熊野正士
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兵庫県姫路市生まれ。姫路市立曽左小学校、三原市立第二中学校、広島県立三原東高等学校卒業。1990年に愛媛大学医学部卒業。1997年に愛媛大学大学院(医学研究科・博士課程)修了。医学博士[2][3]を取得。
愛媛大学医学部附属病院、松山赤十字病院、大阪大学医学部附属病院、近畿大学医学部附属病院で放射線科医を務める[2]。
2016年7月10日執行の第24回参議院議員通常選挙に比例区から出馬し初当選を果たす(個人票:605,225票)[4]。
2022年5月、ロシアのウクライナ侵攻に伴うロシア政府による日本への報復措置(ロシア連邦への日本政府の政策に対する報復措置に関してのロシア外務省声明)によって、ロシア連邦への入国を恒久的に禁止された[5]。
2022年7月10日執行の第26回参議院議員通常選挙に比例区から出馬、再選を果たす(個人票:269,048票)。
不祥事
2022年9月6日に、「文春オンライン」と「デイリー新潮」は、熊野が社会福祉団体幹部の50代独身の女性にセクハラ行為を行い、卑猥(ひわい)なLINEを送り続けたとの記事を配信した[8][9]。自身と女性のそれぞれの性器を細かく描写したLINEの投稿の画像が両ウェブサイトに掲載された。熊野が体調不良のため入院していることも明らかとされた[8][9]。「文春オンライン」は、セクハラ被害を受けたとされる女性が創価学会の2世信者であることを明かし、「女性はこの件を公明党の北側一雄副代表に訴えており、公明党の首脳部は遅くとも2022年5月には熊野氏のトラブルを把握していた」「公明党は熊野氏をそのまま2022年7月の参議院選挙の公認候補者として出馬させた」と報じた[8]。2022年9月8日に、週刊誌「週刊文春」と週刊誌「週刊新潮」の最新号が発売。2022年9月9日に、公明党は、両誌による「熊野のセクハラ行為を公明党幹部が隠蔽し、口封じした」との報道が名誉毀損行為に当たるとして、発行元の出版社の文藝春秋と新潮社の2社に対して、それぞれ損害賠償の支払いと名誉毀損の謝罪広告の掲載を求める訴訟を東京地方裁判所に起こした[10]。
2022年9月29日午後に、熊野氏は家族らと面談し、議員辞職の意思を示した。同日夜、石井啓一幹事長ら公明党の幹部が熊野の家族から辞職願を預かった。2022年9月30日に、参議院議長へ辞職願が提出され、議員辞職が許可された[11][12][6][13]。同日、公明党の石井幹事長は記者会見を開き、「本人は週刊誌報道を事実として認めて辞職したわけではない」と述べた[14]。熊野の妻は相手女性に対し、法的措置を行った。
2024年10月24日、公明党の新潮社に対する訴訟の判決が東京地裁で言い渡され、請求が棄却された。判決では、熊野のセクハラを認定した上で、新潮側が入手した被害者と熊野や党関係者とのLINEのやりとりは、党代表の山口那津男が「事実を公表すると選挙の議席数に悪影響が出る」と述べたとする記事内容と整合し、新潮側が真実と信じた相当な理由があると判断した。公明党の代理人弁護士の佐藤博史は「安易に週刊新潮サイドの言い分を認めたものであり、著しく不当」として、控訴する方針を示した[15][16][17]。
2025年11月26日、新潮社に対する訴訟の控訴審判決が東京高裁で言い渡され、請求を棄却した一審判決を変更して一部について名誉毀損を認め、計約300万円の支払いを命じた[18][19]。判決では、一審同様、熊野の言動は女性の意に反するセクハラだったと認定。一方、熊野と女性は性行為を伴う関係にあり、公明党が熊野の言動を認識していた証拠もないとして、記事の一部について「真実と認められず、真実と信じる相当な理由もない」と判断した[18]。
脚注
- ↑ “農林水産大臣政務官 熊野正士”. 内閣総理大臣官邸. https://www.kantei.go.jp/jp/100_kishida/meibo/seimukan/kumano_seishi.html 2022年10月7日閲覧。
- 1 2 “熊野 正士(くまの せいし)”. 参議院. 2016年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月3日閲覧。
- ↑ 国立国会図書館. “博士論文『冠動脈疾患におけるATP負荷[99mTc-MIBI心筋シンチグラフィの診断的有用性』]”. 2023年4月1日閲覧。
- ↑ 開票結果【比例代表】公明党2016年参院選読売新聞2016年7月15日閲覧
- ↑ “ロシア外務省:Заявление МИД России об ответных мерах на политику правительства Японии в отношении Российской Федерации”. www.mid.ru. 2022年5月4日閲覧。
- 1 2 “公明の熊野氏が参院議員辞職 セクハラ疑惑報道受け”. 共同通信 (2022年9月30日). 2022年9月30日閲覧。
- ↑ “セクハラ報道の公明党・熊野氏が辞職 臨時国会前に事態収拾を図ったか”. 日刊スポーツ (2022年9月30日). 2022年9月30日閲覧。
- 1 2 3 “「今日の下着の色は?」公明党・熊野正士参院議員のセクハラを被害女性が告発〈LINE入手〉”. 文春オンライン (2022年9月6日). 2023年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年1月19日閲覧。
- 1 2 “公明党・熊野正士議員の性加害が発覚 被害女性が明かす、身の毛もよだつ「セクハラLINE」の内容とは”. デイリー新潮 (2022年9月6日). 2022年9月30日閲覧。
- ↑ “熊野氏を巡るセクハラ報道 公明党、文藝春秋と新潮社を提訴”. 公明党 (2022年9月11日). 2022年9月30日閲覧。
- ↑ 『官報』第830号6ページ「国会事項 参議院 議員辞職」、2022年10月4日、国立印刷局
- ↑ “公明党の熊野正士参議院議員が議員辞職 知人女性に性的嫌がらせの報道、NHK政治マガジン、2022年9月30日に掲載”. https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/89904.html
- ↑ “「公明党の熊野正士参議院議員が議員辞職 セクハラ報道」、日本経済新聞、2022年9月30日”. https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA301OW0Q2A930C2000000/
- ↑ “セクハラ報道の公明・熊野氏が議員辞職 「事実認めたわけではない」”. 毎日新聞 (2022年9月30日). 2022年9月30日閲覧。
- ↑ “公明党が敗訴 「セクハラ口止め」週刊新潮の報道めぐり 東京地裁:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2024年10月24日). 2025年1月1日閲覧。
- ↑ “公明党側の賠償請求棄却 新潮報道で名誉毀損と主張”. 日本経済新聞 (2024年10月24日). 2025年1月1日閲覧。
- ↑ “東京地裁の判決「不当」 | ニュース”. 公明党. 2025年1月1日閲覧。
- 1 2 “新潮社側に300万円賠償命令 公明元議員のセクハラ報道―東京高裁”. 時事ドットコム (2025年11月26日). 2025年11月26日閲覧。
- ↑ “名誉毀損訴えた公明党が逆転勝訴、「セクハラ口封じ」の週刊新潮記事”. 朝日新聞 (2025年11月26日). 2025年11月26日閲覧。
外部リンク
- 医学博士 熊野せいしオフィシャルサイト - ウェイバックマシン(2022年9月20日アーカイブ分)
- 熊野せいし (@kumanoseishi) - X(旧Twitter)
- 熊野正士 (seishi.kumano) - Facebook
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