2025年のワールドシリーズ

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2025年ワールドシリーズ

2026年3月27日、ドジャースの本拠地球場ドジャー・スタジアムチャンピオンリング贈呈式が行われた時の様子
チーム 勝数
ロサンゼルス・ドジャースNL 4
トロント・ブルージェイズAL 3
シリーズ情報
試合日程 10月24日–11月1日
観客動員 7試合合計:33万5764人
1試合平均:04万7966人
MVP 山本由伸(LAD)
責任審判 マーク・ウェグナー(第2戦を除く)、
アラン・ポーター(第2戦のみ)[1]
ALCS TOR 4–3 SEA
NLCS LAD 4–0 MIL
チーム情報
ロサンゼルス・ドジャース(LAD)
シリーズ出場 02年連続23回目
GM ブランドン・ゴームス
監督 デーブ・ロバーツ
シーズン成績 93勝69敗・勝率.574
NL西地区優勝
分配金 選手1人あたり48万4748ドル[2]

トロント・ブルージェイズ(TOR)
シリーズ出場 32年ぶり03回目
GM ロス・アトキンス
監督 ジョン・シュナイダー
シーズン成績 94勝68敗・勝率.580
AL東地区優勝
分配金 選手1人あたり35万4118ドル[2]
全米テレビ中継
放送局 FOX
実況 ジョー・デービス
解説 ジョン・スモルツ
ワールドシリーズ
 < 2024 2026 > 

2025年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)優勝決定戦の第121回ワールドシリーズ英語: 121st World Series)は、10月24日から11月1日にかけて計7試合が開催された。その結果、ロサンゼルス・ドジャースナショナルリーグ)がトロント・ブルージェイズアメリカンリーグ)を4勝3敗で下し、2年連続9回目の優勝を果たした。シリーズ連覇は球団史上初で、MLB全体ではニューヨーク・ヤンキース1998年から2000年にかけて3連覇して以来25年ぶり延べ15球団目[3]

今シリーズは最終第7戦まで決着がつかなかったうえに第3戦と第7戦の2試合が延長戦となり、特に第3戦はイニング数でポストシーズン歴代最長タイの延長18回まで続いた[注 1][4]。その結果、両軍投手陣の投球回数はシリーズ全体で146.0イニングにのぼり、1912年の147.2イニングに次ぐ歴代2位の多さとなった[5]。第7戦ではブルージェイズが1点をリードして9回表の守りを迎え、32年ぶり3回目の優勝まであとアウトふたつに迫った。しかしドジャースはミゲル・ロハスのソロ本塁打で同点に追いつき、その裏途中から救援登板した山本由伸が一死満塁の危機を無失点で凌いで、試合を延長戦へもつれ込ませた。そして11回表にウィル・スミスのソロ本塁打で勝ち越すと、その裏を山本が無失点に封じて逆転優勝を決めた。ワールドシリーズの最終第7戦において、試合が11回以降まで続いたのは1924年1997年に次いで28年ぶり3回目[5]、9回以降の同点本塁打と延長イニングでの本塁打はいずれも史上初だった[6]。山本は前日の第6戦先発登板でも6.0イニング96球を投げていたにもかかわらずの連投で、第6戦と最終第7戦の2試合連続で勝利を挙げたシリーズ史上4人目の投手となるなど[注 2][5]、3試合17.2イニングで3勝0敗・防御率1.02という成績を残してシリーズMVPに選出された。

2022年、MLB機構が金融持株会社キャピタル・ワンと契約を締結し、同社はこの年から5年間ワールドシリーズの冠スポンサーとなった[7]。よって大会名はワールドシリーズ presented by キャピタル・ワン英語: World Series presented by Capital One)となる。また2024年、MLB機構はドイツ作業服製造販売業者エンゲルベルト・シュトラウスドイツ語版とスポンサー契約を締結した。これにより2027年までの契約期間中、選手は今シリーズを含むポストシーズン全試合で同社の広告ロゴ入り打撃用ヘルメットを着用する[8]

両チームの2025年

ドジャースの捕手ウィル・スミス(左。写真は2019年7月31日撮影)と、ブルージェイズの内野手ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア(写真は2020年7月27日撮影)

10月17日にまずナショナルリーグでドジャース(西地区)が、そして20日にはアメリカンリーグでブルージェイズ(東地区)が、それぞれリーグ優勝を決めてワールドシリーズへ駒を進めた。

