「ラプラスの魔女」シリーズ
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「ラプラスの魔女」羽原円華が悩みを抱える人々に寄り添い、未来を予測する力で救いを与えるミステリシリーズ。
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初出は2015年5月15日に書き下ろしで刊行された『ラプラスの魔女』(KADOKAWA)で[2]、2018年に『小説 野性時代』(KADOKAWA)2015年6月号から2018年1月号までに掲載された4編に書き下ろしの表題作を加えた第2作『魔力の胎動』が刊行されシリーズ化された[3]。
シリーズを通して描かれる「ラプラスの悪魔」とは、18世紀のフランス人数学者ピエール=シモン・ラプラスが提唱した「宇宙のすべての原子の位置と運動量を知る知性が存在すれば、過去と未来の物理的状態を完全に予測できる」という仮説に由来する、未来を予測する力(物理的事象の変化を瞬時に正確に予測する能力)を指す。主人公の円華と、第1作の主要人物である甘粕謙人が、脳手術によってその力を獲得している。
作中の時系列は【魔女】『ラプラスの魔女』(第1作・プロローグ、「ラプラスの魔女」となるまでの経緯)→【胎動】『魔力の胎動』(第2作)→【魔女】『ラプラスの魔女』(第1作)→【七日間】『魔女と過ごした七日間』(第3作)の順。(以下、適時【】のタイトルを略称として用いる。)
【魔女】では「ラプラスの魔女」を名乗る少女・羽原円華が「ラプラスの悪魔」の力を駆使し硫化水素中毒死事故の真相に迫るミステリーが描かれ[2]、その前日譚である【胎動】では円華が「ラプラスの悪魔」の力で、行く先々で出会う悩みを抱える人々に救いを与える姿が描かれる[3]。
【七日間】は【魔女】より後年の時代設定で[注 2]、犯罪者のDNAや未解決事件の遺留DNAがデータベース化され、防犯カメラとAIによる警察の監視システムが普及した近未来の世界で、父を亡くした男子中学生のため、円華が彼の父の真相に迫る協力をする姿が描かれている[4]。
シリーズの累計発行部数は、第1作を原作とする映画が公開前の2017年3月時点で28万部[5]、第3作が刊行される2023年3月時点で200万部を突破している[6]。
登場人物
主要人物
- 羽原 円華(うはら まどか)
- 演 - 広瀬すず(映画)[7]
- 「ラプラスの魔女」を名乗る謎の少女【胎動】【魔女】→数理学研究所の職員【七日間】。顔が小さくて顎が細く、やや吊り上がり気味の目が印象的。
- 人物背景
- 脳神経外科医・羽原全太朗と美奈の長女として生まれ、10歳の秋に母の故郷・北海道を訪れた際、竜巻に遭遇して目前で母を失う[ep 1]。それから4年後、父の勤務先である開明大学病院で甘粕謙人と出会い、交流を重ねるうちに彼から脳神経細胞再生手術によって未来を予測する「ラプラスの悪魔」の力を得たことを打ち明けられる[ep 1]。母を災害で失った過去から「未来を予測できれば悲劇を避けられる」と強く想い、自身も脳手術を受けることを父に志願する。手術が決行され1週間の昏睡を経て謙人と同じ力を得ると、国家管理下の研究対象として数理学研究所で暮らし始め、謙人とともに物理的事象の予測精度を磨いていく[ep 1]。
- 性格・嗜好
