ザ・ロイヤルファミリー
早見和真による文学作品
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『ザ・ロイヤルファミリー』は、早見和真による競馬を題材にした小説。『小説新潮』(新潮社)にて2017年1月号(2016年12月22日発売)から2018年9月号(8月22日発売)まで連載され[1][2]、2019年10月30日に同社から単行本が刊行された。ワンマン社長馬主と、その一族に付き添い続けた秘書の視点より、1997年から2025年の28年にわたる継承と克服の物語を描いている。
| ザ・ロイヤルファミリー | ||
|---|---|---|
| 著者 | 早見和真 | |
| 発行日 |
2019年10月30日(単行本) 2022年11月22日(文庫本) | |
| 発行元 | 新潮社 | |
| 国 |
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| 言語 | 日本語 | |
| 形態 |
四六判 文庫本 | |
| ページ数 |
512(単行本) 624(文庫本) | |
| 受賞 |
2019年度JRA賞馬事文化賞 第33回山本周五郎賞 | |
| 公式サイト |
四六判 文庫版 | |
| コード |
ISBN 978-4-10-336152-7 ISBN 978-4-10-120693-6(文庫本) | |
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あらすじ
本作は2部構成となっている。
第一部「希望」
1997年。父亡き後の空虚な心を抱える税理士・栗須栄治は、友人の伝手から人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」の創業社長・山王耕造に拾われ、ロイヤルヒューマンに就職。その3年後には、横領で解雇された秘書の後任として抜擢される。
耕造は品のない言動で悪目立ちし、人からの信頼は薄く、家族からも距離を置かれ孤立するような男であったが、夢があった。それは中央競馬の馬主として「ロイヤル」冠の馬で有馬記念を制覇すること。しかし多額の資金をつぎ込むも、「馬に出資するのではなく、信用できる人間に投資する」というポリシーにこだわって庭先取引でばかり馬を購入し、おまけに馬主としての知識が皆無で、血統もよく知らず、馬が走るか見極める相馬眼すらも持っていない有り様。そのため、数々のG1レースを制している新興馬主・椎名義弘とは対照的に、馬主歴20数年でG1勝利なし。過去に重賞で3勝しているが、近年は勝利からも遠ざかっていた。栄治はその夢に付き添い、秘書として支えてゆく。
そして2004年、栄治の昔馴染みで今は実家の牧場ノザキファームで働く野崎加奈子から、ある一頭の青鹿毛の牡馬の売り込みがあった。その馬はのちに「ロイヤルホープ」と名づけられ出走する。
第2部「家族」
ロイヤルホープ最後のレースとなった2010年有馬記念から3年。山王耕造は大往生を遂げ、「ロイヤル」軍団の歴史にも一区切りが付くこととなった。そんな中、耕造の所有馬だったロイヤルホープの産駒のうち3頭は、耕造とある繋がりを持つ競馬オタクの大学生・中条耕一が相続者限定馬主制度を用いて相続し、栗栖もロイヤルヒューマンに籍を置きつつ耕一のマネージャーとなった。
中央競馬最年少馬主となった耕一は性格にも耕造譲りの難しい面があり、栗栖はそんな耕一を慣れない競馬サークル内でのサポートに尽力する。一方、「ロイヤル」軍団と幾度となく所有馬が対戦した大物馬主・椎名義弘の息子である椎名展之が馬主としてデビュー。展之は耕一の1歳上で、軽薄な振る舞いや競馬界への挑発的なコメントをする一方で父親譲りの優れた相馬眼を持つ人物であった。展之との交流もあり、やがて耕一は苦悩するようになる。
登場人物
第一部「希望」(1997年 - 2010年)の登場人物
主要人物
- 栗須栄治(くりす えいじ)
- 物語開始時点(1997年)で29歳。長野県・諏訪出身。税理士で、のちにロイヤルヒューマン経理課→秘書課社員。ドラマ版では競馬事業部の専任秘書。耕造の金銭管理・手続きを一任されるとともに運転手を務める。耕造からは「クリス」という外国人風発音で呼ばれ、以後は周囲の競馬関係者からもそう呼ばれるようになる。物語は彼の回想として語られる。
- ややワーカホリック気味で控えめすぎるところを除けば、人畜無害で、耕造の無茶ぶりにも耐える辛抱強さも持っている。同じ税理士だった父が親孝行する前に死んでしまい、以後空疎な心を抱えながら生きてきたが、新宿の大学時代の友人である雄一郎の紹介と勝ったロイヤルダンスの馬券絡みで耕造と出会い、ロイヤルヒューマンに入社。3年後、前任の秘書の解雇に伴い唐突に耕造から秘書に任命された。父と同い年だった耕造に父性を見出し、気前よく迎え入れてくれた恩義もあって、以後彼に付き従い、耕造とその所有馬たちの物語に携わっていくこととなる。
- 山王耕造(さんのう こうぞう)
- 物語開始時点で62歳。人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」創業経営者で馬主。巧みな法解釈能力と一種のカリスマ性、そして(特に立場が弱い)取引相手の心を掴む能力を持つ一方、私人としては頑固で子供っぽいうえに気難しく、おまけに品がない。さらに他人への信頼・愛情表現として「金や物を与える」ことしか知らず、そのうえ他人を試す癖があるため、多くの人と繋がっては去られることを繰り返している。
- 競馬に関しては仕事と土日の競馬を明確に分ける人物で、馬主としては「ロイヤル」の冠名を使い、活動歴は20余年にもなるベテランだが、気に入らない調教師とはすぐ喧嘩別れするうえに、そもそも本人に馬の血統知識や相馬眼が皆無のため、重賞勝ちは3つのみでG1タイトルはない。馬に対しては購入も馬券も見境なく出費するが「馬に出資するのではなく、信用できる人間に投資する」というポリシーを持ち、セリ市よりも庭先取引を優先している。2007年シーズンからの勝負服は「黒、赤鋸歯形、袖白一本輪」。それ以前の柄は不明だが、隆二郎に「ダサい」とクレームをつけられ変更となる。
山王家
- 山王京子(さんのう きょうこ)
- 耕造の妻。旧姓大竹。落ち着いた、あるいは神経質そうな女性。長年耕造に振り回されており、競馬が嫌いな自分に対して彼の競馬狂いもあって夫婦仲は冷えている。
- 山王優太郎(さんのう ゆうたろう)
- 長男。ロイヤルヒューマン東京支社長。周囲のやっかみをものともせずに成果を出す実力者。競馬に関しては「好きでも嫌いでもないが割に合わない」「馬一頭に億出すのはバカのやること」と語り、絶対に父のようにはなるまいと誓っている。
- 山王百合子(さんのう ゆりこ)
- 長女。社長令嬢としてはちょっと品のなく、見た目的にも平成ギャルのビジュアルをしており精神的にもキャピキャピしている。競馬に関してはわりと好きな方で、父が馬主であることにも好意的だが、それを表立って口にすることはない。両親の不仲に関してもほぼ不干渉を貫く。
ノザキファーム関係者
馬主関係者(第一部)
- 椎名義弘(しいな よしひろ)
- 人材派遣会社の最大手「株式会社ユアーズ」創業経営者で、栗須の2歳年上。
- 新興馬主でありながら日本ダービーをはじめ複数のGIを制しており、若くして山王をはるかに上回る実績を持つ。公の場では感情を出さない鉄人。
- 相磯
- 椎名のマネージャーである初老の男性。義弘が感情に乏しい人であるため何かとフォロー等で苦労している。
- 西平克也(にしひら かつや)
- 静岡の自動車部品メーカー会長で、冠名「カツノ」を用いる豪腕馬主。
- 2000年代以降の北陵ファーム一強の昨今の競馬の情勢に関して批判し、基本的に日高地方の中小牧場の馬を購入して走らせている。一方で「中小牧場の足元を見て買い叩いているに過ぎない」と評されることもあり、そこを見抜いた加奈子の父と喧嘩別れする。
JRA関係者(第一部)
- 広中博(ひろなか ひろし)
- 栗東トレーニングセンター所属の若手調教師で栗須と同い年。それまで成績がからっきしだったロイヤルイザーニャを1600万下まで勝ち上がらせたことで耕造や競馬サークル内での信頼を獲得し、中堅厩舎として名を上げ始めている。いいところはいい、ダメなところはダメとはっきり言い、自分を「先生」と呼ばれることを嫌う竹を割ったような人物だが、一度酔っぱらうと業界批判と自論展開を延々と続けるのが珠に傷。
- 佐木隆二郎(さき りゅうじろう)
- 若手騎手。金髪の不良的ビジュアル、感情に乏しい表情より「鉄面皮」と揶揄されるほど古参のファンからの評判は悪い。実は「強い馬を選んで乗る」と臆面もなく言い放ち、馬主にも不遜な態度を崩さない問題児。攻撃的な騎乗が持ち味で、椎名をはじめとする新興の有力馬主から多く騎乗依頼を受けており、03年度は2度の騎乗停止制裁を受けながら全国リーディング7位に食い込んでいる。
- 安野克也(あんの かつや)
- 騎手。03年度リーディング1位のベテラン。風車鞭がトレードマーク。
その他
- 平良恒明(たいら つねあき)
- 競馬新聞記者(トラックマン)。業界発行部数第2位「東日スポーツ」のエース記者。かつて山王に世話になり、以来ロイヤル軍団をチェックしている。
- 金城史郎(かねしろ しろう)
- ロイヤルヒューマン秘書課社員。白髪の老年男性。物語開始時点の耕造のマネージャーで、栄治にもよくしてくれた人物だったが、横領で解雇された。
- 山田
- 山王家のお手伝い。執事然とした年配の男性。
- 大竹義男(おおたけ よしお)
- 税理士。山王京子の実兄で、義弟である耕造の機密出資を管理している。よく耕造にくっついて競馬場馬主席に入り浸っている。
- 中条雅子(なかじょう まさこ)
- 耕造の昔馴染み。物静かな未亡人。
- 中条美紀子(なかじょう みきこ)