ドジャースは2024年、3年連続の地区優勝を経て4年ぶりにワールドシリーズ優勝を果たした。年俸総額は既にMLB最高となっていたが[9]、シーズン終了後も連覇を目指してさらなる補強に動き、FAとなった外野手テオスカー・ヘルナンデスらと再契約したほか、新たに先発投手ブレイク・スネルや救援投手タナー・スコットらを獲得した[10]。2025年は開幕8連勝スタートを切り、4月下旬から地区首位に定着してシーズンを進める。7月3日には地区2位サンディエゴ・パドレスとのゲーム差を9.0まで広げ[11]、その10日後には58勝39敗のリーグ最高勝率で前半戦を終えた。ただ8月に入ると、救援投手陣の不振により僅差の試合に敗れることが多くなった[12]。パドレスはこの時期トレード補強で弱点を補ったこともあって調子を上げており、8月15日には順位が逆転した[11]。両球団は同月24日、最後の直接対決を終えたところで同率に並ぶ[13]。そこからの残り31試合でドジャースは再び勝率を上げてパドレスを突き放し、9月25日に地区優勝を決めた[14]。平均得点5.09はリーグ最高・MLB2位、防御率3.95はリーグ8位・MLB16位。93勝69敗という成績は開幕前の期待こそ大きく下回ったが、大谷翔平を中心とする打線がリーグ最多本塁打で得点を重ね、投手陣も先発ローテーションの主力級が欠けがちなところを山本由伸エースとして支えた[12]ワイルドカードシリーズではシンシナティ・レッズを2勝0敗で[15]地区シリーズではフィラデルフィア・フィリーズを3勝1敗で[16]リーグ優勝決定戦ではミルウォーキー・ブルワーズを4勝0敗で[17]、それぞれ下した。

ブルージェイズは2024年を74勝88敗の地区最下位で終え、オフには外野手フアン・ソトや先発投手コービン・バーンズら大物FAの獲得にも失敗した[18]。中心打者ブラディミール・ゲレーロ・ジュニアのFAが1年後に迫り、将来の見通しが不透明だったことが補強にも影響したと考えられるが、チームは2025年シーズン開幕後の4月上旬にゲレーロと14年の契約延長で合意し、彼を核に据えて勝利を目指す姿勢を明確にした[19]。フィールド上では、6月29日からの10連勝で地区首位へ浮上し[20]、前半戦終了時には55勝41敗で2位ニューヨーク・ヤンキースに2.0ゲーム差をつける。投手陣がさほど強力ではない一方で、ボー・ビシェットジョージ・スプリンガーら主力選手の打撃成績が軒並み向上し、躍進の原動力となった[18]。ヤンキースとの首位争いは後半戦ももつれ、9月28日の最終日まで残り4試合の時点で同率に並ぶ。両球団ともにそこから1試合も落とさず94勝68敗としたが、ブルージェイズが両球団間の直接対決13試合で勝ち越していたため、規定により地区優勝となった[21]。平均得点4.93はリーグ2位・MLB4位、防御率4.18はリーグ10位・MLB19位。打撃では三振の少なさを生かしつつスウィングスピードを上げて長打力を強化することに成功し、守備では捕手アレハンドロ・カークや内野手アーニー・クレメントらが優れた実力を発揮して失点を阻止した[22]ワイルドカードシリーズはリーグ最高勝率のため出場を免除され、地区シリーズではヤンキースを3勝1敗で[23]リーグ優勝決定戦ではシアトル・マリナーズを4勝3敗で[24]、それぞれ下した。

ドジャースとブルージェイズにはここ数年、ともに日本人選手の獲得競争に参加し、いずれもドジャースがお目当ての選手を獲得したという因縁がある[25]

  • 2023年シーズン終了後:大谷がロサンゼルス・エンゼルスからFAとなり、両球団を含む多数の球団が獲得に乗り出した。交渉が進むにつれて新契約先の候補は徐々に減っていったが、5球団にまで絞り込まれた段階でも、ドジャースとブルージェイズは古巣エンゼルスなどとともに残っていたとされる[26]。12月8日には「アナハイムトロント行きのプライベートジェットに大谷が搭乗している」「(当時ブルージェイズ在籍の)菊池雄星が大谷歓迎会のため、本拠地球場ロジャーズ・センター近くの寿司店で50席以上を予約した」など、ブルージェイズファンの期待を煽る怪情報がSNS上を飛び交った[27]。ただこれらは事実ではなく[注 3]、翌9日に大谷はInstagramでドジャースとの契約合意を発表した[26]
  • 2024年シーズン終了後:日本プロ野球千葉ロッテマリーンズの先発投手・佐々木朗希が、MLB移籍を目指してポスティングにかけられた。佐々木は25歳未満かつプロ経験6年未満だったため規定によりマイナー契約しか結べず、契約金も "国際ボーナスプール"(IBP)という球団ごとに定められた上限を超えることができない。そこでブルージェイズは2025年1月17日にクリーブランド・ガーディアンズとトレードを行い、外野手マイルズ・ストローと200万ドル分のIBPを獲得する。ストローの年俸がガーディアンズにとって割高となっていたことに目をつけ、彼の残り年俸の約75%を引き受ける見返りにガーディアンズから余剰IBPを譲渡してもらい、佐々木へ提示する契約金を増やす目論見だった。だがそのトレードが成立した日、佐々木はInstagramでドジャース入団を表明した[28]