- 冷静沈着でありながら、しばしば傍若無人とも受け取れる振る舞いを見せる。しかし、その根底には「人を救いたい」という純粋な動機がある。初対面では冷たい印象を与える一方、【胎動】や【七日間】では困難に直面する人々へ自発的に手を差し伸べる姿勢を貫く。「ラプラスの悪魔」の力を世間から隠すため監視や護衛が付き、外部との交流が制限され孤独を抱えているが、【魔女】に登場する青江や【胎動】に登場する那由他など、信頼を寄せた相手には心を開く姿が描かれている。一方で、捕球イップスを克服させるため捕手を奮起させようと、ナックルボールを捕れるよう猛練習したかのように見せかけるため手に偽のあざをメイクで作り、周囲を巻き込んで芝居を打つこともある。さらに、那由他の過去と甘粕才生との接点を探るため、父の脳科学研究に朝比奈一成の楽曲が必要だと偽るなど、目的のためには手段を選ばない、したたかさも示している[ep 3][ep 5]。
- ピンクのニット帽[ep 1][ep 2]やキャップ[ep 7]を被り、謙人と遊びに行く際にはピンクのキュロットスカート[ep 1]をはき、ハンカチ[ep 7]を含め、ファッションにピンクを取り入れている。また、運転するスポーツサイクルのフレームや小型クーペ(電気自動車)もピンクで揃えている[ep 7]。
- ラプラスの魔女として
- 「未来を予測できれば悲劇を避けられる」との強い想いを秘め、悩みを抱える人々に寄り添い、救いを与える。
- 脳手術により「ラプラスの悪魔」の力を手に入れてから【胎動】に至るまでの詳細は描かれていないが、健常者であったことからか謙人よりも早い成長速度で物理的事象の予測精度を上げたと【魔女】で触れられている[ep 1]。
- そして【胎動】のころになると、北稜大学流体工学研究室の筒井准教授を訪ね、7年前の竜巻事故の調査資料[ep 2]を閲覧、ナックルボールの解析映像[ep 3]を確認するなど、「ラプラスの悪魔」でも予測困難とされる乱流について学びを深めようとしている。その過程で鍼灸師の工藤那由他と出会い、彼の顧客である往年の名スキージャンパーや捕球イップスに悩むプロ野球捕手らに助言を与え、最後は彼らが自らの力でスランプを克服するのを支えている[ep 2][ep 3]。さらに、息子の水難事故に責任を感じる那由他の高校時代の恩師[ep 4]や、パートナーの死を自分の過失と苦しむピアニスト[ep 5]に対しても、「ラプラスの悪魔」の力で彼らのトラウマとなった出来事を分析し、彼らに落ち度がないことを証明することで心の重荷を解き、再生へと導いている[ep 4][ep 5]。
- 【魔女】の終盤では、予測困難とされていた乱流(ナヴィエ・ストークス方程式の非定常解の集合)について、その予測精度を高めたことで謙人が父の甘粕才生を葬るために誘い込んだダウンバーストで倒壊する廃墟の位置や発生時刻を割り出すなど、未来予測の一つの関門を越えた様子が描かれている[ep 1]。
- 【七日間】のころになると数理学研究所の職員となり[ep 7]、エクスチェッドの子どもたちの面倒を見るなどしている。エクスチェッドの照菜と彼女の異母兄・月沢陸真の父である月沢克司が不審死を遂げたと知ると、彼らのために克司が川に流された犯行現場の特定に協力し、さらに闇カジノに潜入するため、ルーレットで玉がどの番号の溝に入るか予測したり、狙った溝に玉を投げ入れるなど「ラプラスの魔女」としての能力を発揮する。
円華の関係者
- 羽原 全太朗(うはら ぜんたろう)
- 演 - リリー・フランキー(映画)[7]
- 円華の父親[ep 1][ep 2][ep 4][ep 5]。開明大学病院の脳神経外科医。脳神経細胞再生研究の第一人者で、数理学研究所ともつながりを持つ。
- 硫化水素により植物状態となった甘粕謙人に対して脳神経細胞再生手術を施し、その過程で彼が物理的事象を正確に予測する「ラプラスの悪魔」と呼ばれる能力を獲得したことを把握する。そしてその事実を知った娘の円華から、母を竜巻で亡くした過去をきっかけに悲劇を回避する力を求め同様の手術を志願されると、研究目的で健常者の娘にメスを入れる倫理観と研究者としての欲の狭間で葛藤するが最終的には手術を施す。そのことから、青江に対して自分のことをマッド・サイエンティストと自嘲している。また、謙人の脳検査から、甘粕親子に「先天的父性欠落症」という遺伝的特質があることを突き止め、家族の硫化水素事故の背景に才生が介在し、謙人が父親に復讐を企てる可能性を推測していた。
