小川淳也

日本の政治家 From Wikipedia, the free encyclopedia

小川 淳也(おがわ じゅんや、1971年昭和46年〉4月18日 - )は、日本の政治家、元自治総務官僚中道改革連合所属の衆議院議員(8期)[1][2]中道改革連合代表[3](第2代)。

生年月日 (1971-04-18) 1971年4月18日(55歳)
出生地 日本の旗 日本 香川県高松市松並町
概要 生年月日, 出生地 ...
小川 淳也
おがわ じゅんや
仙台市での応援演説にて
2025年7月 撮影)
生年月日 (1971-04-18) 1971年4月18日(55歳)
出生地 日本の旗 日本 香川県高松市松並町
出身校 東京大学法学部
前職 国家公務員自治省総務省
所属政党民主党→)
民進党→)
希望の党前原G)→)
無所属→)
立憲民主党近藤G小勝会→小勝会)→)
中道改革連合
称号 学士(法学)(東京大学・1994年
公式サイト 香川1区・衆議院議員 小川淳也【公式サイト】
選挙区比例四国ブロック→)
香川1区→)
(比例四国ブロック→)
香川1区
当選回数 8回
在任期間 2005年9月11日 - 現職
その他の職歴
第2代 中道改革連合代表
2026年2月13日 - 現職)
第4代 立憲民主党幹事長
代表:野田佳彦
2024年9月24日 - 2025年9月11日
第2代 立憲民主党政務調査会長
代表:泉健太
2021年12月2日 - 2022年8月26日
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総務大臣政務官鳩山由紀夫内閣菅直人内閣)、立憲民主党幹事長(第4代)兼総合選挙対策事務総長希望の党社会保障制度調査会長旧立憲民主党代表特別補佐[4]、立憲民主党政務調査会長(第2代)、衆議院決算行政監視委員長、同国家基本政策委員長を歴任した。

来歴

生い立ち

香川県高松市松並町に生まれる[5]。両親は美容室を営んでいた[6]高松市立一宮小学校に入学し、高松市立円座小学校を卒業。高松市立香東中学校香川県立高松高等学校卒業[7]。1994年3月、東京大学法学部卒業。在学中は港区三田にある香川県の県人寮香川育英会東京学生寮から通学した[8]。同年4月、自治省(現・総務省)に入省[7]。入省同期に重徳和彦がいる[9]。当時は入省すると最初の赴任先は希望が出せた。小川は「異文化圏に行きたい」「東京から一番遠い場所に行きたい」との思いから沖縄を志望した。財政局調整室での3か月の見習い期間を経たのち、沖縄県庁に赴任[10][11][12]。これを機に、高校時代の同級生で幼稚園の教諭をしていた女性と結婚[10][13]。翌1995年9月、沖縄で米兵少女暴行事件が発生。10月21日に宜野湾市で開かれた、事件に抗議する県民総決起大会に小川は妻と参加[14]

1996年、地域総合整備財団(ふるさと財団)に出向。1997年、本省に戻り、係長に昇進。「税制改正大綱」のための法律そのものを書く作業を任される。残業は月300時間。毎晩帰りは深夜2時で、官舎のあった千葉県習志野市までタクシーを飛ばす生活が1年半続く[15]。1999年、自治省の外郭団体「自治体国際化協会」のロンドン事務所に赴任。2000年に帰国し、金融庁に出向[16]

2001年4月、春日井市役所に出向し、企画調整部長に着任。当時仕えた市長の鵜飼一郎に心酔。「政治家として最も強く影響を受けた人の一人」とのちに小川は綴っている[17][18]。春日井市には2003年3月までいた[19]大臣官房総務課主査、金融庁信用課課長補佐などを歴任[20]

