JQ1

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CAS登録番号
JQ1
識別子
CAS登録番号
PubChem
CID
IUPHAR/BPS
ChemSpider
UNII
ChEBI
CompTox
Dashboard

(EPA)
化学的および物理的データ
化学式 C23H25ClN4O2S
分子量 456.987 g/mol g·mol−1
3D model
(JSmol)
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JQ1チエノトリアゾロジアゼピンの一種で、ほ乳類におけるBRD2英語版BRD3英語版BRD4、および精巣特異的タンパク質BRDT英語版を含むブロモドメインのBETファミリーの強力な阻害剤である。JQ1と構造的に類似したBET阻害剤NUTがん英語版(旧:NUT正中線癌)を含む様々ながんに対する臨床試験において試されている[1]。JQ1はブリガム・アンド・ウイメンズ病院英語版のJames Bradner研究室によって開発され、化学者Jun Qiのイニシャルから命名された。化学構造は田辺三菱製薬による類似したBET阻害剤の特許[2]から着想を得た。構造的にはベンゾジアゼピン類に類似している。研究室で広く使用されているものの、半減期が短かいためヒトの臨床試験においてはJQ1自身は使われない。

がん治療薬としてのJQ1への関心はBRD4およびBRD3を阻害する能力に起因する。BRD4およびBRD3はどちらもNUTがんの原因となる融合がん遺伝子を形成する[3][4]。その後の研究によって、一部の急性骨髄性白血病(AML)、 多発性骨髄腫、および急性リンパ球性白血病(ALL)を含む多くのがんがBET阻害剤に対して高い感受性を示すことが証明された[5][6]

その他の応用

出典

関連項目

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