- 雅子の娘。耕造の昔馴染みで競馬仲間。素人時代から素晴らしい相馬眼を持っていたのだが、耕造は彼女からまったく学ばなかった。耕一という息子がいる。
- 栄治の兄
- 物語開始時点で32歳。税理士。東京に居を置いていたが、現在は諏訪に戻り父の事務所を継いでいる。既婚者で1人の息子がいる。穏やかな人間だが、勝負事には弱い。ロイヤルホープの馬券を初めて買って当てた以降、たびたび小遣いで馬券を買いJRAに献上し続けている。
競走馬
- ロイヤルダンス
- 1997年中山金杯優勝馬。ロイヤル軍団3頭目の重賞ウィナーで、栄治と耕造の出会いのきっかけになった馬。
- ロイヤルファイト
- 父はダークシャドウズ、母はエンジェルレイナ、母父はボビーバウンズ。林田牧場生産の白毛馬。
- ロイヤルイザーニャとともに3000万で購入される。2002・2003年ごろにデビュー。
- ロイヤルイザーニャ
- 母はイザーニャ。林田牧場生産。馬主は山王耕造。
- 2002・2003年ごろにデビュー。左前脚が外側に屈曲するハンデを抱えつつ、3年かけて1600万下に昇級した軍団の功労馬。
- ロイヤルチャペル
- 中央登録抹消後、高知競馬へ流れる。栄治にとっては思い入れのある馬。
- ロイヤルホープ
- 2007年のクラシック世代。父はフェイズアンビータブル、母はカツノミラクル、母父はトーシンギア。ノザキファーム生産。
- 稲妻の流星に青鹿毛。馬独特のクロスを狙って米国種牡馬と自前繁殖牝馬を配合させた、ノザキファームが起死回生を賭けた馬。気難し屋だが耕造にはよく懐く。当初は栄治が名付け親となり「ロイヤルサンダー」と名付けられるが、結局は耕造によりこの名がつけられる。
- ロイヤルワンダー
- 2003年のクラシック世代。
- 7歳にしてオープン昇級した軍団の古豪。
- ロイヤルハピネス
- 耕造が初めて冠名をつけた「最初のロイヤル軍団」の競走馬。5勝でオープン昇級した軍団初期の功労馬。
- ヴァルシャーレ
- 2007年のクラシック世代。父はディクスアイ。馬主は椎名義弘。
- 07年世代の筆頭と目される期待馬。
- イマジンドラゴン
- 2006年のクラシック世代。父はディクスアイ。馬主は椎名義弘。
- 2006年度クラシック三冠および有馬記念優勝馬。
- アキノリリー
- 椎名を30代にしてダービーオーナーとした名馬。セレクタリアセールで耕造との競り合いになるも、椎名は一歩も引かず競り落としている。
- ラッキーチャンプ
- ノザキファーム生産。
- 97年の中山金杯で2着。ノザキファームからは久々の重賞出走馬。
第二部「家族」(2011年 - 2018年)の登場人物
- 中条耕一(なかじょう こういち)
- 第一部登場時、中学生。第二部開始時点で24歳。明和大学競馬研究会所属。祖母の死後は苦学しており、数回留年している。
- 一見すると理知的で礼儀正しい好青年だが、その実は頑固で子供っぽいうえに独断的。さらに他人への信頼・愛情表現が下手なうえに他人を試す癖があり、親友と呼べる人物は皆無。
- 中学生時代から競馬マニアとなり、コツコツ続けてきたPOGのおかげで血統知識に深い造詣を持ち、母親譲りの優れた相馬眼も備えている。一方で厩舎や騎手の起用には一切の忖度がない。
JRA関係者(第二部)
馬主関係者(第二部)
- 椎名展之(しいな のぶゆき)
- 義弘の長男。耕一の1歳年上。
- 父とは正反対の軽薄なボンボンで「親に馬を持たされることになった」と放言する一方、スポーツ新聞『スポーツエブリー』で旧態依然とした競馬界を挑発するようなコラムを連載しているほどのやり手。父譲りの相馬眼と父以上のチャレンジ精神を併せ持ちつつ、それらをお調子者の仮面で隠し、ひたすらにクールな勝利を求める。
競走馬 (第二部)
- ロイヤルファミリー
- 2015年のクラシック世代。父はロイヤルホープ、母はロイヤルハピネス、母父はドライブキャット。馬主は山王耕造のち中条耕一。
- 小柄かつ大変な気性難だが、実は大の甘えん坊。
- ロイヤルリブラン
- 2015年のクラシック世代。父はロイヤルホープ。馬主は山王耕造のち中条耕一。
- ファミリーとは対照的に500kg台の大型馬。
- ロイヤルレイン
- 2015年のクラシック世代。父はロイヤルホープ。馬主は山王耕造のち中条耕一。
- マイルと短距離戦線で好走する。
- ソーパーフェクト
- 2016年のクラシック世代。父はロイヤルホープ。馬主は椎名展之。
- セレクタリアセールとしては安値の1900万円で落札される。展之の愛馬としてロイヤルファミリーの好敵手となる。
- レインボーキャンプ
- 2015年のクラシック世代。父はイマジンドラゴン。馬主は椎名義弘。
- ビッグホープ
- 2016年のクラシック世代。父はロイヤルホープ。馬主は椎名義弘。
- 椎名義弘が唯一所有するロイヤルホープ産駒。
書誌情報
- 早見和真『ザ・ロイヤルファミリー』
- 単行本:2019年10月30日発売[6]、新潮社、ISBN 978-4-10-336152-7
- 文庫本:2022年8月28日発売[7]、新潮文庫、ISBN 978-4-10-120693-6
テレビドラマ
| ザ・ロイヤルファミリー THE ROYAL FAMILY | |
|---|---|
| ジャンル | 連続ドラマ |
| 原作 | 早見和真 |
| 構成 |
【編成】 佐藤礼子 中野翔貴 |
| 脚本 | 喜安浩平 |
| 演出 |
塚原あゆ子 松田礼人 府川亮介 |
| 監修 |
大竹正博(調教師) 川島信二(騎手) |
| 出演者 |
妻夫木聡 目黒蓮 松本若菜 安藤政信 高杉真宙 津田健次郎 吉沢悠 木場勝己 尾美としのり 中嶋朋子 中川大志 関水渚 長内映里香 秋山寛貴(ハナコ) 市原匠悟 小泉孝太郎 黒木瞳 沢村一樹 佐藤浩市 [8] |
| ナレーター |
目黒蓮 津田健次郎(第8話 - ) |
| 音楽 | 横山克 |
| エンディング | 玉置浩二「ファンファーレ」 |
| 国・地域 |
|
| 言語 | 日本語 |
| 時代設定 | 2011年 - 2030年 |
| 製作 | |
| プロデューサー |
加藤章一 【協力】 大河原美奈 小髙夏実 |
| 製作 |
TBSスパークル TBS |
| 放送 | |
| 放送局 | TBS系列 |
| 映像形式 | 文字多重放送 番組連動データ放送 |
| 音声形式 | ステレオ放送 解説放送 |
| 放送国・地域 | |
| 放送期間 | 2025年10月12日 - 12月14日 |
| 放送時間 | 日曜 21:00 - 21:54 |
| 放送枠 | 日曜劇場 |
| 放送分 | 54分 |
| 回数 | 10 |
| 公式サイト | |
特記事項: 初回・第2話・最終話は15分拡大(21:00 - 22:09)。 | |
2025年10月12日から12月14日までTBS系「日曜劇場」枠で放送された[5]。主演は妻夫木聡[5]。
原作とは物語の展開が異なり[9]、時間軸も2011年から2030年までとなっている。地上波の放送後に、TVerとTBS FREEで見逃し配信、U-NEXTで国内配信、Netflixで国内・世界配信がされている[10]。
制作
原作が出版された2019年にはドラマ化の構想が上がっていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により進捗が大きく遅れ、2023年に撮影を開始した[11]。
制作にはJRAが全面協力。競馬場にてロケが行われ、本物の競走馬が出演している。しかし、物語の内容通りのレース展開にするのは困難であり、出演馬を何度も走らせられないなどの制約があった[11]。そのため、実際に開催されたレース映像を使用し、展開に合わせてCGによる加工処理がされている。
原作の騎手監修を担当した川島信二をはじめ、調教師監修に大竹正博、競馬指導に勝浦正樹など競馬関係者が参加しており、現役JRA騎手の武豊や菅原隆一などが本人役として出演している。そのほかにも、馬主協会や社台ファームなど日本各地の牧場、競馬メディアも撮影に協力している。2025年9月には北海道各地でロケが敢行され、現地の馬事関係者もエキストラとして参加した[12][13]。
あらすじ(テレビドラマ)
第1話
2011年。大手税理士事務所で無気力な日々を送っていた税理士・栗須栄治は、人材派遣業大手として知られる株式会社ロイヤルヒューマン(以降「ロイヤルヒューマン社」と記す)の人事部長・山王優太郎から、ロイヤルヒューマン社が事業の一つとして営んでいる「競馬事業部」の財務調査の依頼を受ける。競馬事業部はロイヤルヒューマン社の創業社長である山王耕造が自社広報を名目に開設した肝入り事業であるが、創設以来赤字続きであった。
ロイヤルヒューマン社自体も業績が低迷する中、父・耕造の追い落としを狙う優太郎は、経営改善の名目として競馬事業部を廃止することを目論んでおり、競馬事業部を隠れ蓑に耕造が経費を私的流用しているという疑惑の調査を名目に、栗須の事務所に調査を依頼する。栗須はセカンドオピニオンの名目で北海道千歳の大手牧場・北陵ファームに向かうが、いきなり大遅刻をしてしまう。そこでは耕造がセリで優良仔馬を狙っていたが、同業者の馬主・椎名善弘に競り負けて獲得を逃す。
栗須は耕造らとともに、中小の競走馬生産事業者が多く立地する日高地方に向かう。そこでは牧場主・林田純次や調教師・田所功と知り合い、競馬事業部が所有する競走馬・ロイヤルファイトやロイヤルイザーニャに触れる。また、道中でかつての恋人・野崎加奈子とも再会する。
栗須はロイヤルヒューマン社に戻ると、耕造や優太郎らに競馬事業部の撤廃を提言する。しかし、所有する競走馬の行き先が気になり加奈子に尋ねたところ、最悪の場合は処分されることを知る。そこで栗須は、田所や林田、加奈子から直接話を聞き、競走馬を助けるために動く。競馬事業部の出納書類を詳しく調べたところ、専属秘書・金城史朗による横領が明らかとなり、競馬事業部撤廃の提言を撤回する。
