目隠し鬼 (フラゴナール、1775年-1780年)
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| フランス語: Le collin maillard 英語: Blind-Man’s Buff | |
| 作者 | ジャン・オノレ・フラゴナール |
|---|---|
| 製作年 | 1775-1780年ごろ |
| 素材 | キャンバス上に油彩 |
| 寸法 | 62.5 cm × 45.1 cm (24.6 in × 17.8 in) |
| 所蔵 | ティムケン美術館、サン・ディエゴ |
『目隠し鬼』(めかくしおに、仏: Le collin maillard、英: Blind-Man’s Buff)は、18世紀フランス・ロココ期の巨匠ジャン・オノレ・フラゴナールがキャンバス上に油彩で制作した絵画である。画家の2度目のイタリア滞在 (1773-1774年) 後の1775-1780年ごろに描かれた。現在、サン・ディエゴのティムケン美術館に所蔵されている[1][2]。

19世紀にロココ絵画を再評価した文学者ゴンクール兄弟は、「悦楽 (プレジール) という言葉は18世紀のための言葉である。この世紀の秘密とその魂はこの言葉に尽きる。18世紀は悦楽によって呼吸し、養われ、生命を与えられた」と述べている[3]。
フラゴナールは、師のフランソワ・ブーシェが展開した華麗なロココ絵画の精神を受け継ぎながら、18世紀の後半にもっと自由で、のびやかな絵画の世界を切り開いた画家である[4]。
本作では、良い身なりをした男性、女性、子供たちがピクチャレスクな植物の茂った、当時の貴族階級に人気のあった類の公園で目隠し鬼の遊びをしている。目隠し鬼や類似した遊びはフラゴナールのお気に入りのものであり、彼はそうした遊びを求愛の象徴として見なしたのかもしれない[1]。
なお、18世紀に制作された本作と別の『目隠し鬼』 (トレド美術館、米国オハイオ州) にもとづいて制作されたエングレービングによれば、両作品とも本来は上部が今より30センチほど高かったようである。