ピーター・ボニントン
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- ジョーダンGP(2004年 - 2005年)
- ホンダF1(2006年 - 2008年)
- ブラウンGP(2009年)
- メルセデスAMG F1(2010年 - )
ピーター・ボニントン Peter Bonnington | |
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メルセデスF1チーム時代(2024年) | |
| 生誕 |
(1975-02-12) 1975年2月12日(50歳) |
| 国籍 |
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| 業績 | |
| 専門分野 | 自動車エンジニア |
| 雇用者 |
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ピーター・ボニントン(Peter Bonnington、1975年2月12日 - )は、イギリスの自動車技術者であり、自動車レースのフォーミュラ1(F1)のエンジニアとして知られる。通称は「ボノ」(Bono)[1]。
2004年にジョーダン・グランプリでデータエンジニアとしてF1におけるキャリアを始め[2]、ジョルジオ・パンターノやティモ・グロックとともに働いた[3]。
2006年にブラックリー(英語版)のホンダ・レーシング・F1(HRF1)に移籍し、当時ジェンソン・バトン担当のレースエンジニアだったアンドリュー・ショブリンの下、パフォーマンスエンジニア(データエンジニア)を務めた[4][2]。この役割は車高やタイヤの空気圧、サスペンションの変位のモニターといったことのほか、最適なブレーキングポイントやオーバーテイク位置の提案といったものも含み、バトンとの間で信頼関係を築いた[2]。2009年にチームがブラウンGPとなった後もチームに留まり、バトンのワールドチャンピオン獲得に貢献したトラックサイドエンジニアの一人となる[4][2][注釈 1]。
2010年にチームがメルセデスのワークスチームになると、新たにチームに加入したミハエル・シューマッハのパフォーマンスエンジニアになり、2011年に前任のマーク・スレード(英語版)がチームを離脱したことに伴い、シューマッハのレースエンジニア(シニア・レースエンジニア)に昇格した[5][2]。
2012年シーズンの終了とともにシューマッハは引退し、ボニントンは翌2013年にチームに加入したルイス・ハミルトンのシニア・レースエンジニアとなった[2]。シニア・レースエンジニアの役職は、担当ドライバー(ハミルトン)とのサーキットにおけるやりとり全般と、車両のセットアップ全てに責任を負っている。ボニントンは、2024年まで12シーズンに渡ってハミルトンのレースエンジニアを務め、ハミルトンのメルセデスチームにおける6回のチャンピオン獲得全てに貢献している[6]。
ハミルトンとの関係
| 「 | ボノには信じられないくらい感謝してる。彼と素晴らしい旅をしてきているし、おそらく僕らは同じドライバーとエンジニアの組み合わせでF1史上最長の関係になるんじゃないかと思うけど、そうじゃないとしても、非常に長く続いてる関係だし、僕の成功にとって彼は不可欠の存在だよ。[1][7] | 」 |
—ルイス・ハミルトン(2022年) | ||
ボニントンは、2013年から2024年まで、12シーズンに渡ってルイス・ハミルトンのレースエンジニアを務めた。これは同じドライバーとレースエンジニアの組み合わせとして、F1史上でも最長だと考えられている[1][7]。
長い付き合いであることから、ハミルトンからの信頼も厚く、コンビを組んでいた当時、ハミルトンはボニントンのことを「兄弟のような存在」だと述べていた[1][7]。
レース中の無線でハミルトンと交信しているのは基本的にボニントンであり、後述の「ハンマータイム」や「Get in there, Lewis」[注釈 2]というボニントンが使うフレーズは、F1の国際中継でも流されていたことから、ファンには広く知られていた[6]。
ハミルトンが2025年からスクーデリア・フェラーリに移籍すると発表した際、コンビを組んでいたボニントンもフェラーリに移籍するのではないかと言われていた。
ハンマータイム
「ハンマータイム / ハマータイム」(Hammer time)は、ボニントンがレースの勝負どころでハミルトンに「今こそ全開走行する時だ」と伝える時に使用するフレーズである[7]。
ハミルトンはこれを思いついたのは自分だと明かしている[1][7]。当初、ボニントンはそうしたタイミングで「今がプッシュする時だぞ」(Now it’s time to push)という言い回しをしていた[1][7]。これはレース中の無線で広く使われている決まり文句ではあったが、ハミルトンからしてみれば「なんだよ、今だってプッシュしているぞ!」と言い返したくなり、ボニントンに対しての苛立ちを感じてしまうというところに不満があった[1][7]。
