コディ・ポンセ
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| トロント・ブルージェイズ #66 | |
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| 基本情報 | |
| 国籍 |
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| 出身地 | カリフォルニア州ポモナ |
| 生年月日 | 1994年4月25日(31歳) |
| 身長 体重 |
6' 6" =約198.1 cm 255 lb =約115.7 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 投手 |
| プロ入り | 2015年 MLBドラフト2巡目 |
| 初出場 |
MLB / 2020年8月2日 NPB / 2022年4月20日 KBO / 2025年3月22日 |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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| 国際大会 | |
| 代表チーム |
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| プレミア12 | 2019年 |
この表について
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コディ・ジョー・ポンセ(Cody Joe Ponce, 英語発音: /ˈkoʊdi ˈpoʊnˌseɪ/; 1994年4月25日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ポモナ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのトロント・ブルージェイズ所属。
プロ入りとブルワーズ傘下時代
2015年のMLBドラフト2巡目(全体55位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級ヘレナ・ブルワーズでプロ初出場。A級ウィスコンシン・ティンバーラトラーズに所属し、2球団合計で14試合(先発9試合)に登板して2勝1敗3セーブ、防御率2.29、40奪三振を記録した。
2016年はA+級ブレバード・カウンティ・マナティーズに所属し、17試合に先発登板して2勝8敗、防御率5.25、69奪三振を記録した。
2017年はA+級カロライナ・マドキャッツ[注 1]とAA級ビロクシ・シャッカーズに所属し、2球団合計で25試合に先発登板して10勝9敗、防御率3.14、103奪三振を記録した。
2018年はAA級ビロクシに所属し、29試合(先発11試合)に登板して7勝6敗、防御率4.36、88奪三振を記録した。
2019年は開幕からAA級ビロクシに所属した。
パイレーツ時代
2019年7月29日にジョーダン・ライルズとのトレードで、ピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[1]。移籍後は傘下のAA級アルトゥーナ・カーブとAAA級インディアナポリス・インディアンスに所属し、移籍前を含めた3球団合計で34試合(先発5試合)に登板して2勝6敗2セーブ、防御率4.14、70奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズに所属した。さらに11月に開催の第2回WBSCプレミア12アメリカ合衆国代表に選出された[2]。11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[3]。
2020年にはCOVID-19の影響によりマイナーリーグの公式戦が開催されず、メジャーリーグは7月下旬に開幕したが、開幕早々の8月2日にメジャー初昇格を果たし[4]、同日のシカゴ・カブス戦で初出場を果たした[5]。この年はメジャーで5試合(先発3試合)に登板して1勝1敗、防御率3.18、12奪三振を記録した。

(2021年5月30日)
2021年はメジャーで15試合(先発2試合)に登板して0勝6敗、防御率7.04を記録した[6]。傘下のAAA級インディアナポリス・インディアンズでは、15試合(先発8試合)に登板して1勝4敗、防御率4.71などを記録した。オフの11月29日に自由契約となった[7]。
日本ハム時代
2021年12月6日に北海道日本ハムファイターズとの契約に合意した。1年契約で、推定年俸は1億円プラス出来高[8]。

(2022年8月5日、京セラドーム大阪)
2022年7月13日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で来日初勝利を挙げると[9]、8月27日の福岡ソフトバンクホークス戦でノーヒットノーランを達成[10]。完全試合を含めシーズン5人目で、1940年以来82年ぶりに年間最多に並んだ。助っ人外国人投手によるノーヒットノーラン達成は2006年のリック・ガトームソン(東京ヤクルトスワローズ)以来、16年ぶり。9月28日に最終戦を迎えたため、札幌ドーム時代でファイターズの選手としては唯一ノーヒットノーランを達成した選手となった。同年は3勝を記録。シーズン終了後に日本ハムと翌年の年俸が推定1億8000万円の契約に合意し、残留が決まった[11]。
