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ラジオNIKKEI賞

日本中央競馬会(JRA)が主催する中央競馬の重賞競走 From Wikipedia, the free encyclopedia

ラジオNIKKEI賞(ラジオニッケイしょう)は、日本中央競馬会(JRA)が福島競馬場で施行する中央競馬重賞競走GIII)である。

開催国 日本の旗 日本
競馬場 福島競馬場
第1回施行日 1952年4月6日
概要 開催国, 主催者 ...
ラジオNIKKEI賞
第74回ラジオNIKKEI賞(2025年6月29日)
優勝馬:エキサイトバイオ
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 福島競馬場
第1回施行日 1952年4月6日
2026年の情報
距離 芝1800m
格付け GIII
賞金 1着賞金4100万円
出走条件 サラ系3歳(国際)(特指)
負担重量 ハンデキャップ
出典 [1][2]
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競走名の「ラジオNIKKEI」は、寄贈賞を提供している日経ラジオ社の愛称で東京都港区虎ノ門に本社を置く短波放送局である[3]。開局から2年後の1956年(昭和31年)より中央競馬中継(『中央競馬実況中継』)を実施している。

正賞はラジオNIKKEI賞[1][2]

概要

1952年に皐月賞の前哨戦として4歳(現3歳)馬による重賞競走「中山4歳ステークス」の名称で創設、第1回は中山競馬場の芝1800mで施行された[4]。1954年からは、春のクラシックシーズン終了後の6月下旬~7月上旬に施行されるようになった[4]

競走名は1959年と1960年が「日本短波賞中山4歳ステークス」、1961年から1978年まで「日本短波賞」、1979年から2005年まで「ラジオたんぱ賞」と数度の変遷を経ている[4]

出走資格は1955年から1967年まで「東京優駿競走の勝馬」と記され、東京優駿(日本ダービー)の優勝馬は出走できなかった[4]。そのため敗者復活戦的な性格を帯び[5]、規定が廃されてからも「残念ダービー[5][6]」の俗称が残った。また外国産馬も1972年 - 1983年、1992年 - 2000年、および2005年以降は混合競走として出走資格が与えられているが、左記以外の期間は外国産馬が出走できなかった[7]。1997年からは特別指定交流競走に指定され、地方競馬所属馬が出走可能となったほか、2009年からは国際競走となり、外国馬も出走可能になった[8]

負担重量は定量(牡55kg・牝53kg)だった1953年(第2回)を除き2005年(第54回)まで別定で行われていたが、2006年(第55回)以降はハンデキャップとなった[4]。中央競馬の世代限定戦では唯一馬齢戦で行われないレースであり、3歳馬によって争われる唯一のハンデキャップの重賞競走である。

競走条件

以下の内容は、2026年現在[1][2][9]のもの。

出走資格: サラ系3歳

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(認定馬のみ、2頭まで)
  • 外国調教馬(優先出走)

負担重量:ハンデキャップ

賞金

2026年の1着賞金は4100万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着620万円、5着410万円[1][2]

歴史

  • 1952年 - 4歳馬による重賞競走「中山4歳ステークス」を創設、中山競馬場の芝1800mで施行[4]
  • 1953年 - この年のみ負担重量を牡55kg・牝53kgで施行。
  • 1954年 - 施行距離を芝2000mに変更。
  • 1955年
    • 出走資格に「除東京優駿競走の勝馬」の条項が追加される[7]
    • 施行距離を芝1800mに戻す。
  • 1959年 - 名称を「日本短波賞 中山4歳ステークス」に変更[4]
  • 1961年 - 名称を「日本短波賞」に変更[4]
  • 1968年 - 出走資格から「除東京優駿競走の勝馬」の条項が削除される[7]
  • 1979年
    • 名称を「ラジオたんぱ賞」に変更[4]
    • 施行場を福島競馬場の芝1800mに変更。
  • 1984年 - グレード制施行によりGIII[注 1]に格付け。
  • 1997年 - 特別指定交流競走に指定され、地方所属馬は2頭まで出走可能となる[7]
  • 2001年
    • 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳」に変更。
  • 2006年
    • 名称を「ラジオNIKKEI賞」に変更[10]
    • 負担重量をハンデキャップに変更。
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更。
  • 2009年
    • 国際競走に変更され、外国調教馬は8頭まで出走可能となる[8]
    • 格付表記をGIII(国際格付)に変更。
  • 2010年 - サマージョッキーズシリーズの対象競走に指定。
  • 2011年 - 東日本大震災の影響による福島競馬の開催中止に伴い、中山競馬場の芝1800m(Cコース使用)で施行。出走可能頭数(フルゲート)も14頭に変更[11]
  • 2014年 - サマージョッキーズシリーズの対象競走から除外。
  • 2020年 - 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「無観客競馬」として実施[12]
  • 2021年 - 福島県沖地震の影響による福島競馬場の来場者エリアの復旧に時間を要するため、「無観客競馬」として実施[13]
  • 2024年 - 「JRA70周年記念競走」の副称をつけて施行[14]