大口案件を逃した責任を取る形で税理士事務所を退職した栗須は、耕造から新潟競馬場に呼び出される。そこではフリーライター・平良恒明から、競走馬を救った恩人の噂が広まっていることを聞かされる。栗須は耕造とともに馬主席に案内され、ロイヤルファイトの出走を見守る。惜しくも勝利は逃したものの、各人から感謝された栗須は、税理士だった亡き父への思いを耕造に吐露する。耕造はG1レースの最高峰・有馬記念で勝利する夢を語り、栗須は決して裏切らないことを条件に、その夢に乗ることを決める。
第2話
栗須はロイヤルヒューマン社に入社し、競馬事業部の専属秘書となる。後日、山王邸に招かれるが、妻・山王京子が大の競馬嫌いであり、競馬事業部から異動の可能性があることを聞かされる。ある日、耕造は優太郎から「年内に中央競馬で1勝しなければ競馬事業部を撤廃する」という提案を承諾してしまう。耕造は調教師・田所に競走馬の調教の前倒しを指示するが、田所の反発に遭い喧嘩別れする。
新たな調教師を探すことになった栗須は、加奈子から広中博を紹介される。変わり者だが実績豊富で、椎名も高額で買いつけた仔馬を託そうとしていたが、ロイヤルファイトとロイヤルイザーニャを引き受けてもらえることになる。しかし、次回のレースにロイヤルイザーニャを出走させる広中の提案に、耕造は納得いかない。広中はロイヤルイザーニャの母系の祖先に芝コースが得意の逃げ馬がいたこと、安川すみれと遠山大地の見立てでロイヤルファイトはダートコースに変更しても影響ないことを確信しており、栗須は広中の馬に対する観察眼を信じるよう耕造を説得する。
中山競馬場ではロイヤルイザーニャが出走することになり、序盤から逃げのレース展開で見事に初勝利を飾る。栗須は耕造らとともに歓喜し、現場を訪れていた林田は泣き崩れる。その後の祝勝会で広中は、ロイヤルイザーニャの祖先は実家の牧場で生産されており、その血統が引き受けた理由であることを明かす。同席していた平良は、馬主と調教師の絆を「ロイヤルファミリー」と例えて記事を執筆する。
第3話
2012年。山王邸では耕造の娘・山王百合子の誕生日パーティーが開かれる。そこに同席していた栗須は、優太郎からは昨年に1勝しか出来なかったと嫌味を言われ、京子からは耕造が馬主になったのは憎き父(耕造の舅)の影響があったことを聞かされる。
そんな妻子をよそに、耕造はロイヤルファイトとロイヤルイザーニャにさらなる飛躍を期待するが、相次いで故障してしまう。新たな仔馬が必要となった耕造らは北海道へ飛び、北陵ファームで優良仔馬の落札を試みるも、またしても椎名に阻まれる。
北海道旅行でトラブルに遭った百合子も合流し、耕造らは日高地方の林田牧場へ向かう。そこではロイヤルハピネスが繁殖牝馬として余生を送っていたが、林田から年内に廃業することを聞かされる。また、広中や栗須の知人でもある野崎ファームにも足を運ぶが、牧場主・野崎剛史から勝つ気があるかどうかを問われ、言い争いとなってしまう。
その日の夜。地元のスナックで加奈子は、父が庭先取引にこだわり、馬が売れなくて困っているとこぼす。そこへ常連客の牧場主に絡まれ、日高の牧場は生活に手一杯であり、勝負にこだわるのは馬鹿げていると聞かされる。栗須は勝ち馬が必要と訴えるも彼らには届かず、耕造は加奈子に馬を強くするよう励ます。栗須は加奈子を送る際に、別れた半年後に結婚し、息子・野崎翔平が生まれてから東京と日高の二重生活となり、息子のために離婚したことを知る。
翌日。栗須は馬を強くするためとして、林田牧場のロイヤルハピネスを野崎ファームへ預託することを提案する。耕造は若者(加奈子)のためとしてそれを受け入れ、再び野崎ファームへと足を運ぶ。放牧場は芝の手入れが行き届いており、1頭の仔馬が耕造のもとへ歩み寄る。その仔馬は、剛史がアメリカまで行って種付けした自信作だったが、臆病で滅多に懐かなかったため、剛史と加奈子は目を疑う。
剛史が態度を軟化したことで、双方はロイヤルハピネスの預託契約を結び、耕造が持参した酒で祝杯を挙げる。その席で、剛史は日高の馬でG1に勝ちたいと本音を語り、加奈子もそれが日高の牧場主たちの悲願であると続く。耕造も有馬記念で勝利する夢を持っており、日高の仔馬を言い値の1億円で購入することを決める。栗須は仔馬の名を考えたが、耕造の一存で「ロイヤルホープ」と決定する。報告を受けた加奈子の嬉しそうな様子に、翔平は騎手となる夢を描く。
第4話
2013年。ロイヤルホープは日高の育成牧場に移されるが、誰も乗りこなせないでいた。広中から窮状を知った栗須は、荒れ馬を乗りこなせる騎手・佐木隆二郎に着目する。早速、広中とともに岩手県の盛岡競馬場にて隆二郎と面会するが、隆二郎は地方競馬・岩手競馬に所属しており、中央競馬には全く興味がない。
困った栗須は平良に相談したところ、隆二郎はかつて中央競馬に所属していたが、競馬学校で松井亮介に対する暴力事件を起こし、中退していた問題児であることを聞かされる。松井は中央競馬に残っており、栗須の質問には一切答えなかったが、その様子を見かねた椎名から、隆二郎は有望株で中退すべきではなかったことを知らされる。
隆二郎が問題児であることに疑問を持った栗須は、何度も訪れて説得を試みるが、隆二郎は親に迷惑をかけられないと言って聞かない。しかし、物陰でやり取りを聞いていた父・佐木隆文が、突如として隆二郎の馬具を投げ捨てて叱責し、中央競馬を再び目指す後押しをする。
2014年。隆二郎は猛勉強の末に、中央競馬の試験に合格する。本人の希望で6月第3週に、ロイヤルホープとともにデビューすることが決まり、誰も乗りこなせなかったロイヤルホープは、隆二郎が騎乗すると機嫌が良い素振りを見せる。レース当日、椎名所有の馬に騎乗する因縁の相手・松井から挑発されるが、隆二郎はロイヤルホープを見事に駆り、中央競馬デビューを勝利で華々しく飾る。
同じころ、ロイヤルヒューマン社では優太郎が2つのスキャンダルの対応にあたっていた。その一つは違法派遣疑惑であり、優太郎が週刊誌記者に裏金を渡して揉み消す一方で、耕造が新たな受け入れ先に根回しして事なきを得る。しかし、もう一つのスキャンダルは、会社とは無関係として捨て置かれる。
耕造は群馬県前橋市への出張が多かったが、社長秘書・竹田仁美の頼みで栗須が追跡したところ、前橋総合病院で入院している中条美紀子の見舞いであることが判明する。のちに、もう一つのスキャンダルが明るみとなり、その女性は耕造の愛人であり、間には隠し子・中条耕一がいることが明らかとなる。
第5話
思わぬ形で耕造の愛人と隠し子を知った栗須は、耕造が自身を信じてくれていなかったことに憤り、どんな事があろうと裏切らないと訴える。耕造は美紀子が銀座のホステスだったこと、現時点で余命1年であることを明かし、前橋総合病院で美紀子と面会した栗須は、彼女のサポートを引き受けることを耕造に告げる。そのころ、スキャンダルを知った京子や優太郎は冷めた反応である一方、広中や隆二郎らはレースで勝つことに燃える。
2014年秋。隆二郎とロイヤルホープは新潟競馬場開催の「芙蓉ステークス」、G3レース「東京スポーツ杯」に勝利し、翌年に開催されるG1レースに照準を定める。
同年冬。栗須は美紀子に再び面会し、耕一が父・耕造のことを知らないにもかかわらず、大学で競馬研究会に所属していることを聞かされる。また、加奈子は美紀子が不幸ではなく、その生き方が唯一の正解であるとして、自身は息子・翔平の成長を見届けるのが親の務めと語る。年末、京子が不意に美紀子の元を訪れる。
2015年春。弥生賞では2着となり、初のG1レース「皐月賞」に挑む。しかし、椎名所有のヴァルシャーレが勝利し、ロイヤルホープは1番人気にもかかわらず16着と惨敗する。レース直後、耕造は椎名らを食事に誘い、ヴァルシャーレに対する不満をぶちまけると、椎名はデビュー戦をロイヤルホープに阻まれた屈辱を吐露し、二度と敗れることはないと宣言する。耕造を見送った栗須は椎名から、耕造にもG1レースに勝つ流れが来ると励まされる。
日本ダービー前夜。栗須は広中、隆二郎、平良と決起集会を開く。耕造は不参加だったが百合子が加わり、各々が耕造のおかげで今があること、その恩に報いるためレースに勝つことを誓う。当日、耕造は京子ら家族を馬主席に招待し、美紀子と耕一は病院でレースを見守るが、ロイヤルホープはヴァルシャーレにまたしても勝てず2着に終わる。
翌月。美紀子の通夜が営まれる中、耕造と耕一が初めて対面する。美紀子が生前に栗須へ依頼したものであり、耕造は香典とともに美紀子が予想した馬券の払戻金を渡すが、耕一は即座にそれを突き返し、二度と会うことはないと告げる。
第6話
日本ダービーを勝利できなかったロイヤルホープは、同年の菊花賞や念願の有馬記念にも出場したが、いずれも勝利できずに終わる。また、2016年も春の天皇賞や宝塚記念、2度目の有馬記念に出場したが、3着すら入れなかった。2017年も秋の天皇賞やジャパンカップ、3度目の有馬記念も同様の結果であったが、応援するファンは着実に増えていた。耕造は栗須に、来年限りでロイヤルホープと自身の引退を告げる。
2018年1月。耕造は家族の前で、社長を優太郎に譲って自身は会長に退き、新会社を設立して競馬事業を引き継ぐことを告げる。栗須は耕造から癌であることを告げられ、息子・耕一とは面会出来ずにいたため、栗須は耕一が通う大学まで足を運ぶ。しかし、耕一は援助を頑なに拒否し、耕造と一切会おうとしない。
同年4月。低迷が続いていたロイヤルホープは、耕造の提案でドバイゴールドカップに出場し勝利する。また、夏の札幌記念や秋の天皇賞も2着と健闘する。
同年11月。栗須は平良から有馬記念未勝利のため連載記事が止まっていること、椎名から所有馬のヴァルシャーレとイマジンドラゴンが年内に引退することを告げられる。ジャパンカップではイマジンドラゴンが勝利を収め、ロイヤルホープはまたしても2着に甘んじる。