こうした移籍交渉を経て、今シリーズでは大谷や佐々木を擁するドジャースと、大谷や佐々木を逃したブルージェイズが対戦することとなった。今シリーズ前の記者会見で、ブルージェイズ監督のジョン・シュナイダーは「入団交渉時に贈ったブルージェイズの帽子と(大谷の愛犬)デコピンのための犬用ジャケットを返してほしいよ」と冗談めかして言い、それを伝え聞いた大谷は「とっておきます。いただきものなんでね」と返答した[29]。佐々木はブルージェイズでなくドジャースを選んだ理由を問われ「いろいろあるんですけど、フロントの考え方だったり、僕個人への評価だったり、どちらも素晴らしい評価をいただいて…難しいですね」と明言を避けた[30]

ホームフィールド・アドバンテージ

ワールドシリーズの第1・2・6・7戦を本拠地で開催できる "ホームフィールド・アドバンテージ" は、レギュラーシーズンの勝率がより高いほうの球団に与えられる。ポストシーズン進出12球団のアドバンテージ優先順位は以下の通り。

優先順位球団レギュラーシーズン成績ポストシーズン結果
WCSDSLCS
1ミルウォーキー・ブルワーズ97勝65敗・勝率.599NL中地区優勝リーグ優勝決定戦(LCS)敗退免除3勝2敗0勝4敗
2フィラデルフィア・フィリーズ96勝66敗・勝率.593NL東地区優勝地区シリーズ(DS)敗退免除1勝3敗
3[※1]トロント・ブルージェイズ94勝68敗・勝率.580AL東地区優勝ワールドシリーズ進出免除3勝1敗4勝3敗
4[※1][※2]ニューヨーク・ヤンキース94勝68敗・勝率.580AL東地区2位=第1ワイルドカード地区シリーズ(DS)敗退2勝1敗1勝3敗
5[※2]ロサンゼルス・ドジャース93勝69敗・勝率.574NL西地区優勝ワールドシリーズ進出2勝0敗3勝1敗4勝0敗
6[※2]シカゴ・カブス92勝70敗・勝率.568NL中地区2位=第1ワイルドカード地区シリーズ(DS)敗退2勝1敗2勝3敗
7[※2][※3]シアトル・マリナーズ90勝72敗・勝率.556AL西地区優勝リーグ優勝決定戦(LCS)敗退免除3勝2敗3勝4敗
8[※2][※3]サンディエゴ・パドレス90勝72敗・勝率.556NL西地区2位=第2ワイルドカードワイルドカードシリーズ(WCS)敗退1勝2敗
9[※2]ボストン・レッドソックス89勝73敗・勝率.549AL東地区3位=第2ワイルドカードワイルドカードシリーズ(WCS)敗退1勝2敗
10[※2]クリーブランド・ガーディアンズ88勝74敗・勝率.543AL中地区優勝ワイルドカードシリーズ(WCS)敗退1勝2敗
11デトロイト・タイガース87勝75敗・勝率.537AL中地区2位=第3ワイルドカード地区シリーズ(DS)敗退2勝1敗2勝3敗
12シンシナティ・レッズ83勝79敗・勝率.512NL中地区3位=第3ワイルドカードワイルドカードシリーズ(WCS)敗退0勝2敗
※1  ブルージェイズがヤンキースに対し、シーズン中の直接対決13試合を8勝5敗と勝ち越しているため、ブルージェイズが上位となる。
※2  同一リーグ内の地区シリーズリーグ優勝決定戦などでは、勝率に関係なく地区優勝球団はワイルドカード球団より上位に位置づけられるが、ワールドシリーズだけはこれに当てはまらない。
※3  マリナーズがパドレスに対し、シーズン中の直接対決6試合を5勝1敗と勝ち越しているため、マリナーズが上位となる。

