西川愛也
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プロ入り前
堺市立金岡小学校2年から軟式野球チーム長曽根ストロングスで野球を始める。6年生の時に第31回高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会(マクドナルド・トーナメント)でチーム4度目(当時)となる全国制覇を経験し優勝投手に輝いた。中学では浜寺ボーイズに所属した。中学の2年先輩に花咲徳栄高校・西武ライオンズで元チームメイトだった愛斗がいる[2]。
花咲徳栄高等学校では1年秋からベンチ入り。甲子園には3回出場し(2年春、2年夏、3年夏)[3]、3年夏は甲子園の決勝戦で3安打4打点を記録し、花咲徳栄初・埼玉県勢史上初の優勝に貢献した[3]。高校通算31本塁打。同級生のチームメイトにはドラフト4位で中日ドラゴンズに入団した清水達也、4年後に北海道日本ハムファイターズに入団した長谷川威展がいる。
2017年9月22日にプロ志望届を提出し[4]、10月26日に行われたドラフト会議で埼玉西武ライオンズから2位指名を受け、11月15日に仮契約を結んだ[5]。背番号は51[6]。12月21日に加須市スポーツ功労賞の表彰を受けた[7]。
西武時代
2018年は高校時代に断裂した大胸筋のリハビリをしながら二軍では79試合に出場した。228打席に立ち、打率.226だった。秋季キャンプでは監督の辻発彦から守備の指導を受けた[8]。
2019年は二軍でチーム最多の103試合・418打席を経験し、打率.242・3本塁打を記録した。
2020年から選手登録を内野手から外野手に変更した[9]。新型コロナウイルスの影響で120試合制となる。8月16日に一軍初昇格すると、その日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦の7回裏に代打でプロ初出場。8回裏に回ってきた第2打席でプロ初安打・初打点となる2点適時二塁打を放った[10]。9月2日に登録抹消となったが、9月25日に再昇格。9月26日の楽天戦でプロ初の先発出場を果たすも2打数無安打で途中交代。9月28日に再び登録抹消となり、二軍でシーズンを終えた。一軍では3試合の出場で打率.250・2打点という成績であった。
2021年は春季キャンプをB班で迎える。開幕を二軍で迎えると思われたが、開幕レフトが定まらず、オープン戦終盤にB班からの参加という形でオープン戦に出場した。そこでアピールに成功し、自身初の開幕一軍・開幕スタメン入りを果たしたものの[11]、12試合に出場し27打席(20打数)無安打で、4月30日に登録抹消[12]。そのままシーズンを終えた。
2022年は二軍で長打力をアピールし、6月19日に一軍に昇格した[13]。スタメンでの起用もあったが無安打で、7月4日に登録を抹消された[14]。7月19日に再昇格し、8月1日に抹消されたが、8月2日に特例2022で抹消された鈴木将平の代替指名選手として再昇格した[15]。9月11日に登録を抹消されるまで[16]、前年を上回る35試合に出場したが30打席(30打数)無安打で、3シーズンをまたいで59打席連続無安打のNPB野手ワースト記録[注 1]に並んだ[17]。そのまま再昇格はなかった。
2023年は4月30日の楽天戦の第1打席で荘司康誠から空振り三振を喫し、連続打席無安打の記録が60打席となりNPB野手ワースト記録を更新したが、同日の第4打席で西口直人から中安打を放ち、連続打席無安打は62でストップとなった[18]。8月22日のオリックス・バファローズ戦で山田修義から初本塁打を記録した[19]。11月25日には300万円増の推定年俸1100万円で契約を更改した[20]。
2024年は開幕を一軍で迎えるが、17試合で打率.185、2打点と打撃不振で、4月25日に出場選手登録を抹消[21]。5月21日に一軍登録される[22]と、6月12日の対広島東洋カープ戦(ベルーナドーム)で5回二死一・二塁の打席で森下暢仁から2点適時三塁打を放ち、プロ入り7年目で初のお立ち台に上がった[23]。7月2日の対福岡ソフトバンクホークス戦(東京ドーム)で7回一死一塁の打席で有原航平からシーズン初本塁打となる2点本塁打[24]、8月21日の対オリックス戦(ベルーナドーム)でプロ初の猛打賞を記録した[25]。9月16日の対千葉ロッテマリーンズ戦(ベルーナドーム)では両者無得点で迎えた8回に鈴木昭汰から決勝本塁打を放ち、武内夏暉のプロ初完投・初完封勝利をアシストした[26]。シーズン通算では最多の104試合に出場し、打率.227、6本塁打、31打点を記録した[27]。オフの12月4日に1100万円増となる推定年俸2200万円で契約を更改した[27]。
2025年は自身2度目となる開幕スタメンを勝ち取り、開幕は2番だったが、4月中盤から1番打者に定着した。その後は調子を落とした時期もあったが復調し、自身初のオールスターにも選出された[28]。8月2日のロッテ戦でパリーグタイ記録に並ぶ1試合6安打を記録[29]した。球団では仰木彬氏以来70年ぶりの快挙となった。しかし8月7日の試合前、右肩の違和感を発症[30]して試合を欠場した。それにより継続していたチーム唯一のフルイニング出場は途切れた。その後も原因は判明せず出場登録を抹消され、9月2日に一軍に復帰し[31]、再び1番打者としてチームを牽引した。自己最多の124試合に出場し、打率.264、10本塁打、38打点を記録した。シーズン終了後、ゴールデングラブ賞[32]を初受賞した。12月11日3500万円増の5700万円で契約更改した[33]。