歴代優勝馬

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

コース種別を記載していない距離は、芝コースを表す。

競走名は第1回から第9回が「中山4歳ステークス」、第10回から第27回は「日本短波賞」、第28回から第54回は「ラジオたんぱ賞」、第55回以降は「ラジオNIKKEI賞」[4]

さらに見る 回数, 施行日 ...
回数施行日競馬場距離優勝馬性齢斤量タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1952年4月6日中山1800mアサトモ牡3571:53 0/5野平祐二望月与一郎手塚栄一
第2回1953年4月12日中山1800mチエリオ牝3531:57 2/5阿部正太郎田中和一郎吉川英治
第3回1954年6月20日中山2000mゴールデンウエーブ牡3592:09 4/5蛯名武五郎藤本冨良川俣欣也
第4回1955年7月3日中山1800mヒデホマレ牡3581:51 1/5柄崎義信西塚十勝宍戸ミワ
第5回1956年6月24日東京1800mフエアマンナ牝3571:52 4/5佐藤嘉秋大久保房松小林庄平
第6回1957年6月23日中山1800mオンワードゼア牡3551:55 1/5二本柳俊夫大久保房松樫山純三
第7回1958年6月15日中山1800mカツトシ牡3561:50 3/5野平祐二松山吉三郎佐藤順吉
第8回1959年6月21日中山1800mシゲミノル牡3551:50 2/5坂本栄三郎中村広鈴木晴
第9回1960年6月19日中山1800mビツグヨルカ牡3551:50.0保田隆芳尾形藤吉小野晃
第10回1961年6月25日中山1800mアズマテンラン牡3551:51.6高橋英夫二本柳俊夫堀平四郎
第11回1962年7月1日中山1800mスズホープ牡3541:51.0八木沢勝美森末之助鈴江繁一
第12回1963年6月16日中山1800mカネノヒカル牡3561:51.6加賀武見阿部正太郎金指吉昭
第13回1964年6月21日東京1800mフラワーウツド牝3531:49.0保田隆芳尾形藤吉永田雅一
第14回1965年6月20日中山1800mベロナ牝3551:51.5野平好男田中和夫田中はな
第15回1966年6月19日東京1800mヒロイサミ牡3541:52.0郷原洋行野平省三勝川平太郎
第16回1967年6月18日中山1800mムネヒサ牡3551:52.0藤本勝彦藤本冨良伊東二郎
第17回1968年4月7日中山1800mアサカオー牡3551:52.6加賀武見中村広浅香源二
第18回1969年6月22日中山1800mハクエイホウ牡3541:52.2保田隆芳尾形藤吉西博
第19回1970年6月14日中山1800mヒガシライト牡3541:51.0伊藤正徳尾形藤吉坂本清五郎
第20回1971年7月4日東京1800mミネラルシンボリ牡3541:51.8野平祐二野平省三和田共弘
第21回1972年7月30日東京1800mスガノホマレ牡3551:48.4野平祐二秋山史郎菅原光太郎
第22回1973年6月24日中山1800mイチフジイサミ牡3561:50.8郷原洋行松永光雄保坂勇
第23回1974年6月23日中山1800mスルガスンプジョウ牡3551:50.0蛯沢誠治成宮明光望月茂
第24回1975年6月22日中山1800mハクチカツ牡3541:50.2小島太稲葉幸夫柏誠四郎
第25回1976年6月27日中山1800mトリデジョウ牡3551:50.5増沢末夫山岡寿恵次ホースマンクラブ
第26回1977年6月26日中山1800mマルゼンスキー牡3581:51.4中野渡清一本郷重彦橋本善吉
第27回1978年6月25日中山1800mキタノコンゴウ牡3551:49.2菅原泰夫本郷一彦高山幸雄
第28回1979年6月24日福島1800mホクセーミドリ牝3531:47.9小島太高木嘉夫村田光雄
第29回1980年6月22日福島1800mハワイアンイメージ牡3581:50.7増沢末夫鈴木勝太郎(株)大関
第30回1981年6月21日福島1800mエイティトウショウ牝3541:51.6田村正光奥平真治トウショウ産業(株)
第31回1982年6月27日福島1800mアキビンゴ牡3561:52.5田村正光大久保良雄(株)じんべい産業
第32回1983年6月26日福島1800mウメノシンオー牡3551:49.2増沢末夫古賀一隆梅崎敏則
第33回1984年6月24日福島1800mスズパレード牡3551:49.2田村正光富田六郎小紫芳夫
第34回1985年6月23日福島1800mダービーリッチ牝3531:50.8蛯沢誠治諏訪富三東京軽種馬(株)
第35回1986年6月22日福島1800mダイナコスモス牡3581:47.8岡部幸雄沢峰次(有)社台レースホース
第36回1987年7月5日福島1800mレオテンザン牡3541:48.8田村正光吉野勇田中竜雨
第37回1988年7月3日福島1800mタカラフラッシュ牡3541:49.8佐藤吉勝坂本栄三郎村山義男