官僚として働くことに疑問を抱き始めていた頃[19]地下鉄日比谷線広尾駅で、高校の同級生だった『朝日新聞』記者の鮫島浩と偶然出会う。鮫島は当時、民主党幹事長菅直人の番記者を務めており、菅と幹事長代理の前原誠司(2001年9月~2002年9月在任)[21]から国政選挙に出ないかと熱心に誘われていたときであった。小川と鮫島はそのまま飲み屋に行き、鮫島が「民主党どう?」と尋ねると小川は出馬に積極的な返事をした。鮫島の紹介で小川は菅と会い、水面下で立候補に向けた準備が進む[22][23]

2003年7月3日、総務省を退職。7月4日、民主党香川県連は次期衆院選の香川1区に小川を擁立すると発表した[20]。同年11月9日の第43回衆議院議員総選挙に香川1区から民主党公認で立候補。自由民主党平井卓也社民党公認で元職の加藤繁秋、日本共産党新人、無所属新人など4候補を相手に戦い、次点で落選。比例復活もかなわなかった。

衆議院議員に初当選

内閣広報室より公表された肖像(2009年 撮影)

2005年第44回衆議院議員総選挙に再び香川1区から立候補し、再度、平井に敗れたが、重複立候補していた比例四国ブロックで復活し、初当選した。

2006年1月28日、民主党香川県連代表に就任[24]同年4月7日の民主党代表選挙小沢一郎と菅直人が立候補し、小沢が新代表として選出された。この選挙で小川は小沢に投票した[25]

2009年5月11日、小沢一郎が民主党代表辞任を表明[26]。小沢の辞任に伴う代表選挙(5月16日実施)では岡田克也の推薦人に名を連ねた[27]。同年8月の第45回衆議院議員総選挙では香川1区で平井を破り、初めて小選挙区で当選した(比例復活で平井も当選)。総選挙後に発足した鳩山由紀夫内閣総務大臣政務官に就任し、菅直人内閣まで務めた。

2009年9月24日、総務大臣政務官就任時の記者会見にて(中央)。長谷川憲正階猛

2010年7月11日の参院選香川県選挙区(改選数1)に自民党は全日本空輸従業員の磯﨑仁彦を擁立。民主党・社民党・連合香川は3者共闘で無所属の元高松市副市長の岡内須美子を推薦するも、磯崎が初当選した。7月12日、小川は岡内落選の責任を取り、県連代表を辞任した[28]

2011年8月26日、菅直人首相が民主党代表辞任を正式に表明[29]。菅の辞任に伴う代表選挙(8月29日実施)では前原誠司の推薦人に名を連ねた[30]。1回目の投票で前原に入れた小川は、決選投票では野田佳彦に入れた[31]。同年12月26日発行の『AERA』の特集「アエラが選ぶ日本を立て直す100人」に選ばれる[32]

2012年9月の民主党代表選挙では、第2次野田改造内閣の現職閣僚である環境大臣細野豪志に出馬を要請したが、原発事故担当相でもある細野は福島復興に引き続き取り組みたい意向を示し、出馬を断念した[33]

同年12月の第46回衆議院議員総選挙では、香川1区で平井に敗れたが、重複立候補していた比例四国ブロックで復活し、3選。

2014年2月23日、民主党県連の定期大会が開かれ、県連代表の玉木雄一郎の任期満了に伴い、新代表に小川が再び選出された[34]

同年12月14日の第47回衆議院議員総選挙では、香川1区で平井に敗れたが、重複立候補していた比例四国ブロックで復活し、4選。この選挙で民主党代表海江田万里が落選。海江田の辞任に伴い2015年1月18日に行われた代表選挙では、元幹事長の細野豪志の推薦人に名を連ねた[35][36]が、細野は決選投票で岡田克也に敗れた[37]

