ミケーレ・ピロ
イタリアのオートバイレーサー (1986-)
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ミケーレ・ピロ ( Michele Pirro, 1986年7月5日 - ) は、イタリア・プッリャ州フォッジャ県サン・ジョヴァンニ・ロトンド出身のオートバイレーサー。身長177cm・体重69kg[1]。
| ミケーレ・ピロ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2025年 マレーシア | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 国籍 |
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| 生年月日 |
1986年7月5日(40歳) プッリャ州フォッジャ県サン・ジョヴァンニ・ロトンド | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 現在のチーム | ドゥカティ・テストチーム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ゼッケン | 51 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2012年にロードレース世界選手権MotoGPクラスにレギュラーのライダーとして参戦。2025年現在、ドゥカティのテストライダーを務めている[2]。
経歴
125cc時代
2004年にロードレースヨーロッパ選手権125ccクラスでチャンピオンを獲得、イタリア国内選手権(CIV)でシリーズ2位に入る活躍を見せ[3]、2005年にマラグーティのマシンを駆ってロードレース世界選手権125ccクラスにフル参戦デビューを果たした。第3戦中国GPで13位に入ったのが唯一のポイント獲得となり、年間ランキングは33位に終わった。翌2006年はWTRブラウエルチームに移籍しアプリリアのマシンを駆ったが、ノーポイントに沈んでしまった。
スーパーストック1000
2007年シーズン、ピロはスーパーバイク世界選手権(SBK)のヨーロッパラウンドでの併催イベントであるFIMスーパーストック1000選手権(STK1000)に活動の場を移した。ヤマハ・チーム・イタリアでYZF-R1を駆り、第3戦アッセンで初優勝を果たし[4]、年間ランキング7位で初年度を終えた。ロレンツィーニ・バイ・レオーニチームからの出場となった翌2008年は、勝利こそ挙げられなかったもののランキング5位に成績を伸ばした[5]。
また2007年・2008年には、イタリア国内選手権のスーパーストッククラスにも参戦。2年連続でチャンピオンとなっている[6]。
スーパースポーツ世界選手権
2009年シーズン、ピロはロレンツィーニ・バイ・レオーニチームからYZF-R6を駆ってスーパースポーツ世界選手権(WSS)に参戦することとなった。初年度のベストリザルトは最終戦ポルティマオでの6位、シリーズランキングでは12位を記録した[7]。また並行参戦したイタリア選手権スーパースポーツクラスではチャンピオンとなった[6]。
2010年はテンケイト・ホンダチームに移籍。ケナン・ソフォーグルのチームメイトとしてCBR600RRを駆ったピロは、第2戦ポルティマオで初表彰台(3位)を獲得、そして第12戦イモラで初優勝を果たし、年間ランキングでは5位に入る活躍を見せた[7]。
Moto2
また2010年シーズンには、ロードレース世界選手権第13戦アラゴンGPMoto2クラスのレースに、負傷欠場のウラジミール・イワノフの代役としてグレシーニ・レーシングからスポット参戦。予選8位・決勝14位という成績を残した。この走りが評価され、2011年シーズン、スーパースポーツ世界選手権(WSS)からMoto2にスイッチ。高橋裕紀のチームメイトとして、モリワキ・MD600を駆ってグレシーニ・レーシングよりフル参戦を開始することとなった[8]。
MotoGPカテゴリーとしては125cc時代からおよそ5年ぶりの復帰となったが、ピロは良く順応し、雨の第6戦イギリスGPでは3位に入って初表彰台を獲得。亡きチームメート、マルコ・シモンチェリの追悼レースとなった最終戦バレンシアGPのMoto2クラスで、キャリア初ポールポジション(PP)を獲得し、決勝レースでは、小雨が断続的に降る難しいコンディション。が、好スタートを切ったピッロは6周目にトップ立つと後続を引き離して27周を激走、みごと初優勝を達成、僚友に追悼の1勝を捧げた。シリーズランキングでは、ルーキー勢3番手となる8位に進出した。
MotoGP
2012年はMotoGPクラスにステップアップし、同チームからCRTマシン(FTR製シャーシにCBR1000RRエンジンを搭載したマシン)で参戦。
新レギュレーション1年目ということもあり、マシンは熟成度が低く、ピロはパフォーマンスに苦しみ中下位での戦いを強いられた。しかしながら、最終戦バレンシアGPでは、初優勝を遂げた昨年のレースコンディションを思わせるウェットレースとなり、荒れた内容のレースを読み切り、CRTカテゴリーとしては最高位となる5位に進出した。ピロはこのレースを振り返り、「昨年優勝した時のように、マルコの手を肩に感じることができた」とコメントしている。