10月17日にまずドジャースがワールドシリーズ進出を決めた。しかしこの時点では、アメリカンリーグリーグ優勝決定戦が未決着だった。対戦していたのは、優先順位がドジャースより上のブルージェイズと、ドジャースより下のマリナーズである。したがって、ドジャースとアメリカンリーグ優勝球団のどちらにアドバンテージが与えられるかは、まだ決まらなかった。20日にブルージェイズがリーグ優勝を果たし、アドバンテージはブルージェイズへ与えられることとなった。

試合日程

前回のシリーズでは、MLB機構は2通りの日程を設定していた。ワールドシリーズの開幕日は基本的に10月25日としたうえで、もし両リーグのリーグ優勝決定戦がともに10月19日までに、すなわち5戦以内で決着すれば、その開幕日を3日早めて10月22日とすることにしていた[31]。しかしこの方式は今回は採用されない[32]

両チームの過去の対戦

ワールドシリーズでこの2チームが対戦するのは、今回が初めて。1997年から始まったレギュラーシーズン中のインターリーグでは、これまでに計30試合が行われ、ドジャースが19勝11敗・勝率.633と勝ち越している[33]。レギュラーシーズン初対戦は2002年6月18日、ドジャース本拠地ドジャー・スタジアムでの一戦で、ブルージェイズが2-1で勝利した。この試合の両軍1番打者、ブルージェイズのクリス・ウッドウォードとドジャースのデーブ・ロバーツは、それから23年後の今シリーズではドジャースの一塁コーチと監督を務める[34]2025年はドジャー・スタジアムで8月8日から3連戦が組まれ、ドジャースが本拠地で2勝1敗と勝ち越した。

ロースター

両チームの出場選手登録(ロースター)は以下の通り。

ロサンゼルス・ドジャーストロント・ブルージェイズ
守備位置背番号出身選手年齢ワールドシリーズ経験守備位置背番号出身選手年齢ワールドシリーズ経験
出場優勝出場優勝
投手43アメリカ合衆国の旗アンソニー・バンダ322年連続2回目1回投手40アメリカ合衆国の旗クリス・バシット36なし
86アメリカ合衆国の旗ジャック・ドレイヤー26なし57アメリカ合衆国の旗シェーン・ビーバー30なし
31アメリカ合衆国の旗タイラー・グラスノー325年ぶり2回目なし48ドミニカ共和国の旗セランソニー・ドミンゲス303年ぶり2回目なし
60ベネズエラの旗エドガルド・エンリケス23なし63アメリカ合衆国の旗ブレイドン・フィッシャー25なし
22アメリカ合衆国の旗クレイトン・カーショウ375年ぶり4回目1回68アメリカ合衆国の旗メイソン・フルハティ24なし
61アメリカ合衆国の旗ウィル・クライン25なし34アメリカ合衆国の旗ケビン・ゴーズマン34なし
11日本の旗佐々木朗希23なし23アメリカ合衆国の旗ジェフ・ホフマン32なし
80アメリカ合衆国の旗エメット・シーハン25なし56アメリカ合衆国の旗エリック・ラウアー30なし
7アメリカ合衆国の旗ブレイク・スネル325年ぶり2回目なし54アメリカ合衆国の旗ブレンドン・リトル29なし
49アメリカ合衆国の旗ブレイク・トレイネン372年連続3回目2回31アメリカ合衆国の旗マックス・シャーザー412年ぶり4回目2回
70アメリカ合衆国の旗ジャスティン・ロブレスキー25なし77アメリカ合衆国の旗ルイ・バーランド27なし
18日本の旗山本由伸272年連続2回目1回39アメリカ合衆国の旗トレイ・イェサベージ22なし
捕手47アメリカ合衆国の旗ベン・ロートベット28なし捕手55アメリカ合衆国の旗タイラー・ハイネマン34なし
16アメリカ合衆国の旗ウィル・スミス302年連続3回目2回30メキシコの旗アレハンドロ・カーク26なし
内野手50アメリカ合衆国の旗ムーキー・ベッツ332年連続4回目3回内野手47アメリカ合衆国の旗アディソン・バーガー25なし
25アメリカ合衆国の旗トミー・エドマン302年連続2回目1回11アメリカ合衆国の旗ボー・ビシェット27なし
5アメリカ合衆国の旗フレディ・フリーマン362年連続3回目2回22アメリカ合衆国の旗アーニー・クレメント29なし
8プエルトリコの旗エンリケ・ヘルナンデス342年連続5回目2回2アメリカ合衆国の旗タイ・フランス31なし
6大韓民国の旗金慧成26なし0ベネズエラの旗アンドレス・ヒメネス27なし
13アメリカ合衆国の旗マックス・マンシー352年連続4回目2回27カナダの旗ブラディミール・ゲレーロJr.★◎26なし
72ベネズエラの旗ミゲル・ロハス362年連続2回目1回7アメリカ合衆国の旗アイザイア・カイナー=ファレファ30なし
外野手12アメリカ合衆国の旗アレックス・コール31なし外野手38アメリカ合衆国の旗ネイサン・ルークス31なし
75アメリカ合衆国の旗ジャスティン・ディーン28なし36アメリカ合衆国の旗デービス・シュナイダー26なし
37ドミニカ共和国の旗テオスカー・ヘルナンデス332年連続2回目1回4アメリカ合衆国の旗ジョージ・スプリンガー366年ぶり3回目1回
44キューバの旗アンディ・パヘス242年連続2回目1回3アメリカ合衆国の旗マイルズ・ストロー31なし
投打兼任17日本の旗大谷翔平★◎312年連続2回目1回5アメリカ合衆国の旗ドールトン・バーショ29なし