2016年3月27日、民主党に維新の党が合流し、民進党が結成。小川は同党県連代表に就任。県連は同年の参院選に向けて候補者擁立を目指したが難航。同年4月、日本共産党公認の党県常任委員の田辺健一を統一候補にする方向で調整に入った。しかし4月25日、民進党県議の岡野朱里子が立候補を表明すると、岡野での一本化に傾いた。党は事務所の立ち上げやポスター掲示などを急ピッチで進めた。全国で野党統一候補の擁立が進む中、共産党中央は、自党候補が皆無なことに態度を硬化。5月16日、小池晃書記局長は「田辺を野党統一候補にすることを実現したい」と述べた。5月19日夕方、小川は岡野に、党として立候補取りやめを決めたことを電話で伝えた。約2時間後、岡野はこれを承諾。翌5月20日、小川と岡野はともに記者会見に臨み、岡野の立候補辞退を正式に発表した[38][39]。全国に32ある1人区で唯一、香川県選挙区で共産党公認の野党統一候補が立つこととなった。7月10日の参院選で田辺は現職の磯﨑仁彦に大敗。7月11日、小川は県庁で記者会見し、独自候補擁立を断念したことについて謝罪し、県連代表を辞任する意向を表明した[40][注 1]

同年9月15日の民進党代表選挙では前原誠司の推薦人に名を連ねたが[42][43]、前原は蓮舫に敗れた。

2017年7月27日、民進党代表の蓮舫が、同月の東京都議会議員選挙の結果を受けて辞任を表明[44][45]。蓮舫の辞任に伴う代表選挙でも小川は前原を支持[46]。9月1日、前原は枝野幸男を大差で破り、代表に選出される。翌9月2日、前原は都内のホテルの一室にこもり、代表選で自陣営の選対本部長を務めた大島敦、小川らと党役員人事案を練り上げた[47]。9月5日、民進党は両院議員総会を開き、前原が提示した役員人事を承認した。小川は役員室長に就任した[48]

希望の党、無所属

2017年9月26日、希望の党代表の小池百合子東京都知事、民進党代表の前原誠司、連合会長の神津里季生は極秘に会談し、第48回衆議院議員総選挙に向けて民進党と希望の党が合流する方向で合意をした[49][50][51]。9月28日、民進党は両院議員総会を開き、希望の党への合流を決定[52]。9月29日朝、小川は毎日新聞の取材に応じ、「これだけの一強(自公政権)に対峙することに大義がないとは思わない」と述べ、合流に前向きな姿勢を示した[53]。10月1日、高松市上天神町に選挙事務所を開設[54]。10月2日、「民進党を離党して希望の党に公認申請する」と表明[55]。10月3日、希望の党は小川を含む192人の第1次公認を発表[56]。同日、共産党県委員会の松原昭夫委員長は、前年の参院選で共産党公認の野党統一候補が実現したことに触れ、「小川氏に苦心いただいたことに報いたい」と語った[57]。結局、同党は香川1区において小選挙区導入以来初めて、候補者擁立を見送り、事実上の小川の支援を行った[58][59]。社民党県連合は前回選まで小川を推薦してきたが、希望の党に移ったため、自主投票とした[60]

同年10月6日、小池は希望の党の選挙公約を発表[61][62]。9項目から成る政策集の中で「憲法9条をふくめ憲法改正論議をすすめます」「現実主義に立脚した外交安全保障体制を構築します」と訴えた[63]。安保法制の容認、憲法改正推進などが露わになると、小川は党の公認を受けたにもかかわらず、選挙期間中、「集団的自衛権の行使は違憲の疑いが強い」と主張。山井和則柚木道義らとともに、小池代表の路線に異論を唱えた[64]。10月15日の集会では、小池が政策協定書への署名を迫ったことについて「踏み絵に使うのは間違っている」と指摘し[65]、10月16日の街頭演説では「小池氏の物言いは『排除』などひどい。私の政治信条は変わらない」と述べた。このため前原は16日の応援演説を急遽キャンセルした[66]

