香椎駅
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JR線における福岡市東区の中心となる駅で、普通・快速列車のほかに一部の特急列車が停車している。鹿児島本線と香椎線の2路線が乗り入れており、このうち鹿児島本線を当駅の所属線としている[4]。このほか、日本貨物鉄道(JR貨物)の第一種鉄道事業区間である鹿児島本線貨物支線(博多臨港線)の登記上の起点でもあるが、実際に分岐するのは千早操車場である。
鹿児島本線にはJA04、香椎線にはJD06の駅番号が設定されている。
停車駅の多いタイプの「ソニック」を中心に、小倉駅方面の8時台まで、博多駅行きの20時台以降の特急列車はすべて停車する。逆に小倉駅方面への18時台以降の列車と、博多駅行きの8時台までの列車はすべて通過となる。なお鹿児島本線内で完結する特急「きらめき」は、近隣の赤間駅に全列車が、福間駅にも大半(小倉方面は全列車)が停車することもあり、当駅には福間駅を通過する、夜間の博多駅行き1本しか停車しない。
歴史
- 1890年(明治23年)9月28日:九州鉄道(初代)博多駅 - 赤間駅間の開通に伴い、開業[2][3]。
- 1904年(明治37年)1月1日:博多湾鉄道(1920年、博多湾鉄道汽船に改称。現在の香椎線)が開業[2]。
- 1907年(明治40年)7月1日:九州鉄道が国有化[3][5]。官設鉄道に移管。
- 1910年(明治43年):当駅の部材を用いて古賀駅の駅舎が改築される[6][7]。
- 1942年(昭和17年)9月22日:博多湾鉄道汽船が5社合併して西日本鉄道を設立し[3][6]、同社糟屋線となる。
- 1944年(昭和19年)5月1日:西日本鉄道の西戸崎駅 - 宇美駅間が戦時買収により国有化され運輸通信省が継承[8]。(香椎線)
- 1961年(昭和36年)6月1日:門司港駅 - 久留米駅間が電化[9]。
- 1975年(昭和50年)3月10日:貨物取扱廃止[4]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[4]。
- 1986年(昭和61年)3月29日:みどりの窓口を設置[10]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる[11]。
- 1995年(平成7年)5月14日:駅舎改築のため、仮駅舎に移転[12]。
- 1996年(平成8年)3月16日:4階建ての駅ビルが完成[13][14]。(3代目駅舎)
- 2000年(平成12年)1月22日:自動改札機を設置し、供用開始[15]。
- 2001年(平成13年)3月26日:九州高校口に自動改札機を設置[16]。
- 2009年(平成21年)3月1日:ICカード「SUGOCA」の利用が可能となる[17]。
- 2018年(平成30年)9月28日:駅ナンバリングを導入[18]。
- 2019年(平成31年)3月12日:駅前広場が完成し、供用開始される[19]。
- 2026年(令和8年)3月14日:香椎駅に香椎エリア統括センターを設置[20]。
- 旧駅舎(1993年)
- リニューアル前の駅舎(2010年7月)
駅名の由来
開業時の地名(糟屋郡香椎村)が由来。「香椎」は日本古代からの歴史ある地名である。
駅構造
初代の駅舎は古賀駅の駅舎として移築され、その後八代駅駅舎を移築した駅舎が用いられた。1996年(平成8年)3月に4階建ての駅舎となり[13][14]、その際にフレスタ香椎(店舗面積約3,830m2[21]、延べ床面積約6,586m2[21])が入居した。 その後、2014年(平成26年)10月14日にJR九州の中小型駅ビルの名称変更に伴い[22]、えきマチ1丁目香椎となった。
相対式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線、計3面5線のホームを有する地上駅。ホーム間は跨線橋で結ばれ、全てのホームにエレベーター・エスカレーターが設置されている[23]。上り線小倉方面行きのみ通過線が整備され、当駅を通過する列車はここを通る。また停車する上り小倉方面行き列車は、停車直前と発車後にポイントを通過することから、速度制限(45km/h)がかかる。
改札口は全部で3カ所あり、1番のりばに直接つながるものと、跨線橋からえきマチ1丁目につながる「えきマチ1丁目2階改札口」、そして跨線橋の反対側にある「九州高校口」からなっている[23]。また、1番のりばにつながる改札口の脇にみどりの窓口が設置されている[23]。
JRの特定都区市内制度における「福岡市内」の駅である[24]。
香椎駅長は「福岡地区統括駅長」・「香椎エリア統括センター長」を兼任し、鹿児島本線の教育大前駅 - 箱崎駅の駅の統括および、長者原駅除く香椎線全線の駅管理を行う。
自動改札機が設置されている。