そこで、ハミルトンは「今こそ全力を出す時だ」ということを言いたい時は「ハンマータイム」と言うようボニントンに提案し、それが定着した[7]。ボニントンはハミルトンに全力を発揮させたい時はシンプルに「ハンマータイムだ!」(It's Hammer Time!)と言うようになり、このボニントンの無線音声はテレビ中継でも頻繁に流されたことから有名になった[2]。
なお、このフレーズはハミルトン(Hamilton)のF1における3文字表記「HAM」と、M.C.ハマー(Hammer)が1990年にリリースしたヒップホップ・ポップラップ曲の『ユー・キャント・タッチ・ディス(英語版)』中の有名なフレーズ[注釈 3]に由来する[1]。
脚注
注釈
出典
- 1 2 3 4 5 6 7 8 Luke Smith (2022年11月11日). “ハミルトン、女房役ボニントンとの”攻撃開始”の合言葉「ハマータイム」が生まれたウラ話を語る”. Motorsport.com. 2023年2月23日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 Cambridge Kisby (2024年4月3日). “Who is Peter 'Bono' Bonnington? Hamilton's 'brotherly' race engineer” (英語). Motor Sport Magazine. 2024年8月4日閲覧。
- ↑ Dhruv George (2019年6月11日). “Who is Peter ‘Bono’ Bonnington, the Man Behind the Success of Lewis Hamilton” (英語). Essentially Sports. Full Spectrum Services LLP. 2023年2月23日閲覧。
- 1 2 3 Jonathan Noble (2010年1月16日). “Q & A with Jenson Button” (英語). Autosport. 2023年2月23日閲覧。
- ↑ Jonathan Noble (2011年8月26日). “Michael Schumacher gets new race engineer at Mercedes” (英語). Autosport. 2020年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月23日閲覧。
- 1 2 James Galloway (2020年11月18日). “Lewis Hamilton: Peter Bonnington exclusive on F1 champion's qualities” (英語). Sky Sports (Sky UK). 2023年2月23日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 “Hamilton says engineer Pete Bonnington is ‘like a brother to me’ as they gear up for 11th season together” (英語). Formula1.com (2023年1月14日). 2023年2月23日閲覧。
参考資料
- 配信動画
- Mercedes-AMG Petronas Formula One Team - YouTubeチャンネル
- What Does an F1 Race Engineer ACTUALLY Do? Bono & Riki EXPLAIN! (英語). Mercedes-AMG Petronas Formula One Team. 23 May 2020.
- Sky Sports F1 - YouTubeチャンネル
- Peter Bonnington reveals the secrets behind his hugely-successful partnership with Lewis Hamilton (英語). Sky Sports F1. 19 November 2020.
2010年 - 現在 ワークスチーム |
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1994年 - 現在 エンジン/PU供給 |
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| ※役職等は2024年2月時点。 ※太字のドライバーはメルセデスにおいてドライバーズワールドチャンピオンを獲得。 | |||||||||||||||||
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※ 第2期・第3期・第4期の「主な関係者」は、基本的に各部門の「長(ディレクター)」以上にあたる人物のみに絞って記載(多数に及ぶため)。 ※ 「関連組織」の( )には略称、[ ]には関連する下部組織を記載。 ※1 ホンダ本社の役職者と本田技術研究所の人物を除く(兼務者が多数に及ぶため)。 ※2 ホンダ所有のサーキット。第1期と第2期に主要なテストコースとして用いられた。 ※3 ホンダ所有の展示施設。第1期から第4期の車両を所蔵(基本的に動態保存)している。 | ||||||||||||||||||||||||||