坂上駅
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岐阜県北部の山間部にあり、2004年に成立した飛騨市宮川地区に位置する。この宮川地区は飛騨市成立前は吉城郡宮川村で、当時役場等があり村中心部であった場所に当駅がある[2]。駅名は旧宮川村の前身の1つ坂上村に由来する説もあるが、明確では無い[4]。
開設は1933年(昭和8年)である。当時は鉄道省飛越線という路線の終着駅であったが[5]、その翌年に高山本線の中間駅に変更された[5]。国鉄分割民営化ではJR東海に継承され[6]、現在に至っている。
2004年(平成16年)10月に当駅を含む区間が不通となる前は、一部特急「ひだ」が臨時停車していた。2007年(平成19年)9月の復旧以降は停車していない[7]。
歴史
高山本線は、岐阜駅側から「高山線」として、富山駅側から「飛越線」としてそれぞれ建設された経緯がある[5]。当駅は、このうち飛越線が杉原駅から先に延伸した際、その新たな終着駅として開設した。その翌年の1934年(昭和9年)10月25日には、飛驒小坂駅から高山駅を経由し当駅に至る区間が開業し、高山線と飛越線が一体となり「高山本線」となっている[5]。
年表
- 1933年(昭和8年)11月12日:鉄道省飛越線(現・高山本線)の終着駅として開設[2]。旅客・貨物取扱開始[8]。
- 1969年(昭和44年)8月1日:貨物取扱廃止[8]。
- 1972年(昭和47年)11月1日:業務委託駅化[9]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[8]。
- 1985年(昭和60年)4月1日:無人駅化[2][10][11]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる[8]。
- 1996年(平成8年)11月:駅舎改築[3]。
- 2002年(平成14年):第4回「中部の駅百選」に選定。
- 2004年(平成16年)10月22日:台風23号災害に伴い、飛驒古川駅 - 当駅 - 猪谷駅間が不通となる。
- 2007年(平成19年)9月8日:角川駅 - 当駅 - 猪谷駅間の復旧により全区間復旧、営業再開。
- 2018年(平成30年)
駅構造
ホーム・駅構内
島式・単式ホーム2面3線を有する地上駅で、高山駅の被管理駅。[2]。片側(南側)のみに線路が接する単式ホームが北側に、南北両側に線路が接する島式ホームが南側にある[2]。北側から順に1 - 3番線とされている。1番線は下り列車、2・3番線は上り列車が使用する。
のりば
| 番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
|---|---|---|---|
| 1 | CG 高山本線 | 下り | 富山方面[注釈 1] |
| 2・3 | 上り | 高山・下呂方面[注釈 1] |
- ホーム間移動用に、跨線橋が設置されている。
- 停車する列車は、高山方面と猪谷駅を結ぶ普通列車のみで、高山本線で運行される特急「ひだ」は通過している。普通列車は、上下共に1 - 3時間に1本程度の本数で発着する。また、夜に運行される高山発下り最終列車は、当駅止まりである。
駅舎
駅舎は構内北側単式ホーム(1番線)側にあり、山小屋風の鉄骨造2階建て[3]。漫画による村おこしを狙って旧宮川村が設置した「遊ingギャラリー」(ベルギーの絵本の図書館)が併設されている[2][3]。ただし駅員無配置駅(無人駅)であり[18]、乗車券の販売などは行われていない。