- 改札口(2017年12月)
- 跨線橋(2017年12月)
のりば
| のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 上り | 小倉・門司・門司港・下関方面[25] | 大分方面の特急を含む | |
| 2 | 下り | 博多・久留米・大牟田方面[25] | ||
| 3 | 下り | 宇美方面[25] | 日中はこのホームから発車 | |
| 上り | 西戸崎方面[25] | |||
| 4 | 上り | 日中はこのホームから発車 | ||
| 5 | 下り | 宇美方面[25] |
- 1・2番線ホーム(2017年12月)
- 4・5番線ホーム(2019年3月)
- 駅名標(2024年9月)
利用状況
2024年度の1日平均乗車人員は14,531人であり、JR九州の駅としては第7位である[* 1]。
| 年度 | 1日平均 乗車人数 |
出典 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1995年(平成7年) | 18,961 | [* 2] | |
| 1996年(平成8年) | 19,848 | [* 3] | |
| 1997年(平成9年) | 19,201 | [* 4] | |
| 1998年(平成10年) | 19,380 | [* 4] | |
| 1999年(平成11年) | 18,920 | [* 4] | |
| 2000年(平成12年) | 18,556 | [* 5] | |
| 2001年(平成13年) | 17,784 | [* 5] | |
| 2002年(平成14年) | 16,944 | [* 5] | |
| 2003年(平成15年) | 15,236 | [* 5] | JR千早駅開業 |
| 2004年(平成16年) | 13,576 | [* 5] | |
| 2005年(平成17年) | 12,544 | [* 6] | |
| 2006年(平成18年) | 11,915 | [* 6] | |
| 2007年(平成19年) | 11,658 | [* 6] | |
| 2008年(平成20年) | 11,603 | [* 7] | |
| 2009年(平成21年) | 11,478 | [* 8] | |
| 2010年(平成22年) | 11,482 | [* 9] | |
| 2011年(平成23年) | 11,559 | [* 10] | |
| 2012年(平成24年) | 11,732 | [* 11] | |
| 2013年(平成25年) | 11,846 | [* 12] | |
| 2014年(平成26年) | 11,560 | [* 13] | |
| 2015年(平成27年) | 11,891 | [* 14] | |
| 2016年(平成28年) | 12,172 | [* 15] | |
| 2017年(平成29年) | 12,660 | [* 16] | |
| 2018年(平成30年) | 12,632 | [* 17] | |
| 2019年(令和元年) | 12,799 | [* 18] | |
| 2020年(令和2年) | 10,494 | [* 19] | |
| 2021年(令和3年) | 11,321 | [* 20] | |
| 2022年(令和4年) | 12,412 | [* 21] | |
| 2023年(令和5年) | 13,470 | [* 22] | |
| 2024年(令和6年) | 14,531 | [* 1] |
駅周辺

福岡市東の副都心と位置付けられ、駅周辺は小さな繁華街になっている。
- 香椎地区
- 西鉄香椎駅 - 西鉄貝塚線
- 福岡アイランドシティ
- 香椎宮 - 最寄駅は香椎線香椎神宮駅
- 香椎花園(2021年12月30日閉園[26])
- イオンモール香椎浜(2003年(平成15年)11月29日にイオン香椎浜ショッピングセンターとして開業[27]。)
- エディオンアウトレット香椎浜店(デオデオ福岡東香椎浜店を改修して2009年(平成21年)8月28日にアウトレット業態へ転換された[28]。)
- にしてつストア香椎店(2012年(平成24年)5月2日に開業[29]。)
- 福岡市東部農業協同組合香椎支店
- 福岡女子大学
- 福岡県立香椎高等学校
- 福岡県立香椎工業高等学校
- 九州産業大学附属九州高等学校
- 福岡市立香椎小学校
- 国道3号
- 香椎出入口 - 福岡高速1号線
- 香椎中央商店街
- 香椎名店街
- キラキラ通りKASHII(博商通り)
- みゆき通り
- 香椎セピア通り
- 香椎参道
- にしてつストア 香椎店
バス路線
駅前広場完成に伴い、2019年3月16日より[要出典]下原始発着の路線バスが乗り入れを開始された。
