2022年のJリーグカップ
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| JリーグYBCルヴァンカップ | |
| 開催国 |
|
|---|---|
| 開催期間 | 2022年2月23日 - 10月22日 |
| 参加チーム数 | 20 |
| 優勝 | サンフレッチェ広島 |
| 準優勝 | セレッソ大阪 |
| 試合総数 | 69 |
| ゴール数 | 198 (1試合平均 2.87点) |
| 観客動員数 | 433,731 (1試合平均 6,286人) |
| 得点王 |
(6得点) |
| 最優秀選手 |
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← 2021 2023 → | |
大会レギュレーション
2021年12月21日に大会のレギュレーションが[5]、2022年1月21日にグループステージの組み合わせと日程、プレーオフステージ、プライムステージの開催予定日が公表された[6]。前年のレギュレーションを概ね踏襲している。
グループステージ
- AFCチャンピオンズリーグ2022 (ACL) に参加する川崎フロンターレ、浦和レッズ、横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸の4クラブはプライムステージからの出場となる。
- グループステージは、上記4クラブを除いた同年のJ1リーグの14クラブ及び前年のJ1リーグ17位の徳島ヴォルティス・同18位の大分トリニータが出場する。昇格組ではジュビロ磐田が2019年大会以来3年ぶり、京都サンガF.C.が2010年大会以来12年ぶりの出場。
- グループステージは前述の16クラブを2021シーズンのJ1リーグ戦順位をもとに4組に分けて、各組2回総当たり (ホーム・アンド・アウェー)でリーグ戦を行う。
- Aグループ:鹿島アントラーズ (4位)、セレッソ大阪 (12位)、ガンバ大阪 (13位)、大分トリニータ (18位)
- Bグループ:名古屋グランパス (5位)、サンフレッチェ広島 (11位)、清水エスパルス (14位)、徳島ヴォルティス (17位)
- Cグループ:サガン鳥栖 (7位)、北海道コンサドーレ札幌 (10位)、柏レイソル (15位)、京都サンガF.C. (J2・2位)
- Dグループ:アビスパ福岡 (8位)、FC東京 (9位)、湘南ベルマーレ (16位)、ジュビロ磐田 (J2・1位)
- グループステージは全試合90分 (前後半45分ハーフ、延長戦なし)とし、勝ち点の多い順にグループ内の順位を決定する。勝ち点で並んだ場合には、最終順位決定時に以下の条件で優劣を決定する。
- 各グループステージの上位2クラブ(計8クラブ)がプレーオフステージへ進出。
プレーオフステージ
- プレーオフステージはグループステージを勝ち上がったクラブ同士の対戦により、ホーム・アンド・アウェーでの2試合制で実施される。
- 勝者 (勝利数の多いクラブ。同勝利数の場合は下記により決定) がプライムステージへ進出。
プライムステージ
- プライムステージは準々決勝(プレーオフステージ勝ち上がりの4クラブ+ACL出場の4クラブ)、準決勝、決勝をノックアウト方式で行う。
- 準々決勝・準決勝はホーム・アンド・アウェー方式で、勝敗の決定方法はプレーオフステージと同様。
- 決勝は1試合勝負で、45分ハーフで決着しない場合は15分ハーフの延長戦→PK戦により勝敗を決定する。
- 組み合わせ抽選は6月29日に国立競技場正面にてプライムステージ進出クラブ代表によるオープンドロー(公開抽選)により行われ(報道陣にのみ公開)、Jリーグ公式YouTubeチャンネルで「JリーグTV」で生配信された[7]。参加選手はキャスパー・ユンカー(浦和・鈴木彩艶から変更[8])、橘田健人(川崎)、宮市亮(横浜FM)、甲田英將(名古屋)、山中亮輔(C大阪)、小田裕太郎(神戸)、鮎川峻(広島)、金森健志(福岡)。立会人にJリーグチェアマンの野々村芳和と「ルヴァンカップPR大使」の見取り図、司会はフジテレビアナウンサーの黒瀬翔生と鈴木唯。
また、エントリー下限人数(試合には少なくとも13人の選手をエントリーできなければならない)を設けることから、2020年大会の中断後の再開時に発表された「U-21先発出場ルール(その年に21歳になる、あるいはそれ未満の年齢の日本国籍選手を1人以上先発に含める)の適用取り止め」は今大会も継続する[9]。