- 【胎動】では植物状態の湊斗を救おうと「羽原手法」と呼ばれる脳手術を施す[ep 4]。
- 羽原 美奈(うはら みな)
- 演 - 檀れい(映画)[7]
- 円華の母親[ep 1][ep 2]。故人。円華が10歳のとき、帰省先である北海道で竜巻に遭遇し命を落とす。
- その死は円華に強い影響を与え、彼女が「ラプラスの魔女」となる動機付けとなる。
- 桐宮 玲(きりみや れい)
- 演 - TAO(映画)[7]
- 開明大学総務課の職員[ep 1][ep 2][ep 3][ep 4]。全太朗の部下。やや面長で、鼻筋が綺麗に通った美人。
- 数理学研究所で円華を監視する立場にあり、【胎動】の初期では円華の単独行動を許容していたが、途中から武尾に円華の「護衛」を依頼している。
- 円華によれば相手により所属する組織や部署名を使い分けるなど[ep 3]、素性が知れないところがある。
- 武尾 徹(たけお とおる)
- 演 - 高嶋政伸(映画)[7]
- 円華の護衛[ep 1][ep 4][ep 5][ep 7]。元N県警本部警備部。初登場時40代後半[ep 1]。
- 過去に数理学研究所の要人を警護した際に任務に対する疑問を口にしなかった姿勢が評価され、桐宮から円華の護衛に抜擢される[ep 1]。
- 護衛で円華の傍に仕えることから、彼女の移動時の運転手や、実験で川に流すダミー人形の運搬[ep 4]、登山の補助[ep 5]なども務める。
- 【七日間】では焼き鳥屋「鳥いろは」のオーナー店主に転身しており、7年前に円華の護衛から外れたことが明かされているが[ep 7]、円華からの闇カジノへの手がかりを掴む依頼に応えている。
- ナユタ / 工藤 那由多(くどう なゆた)
- スポーツ選手や著名な音楽家などを顧客に持つ鍼灸師[ep 2][ep 3][ep 4][ep 5]。坊主頭で髭を生やしている。
- 高校時代は不登校ながら恩師・石部の尽力で卒業し、医大に進学するも後に師匠となる鍼灸師と出会い中退、鍼灸師の道を歩む。
- 現在は東京を拠点に、80歳を超え高齢で動けなくなった師匠の顧客を引き継ぎ、依頼があれば日本全国を出張し施術をおこなっている。
- 本名は工藤京太(くどう けいた)だが、中学時代に子役として甘粕才生の映画「凍える唇」に出演、女性のみならず同性とのセックスや薬に溺れていく青年の役を演じたことで同級生のからかいの対象となり、正体を隠すために那由多と名乗るようになる。また、その映画の打ち上げでプロデューサーの水城から酒に酔わされたうえで凌辱されたことを悪い夢として心の奥に封印し、同性愛者を嫌悪していたが、自身が同性愛者であることを同じ同性愛者の朝比奈や尾村勇には気づかれていた。
甘粕家
- 甘粕 謙人(あまかす けんと)
- 演 - 福士蒼汰(映画)[7]
- 甘粕才生の息子[ep 1][ep 6]。12歳のころに姉が硫化水素自殺を遂げ、母も巻き添えで亡くなるという悲劇を経験し、自身も羽原全太朗による脳神経細胞再生手術を受けて植物状態から奇跡的に回復するが、記憶を失ったとされていた。脳手術の過程で、物理現象を正確に予測する「ラプラスの悪魔」と称される能力を獲得し、国家による研究対象として監視・管理されていたが、父・才生が家族殺しを水城義郎に漏らす電話を聞いており、記憶喪失を装って父への復讐を決意していた。成人すると施設を脱走し、「木村浩一」と名乗って水城千佐都に接近し、やがて才生の家族殺しに協力した水城義郎や那須野五郎を硫化水素事故に見せかけて殺害する。さらに才生を廃墟に誘い込み、ダウンバーストを利用して共に命を絶とうとしたが、円華の介入によって阻止される。事件後は行方をくらまし、その消息は不明となった。