同年12月。癌治療のため入院していた耕造が退院し、行きつけの店で有馬記念の健闘を祈り、広中や加奈子らと久しぶりの酒を味わう。しかし、皆が有終の美を飾るため一丸となっていた矢先、耕造が緊急入院する。栗須は本番前々日、早朝の中山競馬場にて耕造と耕一を面会させる予定であったが、結局は2人とも姿を現さなかった。
4度目の有馬記念当日。栗須は椎名が耕造を気に掛ける理由として、耕造は多くの人の思いを背負っており、その姿に椎名の孤独感が癒されていることを知る。病院内の耕造や現地観戦の耕一、中央競馬訓練生の翔平らが見守る中でレースは始まり、隆二郎が騎乗するロイヤルホープはハイペースで先頭を走る。終盤にヴァルシャーレとイマジンドラゴンに追い抜かれるものの、ゴール直前に追い上げを見せる。しかし、イマジンドラゴンが勝利し、ロイヤルホープは有終の美を飾ることが出来なかった。栗須は悔しさを滲ませるが、耕一から栗須となら会うという内容のメールが届く。
第7話
2019年年初。栗須は喫茶店にて、中山金杯の予想をしていた耕一と待ち合わせをする。耕一は早朝の中山競馬場に行けなかったことを詫びるとともに、耕造に会って話がしたいことを告げる。後日、耕一は耕造に思いの丈を語るが、なぜロイヤルホープとともに馬主を引退しなかったのかなど、失礼な言い草に耕造が腹を立ててしまう。
栗須は耕一の考えが理解できなかったが、加奈子の助言から耕造と所有馬の将来が心配であることと推測し、相続馬限定馬主として耕一に所有馬を相続させることを耕造に提案する。耕一は現時点の相続を断るものの、ロイヤルホープとロイヤルハピネスの産駒なら相続したいと告げる。優太郎や京子からも了解を得るものの、競走馬に登録されるまで3年ほどかかるため、耕造は生きるために癌治療を続けることとなる。
2020年。野崎ファームにて新たな命が誕生する。「ロイヤルファミリー」と命名され、耕造と耕一は有馬記念で忘れ物(勝利)を取りに行くことを決意する。
2021年。春に翔平が中央競馬の騎手としてデビューし、結婚していた隆二郎と百合子の間に息子・佐木耕太郎が誕生する。年末にはロイヤルファミリーが競走馬として登録されるが、父・ロイヤルホープの臆病かつ荒れやすい性格を受け継いでいた。自力では動けなくなっていた耕造は、栗須の介助で育成牧場を訪れ、ロイヤルファミリーの成長を見守るとともに、有馬記念で勝利する夢などを栗須に語る。
2022年6月。ロイヤルファミリーのデビュー戦当日、耕造の容体は予断を許さない状況となっていた。耕一は代理馬主として現地で見守ることとなり、競走馬を見送っていた耕造の心境を慮る。ロイヤルファミリーはスタート直後に出遅れるものの、終盤にて先頭に躍り出た椎名の所有馬・ディップバビロンすらも追い抜き、大差で初勝利を飾る。
口取り式。病院から連絡を受けた栗須は、遠慮して記念撮影に加わろうとしない耕一に、ロイヤルファミリーの馬主になったことを告げる。耕一らは悲しみを堪え、笑顔で記念撮影に臨む。
第8話
2023年。耕造の死から1年が経ったが、耕一は馬主になったことへの実感が沸かずにいた。栗須は北陵ファームへ耕一を連れて行くと、耕一は一頭の仔馬に高値が付くと予想する。その予想は外れるが、落札した若き馬主・椎名展之に声を掛けられる。彼は耕一と同世代ながらベンチャー企業を興しており、耕一は憧れとともに本来の馬主とは違うことを痛感させられる。一方、ロイヤルファミリーはデビュー戦こそ勝利を飾ったものの、以降は怪我などで調子が上がらない。広中と隆二郎は出走を増やすことを提案するが、耕一はそこまで追い込む必要はないと拒否する。
同年11月。耕一は突如、主戦騎手の変更を提案する。今やリーディングジョッキーとなっていた隆二郎ではなく、ロイヤルファミリーのペースで有馬記念を目指したい耕一の考えに、広中や栗須も困惑する。その最中、耕一は展之からバーに誘われ、そこで知り合った「若手馬主の会」メンバーらの革新的な考えに傾倒するが、会員になったことを栗須から問題視される。さらに、耕一が改めて主戦騎手を隆二郎から翔平に変更する提案をしたことで、隆二郎や広中、栗須との間に溝ができてしまう。
同年12月。翔平は耕一と広中との間を取り持とうとするが、耕一に展之が待つバーへ連れて行かれる。耕一は自身の立場の苦しみを吐露するが、翔平は誰もが同じであると反論する。しかし、その帰り道にてバーの客に絡まれ、警察署に保護される事態が発生する。耕一は翔平の行方を一切語らず、栗須から軽率であったと叱責されただけでなく、新たな転厩先を探すことを告げられ、もどかしさを募らせる。
後日。栗須は耕一を行きつけの定食屋に誘う。翔平から事態の真相を知った栗須は、亡き社長・耕造ならどうするかということばかり考え、耕一のことを顧みなかったことを詫びる。一方で耕一も、亡き父・耕造から馬の事だけ考えるよう言い聞かされていたこと、いつも独りで心の内を明かせなかったことを明かす。栗須は絶対に裏切らないことを耕一に約束させ、有馬記念で勝つ夢をともに目指すことになる。翌日、耕一は2年後の有馬記念が目標であることを明かし、広中らの理解を得る一方で、構想から外れた隆二郎が耕一らのもとを去る。また、事態の発端となった翔平は、栗須の取り計らいにより不問となる。
2024年。ロイヤルファミリーと翔平は3連勝を飾るが、その前にソーパーフェクトと佐木隆二郎という高い壁が立ちはだかる。前年に耕一が着目した馬と見切った騎手であり、それらを手に入れた展之から感謝の言葉を述べられるが、耕一はロイヤルファミリーで有馬記念に勝つことのみであると言い放つ。
キャスト
主要人物(テレビドラマ)
- 栗須栄治(くりす えいじ)
- 演 - 妻夫木聡[5](18歳時:中田昊成[14])
- 人材派遣会社「株式会社ロイヤルヒューマン(ロイヤルヒューマン社)」競馬事業部の専属秘書。前職は大手税理士事務所「L&U税理士事務所」の税理士。
- 競馬とは無縁の生活を送っていたが、山王耕造との出会いから人生が一変し、ロイヤルヒューマン社に転職して耕造の馬主活動を秘書として支える。耕造の死後は引き続きロイヤルファミリーの馬主となった耕一を支えるが、野崎加奈子と結婚したこととロイヤル冠の馬たちの幸せを熟考した結果、2027年頃にロイヤルヒューマンを退職。牧場にて牧場経営及び作業のノウハウを吸い込み、2030年ではノザキファームと分場のふれあい功労牧場を営み、ロイヤル冠の元功労馬を管理している。
- 山王耕造(さんのう こうぞう)
- 演 - 佐藤浩市[15]
- ロイヤルヒューマン社の創業者、代表取締役社長。「ロイヤル」を冠する競走馬の馬主(うまぬし)。勝負服は「橙、白V字、袖水色2本輪」[注 1]であったが、佐木隆二郎からダサいと指摘されたため「黒、赤鋸歯形、袖白一本輪」に変更する。
- 相馬眼がないと自覚しており、馬に携わる人を見て購入を決める。
- 中条耕一(なかじょう こういち)
- 演 - 目黒蓮[16][17](少年期:木村優来[18])
- 耕造の隠し子。2014年時点で大学生。劇中における語りを務める。
- 母子家庭で育ち、2003年に母・中条美紀子の影響で競馬に興味を持つ。父譲りの競馬好きと母譲りの相馬眼で、明和大学ではサークルの競馬研究会に所属する。2018年、美紀子が亡くなる直前に父・耕造の存在を知らされるが、援助を断り美紀子が残した貯金を取り崩して生活する。2022年に大学院を卒業し、学習塾の講師となる。同年に耕造が亡くなると、ロイヤルファミリーの相続馬限定馬主となる。
- 耕造の夢を継承するだけでなく、ロイヤルファミリーを獲得賞金で養うことを考える。2030年時点で、ロイヤルファミリーの獲得賞金を元手にベンチャー企業「株式会社cultivatech」を設立。教育系スマホアプリ「マナビスコープ」で2028年にアプリ大賞を取っただけでなく、多数の教育系著書を執筆し、平良恒明から取材を受けている。さらに、正規の馬主資格を取得している。
山王家(テレビドラマ)
- 山王優太郎(さんのう ゆうたろう)
- 演 - 小泉孝太郎[19]
- 耕造の長男。ロイヤルヒューマン社人事部の人事統括本部長。耕造の後継者候補。
- 赤字続きである競馬事業部の撤廃を目論む。
- 山王京子(さんのう きょうこ)
- 演 - 黒木瞳[19]
- 耕造の妻。ロイヤルヒューマン飲食事業部に従事。
- 馬主だった父が母を蔑ろにしていた影響で、大の競馬嫌い。しかも、自身が観戦したレースで耕造の所有馬が勝ったことはなく、競馬嫌いに拍車をかけている。
- 山王百合子(さんのう ゆりこ)
- 演 - 関水渚[20]
- 耕造の長女。2011年時点で大学生。
- 競馬好きであるが、オッズなど賭け事については無知。また、競馬に関する家庭の問題には一切関与しないなど、中立的な立ち位置を保っている。
- のちに騎手・佐木隆二郎と結婚し、第一子・耕太郎を出産する。
野崎ファーム
- 野崎加奈子(のざき かなこ)
- 演 - 松本若菜[15]
- 栗須の元恋人のちに妻。シングルマザー。北海道日高地方の生産牧場「野崎ファーム」に従事。
- 東京の大学生の時に栗須と交際していたが、その間は競馬に関する会話が一切なく、2001年に別れている。
- 野崎剛史(のざき たけし)
- 演 - 木場勝己[20]
- 加奈子の父。野崎ファームの牧場主。
- 生産馬がG1レースに勝利する夢を持っており、覚悟がある馬主を見極めるため庭先取引にこだわる。娘とともに牧場を切り盛りしていたが身体を悪くし、牧場主としての仕事ができなくなってしまう。
- 野崎翔平(のざき しょうへい)
- 演 - 三浦綺羅(少年期)[20] / 市原匠悟(青年期)[21] / 梶晃啓(第8話 ロイヤルファミリー騎乗単走追い切りシーン) / 福永祐一(最終話 ジャパンカップ実際のレース)/クリストフ・ルメール(最終話 天皇賞〈秋〉・ジャパンカップ ジョッキーカメラ〉 / 北村友一(最終話 有馬記念ジョッキーカメラ) / 武豊(最終話 有馬記念実際のレース)
