対数コーシー分布
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| 母数 |
(実数) (実数) |
|---|---|
| 台 | |
| 確率密度関数 | |
| 累積分布関数 | |
| 期待値 | ∞ |
| 中央値 | |
| 分散 | ∞ |
| 歪度 | (not defined) |
| 超過尖度 | (not defined) |
| モーメント母関数 | (not defined) |
| フィッシャー情報量 | {{{フィッシャー情報量}}} |
確率論における対数コーシー分布(たいすうコーシーぶんぷ、英: log-Cauchy distribution)とは、対数をとったものがコーシー分布に従うような確率変数が従う確率分布である。X がコーシー分布 に従うならば Y = exp(X) は対数コーシー分布に従い、同様に Y が対数コーシー分布に従うなら X = log(Y) はコーシー分布に従う[1]。
性質
である。ハザード率は分布の始端と終端とで減少するが、途中に増加する区間が存在する場合もある[4]。
対数コーシー分布は裾の重い分布の一例である[5]。これを「非常に裾の重い分布(super-heavy tailed distribution)」とする著者もいる。なぜなら、パレート型ヘヴィーテイルよりも裾が重い(つまり対数関数的にしか減衰しない)ためである[5]。コーシー分布と同じく、対数コーシー分布では一切の(非自明)モーメントが無限大になる[4]。平均はモーメントの一種なので対数コーシー分布は有限の平均、および標準偏差を持たない[6][7]。
対数コーシー分布はいくつかのパラメータに関してのみ無限分解可能分布となる[8]。対数正規分布、対数t分布、ワイブル分布と同様に、対数コーシー分布は一般化ベータ分布の特別な場合である[9][10]。実は対数コーシー分布は対数t分布の特別な場合であり、これはコーシー分布が自由度1のt分布のことであるのと同様である[11][12]。