馬橋駅

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馬橋駅
西口 駅ビル「馬橋ステーションモール」
(2024年7月)
まばし
Mabashi
所在地 千葉県松戸市馬橋
所属事業者
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東口(2023年7月)

馬橋駅(まばしえき)は、千葉県松戸市馬橋にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・流鉄である。

流鉄(左)とJRの駅ホーム(2021年12月)

当駅は東日本旅客鉄道(JR東日本)の常磐線を走行する常磐緩行線武蔵野線(馬橋支線)、流鉄流鉄流山線の2社3路線が乗り入れ、接続駅となっている。ただし武蔵野線(馬橋支線)にはホームが無いため、旅客の乗降は不可能である。

駅開業時の地平駅舎は東側(現在の保守車両留置線付近)にあり、現在の東口側は駅開業以来の古い商店街が存在していたが、現在はほとんどの店が閉店している。間宿があった旧水戸街道にもほど近い市街地である。対照的に駅西側は西口出口開設後の住宅街である。当駅は複々線の建設時、総武流山電鉄(現・流鉄)が乗り入れ、なおかつ前述の武蔵野貨物線の用地も必要なため、常磐緩行線のホームは東側に新設された。(現在の流鉄のホームは複々線化の前は常磐線下りホーム(現1番線)と総武流山電鉄(現2番線))の共用ホームであった(上野側は解体)。その影響で東口の駅前広場は他の駅の駅前広場に比べて狭く、バス停は後述の万満寺の入口先の県道上に設置しざるを得なかった。(北小金駅東口に乗り入れる北小金線(廃止)は駅前に乗り入れていたが、構内が狭いため専門の誘導員の合図でバックして乗り場につけていた(駅前広場改良後を見越して常盤平駅北口行のバス1本だけ駅前バス停発着を実施していたが、案内員の退職とともに廃止)

西口側は、近年まで新坂川を渡る歩道橋にのみつながっていたが、流鉄駅と新坂川との間に馬橋ステーションビルが建設され、ビル付属の階段およびエレベーターを用いると、新坂川の東側に出ることが可能になった、新坂川向こうに噴水のある西口広場や駅前駐輪場がある。東口および西口の徒歩10分以内は概ね住宅地であり、商店スーパーマーケットなどが点在する。また1990年代より中層のマンションが目立つようになった。

駅北東には臨済宗大徳寺派寺院万満寺」があり、鎌倉時代作の金剛力士像は旧国宝・現重要文化財に登録され「仁王さまの股くぐり」で知られる。駅南西には、北松戸工業団地の北端部がある。

首都圏で終夜運転が実施される大みそかから元日にかけては、一筆書きルート最長となる「北小金―馬橋間」を乗り通すことが可能となることから、元日の夕方の有人改札は鉄道ファンでごった返す。

2011年5月6日、西口に建設された駅ビル「馬橋ステーションモール」が開業した[1]

乗り入れ路線

  • 東日本旅客鉄道
    • 常磐線(JL 常磐緩行線) 快速・特別快速・特急等は通過
  • 日本貨物鉄道(第二種鉄道事業者)
    • 武蔵野線(馬橋支線)
  • 流鉄
    • RN 流山線

歴史

地名の由来である「馬橋」

駅構造

饋電線の接続

流鉄はかつて日本国有鉄道(国鉄)及びJR東日本から買電していた経緯から、JRの架線き電接続されており、現在でも流鉄の変電所が機能しなくなった時の非常用として使われている。

貨物取扱

臨時車扱貨物を取り扱っており、流鉄の新車を搬入するために使われる。このため、日暮里方で流鉄線とJR常磐線快速下り線の線路が接続されている。次の順番に繰り返し転線、方向転換する形で入換を行う。

  • JR武蔵野線馬橋支線 - JR常磐快速線下り線 - 流山線引上線 - 流山線1番線

現在のJR常磐線の複々線化までは、貨物の取り扱いが行われていた。

利用状況

  • JR東日本 - 2024年度(令和6年度)の1日平均乗車人員23,552人である[JR 1]
    近年は減少傾向にあり、現在は松戸市内の常磐線の駅の中では松戸駅新松戸駅に次いで3番目である。単独駅の北小金駅とは年によっては抜かれる場合もある。
  • 流鉄 - 2019年度(令和元年度)の1日平均乗車人員は1,500人である。
    流鉄6駅の中では幸谷駅に次いで2番目に利用者が多い駅である。