- 加奈子の息子。2011年時点で小学4年生。
- 中央競馬で騎手になる夢を持つ。中学生のころから乗馬クラブに通い始め、佐木隆二郎をライバルと定める。2018年には、中学を卒業して競馬学校騎手養成課程に在籍している。2021年にデビューし、2024年からロイヤルファミリーの主戦騎手を務め重賞4連勝を飾る。しかし、G1初挑戦となった天皇賞秋にて落馬し、右踵を骨折。それ以降はイップスからスランプに陥るものの、隆二郎のアドバイスにより克服する。
広中厩舎
- 広中博(ひろなか ひろし)
- 演 - 安藤政信[22]
- 美浦トレーニングセンター・広中厩舎の調教師。2010年に管理馬で朝日杯フューチュリティステークスを制するなど、若手調教師のホープ的存在。「先生」と呼ばれることを遠慮して、「ちゃん」付けで呼ばれることが多い。
- 加奈子とは友人であり、変わり者と思われている。競走馬の知識に長け、冷静な分析と緻密な計画を得意とする。その一方で、馬以外のことは疎かになり、時々忘れ物をする。
- 安川すみれ(やすかわ すみれ)
- 演 - 長内映里香[20]
- 広中厩舎の調教助手。
- 耕造への第一印象は最悪だったが、所有馬には愛情を持つ。
- 遠山大地(とおやま だいち)
- 演 - 秋山寛貴(ハナコ)[20]
- 広中厩舎の厩務員。
- ロイヤルホープやロイヤルファミリーに噛まれることが多い。
その他(テレビドラマ)
- 椎名善弘(しいな よしひろ)
- 演 - 沢村一樹[19]
- 人材派遣会社の最大手「株式会社ソリュー」のCEO(最高経営責任者)。
- 耕造より若いながらも、G1レースに何度も勝利している。喜怒哀楽を一切表に出さない一方で、勝利には貪欲。耕造の相馬眼を唯一見抜いており、セリで耕造が興味を持った馬を必ず落札する。
- 椎名展之(しいな のぶゆき)
- 演 - 中川大志[23](第8話 - 最終話)
- 椎名善弘の息子。大学在学中に起業したベンチャー企業「ネオループ株式会社」のCEOで、ソーパーフェクトの馬主であり、勝負服は「黒、赤十字襷、袖黄縦1本縞」など、父が一時期使用した柄を採用している。
- 2022年、馬主登録の資格を取得する。その後、有志で「若手馬主の会」を発足し、旧世代が築いた伝統や格式の脱却を目論む。父である義弘の考え方に古臭さを感じると、鬱陶しく感じていた。3冠+有馬記念制覇をソーパーフェクトで挑むも、有馬記念のビッグホープに脚元を掬われた。
- 相磯正臣(あいそ まさおみ)
- 演 - 吉沢悠[22]
- 椎名の秘書。レーシングマネージャー。
- 競走馬に関する一切を椎名から任されているものの、椎名の予期しない言動に困惑することがある。
- 栗須とは会釈をする程度であったが、2022年より展之の秘書となると、栗須に愚痴をこぼすようになる。
- 佐木隆二郎(さき りゅうじろう)
- 演 - 高杉真宙[22] / 横山武史(第5話 実際のレース)
- 中央競馬の騎手。2014年初旬までは岩手競馬・盛岡競馬場所属の騎手。平良恒明から「出遅れ王」と呼ばれる。
- 金髪で言動はチャラいが、荒れ馬の操縦に長けている。移籍前は若手ながら岩手競馬のリーディングジョッキーであり、2013年のG1レース「帝王賞」では勝利争いにも加わっている。
- 2014年に中央競馬に移籍すると、デビュー戦となったロイヤルホープの新馬戦を勝利で飾り、以後芙蓉ステークスや東京スポーツ杯でも上位入賞するなど活躍を続けている。一旦年度途中から黒髪にしていたが、日本ダービー以降は成績が低迷したため、2018年からは金髪に戻している。2021年には百合子と結婚し、第一子・耕太郎が生まれる。ロイヤルファミリーの主戦騎手だったが、2023年に耕一から主戦騎手の降板を打診される。間もなく椎名展之所有のソーパーフェクトに騎乗することとなるが、ここでもすぐに降板させられる。その後は椎名善弘に拾われ、2025年の有馬記念ではビッグホープに騎乗し勝利する。
- 平良恒明(たいら つねあき)
- 演 - 津田健次郎[22]
- スポーツ紙「東日スポーツ」に所属するフリーライター。耕造からは「聞屋(ぶんや)」と呼ばれる。
- 大物調教師と揉めて競馬界から干されかけた時、耕造に助けられている。そのころから耕造と仲が良く、祝勝会にも参加する。耕造のエリート然としない行動から、「中央競馬になくてはならない人」と評価している。
- 東日スポーツ紙面で山王耕造と耕一をフォーカスした競馬コラム「継承」を執筆している。2026年に関西の新聞社の所属となり、2030年にはコラムが製本化されたことを耕一に明かしている。
ゲスト
第1話(ゲスト)
- 林田純次(はやしだ じゅんじ)
- 演 - 尾美としのり[20](第2話・第3話)
- 北海道日高地方の生産牧場「林田牧場」の牧場長。ロイヤルファイトとロイヤルイザーニャの生産者。
- 1999年に息子を亡くしており、彼が命名した「イザーニャ」の最後の産駒(ロイヤルイザーニャ)を購入してくれた耕造に恩義を感じている。しかし、日高地方の牧場経営衰退に抗えず、2012年に牧場を廃業する。
- 金城史朗(かねしろ しろう)
- 演 - 渡辺憲吉[24](第2話)
- ロイヤルヒューマン社競馬事業部の専属秘書。
- 耕造に従順で、税理士の栗須にも丁寧な対応をする。しかし、長年にわたる横領により会社を去る。その際も、競馬資料が整然とまとめられており、後任となった栗須を助けることになる。
- 田所功(たどころ いさむ)
- 演 - 吉田ウーロン太[25](第2話)
- 美浦トレーニングセンター・田所厩舎の調教師。ロイヤルファイトとロイヤルイザーニャを管理していたが耕造と衝突し、両頭は広中厩舎に転厩することとなる。
- 栗須栄治の上司
- 演 - 渋江譲二[26]
- L&U税理士事務所の社員。栗須の上司。
- 2010年から仕事に身が入らない栗須を心配し、ロイヤルヒューマン社から依頼された際にも同行する。
- 栗須栄治の父
- 演 - 池下重大
- 税理士。
- 数年前(2005年ごろ)から一緒に仕事をするよう栄治に連絡をしていたが、2010年に急死する。
- 栗須栄治の姉
- 声 - 高柳知葉[27]
- 父の一周忌になっても故郷に戻ってこない弟・栄治を心配し、何度も電話をかける。
- 山田昭(やまだ あきら)
- 演 - 中村シユン[28](第2話・第6話・第7話)
- 山王家の執事。
- 終始穏やかな対応で、山王家の家族間の問題には一切関与しない。
- 竹田仁美(たけだ ひとみ)
- 演 - 上田遥[29](第2話・第4話 - 第6話)
- ロイヤルヒューマン社の社長秘書。
- 優太郎と親しく、2018年からは彼の社長秘書となる。
- セリの参加者
- 演 - 納谷真大
- 北海道千歳にある北陵ファームで開催されたセリの参加者。
- 武豊、丸田恭介、菅原隆一、今村聖奈
- 演 - 武豊(実際のレース:津村明秀[30])、丸田恭介(第3話)、菅原隆一(実際のレース:長岡禎仁[30])、今村聖奈(括弧内を除き、いずれも本人役)[31]
- 新潟競馬場の3歳未勝利戦に出場した騎手。武はウイングドイル、菅原はロイヤルファイトに騎乗する[32]。
- 騎手
- 演 - 勝浦正樹(カメオ出演)[注 2]
- 新潟競馬場で耕造と談笑した騎手。
- 競馬実況
- 声 - 小沢光葵(TBSアナウンサー)[注 3](第2話・第5話・第7話)
- ロイヤルファイト
- 演 - ナムラジュノー2025(第1話 当歳馬) / アドマイヤテンプウ2024(第1話 1歳馬) / オースミムーン(第1話 3歳馬パドック)[33] / シゲルヤマアラシ(第1話 実際のレース)[30][注 4] / シトパレード(第2話 広中厩舎)[注 5] / エーアイダンサー(最終話 功労馬)
- 耕造が所有する競走馬。鹿毛の牡馬。管理厩舎は美浦トレーニングセンター・田所厩舎、のち広中厩舎。
- 2011年、新潟競馬場の3歳未勝利戦に出場し、終盤の追い上げも及ばずハナ差で勝利を逃す。さらなる飛躍を期待されるが、翌2012年に故障する。その後引退し、2019年には北海道の乗馬クラブにて乗用馬として働いている。2030年では乗馬を引退し、ノザキファーム分場ふれあい養老牧場にて、22歳の功労馬として子供たちの触れ合いに参加している。加奈子によると、ロイヤルイザーニャのことが好きとされている。
- ロイヤルイザーニャ
- 演 - ミニクイアヒルノコ2025(第1話 当歳馬) / オスタークラング2024(第1話 1歳馬)[注 4] / サトノレギオン(第2話 3歳馬本馬場入場) / クロゴウ(第2話 CG切替前のレースシーン) / マッドクール(第2話 騎手目線カメラ) / サンカルパ(第2話 実際のレース)[34][注 5] / ジュブリーユ(最終話 功労馬)
- 耕造が所有する競走馬。芦毛の牝馬。管理厩舎は美浦トレーニングセンター・田所厩舎、のち広中厩舎。
- 生まれつき左前足が曲がっている脚部不安を抱えており、なかなか買い手がつかなかったが、2008年にロイヤルファイトとともに購入される。田所厩舎ではダートの短距離戦で惨敗続きだったが、転厩後に血統面に着目した広中の提案により、2011年に中山競馬場の3歳未勝利戦で芝の中距離に出走して初勝利する。しかし、ロイヤルファイトと同じく2012年に故障する。以降は不明だが、2030年に22歳で存命。ノザキファーム分場のふれあい功労牧場にて功労馬となっている。
- イザーニャ
- 演 - ミニクイアヒルノコ[注 4]
- ロイヤルイザーニャの母馬。生産地は林田牧場。
- 名前の由来はスペインの地名(Izaña)で、林田の息子により名付けられている。
- エイミーズチャンプの2010
- 演 - エムオールビー2024[注 4]
- 北陵ファームでセリに出された仔馬。鹿毛の牝馬。
