稲毛駅
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千葉市都市計画マスタープランによる重要地域拠点(副都心機能)を有する稲毛区の中心駅である。横須賀・総武快速線(総武線快速)、中央・総武緩行線(総武線各駅停車)の2路線が乗り入れている。近傍には京成電鉄の京成稲毛駅が位置している[注釈 1]。
明治初期には文人墨客に愛された別荘地・保養地として、また昭和初期には軍郷として古くから栄えた街である[4]。京成電鉄の京成稲毛駅方面に向かうと商店街が広がり、稲毛浅間神社の門前町が広がる。
駅周辺には千葉ステーションビルの駅ビルであるペリエ稲毛(Perie)や総合スーパーのイオン稲毛店のほか、居酒屋、レストランなどの飲食店、アミューズメント施設などが点在している。また、プラウドタワー稲毛、アイプレイス稲毛、ウェリス稲毛などの大規模マンションが多く、人口密度が高い住宅街となっている。
明治時代頃には国道14号付近に海岸線があり、海水浴や潮干狩りの客で賑わうリゾート地であった。1888年(明治21年)、県内初の海水浴場が開かれ、同年、医学士の濱野昇により「稲毛海気療養所」(後の海気館)が設立。多くの文人墨客が小説執筆や静養のため訪れていた[4]。また、神谷傳兵衛や愛新覚羅溥傑ゆかりの地でもあり、国登録有形文化財の神谷傳兵衛の別荘「旧神谷伝兵衛稲毛別荘[5]」や溥傑夫妻が新婚生活を送った和風別荘建築「千葉市ゆかりの家・いなげ[6]」が保存されている。
乗り入れ路線
当駅に乗り入れている路線は線路名称上の総武本線であり、運行系統としては快速線を走る横須賀・総武快速線(総武線快速)、および緩行線を走る中央・総武緩行線(総武線各駅停車)の2系統が停車する。
横須賀・総武快速線(総武線快速):快速線を走行する総武本線の近距離電車。 - 駅番号「JO 27」
中央・総武緩行線(総武線各駅停車):緩行線を走行する総武本線の近距離電車。 - 駅番号「JB 37」
この他に京成稲毛駅から徒歩で約8分の場所に位置している[注釈 1]。
なお、千葉市は過去に千葉都市モノレールを穴川駅から延伸させ、稲毛海岸駅に至る路線を計画しており、その際に中間駅として、当駅に乗り入れる計画が構想されていた[7]。しかし、費用対効果が低いとして、2019年9月にこの計画は中止となった[8]。
歴史
- 1899年(明治32年)9月13日:総武鉄道幕張 - 千葉間に開業[1]。旅客・貨物の取り扱いを開始。
- 1907年(明治40年)9月1日:鉄道国有法により買収され、帝国鉄道庁の駅となる[1]。
- 1960年(昭和35年)10月1日:稲毛駅東口開設[1]促進会の働き掛けにより東口完成。
- 1978年(昭和53年)3月31日:貨物扱いを廃止[1]。
- 1981年(昭和56年)
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱いを廃止[10]。
- 1986年(昭和61年)3月20日:国鉄がみどりの窓口を開設[11]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[12]。
- 1993年(平成5年)6月19日:自動改札機を設置し、供用開始[13]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2003年(平成15年)9月3日:「めり~な稲毛」が全面改装されて「ペリエ稲毛」に店名変更される[14][15]。
- 2006年(平成18年)3月:エスカレーター・エレベーターを設置。
- 2013年(平成25年)11月22日:駅ナカ商業施設「ペリエ稲毛」の食品館(フードスクエア)がリニューアル[16]。
- 2014年(平成26年)4月25日:駅ナカ商業施設「ペリエ稲毛」のコムスクエアがリニューアル[17]。
- 2018年(平成30年)3月31日:この日をもってびゅうプラザが営業を終了[18]。
- 2022年(令和4年)
- 2025年(令和7年)6月21日:1・2番線(総武線各駅停車)ホームでスマートホームドアの使用を開始[21]。
駅構造
島式ホーム2面4線を有する高架駅である[1]。Suica対応自動改札機、指定席券売機、話せる指定席券売機[2][3]が設置されている。また、千葉統括センター所属の直営駅(管理駅)として新検見川駅を管理している。
同線は千葉駅 - 幕張車両センター間の回送線も兼ねており、房総地区のみで運用される209系2000番台・2100番台やE131系の回送列車が当駅を頻繁に通過する。
のりば
| 番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
