ボー・タカハシ
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| 埼玉西武ライオンズ #42 | |
|---|---|
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2022年10月1日 読売ジャイアンツ球場 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
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| 出身地 | サンパウロ州プレジデンチ・プルデンチ |
| 生年月日 | 1997年1月23日(29歳) |
| 身長 体重 |
183 cm 100 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 投手 |
| プロ入り | 2013年 アマチュアFA |
| 初出場 |
KBO / 2021年9月25日 NPB / 2022年4月2日 |
| 最終出場 | KBO / 2021年10月30日 |
| 年俸 | 4000万円(2026年)[1] |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| 国際大会 | |
| 代表チーム |
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| WBC | 2017年予選、2026年 |
この表について
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ボー・タカハシ(本名:ロドリゴ・ヒトシ・カイモチ・タカハシ[2]〈Rodrigo Hitoshi Kaimoti "Bo" Takahashi〉、1997年1月23日 - )は、ブラジル・サンパウロ州プレジデンチ・プルデンチ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。埼玉西武ライオンズ所属。
KBOリーグ初のブラジル人選手。
プロ入りとダイヤモンドバックス傘下時代
2013年12月23日、アングロ・プルテンチーノ高校在学中に16歳でアリゾナ・ダイヤモンドバックスとアマチュア・フリーエージェント契約[3]。
2014年5月16日、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ダイヤモンドバックスと契約してプロデビュー。10試合(4先発)の登板で3勝4敗・防御率4.39を記録した[4]。
2015年はパイオニアリーグのルーキー級ミズーラ・オスプレイでプレーし、15試合の先発登板で8勝1敗・防御率4.66を記録した[4]。
2016年はA-級ヒルズボロ・ホップス、A級ケーンカウンティ・クーガーズ、A+級バイセイリア・ローハイドでプレー。3球団合計で19試合(17先発)に登板し、6勝4敗・防御率2.81を記録した[4]。オフには第4回WBCのブラジル代表に選出されたが[5]、チームは予選で敗退して本大会進出はならなかった。
2017年はA級ケーンカウンティとA+級バイセイリアでプレー。2球団合計で24試合に先発登板し、7勝12敗・防御率5.14を記録した[4]。
2018年はA+級バイセイリアとAA級ジャクソン・ジェネラルズでプレー。バイセイリアでは47回2/3で53奪三振、ジャクソンでは73回で77奪三振とキャリアで初めてイニング数を上回る三振を奪い、この年は2球団合計で23試合に先発登板し、6勝6敗・防御率4.03を記録した[4]。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ソルトリバー・ラフターズに所属した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[6]。
2019年はAA級ジャクソンでプレーし、23試合の先発登板で9勝7敗・防御率3.72を記録した[4]。なお、8月18日にメジャー初昇格を果たしたが[7]、登板機会が無いまま同20日にAA級ジャクソンへ降格した[8]。
2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグが全試合中止となり[9]、メジャーでの登板も無かった。10月27日にマイナー契約となり、AAA級リノ・エーシズへ送られ[10]、11月2日にFAとなった[4]。
レッズ傘下時代

2020年12月18日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結び、2021年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[11]。開幕後はAAA級ルイビル・バッツに所属し、18試合(17先発)の登板で3勝7敗・防御率4.45、89回を投げて89奪三振という成績だった[4]。
起亜時代
2021年8月26日にKBOリーグの起亜タイガースと契約したことが発表され[12]、KBOでは初となるブラジル国籍の選手となった。9月25日のSSGランダース戦でKBO初登板となり、4回無失点と好投すると[13]、続く10月1日のキウム・ヒーローズ戦では6回無失点の好投でKBO初勝利を挙げた[14]。ただ、その後は振るわずに移籍後は6試合の先発登板で1勝2敗・防御率4.18という成績だった。オフに起亜の保留選手リストに載せられたが、再契約が成立せずに退団となった[15]。