第38回1989年7月2日新潟1800mダイワゲーリック牡3541:48.2増沢末夫尾形盛次大和商事(株)
第39回1990年7月1日福島1800mツルマイアスワン牡3541:47.8大崎昭一柴田寛平岩詔次
第40回1991年6月30日福島1800mツインターボ牡3541:48.5大崎昭一笹倉武久黒岩晴男
第41回1992年7月5日福島1800mシンコウラブリイ牝3551:48.6坂本勝美藤沢和雄安田修
第42回1993年7月4日福島1800mエーピーグランプリ牡3551:48.1江田照男武田博(株)デルマークラブ 
第43回1994年7月3日福島1800mヤシマソブリン牡3541:49.1坂井千明松山康久毛利喜昭
第44回1995年7月2日福島1800mプレストシンボリ牡3561:48.9岡部幸雄藤沢和雄シンボリ牧場
第45回1996年6月30日中山1800mビッグバイアモン牡3541:46.0蛯名正義中尾正(有)ビッグ
第46回1997年6月29日福島1800mエアガッツ牡3551:50.3柴田大知栗田博憲(株)ラッキーフィールド
第47回1998年7月5日福島1800mビワタケヒデ牡3541:45.6藤田伸二松田博資(有)ビワ
第48回1999年7月4日福島1800mシルクガーディアン牡3541:50.1柴田善臣矢野進(有)シルク
第49回2000年7月2日東京1800mルネッサンス牡3551:49.4大西直宏高橋裕中澤幸幹
第50回2001年7月1日福島1800mトラストファイヤー牡3551:49.4田中勝春河野通文菅波滿
第51回2002年6月30日福島1800mカッツミー牡3541:48.3内田利雄南田美知雄安部重夫
第52回2003年7月6日福島1800mヴィータローザ牡3551:48.4蛯名正義橋口弘次郎(有)サンデーレーシング
第53回2004年7月4日福島1800mケイアイガード牡3561:47.1松永幹夫古川平亀田守弘
第54回2005年7月3日福島1800mコンラッド牡3551:47.2横山典弘手塚貴久(有)サンデーレーシング
第55回2006年7月2日福島1800mタマモサポート牡3541:50.5津村明秀藤岡健一タマモ(株)
第56回2007年7月1日福島1800mロックドゥカンブ牡3521:47.7柴山雄一堀宣行吉田和美
第57回2008年7月6日福島1800mレオマイスター牡3531:46.8内田博幸古賀慎明(株)レオ
第58回2009年7月5日福島1800mストロングガルーダ牡3561:48.3蛯名正義久保田貴士村木篤
第59回2010年7月4日福島1800mアロマカフェ牡3551:47.3柴田善臣小島太西川光一
第60回2011年7月3日中山1800mフレールジャック牡3541:46.9福永祐一友道康夫(有)キャロットファーム
第61回2012年7月1日福島1800mファイナルフォーム牡3541:47.9戸崎圭太堀宣行(有)社台レースホース
第62回2013年6月30日福島1800mケイアイチョウサン牡3541:47.9横山典弘小笠倫弘(株)チョウサン
第63回2014年7月6日福島1800mウインマーレライ牡3541:45.9松岡正海高木登(株)ウイン
第64回2015年7月5日福島1800mアンビシャス牡356.51:46.4C.ルメール音無秀孝近藤英子
第65回2016年7月3日福島1800mゼーヴィント牡3541:47.0戸崎圭太木村哲也(有)シルクレーシング
第66回2017年7月2日福島1800mセダブリランテス牡3541:46.6石川裕紀人手塚貴久(有)シルクレーシング
第67回2018年7月1日福島1800mメイショウテッコン牡3561:46.1松山弘平高橋義忠松本好雄
第68回2019年6月30日福島1800mブレイキングドーン牡3531:49.8田辺裕信中竹和也前田幸貴
第69回2020年7月5日福島1800mバビット牡3531:47.3内田博幸浜田多実雄宮田直也
第70回2021年7月4日福島1800mヴァイスメテオール牡3541:48.0丸山元気木村哲也(有)シルクレーシング
第71回2022年7月3日福島1800mフェーングロッテン牡3551:46.7松若風馬宮本博(有)サンデーレーシング
第72回2023年7月2日福島1800mエルトンバローズ牡3551:46.9西村淳也杉山晴紀猪熊広次
第73回2024年6月30日福島1800mオフトレイル牡3561:45.3田辺裕信吉村圭司ゴドルフィン
第74回2025年6月29日福島1800mエキサイトバイオ牡3531:46.9荻野極今野貞一バイオ(株)
第75回2026年6月28日福島1800mサノノグレーター牡356 1:45.2田辺裕信尾形和幸佐野信幸
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脚注・出典

関連項目

外部リンク

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