2013年は、ドゥカティ・チームのテストライダーに就任。レギュラーライダーとしてのシートは譲る形となった。当初は、母国イタリアのレースを中心に、3戦のワイルドカードでの参戦が予定されていたが、シーズン開幕後、サテライトチームから参戦していたベン・スピーズの負傷による長期離脱が決定。代わって、ピロが代役参戦を務めることとなった。スピーズは結局シーズン閉幕まで復帰することができず、ピロは合計10戦に出場した。参戦した全てのレースでポイントを獲得、レースによってはレギュラーライダーであるアンドレア・イアンノーネより前でチェッカーを受けるなど活躍し、シリーズランキングもイアンノーネに次ぐ14位を記録した。レースに参戦しながらテストライダーとしての役割も担う等多忙なシーズンとなり、テストスケジュールの都合でシーズン終盤は代役の役目をヨニー・エルナンデスに譲った。ピロ自身は2014年もテストライダーを継続することを発表し、エルナンデスもレギュラーシートを引き継ぐ形でドゥカティの一員となった。
2023年、ドゥカティ・レノボMotoGPチームのレギュラーライダーであるエネア・バスティアニーニが左足と左手の治療のため欠場となり、代役としてピロが第13戦インドGPおよび、第14戦日本GPにてドゥカティのファクトリーチームであるドゥカティ・レノボよりMotoGPクラスに参戦した[9]。また、シーズン中にドゥカティとのテストライダー契約が複数年契約で更新され、2026年シーズン終了までの長期契約を結んだ。この契約にはMotoGPマシンだけではなく、MotoE用マシンの開発も含まれている[10]。
2024年、第20戦(最終戦)ソリダティGPを左肩負傷のため欠場となったVR46チームのファビオ・ディ・ジャンナントニオの代役として、ドゥカティ・GP23でMotoGPクラスに参戦した[11]。
2025年、第18戦で他車との接触転倒により右肩骨折を負ったマルク・マルケスの代役として第19戦オーストラリアグランプリから参戦[12]。
スーパーバイク世界選手権
2013年9月13日に、スーパーバイク世界選手権にチーム・ドゥカティ・アルスタから参戦するカルロス・チェカが第11戦イスタンブールで転倒、骨盤を骨折したため2013年中の復帰が絶望となる。第12戦ラグナセカはニッコロ・カネパが代役参戦する。第13戦マニクールからはカネパに代わり、ピロが同チームから代役参戦ライダーに指名される。
主なレース戦績
スーパースポーツ世界選手権
ロードレース世界選手権
- 凡例
- ボールド体のレースはポールポジション、イタリック体のレースはファステストラップを記録。
| シーズン | クラス | バイク | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 順位 | ポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2003年 | 125cc | アプリリア | JPN | RSA | SPA | FRA | ITA 29 |
CAT | NED | GBR | GER | CZE | POR | BRA | PAC | MAL | AUS | VAL | NC | 0 | ||||||
| 2004年 | RSA | SPA | FRA | ITA 19 |
CAT | NED | BRA | GER | GBR | CZE | POR | JPN | QAT | MAL | AUS | VAL 16 |
NC | 0 | ||||||||
| 2005年 | マラグーティ | SPA Ret |
POR 19 |
CHN 13 |
FRA Ret |
ITA 19 |
CAT Ret |
NED Ret |
USA | GBR Ret |
GER Ret |
CZE Ret |
JPN Ret |
MAL Ret |
QAT Ret |
AUS Ret |
TUR | VAL | 33位 | 3 | ||||||
| 2006年 | ホンダ | SPA | QAT 18 |
TUR Ret |
CHN 25 |
FRA 23 |
ITA Ret |
CAT 20 |
NED Ret |
GBR Ret |
GER 23 |
USA | CZE 19 |
MAL 24 |
AUS Ret |
JPN | POR | VAL | NC | 0 | ||||||
| 2010年 | Moto2 | モリワキ | QAT | SPA | FRA | ITA | GBR | NED | CAT | GER | CZE | IND | SMR | ARA 14 |
JPN | MAL | AUS | POR | VAL | 38位 | 2 | |||||
| 2011年 | QAT 8 |
SPA 9 |
POR 22 |
FRA 14 |
CAT 12 |
GBR 3 |
NED 17 |
ITA Ret |
GER 10 |
CZE 18 |
IND 20 |
RSM 14 |
ARA Ret |
JPN 13 |
AUS 14 |
MAL 7 |
VAL 1 |
9位 | 84 | |||||||
| 2012年 | MotoGP | FTR | QAT NC |
SPA Ret |
