2000年のワールドシリーズ
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| 2000年のワールドシリーズ | |||||||
| ニューヨーク州ニューヨーク市における両球団本拠地球場の位置と、地下鉄の路線網 | |||||||
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| シリーズ情報 | |||||||
| 試合日程 | 10月21日–26日 | ||||||
| 観客動員 | 5試合合計:27万7853人 1試合平均:5万5571人 | ||||||
| MVP | デレク・ジーター(NYY) | ||||||
| ALCS | NYY 4–2 SEA | ||||||
| NLCS | NYM 4–1 STL | ||||||
| 殿堂表彰者 | ジョー・トーリ(NYY監督) デレク・ジーター(NYY内野手) マリアノ・リベラ(NYY投手) マイク・ピアッツァ(NYM捕手) | ||||||
| チーム情報 | |||||||
| ニューヨーク・ヤンキース(NYY) | |||||||
| シリーズ出場 | 3年連続37回目 | ||||||
| GM | ブライアン・キャッシュマン | ||||||
| 監督 | ジョー・トーリ | ||||||
| シーズン成績 | 87勝74敗・勝率.540 AL東地区優勝 | ||||||
| 分配金 | 選手1人あたり29万4783.41ドル[1] | ||||||
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| ニューヨーク・メッツ(NYM) | |||||||
| シリーズ出場 | 14年ぶり4回目 | ||||||
| GM | スティーブ・フィリップス | ||||||
| 監督 | ボビー・バレンタイン | ||||||
| シーズン成績 | 94勝68敗・勝率.580 NL東地区2位=ワイルドカード | ||||||
| 分配金 | 選手1人あたり23万8653.80ドル[1] | ||||||
| 全米テレビ中継 | |||||||
| 放送局 | FOX | ||||||
| 実況 | ジョー・バック | ||||||
| 解説 | ティム・マッカーバー ボブ・ブレンリー | ||||||
| 平均視聴率 | 12.4%(前年比3.6ポイント下降)[2] | ||||||
ワールドシリーズ
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2000年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)優勝決定戦の第96回ワールドシリーズ(英語: 96th World Series)は、10月21日から26日にかけて計5試合が開催された。その結果、ニューヨーク・ヤンキース(アメリカンリーグ)がニューヨーク・メッツ(ナショナルリーグ)を4勝1敗で下し、3年連続26回目の優勝を果たした。
ニューヨーク州ニューヨーク市を本拠地とする球団どうしの対戦は、お互いの本拠地球場をニューヨーク市地下鉄(英語: New York City Subway)で行き来できることから "サブウェイ・シリーズ"(英語: Subway Series)と呼ばれている。ワールドシリーズにおいてサブウェイ・シリーズが実現するのは、ヤンキースとブルックリン・ドジャースが対戦した1956年以来44年ぶりであり[3]、ヤンキースとメッツの顔合わせでは初めてである。ヤンキースは初戦から2連勝のあと第3戦に敗れ、1996年第3戦から続けていた連勝記録を歴代最長の14試合で止められたものの、続く第4戦と第5戦を制して優勝した[4]。また、シリーズ3連覇は1936年〜1939年および1949年〜1953年のヤンキースと、1972年〜1974年のオークランド・アスレチックスに次ぎ、史上4例目である[5]。シリーズMVPには、連勝記録を止められた翌日の第4戦で初回表に初球先頭打者本塁打を放つなど、5試合で打率.409・2本塁打・2打点・OPS 1.344という成績を残したヤンキースのデレク・ジーターが選出された。
1997年から始まったレギュラーシーズン中のインターリーグでは、4年間で計18試合が組まれており、ヤンキースが11勝7敗で勝ち越している[6]。この年は6月9日からの2日間で2試合と、7月7日からの3日間で4試合の計6試合が行われ[注 1]、ヤンキースが4勝2敗で勝ち越した。
メッツのマイク・ピアッツァは1998年5月にフロリダ・マーリンズから、ヤンキースのロジャー・クレメンスは1999年2月にトロント・ブルージェイズから、それぞれトレードで加入した。1999年以降のサブウェイ・シリーズにおいて、ピアッツァはクレメンスとの対戦を得意としており、1999年6月6日に2点本塁打→同年7月9日に3点本塁打→2000年6月9日に満塁本塁打、と3対戦試合連続で本塁打を放っていた[7]。すると2000年7月8日、4度目の対戦試合でクレメンスは、ピアッツァの第1打席に頭部死球をぶつけた。クレメンスは過去にも故意に死球を与えたことがあるため、今回の頭部死球も狙ってやった "ビーンボール" ではないか、という疑いが浮上した[8]。クレメンスは「必要に応じて内角を突くつもりではいたけど、頭にぶつかるのは望んでいなかった」と否定したが[9]、ピアッツァは「あいつに敬意があるなんてとてもじゃないが言えない」「あれは明らかにわざとだと思う。内角攻め、あるいは体にぶつけるくらいなら尊重もできるが」と怒りを露わにした[10]。
今シリーズでメッツとヤンキースの対戦が決まると、ヤンキースはクレメンスを第2戦の先発投手にすると決めた。第2戦はヤンキースの本拠地ヤンキー・スタジアムで開催されるため、指名打者制度が採用され、クレメンスが打席に立つことはない。これに対し、メッツのターク・ウェンデルは「なんであいつはシェイ・スタジアムで投げないんだ? 報復死球が怖いのか?」と挑発した[11]。