プレースタイル
人物
端整な顔立ちから女性ファンが多く、2025年には所属球団である埼玉西武ライオンズのCMに起用された[37]。
詳細情報
年度別打撃成績
| 年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020 | 西武 | 3 | 4 | 4 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .250 | .250 | .500 | .750 |
| 2021 | 12 | 27 | 20 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 2 | 4 | 0 | 0 | 8 | 1 | .000 | .154 | .000 | .154 | |
| 2022 | 35 | 30 | 30 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 | |
| 2023 | 41 | 109 | 97 | 9 | 22 | 4 | 0 | 1 | 29 | 8 | 4 | 1 | 5 | 1 | 5 | 0 | 1 | 16 | 0 | .227 | .269 | .299 | .568 | |
| 2024 | 104 | 335 | 313 | 30 | 71 | 11 | 2 | 6 | 104 | 31 | 8 | 2 | 4 | 2 | 15 | 1 | 1 | 57 | 6 | .227 | .263 | .332 | .595 | |
| 2025 | 124 | 553 | 507 | 64 | 134 | 26 | 3 | 10 | 196 | 38 | 25 | 7 | 2 | 3 | 32 | 1 | 9 | 80 | 4 | .264 | .318 | .387 | .704 | |
| 通算:6年 | 319 | 1058 | 971 | 106 | 228 | 42 | 5 | 17 | 331 | 81 | 38 | 10 | 12 | 8 | 56 | 2 | 11 | 166 | 11 | .235 | .282 | .341 | .623 | |
- 2025年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
年度別守備成績
| 年 度 | 球 団 | 外野 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | ||
| 2020[38] | 西武 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
| 2021[39] | 6 | 12 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
| 2022[40] | 33 | 21 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
| 2023[41] | 40 | 67 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
| 2024[42] | 100 | 215 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | |
| 2025[43] | 124 | 295 | 3 | 3 | 1 | .990 | |
| 通算 | 306 | 613 | 5 | 3 | 1 | .995 | |
- 2025年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
- 太字年はゴールデングラブ賞受賞年
表彰
- ゴールデングラブ賞:1回(外野手部門:2025年)
記録
- 初記録
- 初出場・初打席:2020年8月16日、対東北楽天ゴールデンイーグルス11回戦(メットライフドーム)、7回裏に鈴木将平の代打で出場、釜田佳直から左飛
- 初安打・初打点:同上、8回裏に津留﨑大成から左中間2点適時二塁打
- 初先発出場:2021年3月26日、対オリックス・バファローズ1回戦(メットライフドーム)、「9番・左翼手」で先発出場
- 初盗塁:2022年8月25日、対千葉ロッテマリーンズ22回戦(ZOZOマリンスタジアム)、8回表に二盗(投手:タイロン・ゲレーロ、捕手:佐藤都志也)
- 初本塁打:2023年8月22日、対オリックス・バファローズ18回戦(ベルーナドーム)、8回裏に山田修義から右越ソロ
- その他の記録
背番号
- 51(2018年[6] - )
登場曲
ハルカミライ「世界を終わらせて」 Working Class King 「guca owl」 [45]