ドジャースはリーグ優勝決定戦のロースターから救援投手をふたり入れ替え、アレックス・ベシアベン・カスパリアスに代えてエドガルド・エンリケスウィル・クラインを登録した。この4人のうちベシアは左投手、それ以外の3人は右投手であるため、左投手への継投の選択肢がひとつ減るかたちとなった。ただ左の救援投手はベシア抜きでも4人おり[35]、また相手打線も右打者の比重が大きいことから[36]、継投策を講じるうえではさほど痛手にならない可能性もある。エンリケスとクラインはいずれも100mph(約160.9km/h)に達する速球を武器としており、その投球スタイルが相手打線と相性のいいものと評価されてロースター入りした[37]。今ポストシーズン、カスパリアスはリーグ優勝決定戦からロースター入りするも登板機会がなく、ベシアはワイルドカードシリーズからの3シリーズ計7試合4.2イニングで防御率3.86を記録していた。そのベシアがロースターを外れた理由について球団は「家庭の事情」とし、詳細な説明を避けた。その事情とは長女が生後間もない10月26日に亡くなったことだと、シリーズ終了後に本人のInstagramで明らかにされる[38]

ブルージェイズはリーグ優勝決定戦のロースターから救援投手ジャリエル・ロドリゲスと外野手ジョーイ・ロパーフィドを外し、ともに内野手のボー・ビシェットタイ・フランスを加えた。ビシェットは正遊撃手としてレギュラーシーズンでは139試合に出場、18本塁打OPS.840を記録したが、9月上旬に左膝後十字靭帯捻挫してからは欠場が続いていた。リハビリを経て復帰するものの、練習では全力疾走する姿がみられず、守備も本来のポジションである遊撃ではなく二塁での起用が見込まれるなど、完治には至っていないようである[39]。フランスも9月下旬に脇腹を痛めて以来の復帰で[40]、左投手との対戦のほうが長打率が高いことから、相手に4人いる左の救援投手との対戦が想定される[35]。リーグ優勝決定戦では、ロパーフィドは1試合に代走として出場したあと1打席に立つも無安打、Y・ロドリゲスは2試合に登板したが1試合目は3与四球で一死も奪えず、2試合目は2者連続本塁打を浴び計1.0イニングで3失点を喫した。右投手のY・ロドリゲスを外した理由について監督のジョン・シュナイダーは、相手打線の上位に左の強打者がいることを挙げている[40]

ドジャースの内野手ムーキー・ベッツはワールドシリーズ優勝を過去に3度、2018年2020年2024年に経験しており、今回ドジャースが優勝すれば個人4度目となる。4度のシリーズ優勝経験は、1969年の地区制導入以降では19人目、現役選手では唯一、歴代最多優勝球団ニューヨーク・ヤンキースに在籍経験のない選手では史上最多タイとなる[41]。また、ブルージェイズの先発投手マックス・シャーザーはシリーズ出場を2012年2019年2023年の3度経験し、そのうち2019年と2023年に優勝しているが、今回も含めて所属球団は全て異なる[注 4]。4球団でのシリーズ出場はロニー・スミス以来2人目、投手では初であり[42]、ブルージェイズが優勝すれば3球団で優勝を経験した史上8人目の選手となる[43]