| 映像外部リンク | |
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2023年はシーズン初登板となった4月4日の千葉ロッテマリーンズ戦で左脚に違和感を覚えながらも登板し、4回途中を5失点で敗戦投手となったが、翌日に左大腿四頭筋腱付着部の部分断裂と診断され、実戦復帰まで4週間と見込まれた[12]。4月下旬からリハビリのためアメリカ合衆国に一時帰国していたが[13]、復帰に向けて6月中旬まで再来日し[14]、同月25日の二軍戦で実戦復帰した[15]。7月23日のオリックス・バファローズ戦で一軍に復帰した[16]。前年より登板数を減らしたものの、前年を上回る4勝を記録。シーズン終了後、球団側は翌年の契約延長を提示していたものの、条件面で折り合わず[17]、12月1日に契約保留選手名簿から外れて自由契約になった[18]。
楽天時代
2023年12月26日、東北楽天ゴールデンイーグルスへの入団が発表された[19][20]。背番号は13。
2024年は15試合に登板し、3勝6敗、防御率6.72を記録[21]。同年限りで退団となった[21]。
ハンファ時代
2024年12月13日にKBOリーグのハンファ・イーグルスと契約した[22]。
2025年はKBOのシーズン新記録となる最多奪三振(252)、17勝で最多勝タイ、最優秀防御率(1.89)の個人タイトルを獲得した。また年間のリーグMVPを受賞した。
ブルージェイズ時代
2025年12月11日、トロント・ブルージェイズと3年総額3000万ドルの契約を締結した[23]。
選手としての特徴
| 球種 | 割合 | 平均球速 | 最高球速 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| % | mph | km/h | mph | km/h | |
| フォーシーム | 41.7 | 93.2 | 150 | 95.8 | 154.2 |
| カッター | 18.8 | 89.4 | 143.9 | 92 | 148.1 |
| カーブ | 16.6 | 79.5 | 127.9 | 82.9 | 133.4 |
| スライダー | 14.3 | 84 | 135.2 | 86.9 | 139.9 |
| チェンジアップ | 8.6 | 86.2 | 138.7 | 87.8 | 141.3 |
| シンカー | 0.4 | 92.7 | 149.2 | 94.2 | 151.6 |
持ち球は最速157km/hのストレート[25]、カーブ[26]、スライダー、チェンジアップ[27]、カットボール、ツーシーム[28]、フォーク[29]。198cmの長身から投げ下ろすストレートを中心に多彩な変化球を織り交ぜ、打たせて取る投球スタイルである[30]。
美容師の母譲りというカーリーヘア[30]の長髪がトレードマーク[31]。ヘアバンドを着用したり[32]、編み込み・団子などにしたり[33]、ときには結んだ髪をほどいたり[34]と様々なヘアスタイルでプレーする。
2025年シーズンオフにアメリカの野球専門ポッドキャストに出演した際、韓国と日本の野球文化などの違いについて述べ、韓国ではシーズン中は必ずベンチに座ってチームメイトとのコミュニケーションを取れる一方、日本では登板予定のない先発投手がベンチから外れるのが一般的というその仕組みに馴染めなかったと述べた[35]。また、日本ではチームメイトやチームスタッフとのコミュニケーションにも苦慮していた事も述べている[35]。
詳細情報
年度別投手成績
| 年 度 | 球 団 | 登 板 | 先 発 | 完 投 | 完 封 | 無 四 球 | 勝 利 | 敗 戦 | セ 丨 ブ | ホ 丨 ル ド | 勝 率 | 打 者 | 投 球 回 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 与 四 球 | 敬 遠 | 与 死 球 | 奪 三 振 | 暴 投 | ボ 丨 ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 | W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020 | PIT | 5 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | 66 | 17.0 | 12 | 5 | 6 | 0 | 0 | 12 | 0 | 0 | 7 | 6 | 3.18 | 1.06 |
| 2021 | 15 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | .000 | 179 | 38.1 | 56 | 8 | 11 | 1 | 1 | 36 | 2 | 0 | 34 | 30 | 7.04 | 1.75 | |