大会日程
グループステージ
プレーオフステージ
組み合わせは2021年5月18日のグループステージ全日程終了後に発表された[13]。
| チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
|---|---|---|---|---|
| アビスパ福岡 | 2(a) - 2 | 鹿島アントラーズ | 1-0 | 1-2 |
| 北海道コンサドーレ札幌 | 1 - 4 | サンフレッチェ広島 | 0-3 | 1-1 |
| 名古屋グランパス | 7 - 1 | 京都サンガF.C. | 6-1 | 1-0 |
| セレッソ大阪 | 5 - 1 | 湘南ベルマーレ | 1-0 | 4-1 |
プレーオフステージ第1戦
| 北海道コンサドーレ札幌 | 0 – 3 | サンフレッチェ広島 |
|---|---|---|
| 公式記録 |
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プレーオフステージ第2戦
二試合合計スコア 2 - 2 アウェーゴール 1 - 0 でアビスパ福岡がプライムステージ進出
| サンフレッチェ広島 | 1 – 1 | 北海道コンサドーレ札幌 |
|---|---|---|
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公式記録 |
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二試合合計スコア 4 - 1でサンフレッチェ広島がプライムステージ進出
二試合合計スコア 7 - 1で名古屋グランパスがプライムステージ進出
二試合合計スコア 5 - 1でセレッソ大阪がプライムステージ進出
プライムステージ
プライムステージの組み合わせは2022年6月29日のオープンドローの結果、以下の通り決定した。抽選に当たっての具体的な方式は以下の通り[14]。
- まず、準々決勝において第1戦でのみホームゲームが開催できる広島の抽選を行う。下記のトーナメント表において上から2・4・6・8番目のみに入ることができるため、これらの4つの番号の入ったポットを用意しドローする。
- 残りの7チームについてはオープンで実施され、1・3・5・7の番号を追加したポットを各チームの代表が抽選する。
以下のトーナメント表では、第2戦が上のチームのホームゲームとして開催される。
| 準々決勝 (8月3日・8月10日) |
準決勝 (9月21日・9月25日) |
決勝 (10月22日) | ||||||||||||
| 浦和レッズ | 1 | 3 | 4 | |||||||||||
| 名古屋グランパス | 1 | 0 | 1 | |||||||||||
| 浦和レッズ | 1 | 0 | 1 | |||||||||||
| セレッソ大阪 | 1 | 4 | 5 | |||||||||||
| 川崎フロンターレ | 1 | 2 | 3 | |||||||||||
| セレッソ大阪 | 1 | 2 | 3 (a) | |||||||||||
| セレッソ大阪 | 1 | |||||||||||||
| サンフレッチェ広島 | 2 | |||||||||||||
| 横浜F・マリノス | 1 | 1 | 2 | |||||||||||
| サンフレッチェ広島 | 3 | 2 | 5 | |||||||||||
| サンフレッチェ広島 | 3 | 0 | 3 | |||||||||||
| アビスパ福岡 | 2 | 0 | 2 | |||||||||||
| アビスパ福岡 | 2 | 1 | 3 | |||||||||||
| ヴィッセル神戸 | 1 | 0 | 1 | |||||||||||
準々決勝
| チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
|---|---|---|---|---|
| 浦和レッズ | 4 - 1 | 名古屋グランパス | 1 - 1 | 3 - 0 |
| 川崎フロンターレ | 3 - 3(a) | セレッソ大阪 | 1 - 1 | 2 - 2 |
| 横浜F・マリノス | 2 - 5 | サンフレッチェ広島 | 1 - 3 | 1 - 2 |
| アビスパ福岡 | 3 - 1 | ヴィッセル神戸 | 2 - 1 | 1 - 0 |
準々決勝第1戦
準々決勝第2戦