- 甘粕 才生(あまかす さいせい)
- 演 - 豊川悦司(映画)[7]
- 謙人の父で、「映画の鬼」と称される著名な映画監督[ep 1][ep 5]。髪が長く痩せており、キリスト像と餓鬼を同時に想起させる風貌。
- 47歳のとき、娘の硫化水素自殺に巻き込まれ妻を失い、長男・謙人は植物状態から回復するも記憶を失い、その悲劇をブログに綴り映画制作の現場から遠ざかっていた。
- 実際には芸術的追求のために手段を選ばない完璧主義者で、サイコパス的傾向を持つ人物であり、現実の家庭では妻や子どもとの関係も悪く、ブログ上では理想の家族像を作り上げ現実との乖離を隠しており、娘の非行や妊娠・堕胎を許容できず、家族を硫化水素自殺に偽装して抹殺、虚構の理想家族像を映像作品に投影する計画を実行した。しかし、記憶喪失を装った息子の謙人に廃墟へ誘い出され、ダウンバーストで崩壊した建物の下敷きにされ命を狙われる。復讐は円華の介入によって阻止され、病院に搬送されるが、そこで首を吊って自ら命を絶った。
泰鵬大学
- 青江 修介(あおえ しゅうすけ)
- 演 - 櫻井翔(映画)[7]
- 地球化学科の教授[ep 1][ep 6]。D県の警察から赤熊温泉の、L県の地元新聞社から苫手温泉での硫化水素中毒死の調査を依頼される。
- 3年前にJ県の灰堀温泉で起きた硫化水素事故の真相を解明した実績から、硫化水素中毒死の調査を依頼されている[ep 6]。
- 赤熊温泉で発生した硫化水素中毒死については、「屋外で硫化水素を使った殺人は不可能」と断言するなど、合理主義的かつ科学的な立場を貫くが、苫手温泉で起きた同様の事故や、円華によって示された常識を超えた現象に直面し、屋外での硫化水素による殺害は不可能とする結論に迷いを抱く。
- その後、調査の過程で羽原全太朗と関わり「ラプラスの悪魔」の力を明かされ、さらに円華と行動を共にすることで硫化水素中毒死の真相を知るが、最終的には沈黙を選ぶ。
- 奥西 哲子(おくにし てつこ)
- 演 - 志田未来(映画)[7]
- 青江の助手[ep 1][ep 6]。堅物で几帳面な性格の持ち主。
用語
- ラプラスの悪魔
- フランスの数学者・ピエール・シモン・ラプラスが提唱した、「この世に存在するすべての原子の現在位置と運動量を把握する知性が存在するならば、その存在は、物理学を用いることでこれらの原子の時間的変化を計算でき、未来の状態がどうなるかを完全に予知できる」という仮説。
- 作中では脳手術によって円華と謙人が獲得した未来を予測する力(物理的事象の変化を瞬時に正確に予測する能力)として描かれている。
- 泰鵬大学
- 青江修介が地球化学科で教授を務める大学[ep 1][ep 7]。東野の他作品『マスカレード・イブ』収録の「マスカレード・イブ」では理工学部の教授が殺害される大学として、『疾風ロンド』では生物兵器が盗み出される医科学研究所が付属する大学として、『クスノキの女神』では主人公の直井玲斗が通信教育で経済学を学ぶ大学として登場する。
- 数理学研究所
- 国の研究機関。独立行政法人。様々な研究が行われているが、桐宮玲曰く、あえて一言でいえば「知能」に関する研究が行われている。
- 「ラプラスの悪魔」の力を得た円華や謙人がその管理・監視下で能力を研究され[ep 1]、【七日間】では複数のエクスチェッドの子どもたちの能力が研究されている[ep 7]。
- 脳神経細胞再生手術