| 2022 | 日本ハム | 14 | 14 | 1 | 1 | 0 | 3 | 5 | 0 | 0 | .375 | 344 | 83.1 | 69 | 10 | 23 | 0 | 2 | 66 | 3 | 1 | 35 | 31 | 3.35 | 1.10 |
| 2023 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 4 | 5 | 0 | 0 | .444 | 237 | 51.2 | 59 | 3 | 17 | 0 | 3 | 43 | 2 | 0 | 27 | 21 | 3.66 | 1.47 | |
| 2024 | 楽天 | 15 | 12 | 1 | 0 | 0 | 3 | 6 | 0 | 0 | .333 | 308 | 67.0 | 92 | 6 | 16 | 0 | 5 | 56 | 3 | 0 | 55 | 50 | 6.72 | 1.61 |
| 2025 | ハンファ | 29 | 29 | 0 | 0 | 0 | 17 | 1 | 0 | 0 | .944 | 697 | 180.2 | 128 | 10 | 41 | 0 | 6 | 252 | 7 | 3 | 41 | 38 | 1.89 | 0.94 |
| MLB:2年 | 20 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 0 | 0 | .125 | 245 | 55.1 | 68 | 13 | 17 | 1 | 1 | 48 | 2 | 0 | 41 | 36 | 5.86 | 1.54 | |
| NPB:3年 | 39 | 36 | 2 | 1 | 0 | 10 | 16 | 0 | 0 | .385 | 889 | 202.0 | 220 | 19 | 56 | 0 | 10 | 165 | 8 | 1 | 117 | 102 | 4.54 | 1.37 | |
| KBO:1年 | 29 | 29 | 0 | 0 | 0 | 17 | 1 | 0 | 0 | .944 | 697 | 180.2 | 128 | 10 | 41 | 0 | 6 | 252 | 7 | 3 | 41 | 38 | 1.89 | 0.94 | |
- 2025年度シーズン終了時
- 各年度の赤太字はリーグ歴代最高、太字はリーグ最高
年度別守備成績
| 年 度 | 球 団 | 投手(P) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | ||
| 2020 | PIT | 5 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
| 2021 | 15 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
| 2022 | 日本ハム | 14 | 3 | 7 | 1 | 0 | .909 |
| 2023 | 10 | 2 | 7 | 0 | 0 | 1.000 | |
| 2024 | 楽天 | 15 | 5 | 6 | 0 | 0 | 1.000 |
| MLB | 20 | 3 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
| NPB | 39 | 10 | 20 | 1 | 0 | .968 | |
- 2024年度シーズン終了時
記録
MLB
- 初記録
- 投手記録
- 初登板:2020年8月2日、対シカゴ・カブス3回戦(リグレー・フィールド)、11回裏に9番手で救援登板・完了、0回1/3を1失点で敗戦投手
- 初奪三振:2020年8月6日、対ミネソタ・ツインズ4回戦(PNCパーク)、4回表にアレックス・アビラから見逃し三振
- 初先発登板・初勝利・初先発勝利:2020年8月27日、対セントルイス・カージナルス5回戦(ブッシュ・スタジアム)、5回2/3を無失点
- 打撃記録
- 初打席:2021年5月25日、対シカゴ・カブス10回戦(PNCパーク)、2回裏にジェイク・アリエータからバ三振
NPB
- 初記録
- 投手記録
- 初登板・初先発登板:2022年4月20日、対東北楽天ゴールデンイーグルス5回戦(楽天生命パーク宮城)、5回4失点で敗戦投手
- 初奪三振:同上、2回裏に山﨑剛から見逃し三振
- 初勝利・初先発勝利:2022年7月13日、対東北楽天ゴールデンイーグルス12回戦(静岡県草薙総合運動場硬式野球場)、7回1失点
- 初完投・初完投勝利・初完封:2022年8月27日、対福岡ソフトバンクホークス23回戦(札幌ドーム)、9回無失点
- 打撃記録
- 初打席:2024年5月28日、対横浜DeNAベイスターズ1回戦(横浜スタジアム)、3回表にアンソニー・ケイから一犠打
- その他の記録
KBO
- 初記録
- 初登板・初先発登板:2025年3月22日、対KTウィズ1回戦(水原総合運動場野球場)、5回2失点で勝敗つかず
- 初奪三振:同上、1回裏に許敬民から空振り三振※振り逃げ
- 初勝利・初先発勝利:2025年3月28日、対起亜タイガース1回戦(大田ハンファ生命ボールパーク)、7回2失点
背番号
- 60(2020年)
- 44(2021年)
- 45(2022年 - 2023年)
- 13(2024年)
- 30(2025年)