二試合合計スコア 4 - 1で浦和レッズが準決勝進出
二試合合計スコア 3 - 3、アウェーゴール 2 - 1 でセレッソ大阪が準決勝進出
二試合合計スコア 5 - 2でサンフレッチェ広島が準決勝進出
二試合合計スコア 3 - 1でアビスパ福岡が準決勝進出
準決勝
| チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
|---|---|---|---|---|
| 浦和レッズ | 1 - 5 | セレッソ大阪 | 1 - 1 | 0 - 4 |
| サンフレッチェ広島 | 3 - 2 | アビスパ福岡 | 3 - 2 | 0 - 0 |
準決勝第1戦
準決勝第2戦
| 浦和レッズ | 0 - 4 | セレッソ大阪 |
|---|---|---|
| 公式記録 試合経過 |
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二試合合計スコア 5 - 1でセレッソ大阪が決勝進出
二試合合計スコア 3 - 2でサンフレッチェ広島が決勝進出
決勝
決勝に駒を進めたのは、準々決勝で昨季J1王者の川崎相手に第2戦で試合終了間際に2ゴールを挙げ、アウェーゴールの差で勝利し[15]、準決勝では2年連続の対戦となった浦和相手に第2戦で4ゴールを奪い、2戦合計5-1で勝利。2年連続の決勝進出を果たし、初優勝した2017年大会以来2度目の優勝を狙うC大阪[16]と、準々決勝でJ1首位を走る横浜FMを2戦合計6-2で退け[17]、準決勝で福岡に接戦の末2戦合計3-2で勝利。8年ぶりの決勝進出を決め、初優勝を目指す広島[18]の2チーム。両チームは今季、決勝前まで3回(J1第17節と第27節、天皇杯準々決勝)対戦しており、広島が3戦全勝。C大阪にとっては名古屋に敗れ準優勝に終わった昨季ルヴァンカップ決勝も含めたリベンジマッチとなった。また広島は前週(10月16日)の天皇杯決勝に続く2週連続のカップ戦決勝となるが、その天皇杯決勝では甲府相手にPK戦の末敗れ準優勝に終わっており[19]、加えてルヴァンカップでは過去2回(2010年、2014年)決勝で敗れている。広島にとっても2つの意味でのリベンジマッチとなった。
試合は前半、互いにチャンスを作り出すも決定機までは至らず、スコアレスで後半に折り返す。後半に入り8分、広島DF佐々木翔からGK大迫敬介へのバックパスがやや短くなり、これに反応したC大阪FW加藤陸次樹が奪い、GKを交わして無人のゴールに流し込み、思わぬ形でC大阪が先制点を挙げる[20]。しかし後半31分、中盤でC大阪DFマテイ・ヨニッチと広島FWナッシム・ベン・カリファが交錯、その際にヨニッチがベン・カリファの顔面に拳を突き出したことがビデオ・アシスタント・レフェリー (VAR) の介入によるオンフィールドレビューで確認されたことから、ヨニッチにレッドカードが提示され、C大阪は10人で逃げ切りを図る必要に迫られた[20][21]。以後必死に守るC大阪を広島が攻め立てる展開が続いたが中々ゴールを割ることは出来ず、試合はアディショナルタイム (AT) に突入する。
VARの介入もあり「9分」という長いATが取られたが、AT+4分に広島のコーナーキックからのペナルティエリア内での競り合いにVARが介入。オンフィールドレビューの結果、C大阪DF鳥海晃司がハンドの反則を犯したとして広島にPKが与えられる[21]。天皇杯決勝では試合終了間際のPKを失敗していたが、この日は途中投入の広島FWピエロス・ソティリウがゴール右隅にきっちりと決めて、土壇場で同点に追いつく。なおも広島の勢いは止まらず、終了間際のAT+11分に広島MF満田誠のコーナーキックにゴール前のFWソティリウが右足で合わせ、逆転に成功。そのまま広島が2-1で勝利し、悲願の初優勝を成し遂げた[20]。一方C大阪は2年連続の決勝で苦杯を嘗める結果となった。
この試合の前日の10月21日、広島にも在籍歴のあるJ3宮崎所属のFW工藤壮人が急逝しており[22]、両チームのゴール裏から工藤の死去を悼む横断幕が掲げられた中行われた試合で、広島にとっては工藤に捧げる初優勝ともなった[23]。
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| 2022 Jリーグカップ 優勝 |
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| サンフレッチェ広島 初優勝 |