エウヘニオ・スアレス

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生年月日 (1991-07-18) 1991年7月18日(34歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
213 lb =約96.6 kg
エウヘニオ・スアレス
Eugenio Suárez
シンシナティ・レッズ #28
シアトル・マリナーズ時代
(2025年)
基本情報
国籍 ベネズエラの旗 ベネズエラ
出身地 ボリバル州シウダーグアヤナ
生年月日 (1991-07-18) 1991年7月18日(34歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
213 lb =約96.6 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 三塁手遊撃手
プロ入り 2008年 インターナショナルFA
初出場 2014年6月4日
年俸 $15,000,000(2025年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム ベネズエラの旗 ベネズエラ
WBC 2023年2026年
獲得メダル
男子 野球
ベネズエラの旗 ベネズエラ
ワールド・ベースボール・クラシック
2026

エウヘニオ・アレハンドロ・スアレスEugenio Alejandro Suárez, 1991年7月18日 - )は、ベネズエラボリバル州プエルト・オーダス出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。MLBシンシナティ・レッズ所属。愛称はジーノ(Geno)[2]

プロ入りとタイガース時代

2008年10月9日にアマチュア・フリーエージェントでデトロイト・タイガースと契約を結び、プロ入り。

2009年ベネズエラン・サマーリーグ・タイガースでプロデビューし、同球団で2年間プレーした。

2011年にアメリカ本土に渡る。

2013年にはAA級エリー・シーウルブズまで到達した。オフの11月20日に40人枠入りした[3]

デトロイト・タイガース時代
(2014年6月8日)

2014年は開幕をAA級エリーで迎え、5月にAAA級トレド・マッドヘンズに昇格した[4]。その後6月4日にメジャー初昇格し、同日のトロント・ブルージェイズ戦でメジャーデビューを果たした[5]。同郷ベネズエラの先輩で憧れの選手でもあるマグリオ・オルドニェスが観戦に訪れた6月14日のミネソタ・ツインズ戦では二塁打、三塁打、本塁打を放ち、あと単打を打てばサイクル安打達成だった[6][7]。同年は遊撃手のポジションをアンドリュー・ロマインと併用され、最終的に85試合に出場して打率.242、4本塁打、23打点を記録した[8]

レッズ時代

2014年12月11日にアルフレド・サイモンとのトレードで、ジョナソン・クロフォードと共にシンシナティ・レッズへ移籍した[9][10]

2015年故障者リスト入りしたザック・コザートに代わり、正遊撃手に定着した。97試合に出場し、打率.280、13本塁打、48打点、出塁率.315を記録した[8]

2016年は前年の守備を鑑み、三塁手コンバートされた。レギュラーで起用されて159試合に出場した。打撃面では自身初めて規定打席に到達し、打率.248、21本塁打、70打点、11盗塁を記録した[8]

2017年は156試合に出場し、打率.260、26本塁打、82打点を記録した[8]

シンシナティ・レッズ時代
(2018年8月11日)

2018年3月16日に7年総額6600万ドルで契約延長したことが発表された[11]。オプションとして2025年シーズンの選択権を球団側が所持し、バイアウトの際には200万ドルを、行使された際は8年総額7900万ドルとなる[12]。開幕直後に死球を受けて右親指を骨折し、故障者リスト入りし、3週間近く離脱した。しかし、前半戦を打率.312、9本塁打、71打点の好成績で折り返し、自身初となるオールスターゲームに選出された。後半戦は調子を落としたものの、最終成績を打率.283、リーグ7位の34本塁打、同6位となる104打点を記録した[8]。しかし守備ではUZR-4.8、DRS+1を記録し[13]、2年ぶりにリーグ最多失策となる19失策を記録した[8]

シーズン中の9月10日にオフの11月に開催される「2018日米野球」のMLB選抜チームに選出された[14]。11月6日に訪日した[15]

2019年も前半戦は打率.248、20本塁打に留まっていたが、後半戦で打率.301、29本塁打を記録した[16]。特に9月25日のミルウォーキー・ブルワーズ戦でソロ本塁打を放ち、2004年エイドリアン・ベルトレが記録したナ・リーグ三塁手のシーズン最多本塁打記録を15年ぶりに更新するなど[17]、9月に打率.337、10本塁打、18打点、OPS1.202を記録し、初めてプレイヤー・オブ・ザ・マンスに選出された[18]。最終的に打率.271、ナショナルリーグ2位の49本塁打、10位となる103打点を記録した[8]

2020年1月28日に右肩の軟骨除去のために手術を行った[19]。同年はCOVID-19の影響で60試合の短縮シーズンとなる中で、60試合中57試合に出場。自己最低となる打率.202に留まるも、リーグ9位となる15本塁打、38打点、出塁率.312を記録した[8]。また、40安打で15本塁打を記録し、安打の4割が本塁打となった[8]

2021年マイク・ムスタカスの三塁への復帰に伴い、スプリングトレーニングでは3年ぶりに遊撃の守備練習を行った[20]。また、スアレス自身が前年の成績に不満を抱き、ビール、アレパ、米を断ち、前年から15ポンド(6.8kg)の減量に成功した[21]。開幕戦から遊撃への再コンバートが決まると「再び遊撃手を務めるのはとても嬉しいし、興奮しているよ。レッズでこのポジションを守ることは、私にとって誇りだよ」とコメントした[22]。この年は31本塁打を記録したが、自己ワーストとなる打率.198を記録した[8]

