アステリオーン
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アステリオーン(古希: Ἀστερίων, Asteriōn)は、ギリシア神話に登場する河神。アルゴリス地方のアステリオーン川の神である[1]。

伝承
パウサニアースは、ミュケーナイ近くのヘライオンについて述べる中で、聖域周辺の丘がエウボイア、プロシュムナ、アクライアと呼ばれるのは、アステリオーンの娘たちの名によると伝えている[3][4]。
同じ箇所でパウサニアースは、アステリオーン川の岸に「アステリオーン」と呼ばれる植物が生え、その葉でヘーラーへの花冠を編んだとも記している[3]。
またアステリオーンは、イーナコス、ケーピーソスとともに、アルゴリスの領有をめぐるポセイドーンとヘーラーの争いに関与した河神の一柱としても伝えられる[1]。この伝承では、河神たちがヘーラーに有利な裁定を下したため、ポセイドーンが彼らの流れを涸れやすいものにしたとされる[1][5]。
脚注
- 1 2 3 4 “ASTERION - Argive River-God of Greek Mythology”. Theoi Project. 2026年3月22日閲覧。
- ↑ “POTAMOI - Greek River-Gods”. Theoi Project. 2026年3月22日閲覧。
- 1 2 3 “Pausanias, Description of Greece 2.15-28”. Theoi Project. 2026年3月22日閲覧。
- ↑ “Heraion Argos”. ToposText. 2026年3月22日閲覧。
- ↑ “Pausanias, Description of Greece”. ToposText. 2026年3月22日閲覧。