同年10月22日、総選挙実施。平井に敗れるも、惜敗率97.323%により、希望の党が比例四国ブロックで獲得した1議席に入り、比例復活で5回目の当選を果たした[67]。10月27日、希望の党は両院議員総会を開き、11月1日の首相指名選挙渡辺周に投票する方針を決める[68]。小川は総会で立憲民主党の枝野幸男にすべきだと、小池を前に演説し、民進党解体を推し進めた前原と袂を分かつことになる[69]。11月10日の希望の党共同代表選挙後の党役員人事では社会保障制度調査会長に就任[70]

2018年5月7日、民進党と希望の党が合流して新党・国民民主党が結成。同日、小川は県庁で記者会見し、同党には参加せず、当面は無所属で活動すると表明した[71]

同年9月9日に立憲民主党の院内会派「立憲民主党・市民クラブ」への加入を表明し[72]、翌10日に加入した[73]。また、立憲民主党会派への合流に伴い、同党の幹事長特別補佐に任命された[74]他、同年9月11日、立憲民主党香川県連合の設立とともに顧問に就任した[75]。「立憲民主党・市民クラブ」はのちに「立憲民主党・無所属フォーラム」に改称した。

2020年6月13日、ドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』が公開。同映画は、2003年の衆議院議員総選挙初出馬以降の小川を撮り続けた大島新監督の作品で、第94回キネマ旬報ベスト・テンで文化映画ベスト・ワンを受賞した[76][注 2]

立憲民主党

2020年8月24日、旧立憲民主党の福山哲郎幹事長と旧国民民主党の平野博文幹事長は、野田佳彦が率いる無所属グループの玄葉光一郎、岡田克也が率いる無所属グループの小川と会談。4人は、旧立憲と旧国民が両グループを加えた形で合流新党を結成することで合意した[80]。同年9月10日に行われた新「立憲民主党」の代表選挙では枝野幸男の推薦人に名を連ねた[81]

2021年6月16日に通常国会が閉会すると、小川はその直後から定期的に小豆島に入った[82]。前回の総選挙で勝利した平井と比例復活の小川との票差は2,183票。そのうち約7割近い1,491票を占めたのが小豆島にある小豆島町土庄町であった[83]。島での票の取りこぼしは命取りになるため、両陣営とも任期満了が近づくにつれ、島嶼部に大きく力を割くようになった。小川は6月25日から政策秘書を小豆島に常駐させ[84]、500近い事業者を回らせた[82]。自身も7月から毎月、妻と2泊3日の合宿を行い、島民と対話を重ねた[85]。8月上旬、中村喜四郎とともに、自民が強いとされる古くからの主要産業の石材や醬油醸造業界を回った[82]

また、通常国会閉会後、選挙区内の街頭演説では、聴衆の質問や投げかけに答える「青空集会」というスタイルを貫いた。その中から、6月には、子育て世代の女性を中心とした「小川淳也さんを心から応援する会」(オガココ)が高松市に発足。夏には小川に賛同する写真家やデザイナーが参画するSNSチームが立ち上がり、InstagramYouTubeでの発信支援が始まった[86]。小川も自身のSNSの撮影者に映像作家志望のボランティアらを起用するなど、型にはまらぬ運動を展開した[87]

同年10月4日夜、岸田文雄首相は記者会見し、総選挙の日程を「10月19日公示、31日投開票」とすることを発表[88]。同日、香川県三木町出身で札幌市在住の元国会議員秘書の町川順子が香川1区からの出馬を決断[89][90][注 3]。10月8日、日本維新の会は香川1区に町川を擁立することを決定[90]。町川がかつて玉木雄一郎の公設第一秘書を務めていたことから[92]、Twitter上で、玉木が町川の擁立に関わったかのような書き込みが目立った[93]。10月10日、玉木はTwitterに「香川1区の維新の候補者擁立について、私は一切関わっていませんし、今後とも関わるつもりもありません」と投稿した[93][94]。10月12日、四国新聞が「維新新人に出馬断念迫る 香川1区、立民・小川氏」という見出しの記事を配信[93]。10月15日、町川は四国新聞の取材に応じ、自民党の県議から香川3区での立候補を勧められたと明かした[95][注 4]。また同日、会見し、正式に出馬表明した[96]