- 2011年、耕造と椎名による壮絶な競り合いの末に、2億9,000万円で椎名に落札される。
- ウイングドイル
- 演 - マイネルファンロン(パドック・口取り式)[32] [35] / ウインガナドル(実際のレース)[30][注 4]
- 椎名が所有する競走馬。
- 新潟競馬場の3歳未勝利戦に出場し、武騎手による逃げの戦略で勝利する。
- 山王耕造の写真に写る馬
- 演 - マイネルホウオウ[注 4]
- 出走馬
- 演 - ウインガナドル、エテレインミノル、エンドゲーム、スティーマーレーン、ウィズワンアセント、ライブリハナメ、ベルウッドデナリ、ガーランドワルツ、コスモストレンジ、シゲルヤマアラシ、トモジャプリマ、ファウスト[30]
- 2011年8月7日、新潟競馬場の3歳未勝利戦(芝2,000メートル)に出場した競走馬。
第2話(ゲスト)
- 戸崎圭太
- 演 - 戸崎圭太(本人役)[36] / 津村明秀(実際のレース)[34]
- 中山競馬場の3歳未勝利戦に出場した騎手。ロイヤルイザーニャに騎乗する。
- 沢
- 演 - もろいくや[37]
- 荻野厩舎の調教師。リーディングトレーナー・荻野立秋(おぎの たてあき)の弟子。
- 栗須から転厩の受け入れを依頼されるが、2頭分を管理するための空きがないため断る。その際に、3歳未勝利戦が終了する期日が迫っていることを教える。
- 騎手
- 演 - 江田照男(カメオ出演)[38]
- 栗須と沢のやり取りのとき奥にいた騎手。
- オーンレジス
- 演 - オーソレミオ(実際のレース)[34]
- 椎名が所有する競走馬。
- 中山競馬場の3歳未勝利戦に出場する。レースの終盤に追い込みをかけるが、ロイヤルイザーニャに逃げ切られる。
- 出走馬
- 演 - サンカルパ、オーソレミオ、スマートオリーブ、ゴールドエクリプス、カランセ、ホノノディーヴァ、タガノフィナーレ、トーホウダブリン、パンケーキ[34]
- 2011年9月第3週、中山競馬場の3歳未勝利戦(芝2,000メートル)に出場した競走馬。
第3話(ゲスト)
- 灰沢、嶋
- 演 - 髙橋洋[39](第9話・第10話)、橘龍之介[40]
- 日高地方の生産牧場主。スナック日女の常連客。
- 北陵ファームの煽りを受けて同業者が廃業しており、安くても競走馬を売ることを第一に考えている。そのため、勝負にこだわり高く売ろうとする野崎ファームを馬鹿にする。
- 野村(のむら)
- 演 - 野口雄介[41]
- 北陵ファームの社長。
- 西平
- 演 - 加賀谷圭[42]
- 野崎ファームから去ろうとする馬主。
- 剛史から「勝つ気はあるのか」と聞かれたことに激怒し、謝罪する加奈子に日高地方の牧場の厳しい現状を述べる。
- ママ
- 演 - 小橋亜樹[40]
- 日高地方にある「スナック日女」のママ。
- 北陵ファームの男性
- 演 - 吉田哲哉(カメオ出演)[43]
- 椎名たちが北陵ファームに到着した際に、車のドアを開ける男性。
- ロイヤルハピネス
- 演 - フロジストン(第3話)[注 6] / リアンヴェリテ(第5話 口取り式の写真)[注 7] / フォークアート(第7話 野崎ファーム出産シーン)
- 耕造が所有する元競走馬。黒鹿毛の牝馬。2012年時点で21歳。
- 耕一の母・中条美紀子の勧めにより購入される。1995年にG3レース「中山牝馬ステークス」で勝利をするものの、京子ら山王家の人々は誰もその勇姿を見ていない。
- 林田牧場で繁殖牝馬として繋養しているが、2012年の廃業にともない野崎ファームに預託される。そして2019年、28歳にしてロイヤルホープとの牡馬(ロイヤルファミリー)を超高齢出産する[注 8]。
- ロイヤルホープ
- 演 - シーチェンジ2025(第3話・第4話 当歳馬)[注 6] / シーチェンジ2024(第4話 1歳馬) / マイネルホウオウ(第4話 - 第6話 メンコ着用ゲート入り直前、第4話 口取り式) / ワンダーヴィーヴル(第4話 - 第6話 広中厩舎、メンコ非着用ゲート入り直前) / マスカレードボール(第4話 ジョッキーカメラ) / クロワデュノール(第5話 皐月賞ジョッキーカメラ) / ジョバンニ(第5話 日本ダービージョッキーカメラ冒頭) / マスカレードボール(第5話 日本ダービージョッキーカメラ) / エフフォーリア(第5話 日本ダービー実際のレース)[44] / アスコリピチェーノ(第6話 ジャパンカップ実際のレース) / ダノンデサイル(第6話 有馬記念ジョッキーカメラ) / ダテノイグナイト(第7話 種牡馬) / オートクレール(最終話 功労馬顔アップ) / パウオレ(最終話 ラストシーン)
- 耕造が所有する競走馬。栗毛の牡馬。生産牧場は野崎ファーム。騎手は佐木隆二郎。
- 野崎剛史が勝利にこだわり、アメリカで種付けをした産駒。とても臆病であるが、隆二郎との相性が良く、機嫌が良い時は尻尾を3回振る。
- 2014年の2歳新馬戦では下位人気予想を覆し、1番人気のヴァルシャーレに勝利する。その後も東京スポーツ杯で勝利、弥生賞で2着に入るなどクラシック戦線の注目馬となったが、2015年の皐月賞では1番人気にもかかわらず16着に沈み、日本ダービーではヴァルシャーレに追い上げられ2着に甘んじる。菊花賞3着以降、こつこつ好走するが勝てず、ドバイ遠征という荒療治でドバイゴールドカップを久々の重賞勝利。しかしG1勝利に届かず、天皇賞秋、ジャパンカップ、連続2着惜敗。引退レースの有馬記念では、大逃げを展開するもイマジンドラゴンに勝利することはできなかった。引退後は野崎ファームで種牡馬入りし、ロイヤルファミリー、ビッグホープなどの活躍馬を輩出したが、2030年には種牡馬を引退しており、去勢され功労馬となっている。
- カツノミラクル
- 演 - シーチェンジ[注 6]
- ロイヤルホープの母馬。
- 野崎加奈子の横を歩いた繁殖牝馬
- 演 - ケンタッキーミント[注 6]
第4話(ゲスト)
- 佐木隆文(さき たかふみ)
- 演 - 天宮良[45]
- 隆二郎の父。盛岡競馬場・佐木厩舎の調教師。片足が不自由。
- 競馬学校を辞めた隆二郎を引き受けていたが、栗須から説得されている姿を見て、中央競馬への移籍を後押しする。デビュー戦当日は妻とともに上京するものの、耕造らに挨拶するだけで隆二郎には会わず、盛岡の厩舎に戻って応援している。
- 佐木朝美(さき あさみ)
- 演 - 那須佐代子[45]
- 隆二郎の母。
- 息子が中央競馬の試験に合格した時、真っ先に喜ぶ。デビュー戦当日、隆二郎が好物の和菓子「ごま摺り団子」を栗須に託す。
- 松井亮介(まつい りょうすけ)
- 演 - 大西利空[46] / 川田将雅(松井紹介時のカットイン)[注 9] / クリストフ・ルメール(実際のレース)[47]
- 中央競馬の人気騎手。有名騎手を父に持つ。
- 競馬学校にいた2003年、椎名から期待を掛けられていた隆二郎に嫉妬して、田舎者として馬鹿にしたため喧嘩沙汰となる。相手は自主退学したが、自身は父の名声のおかげで中央競馬にとどまる。
- 2014年の2歳新馬戦では椎名所有の競走馬・ヴァルシャーレに騎乗しており、同レースでロイヤルホープに騎乗して中央競馬デビューを果たす隆二郎と再会する。相変わらず隆二郎を挑発するものの、レースでは外から豪脚を伸ばすロイヤルホープに惜敗する。
- 2018年の有馬記念もヴァルシャーレに騎乗している。
- 中条美紀子(なかじょう みきこ)
- 演 - 中嶋朋子[17](第5話・第7話)(2003年時点:澤村菜央〈第8話〉)
- 耕一の母。元は銀座のホステス。
- 前橋の病院に入院しており、耕造が見舞いに訪れている。耕造に妊娠したことを告げず、女手一つで耕一を育てる。耕造の影響で競馬好きになり、勝馬投票券を当てられる相馬眼を持っている。ロイヤルハピネスの名づけ親で、1995年のG3レース「中山牝馬ステークス」では勝利する姿を見届けており、口取り式にも参加している。
- 2015年の日本ダービーでは、勝馬投票券の馬連(普通馬番号二連勝複式)でロイヤルホープとヴァルシャーレを予想し的中させる。その翌月、耕造に会うよう耕一に言い残し永眠する。
- 鍋島太蔵
- 演 - 半田周平[48]
- 週刊誌「週刊世相」の記者。
- 耕造に関する2つのスキャンダルを握っており、それをネタに優太郎と裏取引する。
- 岡林
- 演 - 遠藤たつお[49]
- 割烹で耕造から接待される社長。
- ロイヤルヒューマン社から港湾に二重派遣されていた派遣社員の新たな受け入れ先となる。
- 育成スタッフ
- 演 - 黒部弘康[50]
- 記者
- 演 - 相樂孝仁[51]
- 平良の横で取材している競馬記者。
- ヴァルシャーレの勝利が確実と予想する。
- 中央競馬の騎手
- 演 - クリストフ・ルメール、四位洋文(いずれも静止映像)
- 語りの人物が中央競馬の騎手として例に挙げた騎手。ルメールはアーモンドアイの騎乗時、四位はウオッカに騎乗し勝利した日本ダービーの映像が使用されている。
- 競馬実況
- 声 - 渡部峻(TBSアナウンサー)(第8話)
- ヴァルシャーレ
- 演 - ライトクオンタム(第4話 実際のレース)[47] / ディーイストワール(第5話・第6話 切り替え前のレースシーン) / スズカワールド(第5話 輪乗り) / シャフリヤール(第5話 実際のレース)[44]
- 椎名が所有する黒鹿毛の競走馬。2歳新馬戦及び引退レースの有馬記念の騎手は松井亮介、日本ダービーの騎手は北村友一。
- 2014年、東京競馬場の2歳新馬戦ではレースの序盤から逃げ切りを図るも、佐木隆二郎騎乗のロイヤルホープによる終盤大外からのごぼう抜きで敗北する。しかし、2015年の皐月賞と日本ダービーで二冠を達成し、ロイヤルホープに対する雪辱を果たす。菊花賞で敗北して三冠馬の称号を逃したものの、2018年シーズンでは古馬戦線で同馬主のイマジンドラゴン、ライバルのロイヤルホープと競り合う。引退レースの有馬記念では写真判定にて3着となる。
