陸前階上駅
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停留所構造
BRT化と専用道の整備に伴い、ホームはBRTの乗降車対応に改修された。旧ホームの上り線を舗装したうえで、その最知方にBRTのりばが整備されている。
駅舎は外観に手を加えた上でそのまま利用され、上り下りの乗降場が相対して設置されている。1車線の両側をのりばで挟む形のため、上下双方向の同時発着は不可。 駅舎内にはバスロケーションシステムのモニターと待合室・トイレが設置されている。
BRTの運行開始後も跨線橋や鉄道駅ホームが残されていたが、2021年に撤去され、駅前道路との出入口が整備された。
- 待合室(2024年2月)
- 駅構内(鉄道駅施設撤去前)
(2012年8月)
旧鉄道駅
鉄道駅時代は島式ホーム1面2線を有する地上駅で、気仙沼駅管理の無人駅であった[1]。
のりば
| 番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
|---|---|---|---|
| 1 | ■気仙沼線 | 下り | 気仙沼方面 |
| 2 | 上り | 前谷地・小牛田方面 |
利用状況
JR東日本によると、2024年度(令和6年度)の1日平均乗車人員は113人である[利用客数 1]。
2013年度(平成25年度)以降の推移は以下のとおりである。
| 乗車人員推移 | ||
|---|---|---|
| 年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
| 2013年(平成25年) | 67 | [利用客数 2] |
| 2014年(平成26年) | 66 | [利用客数 3] |
| 2015年(平成27年) | 67 | [利用客数 4] |
| 2016年(平成28年) | 60 | [利用客数 5] |
| 2017年(平成29年) | 64 | [利用客数 6] |
| 2018年(平成30年) | 109 | [利用客数 7] |
| 2019年(令和元年) | 159 | [利用客数 8] |
| 2020年(令和2年) | 136 | [利用客数 9] |
| 2021年(令和3年) | 136 | [利用客数 10] |
| 2022年(令和4年) | 130 | [利用客数 11] |
| 2023年(令和5年) | 123 | [利用客数 12] |
| 2024年(令和6年) | 113 | [利用客数 1] |
駅周辺
当駅は、気仙沼湾の南端となる岩井崎[9]の根元に位置している。
当駅が開業する2年前の1955年(昭和30年)、当駅を含む地域にあった本吉郡階上村が気仙沼市に編入された。駅名の「階上」は気仙沼市の町名・字名としては使われていない[10]が、周辺地域の呼称として用いられている[11]。
階上地区ではイチゴ栽培が行われ、気仙沼市内を中心に流通している。消費地が近いため、完熟に近い状態で収穫できるのが特徴とされている。20軒あった農家が東日本大震災で2軒まで減少したが、2021年(令和3年)には10軒ほどとなっている[12]。
東日本大震災では、当駅の海側に立地していた宮城県気仙沼向洋高等学校の教職員や生徒が地震発生後に当駅の駅前広場まで避難したが、付近に津波が迫っていたことからさらに高台へと避難した(詳細は気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館#震災時の気仙沼向洋高校を参照)。また、当駅から南東の杉ノ下地区では、避難場所として定めていた標高12メートルの高台が津波に襲われるなどし、地区の住民312人のうち93人が犠牲となった[13][14]。
津波で被災した気仙沼向洋高校の校舎は、当駅から南側の国道45号沿いに再建された。気仙沼市は新校舎に近接したBRT新駅の開設を要望したが、当駅から約500メートルと近接していることや、他のバス路線と競合することから合意の見通しは立っていない[15]。