同年10月19日、第49回衆議院議員総選挙公示。香川1区からは小川、平井、町川の3人が立候補。四国新聞社は、共同通信社が19、20日の2日間実施した電話世論調査に、取材で得た情報を加味し序盤の情勢を分析。10月21日に「小川が先行し、平井が追走」と報じた[97][98]。10月31日、総選挙実施。投票締め切りの20時直後に朝日新聞は小川の当選確実を報じた[99]。敗れた平井は比例復活で当選した[100][101][注 5]。町川は得票率が8.98%だったため供託金を没収された[102]

同年11月2日、枝野幸男が党代表の引責辞任を表明[103]。同日、衆院選の当選証書付与式終了後、小川は報道陣の取材に応じ、「私なりの決意、腹は固まっている」などと述べ、代表選挙への立候補に意欲を示した[104]。11月18日、国会内で記者会見し、必要な推薦人20人を確保できたとして、正式に出馬表明した[105]。11月19日、代表選挙が告示され、届出順に逢坂誠二、小川、泉健太西村智奈美の4人が立候補した。しかしいずれの候補者も当選に必要な過半数のポイントを獲得できる見通しは立たなかった。「泉が1位で決選投票に進む」というのが大方の予測であり、誰が2位に入るかが焦点となった。投票日前日の11月29日、小川の陣営は、自分たちが2位に入るという確信のもと、逢坂・西村両陣営に働きかけ「2~4位連合」を結ぶことで合意した。決選投票の票よみは「小川160ポイント・泉125ポイント」。投票先がはっきりしない19人の国会議員全員が泉に投票しない限り、小川が勝利するという見立てだった[106]。11月30日、代表選挙実施。地方票が伸び悩み、小川は3位に沈んだ。決選投票により泉が代表に選出された[107]。12月1日、泉は党骨格人事を発表。小川を政務調査会長に起用した[108]。12月2日に開かれた両院議員総会で政務調査会長に正式就任[109]

代表選挙において小川は「青空対話集会」と銘打った集会を有楽町イトシア前で始めた。同集会は投票日前日まで計8回行われるが[110]、泉代表も参加した12月14日の集会からは、泉の意向により、党公認イベントとなった。毎週火曜日に有楽町駅前を中心に開き、12月18日には普天間基地移設問題で揺れる沖縄県名護市で開催した[111][112][113]

同年12月24日、衆院選における小川、平井、町川の攻防を描いたドキュメンタリー映画『香川1区』が公開された[114][注 6]

2022年7月の参院選で立憲民主党が議席を減らしたことで、小川は泉を除く執行部の刷新を主張[116]。8月10日の党臨時常任幹事会で参院選総括が了承され、翌11日に政務調査会長から退く意向を表明した[117]

2023年5月15日、立憲民主党代表の泉健太はBSフジの報道番組『プライムニュース』に出演した際、次期衆院選について、日本共産党と日本維新の会とは選挙協力を行わないと明言した[118]。共産党は反発。5月22日、立憲民主党との競合を辞さずに小選挙区での擁立を積極的に進める方針を示した[119]。6月16日、小川ら立憲民主党の有志は「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」を立ち上げ、記者会見し、泉代表に対し軌道修正を求めた。有志の会の発起人は小川、阿部知子稲富修二、小沢一郎、鎌田さゆり菊田真紀子手塚仁雄原口一博松木謙公谷田川元柚木道義湯原俊二ら12人。党所属の衆院議員の半数を超える53人が賛同し、「非泉」の動きが表面化した[120][121]