- 出走馬
- 演 - ライトクオンタム、アンリーロード、ラブリーハーツ、キャルキューレ、クラシカルビジュー、アドマイヤサジー、シエルリーナ、コウテツレディー、ヴォードヴィル、イスティント、ブリーゼ[47]
- 2014年6月第3週、東京競馬場の2歳新馬戦「メイクデビュー東京」(芝1,600メートル)に出場した競走馬。
第5話(ゲスト)
- 北村友一
- 演 - 北村友一(本人役)[52] / 福永祐一(実際のレース)[44]
- 日本ダービーに出場した騎手。ヴァルシャーレに騎乗する。
- 競馬実況
- 声 - 熊崎風斗(TBSアナウンサー)(第7話・第9話)
- 出走馬
- 演 - シャフリヤール、エフフォーリア、ステラヴェローチェ、グレートマジシャン、サトノレイナス、タイトルホルダー、ヨーホーレイク、グラティアス、バジオウ、ワンダフルタウン、レッドジェネシス、ラーゴム、タイムトゥヘヴン、ヴィクティファルス、バスラットレオン、ディープモンスター、アドマイヤハダル[44]
- 2015年5月31日、東京競馬場のG1「日本ダービー」(芝2,400メートル)に出場した競走馬。
第6話(ゲスト)
- 野瀬(のせ)
- 演 - 金井勇太[53]
- JRAの職員。中山競馬場の管理者。
- 栗須を早朝の競馬場に案内する際に、ロイヤルホープのファンであることを告げる。
- 大学生
- 演 - てっぺい右利き[54]、中山雄斗、中島侑香[55]
- 明和大学の学生。耕一と同じ競馬研究会のメンバー。
- 競馬実況
- 演 - 藤森祥平(第10話)、小笠原亘(第10話)(いずれもTBSアナウンサー)
- イマジンドラゴン
- 演 - ジャンタルマンタル(ジャパンカップ実際のレース) / コーストライン(有馬記念実際のレース)[56]
- 椎名が所有する競走馬。黒鹿毛の牡馬で、レースでは黒いメンコを着用している。
- 2018年シーズンではジャパンカップを制して同レースで2着だったロイヤルホープのG1戴冠を阻み、連勝かつ有終の美で有馬記念の制覇を目指す。レースではロイヤルホープの大逃げに惑わずレースに徹し、最終コーナーでヴァルシャーレとの一騎打ちとなる。しかし、一旦失速したロイヤルホープも再び盛り返してその争いに飛び込み、写真判定に持ち込まれたものの、ハナ差で競り勝つ。
- 有馬記念の競走馬たち
- シンボリルドルフ、ミホシンザン、ニシノライデン、スダホーク、トウカイテイオー、ビワハヤヒデ、ゴールドアクター(いずれも実際のレース)
- 有馬記念で顔のアップを映された栗毛馬
- 演 - ベアキングダム
- 出走馬
- 演 - ビジン、ホウオウエクレール、ヒシゲッコウ、ホウオウリアリティ、セブンデイズ、マイネルコロンブス、タイムオブフライト、ジャンカズマ、サザンナイツ、コーストライン、アスティ、ホウオウエーデル、ミルキーヴォイス、ラブパイロー[56]
- 2018年12月23日、中山競馬場のG1レース「有馬記念」(芝2,500メートル)に出場した競走馬。
第7話(ゲスト)
- 佐木耕太郎(さき こうたろう)
- 演 - 平野詩乃(第7話 乳児期)[57] / 平野稜真(最終話 幼児期)[58]
- 隆二郎と百合子の息子。
- 看護師
- 演 - 市原茉莉[59]
- 山王耕造が入院する病院の看護師。
- 坂井瑠星
- 演 - 坂井瑠星(本人役)[60](最終話) / 川田将雅(最終話 天皇賞〈秋〉 ジョッキーカメラ) / 和田竜二(最終話 ジャパンカップ) / 松山弘平(最終話 有馬記念)
- 2022年、2歳新馬戦「メイクデビュー東京」に出場した騎手。ディップバビロンに騎乗。
- 2025年の有馬記念では、レインボーキャップに騎乗する。
- ロイヤルファミリー
- 演-フォークアート2025(第7話 当歳馬) / ブレイヴソルジャー(第7話 野崎ファーム) / デルマドワーフ(第7話 美浦トレーニングセンター 第10話) / ベアキングダム(第7話 切り替え前のレースシーン) / ジョバンニ(第7話 ジョッキーカメラ) / ディヴァイネスト(第8話 切り替え前のレースシーン) / ジェイパームス(第8話 実際のレース)/ コントレイル(最終話 ジャパンカップ) / マスカレードボール(最終話 ジャパンカップ冒頭ジョッキーカメラ) / シックスペンス(最終話 ジャパンカップ第2コーナー以降のジョッキーカメラ) / ドウデュース(最終話 2025年有馬記念ジョッキーカメラ) / クロワデュノール(最終話 2025年有馬記念ジョッキーカメラ) / パウオレ(最終話 功労馬)
- ロイヤルホープとロイヤルハピネスの産駒。栗毛に星の流星を持つ栗毛の牡馬。レース時は橙色のシャドーロールを着用する。
- 父・ロイヤルホープ同様に気性難で、広中が耕一に短距離を勧めるほどだった。2022年の新馬戦、佐木隆二郎の騎乗で初勝利を飾るものの、以降は故障が相次いで勝利が遠のき、2023年春のクラシックを棒に振る。2024年、主戦騎手を野崎翔平に変更して3連勝する。その後重賞を4連勝するも、2024年天皇賞秋にて落馬、競走中止。検査の結果、軽度の骨折となり野崎ファームで静養するが涙を流すなど目に右目に異常を訴え、再診断を行った結果角膜実質膿瘍と診断された。治療法として角膜移植が提案されたものの執刀できる医者がおらず、このままだと失明・競走馬引退の危機となっていたが、耕一が説得して来日した佐渡が執刀したことで事なきを得る。さらに静養中に馬体が成長し、単走追い切りで良化が見込まれたことで有馬記念への出走が一歩近づいた。
- その後、札幌記念2着、天皇賞秋は惨敗(着順不明)だったが、ジャパンカップを勝利したことでファン投票で好評価を受け、有馬記念に出走。7枠14番[注 10]の枠に入り、これをラストランとして引退する予定であったが、ビッグホープの逆襲の末脚に敗北、2着となる。その後、悔しそうに嘶き、その姿を見て耕一は現役続行の決意をする。そして2026年には大阪杯、天皇賞(春)を連勝、更にフォワ賞2着を経て凱旋門賞を制覇。帰国後のジャパンカップで2連覇を達成し、そして有馬記念で大差で有終の美を飾った。しかし種牡馬としてのオファーがないせいか、2030年時点では去勢されノザキファーム分場のふれあい功労牧場にて功労馬となっている[注 11]。
- ディップバビロン
- 演 - ミルトクリーガー(馬場入り) / シュタールヴィント(実際のレース)[61]
- 椎名が所有する競走馬。ヴァルシャーレの産駒。黒鹿毛の牡馬。
- 2022年の新馬戦、ロイヤルファミリーに差し切られ、2馬身差の2着に敗れる。
- ワルシャワの2016
- 耕造が所有する繁殖牝馬。アメリカ産。
- 2019年、ロイヤルホープと交配するために購入される。しかし、産駒が気性難になる可能性が高いこと、父方の先祖馬・モロッコデザインの産駒に重賞馬がいないことを耕一が指摘する。
- 出走馬
- 演 - シュタールヴィント、ロゼル、ピンキープロミス、シルバーニース、トーセンカタリーナ、ホウオウバーデン、ネッロランバンテ、エイチエヌバンビー、クレアチョウサン、サウスシーパール、トゥルーキーノ[61]
- 2022年6月25日、東京競馬場の2歳新馬戦「メイクデビュー東京」に出走した競走馬。
第8話(ゲスト)
- 渡部(わたべ)、秘書
- 演 - 志賀圭二郎[62]、明逸人[63]
- 北陵ファームで行われたセリに参加した会長とその秘書。
- 男性
- 演 - 折居志信
- 「若手馬主の会」のメンバー。
- サラリーマン
- 演 - 三木一輝[64]、井上賢司[65]
- 会員制バーのサラリーマンたち。
- 展之らと飲んでいた耕一を馬鹿にしており、店の外で因縁をつけ警察沙汰となる。
- 小高(おだか)
- 演 - 川手祥太[66]
- 南麻布警察署生活安全課の刑事。
- 競馬実況
- 声 - 清原正博、喜入友浩(いずれもTBSアナウンサー)(第9話・第10話)
- ソーパーフェクト / ソーライディンの2022
- 演 - ライブリースプライト2024(第8話 1歳馬) / ムイトオブリガード(第8話 口取り式) / アスコルティアーモ(第8話 実際のレース) / リアンドール(皐月賞、日本ダービー口取り式) / ミュージアムマイル(第9話 皐月賞)/ ドゥラメンテ(第9話 日本ダービー) / スターズオンアース(第10話)
- 椎名展之の所有馬。黒鹿毛の牡馬。ライムカットの産駒。ラインストーンのついた頭紐を着用する。
- 2023年、北陵ファームのセリにて3,900万円で展之に落札される。2024年の佐木騎手騎乗の2歳新馬戦、他を圧倒する差しで鮮烈な初勝利を飾る。その後、クリストフ・ルメールに乗り変わり無敗でクラシック三冠を達成。その後、まだ誰も達成していない無敗での三冠及び有馬記念制覇[注 12]を狙って1枠2番で[注 13]乗り込むも、ビッグホープの末脚に屈し3着となる。
- 出走馬
- 演 - リメリック、スカイライト、レイククレセント、デイジー、ディヴァイネスト、メイショウウミカゼ、ミスティカルレイ、エリカビーナス、ポジティブスピン、ロンドンライフ、メテオクイン、イデアイゴッソウ、メイユーヴ、シントーローズ、アネッコ、ルトレフル[67]
- ロイヤルファミリーが5着となった、2023年秋の東京5レース2勝クラスに出走した競走馬。
- 出走馬
- 演 - ジェイパームス、ヴィルトブリーゼ、ルクスビッグスター[68]
- ロイヤルファミリーが勝利した、2024年の東京9レース2勝クラスに出走した競走馬。
- 出走馬
- 演 - アスコルティアーモ、クインズカムイ、オーヴァルブルーム、コントラポスト、ダット、ハイファイヴ[69]
- ソーパーフェクトが勝利した、2024年の新馬戦に出走した競走馬。
第9話(ゲスト)
- 沢渡有希(さわたり ゆうき)
