2022年のJリーグカップ

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開催国 日本の旗 日本
開催期間 2022年2月23日 - 10月22日
参加チーム数 20
2022 Jリーグカップ
JリーグYBCルヴァンカップ
開催国 日本の旗 日本
開催期間 2022年2月23日 - 10月22日
参加チーム数 20
優勝 サンフレッチェ広島
準優勝 セレッソ大阪
試合総数 69
ゴール数 198 (1試合平均 2.87点)
観客動員数 433,731 (1試合平均 6,286人)
得点王 ブラジルの旗 ジュニオール・サントス(広島)
(6得点)
最優秀選手 キプロス ピエロス・ソティリウ(広島)
2021
2023
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2022年のJリーグカップは、2022年2月23日から10月22日まで開催されていた第30回Jリーグカップである。

ヤマザキビスケットを冠スポンサー(リーグカップパートナー)として[1]、「2022JリーグYBCルヴァンカップ」(: 2022 J.LEAGUE YBC Levain CUP)の名称で行う。開始から30回目の区切りとなることから、ヤマザキビスケットの商品である「ルヴァンプライムスナック」の円型[注釈 1]をモチーフとした記念ロゴが製作された[4]

大会レギュレーション

2021年12月21日に大会のレギュレーションが[5]、2022年1月21日にグループステージの組み合わせと日程、プレーオフステージ、プライムステージの開催予定日が公表された[6]前年のレギュレーションを概ね踏襲している。

グループステージ

プレーオフステージ

  • プレーオフステージはグループステージを勝ち上がったクラブ同士の対戦により、ホーム・アンド・アウェーでの2試合制で実施される。
    • 勝者 (勝利数の多いクラブ。同勝利数の場合は下記により決定) がプライムステージへ進出。
    1. 2試合における合計得点数 (=得失点差)
    2. アウェーでの得点数 (アウェーゴールルール)
    3. 15分ハーフの延長戦 (第2戦の後半終了後に引き続き実施、アウェーゴールルールは採用せず)
    4. PK戦 (グループステージと同様)

プライムステージ

  • プライムステージは準々決勝(プレーオフステージ勝ち上がりの4クラブ+ACL出場の4クラブ)、準決勝、決勝をノックアウト方式で行う。
    • 準々決勝・準決勝はホーム・アンド・アウェー方式で、勝敗の決定方法はプレーオフステージと同様。
    • 決勝は1試合勝負で、45分ハーフで決着しない場合は15分ハーフの延長戦→PK戦により勝敗を決定する。
  • 組み合わせ抽選は6月29日に国立競技場正面にてプライムステージ進出クラブ代表によるオープンドロー(公開抽選)により行われ(報道陣にのみ公開)、Jリーグ公式YouTubeチャンネルで「JリーグTV」で生配信された[7]。参加選手はキャスパー・ユンカー(浦和・鈴木彩艶から変更[8])、橘田健人(川崎)、宮市亮(横浜FM)、甲田英將(名古屋)、山中亮輔(C大阪)、小田裕太郎(神戸)、鮎川峻(広島)、金森健志(福岡)。立会人にJリーグチェアマンの野々村芳和と「ルヴァンカップPR大使」の見取り図、司会はフジテレビアナウンサーの黒瀬翔生鈴木唯

また、エントリー下限人数(試合には少なくとも13人の選手をエントリーできなければならない)を設けることから、2020年大会の中断後の再開時に発表された「U-21先発出場ルール(その年に21歳になる、あるいはそれ未満の年齢の日本国籍選手を1人以上先発に含める)の適用取り止め」は今大会も継続する[9]

大会日程

各日程については2022年1月21日に発表された[6]。分散開催がなくなった一方、前年までと異なり、週末開催の試合が増加している。日付は全て2022年。

ステージ ラウンド 第1戦 第2戦 備考
グループステージ 第1節 2月23日 2試合が3月15日に延期(後述)
第2節 3月2日
第3節 3月26日 1試合が4月20日に延期(後述)
第4節 4月13日
第5節 4月23日
第6節 5月18日
プレーオフステージ 6月4日 6月11日
プライムステージ 準々決勝 8月3日 8月10日
準決勝 9月21日 9月25日
決勝 10月22日