開幕前の予想

MLB.comが所属記者・アナリスト56人にどちらがシリーズを制するか予想させたところ、ドジャース勝利予想が36人に対しブルージェイズ勝利予想が20人という結果となった[44]。他の媒体が実施した同様の企画でもドジャース勝利予想のほうが多く、ESPNでは14人中11人が[45]CBSスポーツでは5人中4人が[46]NBCスポーツ傘下のロトワールドでは6人全員が[47]、『ジ・アスレチック』では記者数不明ながら全記者中の80%が[48]、『スポーツ・イラストレイテッド』では4人全員が[49]、『USAトゥデイ』では3人全員が[50]、『ニューヨーク・ポスト』では6人中5人が[51]、『ガーディアン』米国版では4人中3人が[52]、いずれもドジャースを支持した。ケベコール・メディアフランス語版傘下の4人による予想では『ル・ジュルナル・ドゥ・モンレアルフランス語版』の2人がドジャース勝利と予想する一方で、TVAスポールフランス語版のテレビ中継で実況を務めるドニ・カサヴァンフランス語版と解説者のカール・ジェリナスはいずれもブルージェイズが勝利するとした[53]

ESPNでは所属記者・アナリストとは別に、球団幹部・スカウト・監督・コーチ計19人にもアンケートを募っており、こちらでもドジャース優勝予想が18人と大多数を占めた[54]FOXスポーツでは元選手の解説者3人が予想を発表し、デレク・ジーターアレックス・ロドリゲスがドジャースを、デビッド・オルティーズがブルージェイズを支持した[55]

試合結果

2025年のワールドシリーズは10月24日に開幕し、途中に移動日を挟んで9日間で7試合が行われた。日程・結果は以下の通り。

日付試合ビジター球団(先攻)スコアホーム球団(後攻)開催球場
10月24日(金)第1戦ロサンゼルス・ドジャース4-11トロント・ブルージェイズロジャーズ・センター
10月25日(土)第2戦ロサンゼルス・ドジャース5-1トロント・ブルージェイズ
10月26日(日)移動日
10月27日(月)第3戦トロント・ブルージェイズ5-6xロサンゼルス・ドジャースドジャー・スタジアム
10月28日(火)第4戦トロント・ブルージェイズ6-2ロサンゼルス・ドジャース
10月29日(水)第5戦トロント・ブルージェイズ6-1ロサンゼルス・ドジャース
10月30日(木)移動日
10月31日(金)第6戦ロサンゼルス・ドジャース3-1トロント・ブルージェイズロジャーズ・センター
11月1日(土)第7戦ロサンゼルス・ドジャース5-4トロント・ブルージェイズ
優勝:ロサンゼルス・ドジャース(4勝3敗 / 2年連続9度目)

第1戦 10月24日

映像外部リンク
動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、20分16秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ロサンゼルス・ドジャース 0 1 1 0 0 0 2 0 0 4 6 0
トロント・ブルージェイズ 0 0 0 2 0 9 0 0 X 11 14 0
  1. 勝利セランソニー・ドミンゲス(1勝)  
  2. 敗戦ブレイク・スネル(1敗)  
  3. 本塁打
    LAD:大谷翔平1号2ラン
    TOR:ドールトン・バーショ1号2ラン、アディソン・バーガー1号満塁アレハンドロ・カーク1号2ラン
  4. 審判
    [球審]ウィル・リトル
    [塁審]一塁: マーク・ウェグナー、二塁: ジョン・タンペーン、三塁: アラン・ポーター
    [外審]左翼: アダム・ハマリ、右翼: ジョーダン・ベイカー
  5. 試合開始時刻: 東部夏時間UTC-4)午後8時14分 試合時間: 3時間13分 観客: 4万4353人 気温: 68°F(20°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / FanGraphs
両チームの先発ラインナップ
ロサンゼルス・ドジャーストロント・ブルージェイズ
打順守備選手打席 打順守備選手打席
1DH大谷翔平1DHG・スプリンガー
2M・ベッツ2D・シュナイダー
3F・フリーマン3V・ゲレーロJr.
4W・スミス4B・ビシェット
5T・ヘルナンデス5A・カーク
6M・マンシー6D・バーショ
7E・ヘルナンデス7E・クレメント
8T・エドマン8M・ストロー
9A・パヘス9A・ヒメネス
先発投手投球先発投手投球
B・スネルT・イェサベージ

