タイラー・ネビン
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| 埼玉西武ライオンズ #26 | |
|---|---|
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2025年6月19日、横浜スタジアムにて | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
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| 出身地 | カリフォルニア州サンディエゴ郡パウェイ |
| 生年月日 | 1997年5月29日(28歳) |
| 身長 体重 |
6' 4" =約193 cm 225 lb =約102.1 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 一塁手、三塁手、外野手 |
| プロ入り | 2015年 MLBドラフト1巡目戦力均衡ラウンドA(全体38位) |
| 初出場 |
MLB / 2021年5月29日 NPB / 2025年3月28日 |
| 年俸 |
3億円(2026年)[1] ※2026年から2年契約[1] |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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タイラー・ジョセフ・ネビン(Tyler Joseph Nevin、1997年5月29日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ郡パウェイ出身のプロ野球選手(内野手、外野手)。右投右打。埼玉西武ライオンズ所属。
プロ入りとロッキーズ傘下時代
2015年のMLBドラフト1巡目戦力均衡ラウンドA(全体38位)でコロラド・ロッキーズから指名されプロ入り。契約後に傘下のパイオニアリーグのルーキー級グランドジャンクション・ロッキーズでプロデビュー。53試合に出場して打率.265、2本塁打、18打点を記録した。
2016年はハムストリングの故障のため、A-級ボイシ・ホークスで1試合に出場したのみでほぼ全休となった[3]。
2017年はA-級ボイシとA級アッシュビル・ツーリスツでプレーし、2球団合計で82試合に出場して打率.299、8本塁打、52打点、10盗塁を記録した。
2018年はA+級ランカスター・ジェットホークスでプレーし、100試合に出場して打率.328、14本塁打、62打点を記録した。
2019年はロッキーズのスプリングトレーニングに招待選手として参加した。シーズンではAA級ハートフォード・ヤードゴーツでプレーし、130試合に出場して打率.251、13本塁打、61打点を記録した[4]。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[5]。
オリオールズ時代
2020年8月30日にマイケル・ギブンズとの1対3のトレードで、テリン・バブラ、後日発表選手[注 1]と共にボルチモア・オリオールズへ移籍した[6]。
2021年5月28日にメジャー初昇格した。翌29日のシカゴ・ホワイトソックスとのダブルヘッダー第1試合でメジャー初出場を果たし、2回にダラス・カイケルから初安打となる二塁打を放った[7]。この年はメジャーで6試合に出場した[4]。
2022年は58試合に出場して打率.197、2本塁打、16打点を記録した。オフの12月21日にDFAとなった[8]。
タイガース時代
2022年12月31日に金銭トレードで、デトロイト・タイガースへ移籍した[9]。
2023年はオプションでメジャーとマイナーとの昇格と降格を繰り返し、メジャーでは41試合の出場で打率.200、2本塁打、10打点だった。
オリオールズ復帰
2024年1月24日に金銭トレードでボルチモア・オリオールズに移籍。スプリングトレーニングでは23試合の出場でOPS.841と好調だったが、開幕ロースターに入れず3月28日に40人枠を外された(DFA)[10]。
アスレチックス時代
2024年3月31日、クレイムオフ契約でオークランド・アスレチックスに移籍。4月1日に26人枠入り[10]。
西武時代
2025年1月17日に、埼玉西武ライオンズが獲得を発表した。背番号は26[11]。1年契約で年俸は2億5000万円(推定)[12]。
同年は開幕当初は3番をメインで起用されていたが、4月25日の対オリックス・バファローズ戦(ベルーナドーム)から4番起用され[13][14]、5月は10日の対千葉ロッテマリーンズ戦(ベルーナドーム)で3回一死満塁の打席で西野勇士から自身初の満塁本塁打を放つ[15]など、月間打率.292、4本塁打、17打点という好成績を残し、自身初の月間MVPを受賞[14]。また自身のプレースタイルなどが評価され、シーズン前半戦中の6月23日、翌2026年シーズンからの2年契約を締結した[16]。7月21日の対福岡ソフトバンクホークス戦(ベルーナドーム)で2回無死無走者の打席で大津亮介からチームで2年ぶりとなるシーズン2桁本塁打[17]。9月28日の対ソフトバンク戦(ベルーナドーム)で2回に大津から本塁打を放ち、球団の外国人選手では2016年のエルネスト・メヒア以来となるシーズン20本塁打に到達した[18]。シーズン通算では137試合に出場し、打率.277、21本塁打、63打点を記録[19]。シーズンの終了後にはパ・リーグの一塁手部門でベストナインとゴールデングラブ賞を初めて受賞した[20][21]。この年は外野手登録ながら結局一軍で外野守備に就くことはなく、2026年からは内野手として登録されることとなった[22]。
選手としての特徴・人物
広角に打てる技術とパンチ力に加え、勝負強さも光る好打者[23][24]。本職は外野手であるが、堅実な一塁守備にも定評がある[24]。西武OBの辻発彦はネビンの一塁守備を高く評価しており、特に相手を思いやる気持ちが最も出る3-1のプレー(投手が一塁ベースカバーに入り、一塁手がトス)を絶賛している[25]。辻は「(ネビンは)きっちり投手の捕りやすいタイミングで距離感を合わせて普通のスピードで走り込んだ前で捕ってベース踏める」「日本一って言ったら失礼。もっと上だと思う。教科書に載せたい」と語っている[25]。
熱心な練習態度、献身的なプレースタイル、強いリーダーシップの持ち主であることから、人格者として知られる[24]。
詳細情報
年度別打撃成績
| 年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021 | BAL | 6 | 18 | 14 | 3 | 4 | 2 | 0 | 1 | 9 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 5 | 0 | .286 | .444 | .643 | 1.087 |