グループステージ

プレーオフステージ

組み合わせは2021年5月18日のグループステージ全日程終了後に発表された[13]

チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
アビスパ福岡 2(a) - 2 鹿島アントラーズ 1-0 1-2
北海道コンサドーレ札幌 1 - 4 サンフレッチェ広島 0-3 1-1
名古屋グランパス 7 - 1 京都サンガF.C. 6-1 1-0
セレッソ大阪 5 - 1 湘南ベルマーレ 1-0 4-1

プレーオフステージ第1戦


アビスパ福岡1  0鹿島アントラーズ
公式記録

北海道コンサドーレ札幌0  3サンフレッチェ広島
公式記録
観客数: 5,716 人
主審: 井上知大

名古屋グランパス6  1京都サンガF.C.
公式記録

セレッソ大阪1  0湘南ベルマーレ
公式記録

プレーオフステージ第2戦


鹿島アントラーズ2  1アビスパ福岡
公式記録

二試合合計スコア 2 - 2 アウェーゴール 1 - 0 でアビスパ福岡がプライムステージ進出


二試合合計スコア 4 - 1でサンフレッチェ広島がプライムステージ進出


京都サンガF.C.0  1名古屋グランパス
公式記録

二試合合計スコア 7 - 1で名古屋グランパスがプライムステージ進出


湘南ベルマーレ1  4セレッソ大阪
公式記録

二試合合計スコア 5 - 1でセレッソ大阪がプライムステージ進出


プライムステージ

プライムステージの組み合わせは2022年6月29日のオープンドローの結果、以下の通り決定した。抽選に当たっての具体的な方式は以下の通り[14]

  • まず、準々決勝において第1戦でのみホームゲームが開催できる広島の抽選を行う。下記のトーナメント表において上から2・4・6・8番目のみに入ることができるため、これらの4つの番号の入ったポットを用意しドローする。
  • 残りの7チームについてはオープンで実施され、1・3・5・7の番号を追加したポットを各チームの代表が抽選する。

以下のトーナメント表では、第2戦が上のチームのホームゲームとして開催される。

  準々決勝
(8月3日・8月10日)
準決勝
(9月21日・9月25日)
決勝
(10月22日)
                             
 浦和レッズ 1 3 4  
 名古屋グランパス 1 0 1  
   浦和レッズ 1 0 1  
   セレッソ大阪 1 4 5  
 川崎フロンターレ 1 2 3
   セレッソ大阪 1 2 3 (a)  
     セレッソ大阪 1
   サンフレッチェ広島 2
   横浜F・マリノス 1 1 2  
 サンフレッチェ広島 3 2 5  
   サンフレッチェ広島 3 0 3
   アビスパ福岡 2 0 2  
 アビスパ福岡 2 1 3
   ヴィッセル神戸 1 0 1  

準々決勝

チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
浦和レッズ 4 - 1 名古屋グランパス 1 - 1 3 - 0
川崎フロンターレ 3 - 3(a) セレッソ大阪 1 - 1 2 - 2
横浜F・マリノス 2 - 5 サンフレッチェ広島 1 - 3 1 - 2
アビスパ福岡 3 - 1 ヴィッセル神戸 2 - 1 1 - 0

準々決勝第1戦


名古屋グランパス1 - 1浦和レッズ
森下龍矢 59分にゴール 59分 公式記録
試合経過
松尾佑介 36分にゴール 36分
観客数: 6,179人
主審: 谷本涼

セレッソ大阪1 - 1川崎フロンターレ
アダム・タガート 89分にゴール 89分 公式記録
試合経過
脇坂泰斗 33分にゴール 33分
ヨドコウ桜スタジアム (大阪市)
観客数: 9,998人
主審: 西村雄一