マリナーズ時代

2022年3月14日にジャスティン・ダンジェイク・フレイリーブランドン・ウィリアムソン後日発表選手[注 1]とのトレードで、ジェシー・ウィンカーと共にシアトル・マリナーズへ移籍した[24]。7月8日のトロント・ブルージェイズ戦、延長11回にキャリア初のサヨナラ本塁打となる15号3ランを放った[25]。9月7日のシカゴ・ホワイトソックス戦、マイケル・コペックから26号2ランを放ちMLB通算1000本安打を本塁打で決めた[26]。監督のスコット・サーバイスは、チーム最多となった31本塁打、87打点の打撃や三塁守備のみならず、若手選手の多いクラブハウスにおいて大きなリーダーシップを発揮したと語っている[27]

2023年は8月4日のエンゼルス戦にて、7-7で迎えた8回表に適時打を放ち、マリナーズの球団新記録となる10試合連続打点となった。この年は全162試合に出場して、打率.232、22本塁打、96打点、OPS.714を記録したが、214三振はリーグワーストだった[28]

ダイヤモンドバックス時代

2023年11月22日にカルロス・バルガスセビー・ザバラとのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[29]

2024年は158試合に出場して、打率.256、30本塁打、101打点を記録した[8]

2025年4月26日のアトランタ・ブレーブス戦で、MLB史上19人目となる1試合4本塁打を記録[30]。最初の4打席でこれを達成したのはカルロス・デルガドに次ぎ史上2人目だった[31]。6月20日のコロラド・ロッキーズ戦で2本塁打を記録し、MLB通算300本塁打を達成した[32]。7年ぶり2度目となるオールスターゲームに選出されたほか、2017年のJ.D.マルティネス、2024年の大谷翔平と並び史上最多タイとなる、シーズン4度のプレイヤー・オブ・ザ・ウィークを受賞した[33]

マリナーズ復帰

2025年7月31日にタイラー・ロックリアフアン・バルゴス英語版、ハンター・クラントンとのトレードで、古巣のマリナーズへ移籍した[34]

レッズ復帰

2026年2月2日にレッズと1年総額1500万ドルで契約に合意、再び古巣に復帰となった[35]

代表経歴

2023年シーズン開幕前の3月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ベネズエラ代表に選出された[36]

2026年シーズン開幕前の3月に開催された第6回WBCベネズエラ代表に選出された。3月17日の決勝のアメリカ合衆国戦では2-2で同点の9回表に決勝点となる適時打を放ち[37]、ベネズエラ代表の初優勝に貢献した[38][39]

選手としての特徴

2018年に飛躍した要因について、「打席でリラックスできるようになった」ことが大きいと語っている[40]。キャリア序盤の数年は右肩とバットを持つ両手を高く上げるフォームで強い打球を放とうとしていたが、この年からは肩を脱力させて両手の位置を少し下げることにした。そのおかげで変化球を引き付けて広角に打てるようになった。さらに強打することを意識しなくなってからのほうが強い打球が増え、ハード・ミート率が50%まで上昇(45%で優秀とされる)。また、ナ・リーグ平均を約5キロ近く上回る147km/hの平均打球速度は、過去3年間の自身の平均記録からおよそ5-6km/hも上がった。これらにより、長打力も増した。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2014 DET 852772443359914822332512215673.242.316.336.652
2015 CIN 9739837242104192131664841421703947.280.315.446.761
2016 15962756578140252212327011503510815510.248.317.411.728
2017 1566325348713925226246824505841914716.260.367.461.828
2018 14360652779149222342771041106647914220.283.366.526.892
2019 159662575871562224932910332067041118912.271.358.572.930
2020 5723119829408015933820013012675.202.312.470.781
2021 1455745057110023031216790105560817114.198.286.428.713
2022 SEA 1506295437612824231249870005730819612.236.332.459.791
2023 162694598681392902223496210117001521410.232.323.391.714
2024 ARI 158640571901462823026810121011490917610.256.319.469.788
2025 106437387649619036223871006291151177.248.320.576.897
SEA 5322020127389013863131011711794.189.255.428.682
'25計 159657588911342804930911841074621619611.228.298.526.824
MLB:12年 16306627582083114342621532527019493620963632161031814130.246.328.464.792
  • 2025年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

ポストシーズン打撃成績




















































O
P
S
2014 DET ALDS 1110000000000000000.000.000.000.000
2020 CIN NLWC 21090200020000010040.222.300.222.522
2022 SEA ALWC 2993420062000000030.444.444.6671.111
ALDS 312112300161000010021.273.333.545.879
2025 ALDS 522211200151000010092.095.136.238.374
ALCS 7292638102157000030090.308.379.577.956
出場:4回 20837791930434110000600273.247.301.442.743
  • 2025年度シーズン終了時

WBCでの打撃成績















































2023[41] ベネズエラ 415142700110600010050.500.533.714
2026[42] 521202410211401010050.200.238.550

年度別守備成績



一塁(1B)三塁(3B)遊撃(SS)




































2014 DET -211001.000811131891049.968
2015 CIN -10000----961472651959.956
2016 -1511032712327.942233011.000
2017 -153103267930.976102001.000
2018 -143942501923.948323001.000
2019 -1581062461726.954-
2020 -574775510.961-
2021 -10469193921.967344077817.936
2022 SEA -1301122261023.971-
2023 -159115268821.980-
2024 ARI -155882921033.974-
2025 120001.000101591661216.949-
SEA 24011.80053328048.966-
'25計 36011.857154912461624.955-
MLB 36011.85713679292335126238.96321730553937126.958
  • 2025年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

表彰

記録

MLB

背番号

  • 30(2014年)
  • 7(2015年 - 2021年)
  • 28(2022年 - )

代表歴

脚注

関連項目

外部リンク

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