西武時代
2021年12月16日、埼玉西武ライオンズへの入団が発表された[16]。推定年俸2000万円の単年契約であり、背番号は42[17]。登録名はボー・タカハシ[注 1]、背ネームの表記はBOとなった。
2022年は新型コロナウイルスの影響で来日が3月13日と遅れ[5]、イースタン・リーグで2試合の登板を経て[18][19]、4月1日に出場選手登録[20]。翌2日の千葉ロッテマリーンズ戦でNPB初登板となり、1イニングを無失点に抑えた[21]。その後は点差が開いた場面での登板が中心だったが、4月8日の福岡ソフトバンクホークス戦で失点を喫して[22]以降、交流戦終了まで11試合に登板して13イニング連続無失点を記録[23]。6月18日のオリックス・バファローズ戦でも1イニングを無失点に抑えたが[24]、続く同22日のロッテ戦では1回1失点で13試合ぶりの失点[25]。中14日で登板した7月7日のオリックス戦では2回3失点(自責点0)と2試合連続の失点となり[26]、翌8日に出場選手登録を抹消された[27]。ただ、公文克彦の発熱を受けて特例2022によってわずか1日で再登録となり[28]、7月23日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦でNPB初ホールドを記録した[29]。8月にも特例2022により1日だけ出場選手登録を抹消され[30][31]、復帰後は2試合に登板し、いずれも無失点に抑えていたが[32][33]、離脱者が続々と復帰したチーム事情もあり[34][35]、9月8日に出場選手登録を抹消された[36]。その後の一軍昇格は果たせなかったが、この年はシーズンの多くを一軍で過ごし、27試合の登板で0勝0敗2ホールド・防御率2.56という成績を残した[37]。12月1日に西武との契約を更新したことが発表された[38]。推定年俸は3500万円[39]。
2023年は5月3日に出場選手登録[40]。同5日のオリックス戦でシーズン初登板となり、2回1/3を無失点に抑えた[41]。その後は8月25日に出場選手登録を抹消され[42]、9月13日に再登録[43]。同25日に登録抹消となり[44]、シーズンを終えた。7月に3登板連続で2イニングを投げたことがあったなど[45][46][47]、この年は回跨ぎの登板が多く、28試合の登板で0勝1敗、36イニングを投げて防御率3.00を記録[48]。11月11日には西武との契約を更新したことが発表され、渡辺久信GMはボーの先発転向を明言した[49]。推定年俸は3500万円[50]。
2024年は春先から好投を続け[51][52][53]、開幕ローテーション入りを果たした。4月4日のオリックス戦[54]でNPB初先発となり、3回表に捕逸が絡んで1点を失い[55]、0-1で迎えた6回表は一死二塁の場面で降板。後を受けた水上由伸が適時打を許し[56]、ボーは5回1/3を3安打2四球2奪三振2失点(自責点1)という内容で敗戦投手となった[55]。週5試合が続く変則日程もあって[57]翌5日に出場選手登録を抹消されたが[58]、二軍での調整登板を1試合経て[59]、4月25日のオリックス戦に先発。5回2/3を3安打2四死球3奪三振1失点という内容[60]でNPB初勝利を挙げた[61]。再び登板機会がないことから翌日に登録抹消となったが、5月7日のロッテ戦に先発[62]して以降は先発ローテーションの一角を担った。6月上旬にも登板間隔が空くことによる[63]登録抹消が一度ありながら[64]、交流戦終了時点では7試合に先発登板したが、計38イニング[65]で援護点はわずかに4[注 2]。さらには、記録に残らない外野守備のミスが絡む不運な失点もあり[68][69]、1勝5敗・防御率3.55という成績であった[65]。リーグ戦再開後は週5試合が続く変則日程に加え[70][71]、新型コロナウイルス感染で離脱していた武内夏暉が復帰するチーム事情もあり[72]、6月23日のオリックス戦では3点ビハインドの5回裏からシーズン初のリリーフ登板[73]。味方の失策もあり[74]、2回1失点(自責点0)であった[73]。その後は2試合に先発登板したが、白星は挙げられず[75][76]、7月15日のオリックス戦ではシーズン2度目のリリーフ登板。接戦時の継投に苦しむチーム事情があり[77][78][79]、ボーは1点リードの8回表を任され、1奪三振を含む3者凡退に抑えてシーズン初ホールドを挙げた[80]。その後はシーズン終了まで一軍のブルペンを支え、この年は33試合(9先発)の登板で2勝9敗7ホールド・防御率3.22を記録[81]。
選手としての特徴
人物
詳細情報
年度別投手成績