サンフレッチェ広島3 - 1横浜F・マリノス
公式記録
試合経過
エディオンスタジアム広島 (広島市)
観客数: 5,650人


準々決勝第2戦


浦和レッズ3 - 0名古屋グランパス
公式記録
試合経過
観客数: 23,435人
主審: 西村雄一

二試合合計スコア 4 - 1で浦和レッズが準決勝進出


川崎フロンターレ2 - 2セレッソ大阪
公式記録
試合経過
観客数: 13,877人
主審: 岡部拓人

二試合合計スコア 3 - 3、アウェーゴール 2 - 1 でセレッソ大阪が準決勝進出


二試合合計スコア 5 - 2でサンフレッチェ広島が準決勝進出


アビスパ福岡1 - 0ヴィッセル神戸
公式記録
試合経過
ベスト電器スタジアム (福岡市)
観客数: 7,021人
主審: 中村太

二試合合計スコア 3 - 1でアビスパ福岡が準決勝進出


準決勝

チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
浦和レッズ 1 - 5 セレッソ大阪 1 - 1 0 - 4
サンフレッチェ広島 3 - 2 アビスパ福岡 3 - 2 0 - 0

準決勝第1戦


セレッソ大阪1 - 1浦和レッズ
公式記録
試合経過
ヨドコウ桜スタジアム (大阪市)
観客数: 10,399人
主審: 松尾一

アビスパ福岡2 - 3サンフレッチェ広島
公式記録
試合経過
ベスト電器スタジアム (福岡市)
観客数: 3,367人
主審: 今村義朗

準決勝第2戦


浦和レッズ0 - 4セレッソ大阪
公式記録
試合経過
埼玉スタジアム2002 (さいたま市)
観客数: 26,899人
主審: 福島孝一郎

二試合合計スコア 5 - 1でセレッソ大阪が決勝進出


サンフレッチェ広島0 - 0アビスパ福岡
公式記録
試合経過
エディオンスタジアム広島 (広島市)
観客数: 11,487人
主審: 笠原寛貴

二試合合計スコア 3 - 2でサンフレッチェ広島が決勝進出


決勝

決勝に駒を進めたのは、準々決勝で昨季J1王者川崎相手に第2戦で試合終了間際に2ゴールを挙げ、アウェーゴールの差で勝利し[15]、準決勝では2年連続の対戦となった浦和相手に第2戦で4ゴールを奪い、2戦合計5-1で勝利。2年連続の決勝進出を果たし、初優勝した2017年大会以来2度目の優勝を狙うC大阪[16]と、準々決勝でJ1首位を走る横浜FMを2戦合計6-2で退け[17]、準決勝で福岡に接戦の末2戦合計3-2で勝利。8年ぶりの決勝進出を決め、初優勝を目指す広島[18]の2チーム。両チームは今季、決勝前まで3回(J1第17節と第27節、天皇杯準々決勝)対戦しており、広島が3戦全勝。C大阪にとっては名古屋に敗れ準優勝に終わった昨季ルヴァンカップ決勝も含めたリベンジマッチとなった。また広島は前週(10月16日)の天皇杯決勝に続く2週連続のカップ戦決勝となるが、その天皇杯決勝では甲府相手にPK戦の末敗れ準優勝に終わっており[19]、加えてルヴァンカップでは過去2回(2010年2014年)決勝で敗れている。広島にとっても2つの意味でのリベンジマッチとなった。