- 「ラプラスの悪魔」の能力を発現させる脳手術。遺伝子操作した癌細胞を脳に植え付け、極小電極とパルス発生器、バッテリーを脳に埋め込みラプラスゾーン[ep 4]と呼ばれる部位の脳細胞を電気刺激する[ep 1]。本来は植物状態となった甘粕謙人の意識回復を目的とした手術であったが、回復過程で謙人が物理的事象を正確に予測する能力を獲得したことを羽原医師が確認する[ep 1]。健常者の円華も同様の手術を受け、「ラプラスの悪魔」の能力を発現させる[ep 1]。
- 先天的父性欠落症
- 羽原医師が甘粕謙人の脳検査から発見した遺伝性の疾患。一般的な親が子に対して抱く「かわいい」「守りたい」という感情を感じることができないという特性であり、羽原医師は才生の非情な行動の一因と推測していた[ep 1]。
- 見当たり捜査(みあたりそうさ)
- 捜査共助課がたった1枚の顔写真を手がかりに行き交う群衆の中から指名手配犯を見つけ出し、その場で本人と認めさせる捜査手法[ep 7]。
- 潜入監視員
- 身に着けたカメラで周囲にいる人間を撮影し、AIに照合させ不審者や指名手配犯などがいないかを監視する作中の架空の職業[ep 7]。
- エクスチェッド
- 「エクスチェンジド」の略で、障害と引き換えに特別な能力を持つようになった人を指す言葉[ep 7]。作中の造語。
- 先天性の脳疾患を抱える子どもたちで、障害が脳機能に影響を与えているという仮説に基づき、数理研究所で研究されている。
- D資料
- 事件現場周辺から収集される吸い殻や空き缶などから採取されるDNA資料[ep 7]。
- 警察庁科学警察支援局
- DNA捜査に特化した部署[ep 7]。全国の警察から送られてくる膨大な数のD資料をデータベースと照合する。
- データベースには前科がないと考えられる人物の情報も含まれるが、詳細は非公表としている。
- ゲノム・モンタージュ
- DNA解析によ復顔術[ep 7]。科学警察支援局主導のもと、D資料、顔認証システムと連動させ、AIで秘密裏に未解決事件の犯人を探す計画が進行する。
シリーズ一覧
『ラプラスの魔女』
- シリーズ第1作。長編小説[2]。書き下ろし。
- 「ラプラスの魔女」を名乗る少女・羽原円華が、ガス中毒死事故の真相に迫る空想科学ミステリ。
- 単行本:2015年5月15日発売、KADOKAWA、ISBN 978-4-04-102989-3
- 文庫本:2018年2月24日発売、角川文庫、ISBN 978-4-04-105493-2
『魔力の胎動』
- シリーズ第2作。シリーズ初の短編集[3]。
- 「ラプラスの魔女」を名乗る少女・羽原円華が、悩みを抱える人々を救う『ラプラスの魔女』へと繋がる前日譚。
- 単行本:2015年3月23日発売、KADOKAWA、ISBN 978-4-04-106739-0
- 文庫本:2021年3月24日発売、角川文庫、ISBN 978-4-04-109674-1
| タイトル | 初出 |
|---|---|
| 第一章 あの風に向かって翔べ | 『小説 野性時代』2015年6月号[8] |
| 第二章 この手で魔球を | 『小説 野性時代』2017年1月号[9] |
| 第三章 その流れの行方は | 『小説 野性時代』2017年10月号[10] |
| 第四章 どの道で迷っていようとも | 『小説 野性時代』2018年1月号[11] |
| 第五章 魔力の胎動 | 書き下ろし |
『魔女と過ごした七日間』
- シリーズ第3作。長編小説[4]。書き下ろし。
- 父を失った男子中学生が、「ラプラスの魔女」こと羽原円華に導かれ、父の死の真相に迫る空想科学ミステリ。
- 単行本:2023年3月17日発売、KADOKAWA、ISBN 978-4-04-113225-8