| 年 度 | 球 団 | 登 板 | 先 発 | 完 投 | 完 封 | 無 四 球 | 勝 利 | 敗 戦 | セ 丨 ブ | ホ 丨 ル ド | 勝 率 | 打 者 | 投 球 回 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 与 四 球 | 敬 遠 | 与 死 球 | 奪 三 振 | 暴 投 | ボ 丨 ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 | W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021 | KIA | 6 | 6 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | .333 | 142 | 32.1 | 36 | 3 | 9 | 0 | 4 | 42 | 3 | 0 | 17 | 15 | 4.18 | 1.39 |
| 2022 | 西武 | 27 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | ---- | 133 | 31.2 | 19 | 2 | 15 | 0 | 7 | 26 | 1 | 0 | 14 | 9 | 2.56 | 1.07 |
| 2023 | 28 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 151 | 36.0 | 20 | 1 | 19 | 0 | 7 | 27 | 2 | 0 | 12 | 12 | 3.00 | 1.08 | |
| 2024 | 33 | 9 | 0 | 0 | 0 | 2 | 9 | 0 | 7 | .182 | 315 | 72.2 | 70 | 4 | 27 | 2 | 6 | 48 | 2 | 0 | 31 | 26 | 3.22 | 1.33 | |
| 2025 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 27 | 5 | 12 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 6 | 6 | 10.80 | 2.60 | |
| KBO:1年 | 6 | 6 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | .333 | 142 | 32.1 | 36 | 3 | 9 | 0 | 4 | 42 | 3 | 0 | 17 | 15 | 4.18 | 1.39 | |
| NPB:4年 | 92 | 9 | 0 | 0 | 0 | 2 | 10 | 0 | 9 | .167 | 626 | 145.1 | 121 | 7 | 62 | 1 | 20 | 105 | 5 | 0 | 63 | 53 | 3.28 | 1.26 | |
- 2025年度シーズン終了時
年度別守備成績
| 年 度 | 球 団 | 投手 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | ||
| 2021 | KIA | 6 | 2 | 2 | 0 | 1 | 1.000 |
| 2022 | 西武 | 27 | 0 | 7 | 1 | 1 | .875 |
| 2023 | 28 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | |
| 2024 | 33 | 2 | 7 | 2 | 1 | .818 | |
| 2025 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | |
| KBO | 6 | 2 | 2 | 0 | 1 | 1.000 | |
| NPB | 92 | 3 | 16 | 3 | 2 | .864 | |
- 2025年度シーズン終了時
記録
KBO
- 初記録
- 初登板・初先発登板:2021年9月25日、対SSGランダース14回戦(光州起亜チャンピオンズフィールド)、4回無失点
- 初奪三振:同上、1回表に崔廷から三振
- 初勝利・初先発勝利:2021年10月1日、対キウム・ヒーローズ15回戦(光州起亜チャンピオンズフィールド)、6回無失点
NPB
- 初記録
- 初登板:2022年4月2日、対千葉ロッテマリーンズ2回戦(ZOZOマリンスタジアム)、8回裏に5番手で救援登板・完了、1回無失点[21]
- 初奪三振:2022年4月5日、対東北楽天ゴールデンイーグルス1回戦(楽天生命パーク宮城)、6回裏に西川遥輝から見逃し三振
- 初ホールド:2022年7月23日、対東北楽天ゴールデンイーグルス16回戦(ベルーナドーム)、12回表に6番手で救援登板、2/3回無失点[29]
- 初先発登板:2024年4月4日、対オリックス・バファローズ3回戦(ベルーナドーム)、5回1/3を2失点(自責点1)で敗戦投手[55]
- 初勝利・初先発勝利:2024年4月25日、対オリックス・バファローズ6回戦(京セラドーム大阪)、5回2/3を1失点[60]
背番号
- 36(2021年途中 - 同年終了)
- 42(2022年 - )
登場曲
- 「Baianá」Bakermat(2022年、2023年途中 - 2024年途中)
- 「Beat Festa em Ipanema - Funk」Sr. Nescau(2022年途中)
- 「兄弟船」鳥羽一郎(2022年途中 - 同年終了)
- 「Hey Brother」Avicii(2023年 - 同年途中)
- 「心絵」ロードオブメジャー(2024年途中 - )