ペリボイア
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ヒッポノオスの娘
このペリボイアは、アカイア地方のオーレノスの王ヒッポノオスの娘である[2][3][4]。アルタイアー死後のカリュドーン王オイネウスと結婚し、テューデウスの母となった。
ペリボイアの結婚については諸説ある。叙事詩『テーバイス』によるとオイネウスがオーレノスを攻略した際に戦利品として得た[2]。ヘーシオドスによると、ペリボイアはアマリュンケウスの子ヒッポストラトスに処女を奪われたため、怒ったヒッポノオスは娘を殺してもらうためにオイネウスのもとに送った。しかしオイネウスは彼女を殺さずに妻として迎えた[2]。あるいはペリボイアの処女を奪ったのはオイネウスであり、彼女が子を身ごもったためオイネウスのもとに送られた[3]。さらに別の説によると、ペリボイアは軍神アレースの子を身ごもったために、オイネウスのもとに送られ[4]、オイネウスの妻となってテューデウスを生んだという[5]。ヒュギーヌスは『テーバイス』と同じく戦争捕虜としている[6][7]。
ポリュボスの妻
このペリボイアは、コリントスの王ポリュボスの妻である[8][9][10]。テーバイ王ラーイオスの子オイディプースを養育した。アポロドーロスによると、ペリボイアは赤子のオイディプースを養子にして、腫れ上がった両足の傷を癒し、彼の両脚にちなんでオイディプースと名づけた。オイディプースが成長したとき、ポリュボス王の子供ではないという噂が立ったため、オイディプースはペリボイアに真相を尋ねたが、彼女は何も答えなかった。しかしこれが原因で、オイディプースはデルポイの神託に尋ねた[8]。通常は赤子のオイディプースは第三者によってコリントスの王宮に運ばれるが、ペリボイア自身が拾う話形もあり、それによると浜辺で洗濯をしているときに捨てられたオイディプースを発見したことになっている[9]。