エパポス
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母のイーオーはゼウスに愛されたことが原因でヘーラーの嫉妬を受け、ゼウスに牝牛の姿に変えられてエジプトに逃れ、ナイル河の河辺で元の姿に戻ってエパポスを生んだ。しかしヘーラーがクーレースたちに頼んでエパポスを異国に連れ去ったため、ゼウスはクーレースたちを殺し、イーオーはビュブロス王のもとにエパポスがいると聞いてシュリア中を探し回って再会した。その後イーオーはエジプトに戻り、エジプト王テーレゴノスと結婚した[1][6]。
エパポスは少年のころ、友達のパエトーンが自分の父は太陽神だと言ったために口論になった。エパポスはパエトーンの言葉を嘘だと決めつけたため、パエトーンは太陽神に会いに行き、父である証明に太陽の戦車を借りた。しかしパエトーンは天馬を御することが出来なかったため、進路をそれて地上を焼き、大火災を起こしてしまった[7]。
後にエパポスが成長したとき、ゼウスはエパポスに命じてエジプトにメムピスをはじめ多くの都市を建設させ、支配させたという[3]。娘のうちリビュエーはアゲーノール、ベーロスの母になり[2]、リューシアナッサはブーシーリスの母となった[4]。