POR 14 |
FRA 14 |
CAT 14 |
GBR 13 |
NED 9 |
GER Ret |
ITA DSQ |
USA Ret |
IND Ret |
CZE 14 |
RSM 10 |
ARA 15 |
JPN 15 |
MAL 12 |
AUS 14 |
VAL 5 |
15位 | 43 | ||||
| 2013年 | ドゥカティ | QAT | AME | SPA 11 |
FRA 8 |
ITA 7 |
CAT 10 |
NED 14 |
GER 10 |
USA | IND | CZE 12 |
GBR 12 |
RSM 10 |
ARA | MAL | AUS | JPN | VAL 10 |
13位 | 56 | |||||
| 2014年 | QAT | AME | ARG 17 |
SPA Ret |
FRA | ITA 11 |
CAT 14 |
NED | GER | IND | CZE 12 |
GBR | RSM | ARA | JPN | AUS | MAL | VAL 9 |
19位 | 18 | ||||||
| 2015年 | QAT | AME | ARG | SPA | FRA | ITA 8 |
CAT | NED | GER | IND | CZE | GBR | RSM Ret |
ARA | JPN | AUS | MAL | VAL 12 |
21位 | 12 | ||||||
| 2016年 | QAT | ARG 12 |
AME 8 |
SPA 16 |
FRA | ITA 10 |
CAT 15 |
NED Ret |
GER | AUT 12 |
CZE | GBR | RSM 7 |
ARA 12 |
JPN |
AUS |
MAL |
VAL |
19位 | 36 | ||||||
| 2017年 | QAT | ARG | AME | SPA | FRA | ITA 9 |
CAT | NED | GER | CZE | AUT | GBR | RSM 5 |
ARA | JPN | AUS | MAL | VAL 9 |
23位 | 25 | ||||||
| 2018年 | QAT | ARG | AME | SPA | FRA | ITA DNS |
CAT | NED | GER | CZE | AUT | GBR | RSM 15 |
ARA | THA | JPN | AUS | MAL Ret |
VAL 4 |
22位 | 14 | |||||
| 2019年 | QAT | ARG | AME | SPA | FRA | ITA 7 |
CAT | NED | GER | CZE | AUT | GBR | RSM Ret |
ARA | THA | JPN | AUS | MAL | VAL Ret |
22位 | 9 | |||||
| 2020年 | SPA | ANC | CZE | AUT 12 |
STY 20 |
RSM | EMI | CAT | FRA | ARA | TER | EUR | VAL | POR | 23位 | 4 | ||||||||||
| 2021年 | QAT |
DOH |
POR |
SPA |
FRA |
ITA 13 |
CAT |
GER |
NED |
STY |
AUT |
GBR |
ARA |
RSM 11 |
AME |
EMI 12 |
ALG |
VAL |
23位 | 12 | ||||||
| 2022年 | QAT |
INA | ARG | AME | POR | SPA | FRA | ITA 18 |
CAT 16 |
GER |
NED |
GBR |
AUT |
RSM Ret |
ARA |
JPN |
THA |
AUS |
MAL |
VAL |
27位 | 0 | ||||
| 2023年 | POR | ARG | AME 11 |
SPA | FRA | ITA 16 |
GER | NED | GBR | AUT | CAT | RSM Ret |
IND 16 |
JPN 16 |
INA | AUS | THA | MAL | QAT | VAL | 27位 | 5 | ||||
| 2024年 | QAT | POR | AME | SPA | FRA | CAT | ITA | NED | GER | GBR | AUT | ARA | RSM | EMI | INA | JPN | AUS | THA | MAL | SLD 20 |
29位 | 0 | ||||
| 2025年 | THA | ARG | AME | QAT | SPA | FRA | GBR | ARA | ITA | NED | GER | CZE | AUT | HUN | CAT | RSM | JPN | INA | AUS 18 |
MAL 17 |
POR | VAL | 29位 | 0 | ||
| 2026年 | THA 19 |
BRA |
AME |
SPA |
FRA |
CAT |
ITA 19 |
HUN |
CZE |
NED |
GER |
GBR |
ARA |
RSM |
AUT |
JPN |
INA |
AUS |
MAL |
QAT |
POR |
VAL |
25位* | 0* |
* シーズン進行中