パシファエ (衛星)

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仮符号・別名Jupiter VIII, J 8
1908 CJ
Poseidon
パシファエ
Pasiphae[1]
仮符号・別名 Jupiter VIII, J 8
1908 CJ
Poseidon
見かけの等級 (mv) 16.9[2]
分類 木星の衛星 (不規則衛星)
軌道の種類 パシファエ群
発見
発見日 1908年1月27日[3]
発見者 P. J. メロッテ
軌道要素と性質
平均公転半径 23,629,000 km[4]
離心率 (e) 0.4062[4]
軌道周期 743.61 日 (2.036 年)[4]
軌道傾斜角 (i) 151.413°[4]
近日点引数 (ω) 169.226°[4]
昇交点黄経 (Ω) 314.223°[4]
平均近点角 (M) 279.769°[4]
木星の衛星
物理的性質
直径 60 km[5]
質量 3.0 ×1017 kg[5]
平均密度 2.6 g/cm3 (仮定値)[5]
アルベド(反射能) 0.04 (仮定値)[5]
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パシファエ[6][7](Jupiter VIII Pasiphae)は、木星の第8衛星パシファエ群という、逆行する小衛星の集団の中で最大のものであり、また最初に発見された木星の逆行衛星である。

フィリベール・ジャック・メロッテによって、1908年2月28日の夜にグリニッジ天文台で感光板に撮影された画像の中に写っているのが発見された。入念に以前の感光板を点検すると、1月27日の画像まで遡って写っているのが見つかった[8][9]。木星に伴って移動しているのが確認されたものの、この段階では小惑星か木星の衛星かはっきりしなかったため、1908 CJという小惑星としての仮符号が与えられた[10]。なおグリニッジ天文台のメンバー間での暫定的な議論では、木星の衛星だろうという結論を出していた[9]が、4月10日になって正式に確認された[11]

名称

パシファエの名称は、ギリシア神話ミノスの妻でありミノタウロスの母であるパーシパエーから名付けられている[1]

発見以降長く正式な名称が付けられておらず、 単に Jupiter VIII という名称で呼ばれていた[12]。また、1955年にブライアン・マースデンが提案したポセイドンという名称で呼ばれることもあった[13][14]1975年10月7日に、木星の第5衛星から第13衛星までの9つの衛星に正式な名称が付けられ、Jupiter VIII には Pasiphaë という名前が承認された[15]。その後、2000年になって現在の Pasiphae という綴りに変更されている[1]

軌道と起源

パシファエは木星からおよそ2363万kmの距離を公転しており、約744日かけて軌道を一周する[4]

パシファエの周囲には似た軌道の特徴を持つ衛星が複数あり、これらのグループはこの中で最も大きいパシファエから名前を取ってパシファエ群と呼ばれている。パシファエ群の衛星は木星から2300万〜2400万km前後の距離を逆行軌道で公転し、軌道傾斜角は 145°〜158° 程度である[2]

パシファエ群の衛星は類似した軌道および物理的特徴を示すため、これらは同じ起源を持つと考えられている。木星の重力に捕獲された小惑星が破壊され、その際に発生した破片がパシファエ群の衛星になり、母天体の最も大きな残骸がパシファエになったと考えられる[16][17][18]

パシファエは木星と永年共鳴を起こしており、パシファエの近木点経度と木星の近日点経度は固定された関係にある[19]

物理的特徴

出典

外部リンク

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