ムロン・ド・ブルゴーニュ

From Wikipedia, the free encyclopedia

ムロン・ド・ブルゴーニュ

ムロン・ド・ブルゴーニュ(仏:Melon de Bourgogne)ないしはミュスカデ(仏:Muscadet)はフランスブルゴーニュ原産の白ワイン用ブドウ品種である。

原産地はブルゴーニュであり、ピノ・ノワールとグエ・ブランの交配によって産まれた[1]。「ムロン」はマスクメロンを指し、ブルゴーニュ原産のマスクメロンのような香りのするブドウ、という意味合いである[2][3]。17~18世紀ごろまではブルゴーニュで栽培されていたといわれている[3]。現在栽培の中心となっているロワール川河口域は古来から貿易が盛んであり、1世紀にブドウが植えられて以降様々な品種が持ち込まれていたが、1709年に発生した凍害により寒さに弱い品種が全滅すると、耐寒性の高いミュスカデが栽培の中心になった[1][3][4]

栽培

冷涼で石灰質の豊富な土壌を好む[4]。早熟で耐寒性が高いが、べと病灰色カビ病には弱い[1]

生産地域

世界の栽培の9割がロワール川河口付近で占められている[2]。わずかながらアメリカオレゴン州でも栽培される[2]

ロワール

大西洋に面した河口付近のペイ・ナンテ地区で多く栽培される。1936年には、フランスで最古のAOCとして認定された[1]。AOCにはミュスカデミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌミュスカデ・コトー・ド・ラ・ロワールミュスカデ・コトー・ド・グランリューの4つがあり、ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌが最大の生産量である[4]。また、安価なワインというイメージからの脱却を図るため[5]近年ではAOCの階層化が進められ、2011年にはクリュ・コミュノーと呼ばれる上位の区分が制定された。2023年現在では10のクリュが定められており、収量や樹齢などにより厳しい制約が課されている[1]

ワインのスタイル

関連項目

脚注

Related Articles

Wikiwand AI