ソムリエナイフ
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ソムリエナイフ(英: sommelier knife)は、コルクスクリューの一種で、ポケットナイフのような形をした折りたたみ式のものをいう[1][2]。ワインの開栓に使用される。てこの原理を利用するため、スクリューをねじ込んだコルクを、直接引き抜くよりも少ない力で抜くことができる。てこの支点として使えるフック状の箇所が1点ないしは2点あり、それぞれシングルアクション、ダブルアクションと呼ばれている。ダブルアクションはコルクをゆっくり抜くことができるので、確実な開栓のためには有利である。シングルアクションは1回の動作だけで開栓できることから演出に優れている。
コルク抜きの機能に加え、キャップシールを切るためにボトルの口よりもやや大きいナイフを装備している。ビール瓶などの王冠を外すための栓抜きを備えているものも多い。
レストランやワインバーなどでソムリエが常用することから名づけられた。英語では waiter's corkscrew、または waiter's friend(直訳すると「ウェイターの友」)とも呼ばれる。ソムリエナイフが1本あれば、キャップシールを被せた完全に未開栓のワインボトルを開けてグラスやデカンタに注ぐところまでの一連の作業ができることから、ソムリエが演出としてテーブルやカウンターなどで披露することがある。特に、客がワインをボトルで注文した場合は必須作業となる。
フランスのティエールで製造される「シャトー・ラギオール」という製品がよく知られているが、他にも様々なデザインのものが市販されている。