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 JR東日本 総武流山電鉄
/ 流鉄
出典
1990年(平成2年) 28,363 3,882 [* 1]
1991年(平成3年) 28,656 3,877 [* 2]
1992年(平成4年) 29,193 3,879 [* 3]
1993年(平成5年) 29,364 3,942 [* 4]
1994年(平成6年) 28,892 3,773 [* 5]
1995年(平成7年) 28,723 3,601 [* 6]
1996年(平成8年) 28,546 3,530 [* 7]
1997年(平成9年) 28,182 3,468 [* 8]
1998年(平成10年) 27,730 3,411 [* 9]
1999年(平成11年) 27,434 3,277 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 2]27,363 3,146 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 3]27,310 3,141 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 4]27,004 3,059 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 5]26,907 3,018 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 6]26,692 2,892 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 7]25,946 2,274 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 8]25,078 1,781 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 9]24,934 1,669 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 10]24,929 1,626 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 11]24,533 1,553 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 12]24,387 1,492 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 13]24,325 1,448 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 14]24,256 1,456 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 15]24,604 1,467 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 16]24,350 1,407 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 17]24,981 1,451 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 18]25,246 1,449 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 19]25,603 1,490 [* 28]
2018年(平成30年) [JR 20]25,780 1,525 [* 29]
2019年(令和元年) [JR 21]25,675 1,500 [* 30]
2020年(令和2年) [JR 22]20,210
2021年(令和3年) [JR 23]20,900
2022年(令和4年) [JR 24]22,116
2023年(令和5年) [JR 25]23,022
2024年(令和6年) [JR 1]23,552

駅周辺

東口

西口

バス路線

駅東口側は駅出口から少し離れている場所にバス乗り場がある。バス路線は南北方向の鉄道線に対して東西方向に伸びており、松戸市八ヶ崎・西馬橋・旭町・栄町西などからの連絡を担う。

東口(馬橋駅入口停留所)

京成バス千葉ウエストと松戸市ゆめいろバスの路線バスが発着する。駅東口構内(駅前広場)には乗り入れず、萬満寺の門前町にルーツを持つ馬橋市街地の一角にある転向場内に停留所がある。駅出口から370m(徒歩5分)も離れているが、トイレやベンチ、雨除け、テレビ付きの乗務員休憩室などを揃えており、かつての萬満寺脇の道路上に存在した頃に比べバス待ちの快適性を向上させ、経路短縮も図っている[11]。ただし、松戸市ゆめいろバスは駅に近い「馬橋東口商店街」停留所にも停車する。

京成バス千葉ウエスト
松戸市ゆめいろバス(中和倉コース)[12]

西口(馬橋駅西口停留所)

京成バス・京成バス千葉ウエストの路線バスが発着する。西口とつながる歩道橋の出入口前にある広場内に乗り場がある。改札口から徒歩1分程度。

京成バス
京成バス千葉ウエスト

廃止された系統

新京成バスが4方面乗り入れていたが、1970年代以降、交通事情や周辺環境の変化により廃止されたり他路線への振替がなされている。

  • 松戸新京成バス・新京成電鉄
    • 小金原線馬橋系統 貝の花方面行
    • 幸谷線 北小金駅
    • 六和支線
  • 京成電鉄
  • 東武鉄道
    • 松戸線

並行区間など

当駅から新松戸駅(幸谷駅)までJR常磐線と流山線はほぼ並行する。同駅までの運賃は1997年3月31日までは普通旅客運賃が両者同額であった。その後3度の消費税率引き上げにより、JR線は引き上げ分とバリアフリー代の分が転嫁されて現在は「150円(ICカードは146円)」になる。また流山線については2019年10月1日に「120円から130円」に値上げ、その後2024年4月1日に再度値上げを実施し、現在の初乗りは「130円から140円」へ変更となる。[注 2]

ただし、流山線は定期券ではJRより高くなる上、列車本数も日中毎時3本(20分間隔)に対し、JRは6本(10分間隔)と2倍の差をつけられており、この影響からかこの区間相互間の流山線利用は極めて少ない。

当駅から南流山駅へ向かうJR馬橋支線は全線「複線」扱いである。一部、単線のように見える部分があるが、その部分は当駅構内として扱われる。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JL 常磐線(各駅停車)
北松戸駅 (JL 23) - 馬橋駅 (JL 24) - 新松戸駅 (JL 25)
武蔵野線貨物支線(馬橋支線)
南流山駅 - 馬橋駅
流鉄
RN 流山線
馬橋駅(RN1) - 幸谷駅(RN2)

脚注

関連項目

外部リンク

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