|---|---|---|---|
| 1 | 西行 | 秋葉原・新宿方面 | |
| 2 | 東行 | 千葉方面 | |
| 3 | 上り | 津田沼・東京方面 | |
| 4 | 下り | 千葉方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 中央改札(2019年12月)
- ペリエ稲毛改札(2019年12月)
- コンコース(2019年12月)
- 1・2番線(各駅停車)ホーム(2024年5月)
- 3・4番線(快速)ホーム(2024年5月)
利用状況
駅周辺
千葉市の条例により、当駅周辺の多くが路上喫煙禁止区域になっている。
駅舎内の施設(駅ナカ・駅ビル)
駅ナカ商業施設として「ペリエ稲毛」があり[注釈 2]、専用の改札口が併設されている。
専用の改札口側にコムスクエア1、コムスクエア2(生活利便館)、中央改札口側の駅コンコース向かいにフードスクエア(食品館)が隣接している[22]。
- ペリエ稲毛
- VIEW ALTTE
- 指定席券売機
- 話せる指定席券売機[3]
東口

- イオン 稲毛店[1]
- みずほ銀行 稲毛支店
- 京葉銀行 稲毛支店
- 千葉興業銀行 稲毛支店
- 稲毛区役所[1]
- 稲毛図書館
- 千葉市立小中台小学校
- 千葉市立千葉高等学校
- 千葉県立京葉工業高等学校
- 千葉県立千葉女子高等学校
- 敬愛学園高等学校[1]
- 敬愛大学[1]
- 放射線医学総合研究所[1]
- 茗溪塾稲毛教室
西口
バス路線
東口
穴川十字路・スポーツセンター方面(京成バス、京成バス千葉イースト)や、スカイタウン・平和交通本社・にれの木台方面(平和交通)へのバスが発着している。また、京成バス千葉イーストと東京空港交通の共同運行便である羽田空港 - 稲毛駅・四街道地区の空港リムジンバスと京成バスと京成バス千葉イーストが運行する成田空港 - 稲毛駅・千葉みなと駅の空港リムジンバス(千葉成田線)も発着する。
| 乗り場 | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | 京成バス | 稲01:草野車庫 稲02:こてはし団地 稲06:いきいきプラザ |
平日1本のみ |
| 2 | 稲31:山王町 / 長沼原町 稲32:千葉センター(ポリテクセンター千葉) 稲33:ザ・クイーンズガーデン稲毛 稲41:さつきが丘団地 |
「稲31」の長沼原町行は平日深夜のみ 「稲32」は平日3本のみ | |
| 3 | 稲11:京成団地 稲13:草野車庫 |
||
| 4 | 稲12・稲22:草野車庫 稲21:ファミールハイツ折返場 |
||
| 5 | 稲34急行:ザ・クイーンズガーデン稲毛 | 平日朝のみ | |
| 京成バス千葉イースト | 稲西01:西千葉駅 稲103:天台駅 |
||
| 京成バス千葉イースト 東京空港交通 |
高速バス:羽田空港 | ||
| 京成バス 京成バス千葉イースト |
高速バス:成田空港 | ||
| 6 | 平和交通 | にれの木台中央 | |
| 7 | 平和交通本社 | ||
| 8 | イオン稲毛店 海浜幕張駅 |
イオン稲毛店行は平日のみ |
西口
美浜区各方面へのバス(京成バス千葉セントラル、あすか交通、京成バス千葉イースト)が発着している。
| 乗り場 | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | 京成バス千葉セントラル | アクアリンクちば 磯辺高校 稲毛海岸駅 海浜公園入口 海浜病院 |
磯辺高校行は平日朝のみ 海浜病院行は平日1本のみ |
| 2 | 海浜公園プール 高浜車庫 |
||
| 3 | 稲毛海岸駅 | ||
| 4 | あすか交通 | 稲毛駅(幸町団地循環) 幸町16街区 |
幸町団地循環は平日朝のみ急行便も運行 |
| 京成バス千葉イースト | 稲61:千葉駅西口 稲62:ガーデンタウン 稲65:幸町中央 稲66:稲毛駅(幸町団地循環) |
「稲62」は平日のみ 「稲63」は平日朝のみ 「稲64」は平日夜のみ | |
| 5 | 京成バス千葉セントラル | 稲毛海岸駅 海浜幕張駅 ZOZOマリンスタジアム |
稲毛海岸駅行は平日2本のみ 海浜幕張駅行のうち、千葉西警察署経由便は1日1本のみ、検見川浜駅経由便は平日のみ |
| 京成バス千葉セントラル | 稲53・稲57:稲毛海岸駅 稲55・稲59:ルネグランマークス |
「稲55」は夜のみ 「稲59」は1日1本のみ | |
| 京成バス千葉セントラル 京成バス千葉イースト |
稲81[注釈 3]:アクアリンクちば 稲91[注釈 3]:幕張豊砂駅(イオンモール幕張新都心) 海浜幕張駅 |
「稲81」は平日朝のみ |