| 2022 | 58 | 184 | 157 | 17 | 31 | 4 | 0 | 2 | 41 | 16 | 0 | 0 | 0 | 3 | 20 | 0 | 4 | 46 | 4 | .197 | .299 | .261 | .560 | |
| 2023 | DET | 41 | 111 | 95 | 11 | 19 | 3 | 1 | 2 | 30 | 10 | 0 | 1 | 0 | 1 | 12 | 0 | 3 | 25 | 1 | .200 | .306 | .316 | .622 |
| 2024 | OAK | 87 | 278 | 245 | 22 | 50 | 10 | 0 | 7 | 81 | 20 | 1 | 0 | 0 | 3 | 25 | 0 | 5 | 64 | 5 | .204 | .288 | .331 | .618 |
| 2025 | 西武 | 137 | 570 | 509 | 51 | 141 | 24 | 0 | 21 | 228 | 63 | 2 | 1 | 0 | 5 | 45 | 6 | 11 | 78 | 13 | .277 | .346 | .448 | .794 |
| MLB:4年 | 192 | 591 | 511 | 53 | 104 | 19 | 1 | 12 | 161 | 49 | 1 | 1 | 0 | 7 | 61 | 0 | 12 | 140 | 10 | .204 | .299 | .315 | .615 | |
| NPB:1年 | 137 | 570 | 509 | 51 | 141 | 24 | 0 | 21 | 228 | 63 | 2 | 1 | 0 | 5 | 45 | 6 | 11 | 78 | 13 | .277 | .346 | .448 | .794 | |
- 2025年度シーズン終了時
年度別守備成績
| 年 度 | 球 団 | 一塁(1B) | 三塁(3B) | 左翼(LF) | 右翼(RF) | ||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | ||
| 2021 | BAL | 2 | 6 | 0 | 1 | 0 | .857 | - | 4 | 9 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | - | ||||||||||
| 2022 | 8 | 67 | 3 | 0 | 6 | 1.000 | 44 | 35 | 60 | 4 | 6 | .960 | 2 | 3 | 0 | 1 | 0 | .750 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
| 2023 | DET | 8 | 48 | 1 | 1 | 6 | .980 | 14 | 9 | 13 | 2 | 1 | .917 | 7 | 9 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
| 2024 | OAK | 38 | 201 | 13 | 2 | 18 | .991 | 25 | 14 | 25 | 2 | 7 | .951 | 8 | 13 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 18 | 33 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
| 2025 | 西武 | 121 | 1047 | 98 | 6 | 82 | .995 | - | - | - | |||||||||||||||
| MLB | 56 | 322 | 17 | 4 | 30 | .988 | 83 | 58 | 98 | 8 | 14 | .951 | 26 | 34 | 0 | 1 | 0 | .971 | 20 | 34 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
| NPB | 121 | 1047 | 98 | 6 | 82 | .995 | - | - | - | ||||||||||||||||
- 2025年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最多
- 太字年はゴールデングラブ賞受賞年
表彰
NPB
記録
MLB
- 初記録
- 初出場・初先発出場:2021年5月29日、対シカゴ・ホワイトソックス(ギャランティード・レート・フィールド)、「8番・一塁手」で先発出場
- 初打席・初安打:同上、2回表にダラス・カイケルから右越二塁打※エンタイトルツーベース
- 初打点:2021年9月30日、対ボストン・レッドソックス(オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ)、6回裏にギャレット・リチャーズから左前2点適時打
- 初本塁打:2021年10月3日、対トロント・ブルージェイズ(ロジャーズ・センター)、3回表に柳賢振から左越ソロ
- 初盗塁:2024年4月26日、対ボルチモア・オリオールズ(オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ)、6回表に二盗(投手:コービン・バーンズ、捕手:アドリー・ラッチマン)
NPB
- 初記録
- 初出場・初先発:2025年3月28日、対北海道日本ハムファイターズ1回戦(ベルーナドーム)、「3番・一塁手」で先発出場[28]
- 初打席:同上、1回裏に金村尚真から三ゴロ
- 初安打:同上、4回裏に金村尚真から左越安打
- 初打点:2025年3月30日、対北海道日本ハムファイターズ3回戦(ベルーナドーム)、1回裏にドリュー・バーヘイゲンから右犠飛[29]
- 初本塁打:2025年4月16日、対オリックス・バファローズ2回戦(京セラドーム大阪)、3回表に曽谷龍平から左越ソロ[30]
- 初盗塁:2025年4月22日、対千葉ロッテマリーンズ3回戦(ZOZOマリンスタジアム)、1回表に二盗(投手:石川柊太、捕手:佐藤都志也)
その他の記録
- チームの全4安打を1人でマーク:2025年6月29日、対北海道日本ハムファイターズ11回戦(ベルーナドーム)、2回裏に達孝太から左越本塁打、4回裏に達孝太から中前安打、7回裏に達孝太から左前安打、9回裏に達孝太から三塁前内野安打※1938年7月3日の山田伝(阪急)以来87年ぶり2度目、2リーグ制以来初[31]
背番号
- 41(2021年 - 2022年)
- 18(2023年)
- 26(2024年[11] - )