- 演 - 市川実日子[70]
- 数少ない馬の角膜移植ができる日本人獣医師。かつては栗東におり、現在はフランスのシェルブール大学獣医学部勤務。かつて栗東トレセンの獣医時代に耕造と会話したことがあり、あまり良い印象を持ってない。
- クリストフ・ルメール
- 演 - クリストフ・ルメール(本人役)(第9話 有馬記念ジョッキーカメラ)[70](第10話) / クリストフ・スミヨン(第9話 皐月賞実際のレース) / ミルコ・デムーロ (第9話 日本ダービー実際のレース)
- ソーパーフェクトに騎乗することとなったベテラン外国人騎手。
- 高橋安忠
- 演 - 東根作寿英[71]
- 獣医師。
- ロイヤルファミリーの右目の症状を角膜実質膿瘍と診断する。
- 牧場主
- 演 - 水野智則[72](第10話)、濱田万葉[注 3](第10話)
- 日高の牧場主たち。
- 野崎ファームにて治療中のロイヤルファミリーが育成牧場に移るまでの間、治療と牧場の仕事を手伝いを買って出る。
- 職員
- 演 - BT
- シェルブール大学の職員。
- 耕一からつたないフランス語で沢渡有希のことを尋ねられ、はぐらかしてその場を後にする。
- ヒタフォン(写真)
- 演 - オネストジョン
- 野崎翔平が初勝利を飾った時に騎乗した競走馬。野崎ファームの壁に額縁入りの写真として飾られている。
- 野崎加奈子の横を歩いた繁殖牝馬
- 演 - チュウワキャリア
- 美浦トレーニングセンターにて追い切り中の栗毛馬2頭
- 演 - デルマドワーフ、ベアキングダム
- 野崎翔平がリハビリ中に騎乗した競走馬
- 演 - メイショウダッサイ
- レインボーキャンプ
- 演 - ミルトクリーガー(第9話・最終話 有馬記念走行シーン) / ジャンタルマンタル(天皇賞〈秋〉ジョッキーカメラ内) / キセキ(最終話 ジャパンカップ実際のレース) / シャフリヤール(最終話 有馬記念実際のレース)
- 椎名義弘が所有している競走馬。2024年の天皇賞秋に出走していた。翌年天皇賞秋を連覇し有馬記念に出走、5枠9番[注 14]となり先行するも敗北(着順不明)する。
- 怪我を乗り越えた騎手・競走馬
- 演 - 北村友一、トウカイテイオー(いずれも静止映像)
- 耕一が語りで怪我として例に挙げた騎手や競走馬。
- トウカイテイオーは怪我で休養し、364日ぶりの復帰戦の勝利を飾った有馬記念の映像(鞍上、田原成貴)。北村友一は2021年5月の落馬事故で大怪我を負い長期のリハビリの経験がある。映像はクロワデュノールに騎乗して勝利した2025年日本ダービーのもの。
- 出走馬
- 演 - ドウデュース、タスティエーラ、ホウオウビスケッツ、ジャスティンパレス、マテンロウスカイ、ベラジオオペラ、ソールオリエンス、レーベンスティール、ステラヴェローチェ、ニシノレヴナント、ノースブリッジ、キングスパレス、リバティアイランド、ダノンベルーガ、シルトホルン
- 2024年10月27日、天皇賞(秋)に出走した競走馬。
最終話(ゲスト)
- ビッグホープ
- 演 - サトノレギオン(有馬記念 CG切替前レースシーン) / ソールオリエンス(有馬記念 実際のレース)
- ロイヤルホープ産駒の芦毛の牡馬。青いチークピーシーズを着用する。
- 椎名義弘が若い馬主の壁になる馬を作るため、所有していた繁殖牝馬・ライトニングネオに耕造所有の競走馬・ロイヤルホープの種付け権利を行使して配合し、耕造自ら名づけをした秘蔵馬。日本海ステークス、ステイヤーズステークスを大逃げで連勝した。
- 2025年の有馬記念では1枠1番を引き当てるが、大きく出遅れながら第3コーナーで加速し、他馬を圧倒するごぼう抜きでロイヤルファミリーをも追い抜き勝利する。これが、ロイヤルファミリーの引退を撤回するきっかけとなる。
- 矢作調教師
- 演 - 矢作芳人(本人役、カメオ出演)
- レインボーキャンプの調教師。騎乗する坂井に声を掛ける[注 15]。
- グレイトエスケープ
- 演 - アリストテレス
- 凱旋門賞馬。
- ジャパンカップに参戦したが着外となる。
- 出走馬
- 演 - コントレイル、オーソリティ、シャフリヤール、サンレイポケット、グランドグローリー、ユーバーレーベン、シャドウディーヴァ、ジャパン、アリストテレス、キセキ、ブルーム、ユーキャンスマイル、モズベッロ、マカヒキ、ロードマイウェイ、ムイトオブリガード、ウインドジャマー、ワグネリアン
- 2025年のジャパンカップに出場した競走馬。
- 出走馬
- 演 - ドウデュース、スターズオンアース、タイトルホルダー、ジャスティンパレス、シャフリヤール、タスティエーラ、ウインマリリン、ソールオリエンス、ハーパー、ホウオウエミーズ、アイアンバローズ、スルーセブンシーズ、ライラック、プラダリア、ディープボンド、ヒートオンビート
- 2025年の有馬記念に出場した競走馬。
スタッフ
放送日程
| 話数[注 16] | サブタイトル[77] | 放送日 | 演出 | タイトルバックに登場した競走馬 | ドラマ内で使用された実際のレース | 視聴率[78] |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Episode1 | ゲートイン | 10月12日 | 塚原あゆ子 | ロイヤルファイト | 2016年10月16日 3回新潟2日2R サラ系2歳未勝利 芝2,000m[30] | 11.7% |
| Episode2 | 逃げ馬 | 10月19日 | ロイヤルイザーニャ | 2022年4月10日 3回中山6日6R 3歳1勝クラス 芝1,800m[34] | 10.4% | |
| Episode3 | 庭先取引 | 10月26日 | 松田礼人 | ロイヤルハピネス | なし | 10.3% |
| Episode4 | メイクデビュー | 11月2日 | ロイヤルホープ | 2022年11月12日 5回東京3日5R 2歳新馬牝「メイクデビュー東京」 芝1,600m[47] | 9.0% | |
| Episode5 | 日本ダービー | 11月9日 | 塚原あゆ子 | ヴァルシャーレ | 2021年5月30日 2回東京12日11R G1「第88回 日本ダービー」 芝2,400m[44] | 11.0% |
| Episode6 | 有馬記念 | 11月16日 | 松田礼人 | イマジンドラゴン | 2023年4月16日 3回中山8日12R 4歳以上3勝クラス「サンシャインステークス」 芝2,500m[56] | 10.4% |
| Episode7 | 口取り式 | 11月23日 | 塚原あゆ子 | ロイヤルファミリー | 2022年11月5日 5回東京1日4R 2歳未勝利 芝1,800m[61] | 10.5% |
| Episode8 | 相続馬限定馬主 | 11月30日 | 府川亮介 | ソーパーフェクト | 2024年1月27日 1回東京1日5R 3歳新馬「メイクデビュー東京」 芝1,600m[67] 2024年4月21日 2回東京2日9R 4歳以上2勝クラス「石和特別」 芝1,800m[68] 2023年1月28日 1回東京1日5R 3歳未勝利 芝1,800m[69] | 10.6% |
| Episode9 | 鐙~あぶみ~ | 12月7日 | 松田礼人 | ロイヤルファミリー | 2024年10月27日 4回東京8日11R G1「第170回 天皇賞(秋)」 芝2,000m[79] | 10.3% |
| The Last Episode | ファンファーレ | 12月14日 | 塚原あゆ子 | レインボーキャンプ | 2021年11月28日 5回東京8日12R G1「第41回 ジャパンカップ」 芝2,400m[80] 2023年12月24日 5回中山8日11R G1「第68回 有馬記念」 芝2,500m[81] | 11.4% |
| 平均視聴率 10.6%[82](視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) | ||||||
コラボレーション企画
TBSでは本作放送期間中に、テレビアニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』の第2クールが放送されている。いずれも競馬がモチーフの作品で、擬人化キャラクター「ウマ娘」として描き下ろされたロイヤルホープと、「ウマ娘 シンデレラグレイ」主人公のオグリキャップとの2ショットイラストが公開された[86]。なお、コラボレーションの発表はゲーム『ウマ娘 プリティダービー』の公式生配信である「ぱかライブTV vol.57」で行われ[87]、原作者の早見和真もX(旧Twitter)にて喜びのコメントを送った[88]。さらに「ぱかライブTV Vol.58」にてウマ娘化したロイヤルファミリーの描き下ろしのイラストが追加された[89]。 また、オグリキャップの声優担当の高柳知葉が本作第1話に栗須の姉として出演している。
さらに、TBSの情報番組『王様のブランチ』がプロデュースする次世代型アンテナショップ「ブランチパーク」でのコラボレーションが決定した[90]。
競馬総合ポータルサイト「netkeiba.com」では、ドラマの登場人物である山王耕造のプロフィール、および所有する競走馬のデータベースが公開された[91]。
新潟競馬場では2025年10月26日、ドラマに出演した誘導馬・オースミムーンが1日限定で、役名「ロイヤルファイト」の特製ゼッケンをつけて登場した[92]。
ブルーレイ、DVD
- ザ・ロイヤルファミリー Blu-ray、DVD BOX 2026年4月10日発売[93]
受賞
- TV stationドラマ大賞2025[94][95]
- 作品賞
- 主演男優賞 - 妻夫木聡
- 助演男優賞 - 目黒蓮
- 助演女優賞 - 松本若菜