第2戦 10月25日

映像外部リンク
動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、21分4秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ロサンゼルス・ドジャース 1 0 0 0 0 0 2 2 0 5 6 0
トロント・ブルージェイズ 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 4 0
  1. 勝利山本由伸(1勝)  
  2. 敗戦ケビン・ゴーズマン(1敗)  
  3. 本塁打
    LAD:ウィル・スミス1号ソロ、マックス・マンシー1号ソロ
  4. 審判
    [球審]エイドリアン・ジョンソン
    [塁審]一塁: ジョン・タンペーン、二塁: アラン・ポーター、三塁: アダム・ハマリ
    [外審]左翼: ジョーダン・ベイカー、右翼: ウィル・リトル
  5. 試合開始時刻: 東部夏時間UTC-4)午後8時9分 試合時間: 2時間36分 観客: 4万4607人 気温: 68°F(20°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / FanGraphs
両チームの先発ラインナップ
ロサンゼルス・ドジャーストロント・ブルージェイズ
打順守備選手打席 打順守備選手打席
1DH大谷翔平1DHG・スプリンガー
2M・ベッツ2N・ルークス
3F・フリーマン3V・ゲレーロJr.
4W・スミス4A・カーク
5T・ヘルナンデス5D・バーショ
6M・マンシー6E・クレメント
7E・ヘルナンデス7A・バーガー
8T・エドマン8I・カイナー=ファレファ
9A・パヘス9A・ヒメネス
先発投手投球先発投手投球
山本由伸K・ゴーズマン

第3戦 10月27日

映像外部リンク
動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、33分19秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 R H E
トロント・ブルージェイズ 0 0 0 4 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 15 0
ロサンゼルス・ドジャース 0 1 1 0 2 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1x 6 16 2
  1. 勝利ウィル・クライン(1勝)  
  2. 敗戦ブレンドン・リトル(1敗)  
  3. 本塁打
    TOR:アレハンドロ・カーク2号3ラン
    LAD:テオスカー・ヘルナンデス1号ソロ、大谷翔平2号ソロ・3号ソロ、フレディ・フリーマン1号ソロ
  4. 審判
    [球審]マーク・ウェグナー
    [塁審]一塁: アラン・ポーター、二塁: アダム・ハマリ、三塁: ジョーダン・ベイカー
    [外審]左翼: ウィル・リトル、右翼: エイドリアン・ジョンソン
  5. 試合開始時刻: 太平洋夏時間UTC-7)午後5時11分 試合時間: 6時間39分 観客: 5万2654人 気温: 71°F(21.7°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / FanGraphs
両チームの先発ラインナップ
トロント・ブルージェイズロサンゼルス・ドジャース
打順守備選手打席 打順守備選手打席
1DHG・スプリンガー1DH大谷翔平
2N・ルークス2M・ベッツ
3V・ゲレーロJr.3F・フリーマン
4B・ビシェット4W・スミス
5D・バーショ5M・マンシー
6A・カーク6T・ヘルナンデス
7A・バーガー7T・エドマン
8E・クレメント8E・ヘルナンデス
9A・ヒメネス9A・パヘス
先発投手投球先発投手投球
M・シャーザーT・グラスノー

第4戦 10月28日

映像外部リンク
動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、21分)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
トロント・ブルージェイズ 0 0 2 0 0 0 4 0 0 6 11 0
ロサンゼルス・ドジャース 0 1 0 0 0 0 0 0 1 2 6 0
  1. 勝利シェーン・ビーバー(1勝)  
  2. 敗戦大谷翔平(1敗)  
  3. 本塁打
    TOR:ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア1号2ラン
  4. 審判
    [球審]ジョン・タンペーン
    [塁審]一塁: アダム・ハマリ、二塁: ジョーダン・ベイカー、三塁: ウィル・リトル
    [外審]左翼: エイドリアン・ジョンソン、右翼: マーク・ウェグナー
  5. 試合開始時刻: 太平洋夏時間UTC-7)午後5時11分 試合時間: 2時間54分 観客: 5万2552人 気温: 85°F(29.4°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / FanGraphs
両チームの先発ラインナップ
トロント・ブルージェイズロサンゼルス・ドジャース
打順守備選手打席 打順守備選手打席
1N・ルークス1DH大谷翔平
2V・ゲレーロJr.2M・ベッツ
3DHB・ビシェット3F・フリーマン
4A・バーガー4W・スミス
5A・カーク5T・ヘルナンデス
6D・バーショ6M・マンシー
7E・クレメント7T・エドマン
8A・ヒメネス8E・ヘルナンデス
9I・カイナー=ファレファ9A・パヘス
先発投手投球先発投手投球
S・ビーバー大谷翔平