試合は前半、互いにチャンスを作り出すも決定機までは至らず、スコアレスで後半に折り返す。後半に入り8分、広島DF佐々木翔からGK大迫敬介へのバックパスがやや短くなり、これに反応したC大阪FW加藤陸次樹が奪い、GKを交わして無人のゴールに流し込み、思わぬ形でC大阪が先制点を挙げる[20]。しかし後半31分、中盤でC大阪DFマテイ・ヨニッチと広島FWナッシム・ベン・カリファが交錯、その際にヨニッチがベン・カリファの顔面に拳を突き出したことがビデオ・アシスタント・レフェリー (VAR) の介入によるオンフィールドレビューで確認されたことから、ヨニッチにレッドカードが提示され、C大阪は10人で逃げ切りを図る必要に迫られた[20][21]。以後必死に守るC大阪を広島が攻め立てる展開が続いたが中々ゴールを割ることは出来ず、試合はアディショナルタイム (AT) に突入する。

VARの介入もあり「9分」という長いATが取られたが、AT+4分に広島のコーナーキックからのペナルティエリア内での競り合いにVARが介入。オンフィールドレビューの結果、C大阪DF鳥海晃司がハンドの反則を犯したとして広島にPKが与えられる[21]。天皇杯決勝では試合終了間際のPKを失敗していたが、この日は途中投入の広島FWピエロス・ソティリウがゴール右隅にきっちりと決めて、土壇場で同点に追いつく。なおも広島の勢いは止まらず、終了間際のAT+11分に広島MF満田誠のコーナーキックにゴール前のFWソティリウが右足で合わせ、逆転に成功。そのまま広島が2-1で勝利し、悲願の初優勝を成し遂げた[20]。一方C大阪は2年連続の決勝で苦杯を嘗める結果となった。

この試合の前日の10月21日、広島にも在籍歴のあるJ3宮崎所属のFW工藤壮人が急逝しており[22]、両チームのゴール裏から工藤の死去を悼む横断幕が掲げられた中行われた試合で、広島にとっては工藤に捧げる初優勝ともなった[23]

セレッソ大阪
GK21大韓民国の旗 キム・ジンヒョン
DF2日本の旗 松田陸
DF6日本の旗 山中亮輔
DF22クロアチアの旗 マテイ・ヨニッチSent off after 79 minutes 79分
DF24日本の旗 鳥海晃司
MF16日本の旗 毎熊晟矢
MF17日本の旗 鈴木徳真
MF19日本の旗 為田大貴80分に交代退場 80分
MF25日本の旗 奥埜博亮
FW7日本の旗 上門知樹70分に交代退場 70分
FW20日本の旗 加藤陸次樹70分に交代退場 70分
控えメンバー:
GK31日本の旗 清水圭介
DF29日本の旗 舩木翔
DF33日本の旗 西尾隆矢80分に交代出場 80分
MF10日本の旗 清武弘嗣70分に交代出場 70分
MF41日本の旗 中原輝
FW26ブラジルの旗 ジェアン・パトリッキ
FW38日本の旗 北野颯太85分に警告 85分70分に交代出場 70分
監督
日本 小菊昭雄
サンフレッチェ広島
GK38日本 大迫敬介
DF3日本 塩谷司90分に交代退場 90分
DF4日本 荒木隼人
DF19日本 佐々木翔
DF2日本 野上結貴81分に警告 81分90分に交代退場 90分
MF17日本 松本泰志63分に交代退場 63分
MF7日本 野津田岳人80分に交代退場 80分
MF27日本 川村拓夢
MF10日本 森島司
MF39日本 満田誠
FW13スイス ナッシム・ベン・カリファ74分に警告 74分
控え選手
GK22日本 川浪吾郎
DF21日本 住吉ジェラニレショーン
MF6日本 青山敏弘
MF18日本 柏好文80分に交代出場 80分
MF25日本 茶島雄介90分に交代出場 90分
MF30日本 柴﨑晃誠90分に交代出場 90分
FW20キプロス ピエロス・ソティリウ90+12分に警告 90+12分63分に交代出場 63分
監督
ドイツ ミヒャエル・スキッベ
2022 Jリーグカップ 優勝
サンフレッチェ広島
初優勝

表彰

得点ランキング

脚注

関連項目

外部リンク

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