(チーム最多)、1.5サックを記録した。ケンタッキー大学とのシトラスボウルでは14タックル、1サックを記録した。
2019年シーズンは109タックル、5サックを記録し、コンセンサスオールアメリカンに選出された[5]。メンフィス大学とのコットンボウルでは14タックル、2サックを記録し、守備部門のMVPを受賞した[6]。
2020年シーズンは新型コロナウイルス感染を避けるため、試合に出場しなかった[7]。シーズン終了後、2021年のNFLドラフトへアーリーエントリーした。
個人成績
ダラス・カウボーイズ
2021年のNFLドラフト全体12位でダラス・カウボーイズから指名され、2021年6月9日に4年総額1,700万ドルのルーキー契約を結んだ[10][11]。
2021年シーズン
チームでディフェンシブエンドを務めていたデマーカス・ローレンスが第2週前の練習中に足を骨折したため、代役としてディフェンシブエンドにコンバートされた。第8週のミネソタ・バイキングス戦では11タックルを記録し、NFCの週間最優秀守備選手に選出された[12]。また、第9週から14週にかけて6試合連続でサックを記録。デビューから13試合で12サックを記録し、これはジュリアス・ペッパーズ(13)、レジー・ホワイト(13)、レスリー・オニール(12.5)に次ぐ歴代4番目の多さだった。このシーズンは最終的に84タックル、13サックを記録してプロボウル、オールプロファーストチームに選出され、NFL新人最優秀守備選手賞を受賞した[13][14]。
2022年シーズン
全17試合に先発出場出場し、65タックル、チームトップの13.5サックを記録した。2年連続してプロボウル、オールプロファーストチームに選出され[15]、NFL最優秀守備選手賞の投票ではニック・ボーサに次いで2位となった[16]。
2023年シーズン
このシーズンも全17試合に出場し、64タックル、キャリアハイの14サックを記録した。最初の3シーズンで40サックを記録したのは史上5人目のことだった[17]。最優秀守備選手賞の投票では3位となった[18]。
2024年シーズン
2024年4月24日、チームから5年目の契約オプションを行使された[19]。
第4週のニューヨーク・ジャイアンツ戦で左足首を負傷し、その後の4試合を欠場した[20]。カウボーイズでは4人目となる、プロ入りから4年連続してプロボウルに選出された選手となった[21]。
契約延長交渉がまとまらず、2025年8月1日に自身のX(旧Twitter)にてトレードを要求した[22]。また、背中の痛みを理由にプレシーズンゲームには出場しなかった[23]。
グリーンベイ・パッカーズ
2025年シーズン
2025年8月28日にケニー・クラーク、2つのドラフト1巡目指名権とのトレードでグリーンベイ・パッカーズへ移籍した[24]。同時にパッカーズと4年総額1億8,800万ドルの契約延長に合意し、QB以外ではNFL史上最高額となった[25]。カウボーイズで着用していた背番号11はジェイデン・リードが着けていたため、背番号は1と発表された。パッカーズの選手が1番を着用するのはカーリー・ランボー以来およそ1世期ぶりとなった[26]。
第15週のデンバー・ブロンコス戦で前十字靭帯断裂の大怪我を負い[27] 、プレーオフを含む残り試合の欠場を余儀なくされたが、負傷するまでの14試合で12.5サックを記録しており、5年連続のプロボウル、3年ぶりのオールプロファーストチームに選出された[28][29]。プロボウルで実際にプレーすることはなかったが、カートに乗りながらフィールドに登場した[30]。
人物
ペンシルベニア州ハリスバーグ出身であり、ハリスバーグ近郊の大都市であるペンシルベニア州フィラデルフィアを拠点とするMLBのフィラデルフィア・フィリーズのファン。フィリーズの本拠地シチズンズ・バンク・パークで行なわれた2022年のワールドシリーズ第3戦を観戦した[31]。
独学でチェスを学んでおり、フットボールの試合に役立てている[32][33][34]。Chess.comが主催したNFL選手による早指しチェスのトーナメントに出場したこともある。
2022年12月8日にアメリカ連邦政府がロシアで収監されていたWNBAバスケットボール選手ブリトニー・グライナーが身柄交換で釈放されることを発表した[35]。これに対し、パーソンズはこの身柄交換に同じくロシアで拘束されている元アメリカ海兵隊のポール・ウェランの釈放の保証が含まれていないことへの落胆を表し、「待て、そうじゃないだろ。海兵隊員は置き去りか?ありえない。」とツイートした[35]。その後、パーソンズはこのツイートを削除して謝罪した[35]。
NFLのアジアツアーの一貫で2024年にC・J・ストラウドとともに来日した際に荒汐部屋を訪れ幕下の丹治純と相撲を取る映像が話題となった[36]。
詳細情報
年度別成績
レギュラーシーズン
- 2025年度シーズン終了時
- 太字は自身最高記録
ポストシーズン
- 2025年度シーズン終了時
カウボーイズ記録
- ルーキーのシーズン最多サック:13.0(2021)