第5戦 10月29日

映像外部リンク
動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、20分47秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
トロント・ブルージェイズ 2 0 0 1 0 0 2 1 0 6 9 0
ロサンゼルス・ドジャース 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 4 0
  1. 勝利トレイ・イェサベージ(1勝)  
  2. 敗戦ブレイク・スネル(2敗)  
  3. 本塁打
    TOR:デービス・シュナイダー1号ソロ、ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア2号ソロ
    LAD:エンリケ・ヘルナンデス1号ソロ
  4. 審判
    [球審]アラン・ポーター
    [塁審]一塁: ジョーダン・ベイカー、二塁: ウィル・リトル、三塁: エイドリアン・ジョンソン
    [外審]左翼: マーク・ウェグナー、右翼: ジョン・タンペーン
  5. 試合開始時刻: 太平洋夏時間UTC-7)午後5時10分 試合時間: 3時間2分 観客: 5万2175人 気温: 86°F(30°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / FanGraphs
両チームの先発ラインナップ
トロント・ブルージェイズロサンゼルス・ドジャース
打順守備選手打席 打順守備選手打席
1D・シュナイダー1DH大谷翔平
2V・ゲレーロJr.2W・スミス
3DHB・ビシェット3M・ベッツ
4A・カーク4F・フリーマン
5D・バーショ5T・ヘルナンデス
6E・クレメント6T・エドマン
7A・バーガー7M・マンシー
8I・カイナー=ファレファ8E・ヘルナンデス
9A・ヒメネス9A・コール
先発投手投球先発投手投球
T・イェサベージB・スネル

第6戦 10月31日

映像外部リンク
動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、24分18秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ロサンゼルス・ドジャース 0 0 3 0 0 0 0 0 0 3 4 1
トロント・ブルージェイズ 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 8 0
  1. 勝利山本由伸(2勝)  
  2. セーブタイラー・グラスノー(1S)  
  3. 敗戦ケビン・ゴーズマン(2敗)  
  4. 審判
    [球審]アダム・ハマリ
    [塁審]一塁: ウィル・リトル、二塁: エイドリアン・ジョンソン、三塁: マーク・ウェグナー
    [外審]左翼: ジョン・タンペーン、右翼: アラン・ポーター
  5. 試合開始時刻: 東部夏時間UTC-4)午後8時10分 試合時間: 3時間2分 観客: 4万4710人 気温: 72°F(22.2°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / FanGraphs
両チームの先発ラインナップ
ロサンゼルス・ドジャーストロント・ブルージェイズ
打順守備選手打席 打順守備選手打席
1DH大谷翔平1DHG・スプリンガー
2W・スミス2N・ルークス
3F・フリーマン3V・ゲレーロJr.
4M・ベッツ4B・ビシェット
5T・ヘルナンデス5D・バーショ
6M・マンシー6A・カーク
7E・ヘルナンデス7A・バーガー
8T・エドマン8E・クレメント
9M・ロハス9A・ヒメネス
先発投手投球先発投手投球
山本由伸K・ゴーズマン

第7戦 11月1日

映像外部リンク
動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、38分23秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 R H E
ロサンゼルス・ドジャース 0 0 0 1 0 1 0 1 1 0 1 5 11 0
トロント・ブルージェイズ 0 0 3 0 0 1 0 0 0 0 0 4 14 0
  1. 勝利山本由伸(3勝)  
  2. 敗戦シェーン・ビーバー(1勝1敗)  
  3. 本塁打
    LAD:マックス・マンシー2号ソロ、ミゲル・ロハス1号ソロ、ウィル・スミス2号ソロ
    TOR:ボー・ビシェット1号3ラン
  4. 審判
    [球審]ジョーダン・ベイカー
    [塁審]一塁: エイドリアン・ジョンソン、二塁: マーク・ウェグナー、三塁: ジョン・タンペーン
    [外審]左翼: アラン・ポーター、右翼: アダム・ハマリ
  5. 試合開始時刻: 東部夏時間UTC-4)午後8時10分 試合時間: 4時間7分 観客: 4万4713人 気温: 68°F(20°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / FanGraphs
両チームの先発ラインナップ
ロサンゼルス・ドジャーストロント・ブルージェイズ
打順守備選手打席 打順守備選手打席
1DH大谷翔平1DHG・スプリンガー
2W・スミス2N・ルークス
3F・フリーマン3V・ゲレーロJr.
4M・ベッツ4B・ビシェット
5M・マンシー5A・バーガー
6T・ヘルナンデス6A・カーク
7T・エドマン7D・バーショ
8E・ヘルナンデス8E・クレメント
9M・ロハス9A・ヒメネス
先発投手投球先発投手投球
大谷翔平M・シャーザー

セレモニー

テレビ中継

脚注

外部リンク

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