2024年9月に行われた立憲民主党代表選挙では、自身が筆頭副会長を務める党内最大グループの サンクチュアリは、グループの顧問を務める枝野幸男前代表を支援する方針を決めていたものの、小川は代表選挙で野田佳彦元首相の支持を表明し、小川は野田を支持するにあたりけじめをつける形で、グループに退会届を提出した[122]。選挙後の9月24日に、新代表に選出された野田は小川を幹事長に起用すると発表した[123]。一方で野田の人事は他陣営から「露骨な論功行賞だ」との反発も招き、党幹部の一人は小川の党務手腕が未知数なことを念頭に、「(代表代行兼選対委員長に就任した)大串博志氏が幹事長に代わり、党務全般の責任を持つことになる」との見方を示した[124]

同年10月15日、第50回衆議院議員総選挙が公示され、小川、平井、日本維新の会の町川順子、参政党の小林直美、日本共産党の田辺健一の5人が立候補した[125]。自民党は裏金問題統一教会問題、10月23日に発覚した非公認候補への2000万円支給問題などで逆風が吹き荒れた[126][127][128][129]。10月27日、総選挙執行。投票締め切りの20時直後に瀬戸内海放送は小川の当選確実を報じ[130]、小川は7期目の当選を果たした。自民党は比例四国ブロックで3議席を獲得。単独1位に登載された村上誠一郎を除く2議席のうち、1番目の惜敗率だった平井が比例復活で当選した[131][132]

2025年7月20日夜、第27回参議院議員通常選挙の開票が行われる中、党幹事長としてNHKの番組に中継出演し、躍進の見通しとなっている国民民主党や参政党との連携について「深く敬意を表したい。誠意をもって対応したい」と語った[133]。比例代表の獲得議席は立憲民主党7、国民民主党7、参政党7と横並びの結果だった[134][135][136]

中道改革連合

2026年1月、立憲民主党と公明党の合流により設立された新党である中道改革連合に参加。

2026年2月8日の第51回衆議院議員総選挙で平井を下し8選。自民党の歴史的勝利の中で、中道改革連合が小選挙区の議席を維持できたのは小川を含め7名のみであった。

衆院選の惨敗の責任をとって野田佳彦、斉藤鉄夫両共同代表が辞任したのを受け、中道改革連合の新代表の選挙が行われ、2月13日、小川が階猛を下して新代表に選出された[137]

政策・主張

経済政策

  • 民主党政調副会長として出演した2011年10月11日の日経CNBC番組では、個人的な見解として2050年までに消費税率を25%に引き上げる必要性に言及した[138]
  • 2022年6月10日、立憲民主党政調会長として一律5%への消費税減税とインボイス制度の廃止などを盛り込んだ消費税減税法案の筆頭提出者となり、野党4党(立憲民主党、共産党れいわ新選組社民党)で共同提出した[139]
  • 2022年7月20日にBS日テレ「深層ニュース」に出演した際には、立憲民主党が2022年参院選で時限的な一律5%への消費税減税を掲げたものの、有権者に響かなかった理由についてアナウンサーから問われると「2%物価が上がってますから、とにかく5%下げれば一息ついていただくことはできるだろう、とは思ってました。しかし、やはり財源の問題、あるいは社会保障の充実をこそ望む世論・国民の声、まぁやっぱり国民の声は単純じゃない。むしろもうちょっと本格的にこの国の構造問題、それは国民負担も含めて、そういうことを望んでおられる有権者もいらっしゃるなと、いうことは選挙戦通して感じてました。」と述べた[140]
  • 2023年1月2日、立憲民主党衆院議員としてテレビ朝日「朝まで生テレビ!」に出演した際には、税制改革について「再分配を強化し、適正課税と、そして適正歳出で暮らしと教育を底上げしていく。これが政治のなすべき最大の仕事だと。後は成長とかそういうことは民間に行って任せれば良い。」と述べた。消費税率は今後どうしていくべきだと思うかとの森永卓郎からの質問に対しては「最低で北欧並みの25%は必要でしょう。将来的にね。で、所得税だって昔70%、80%払ってましたよ。相続税だって強化する必要がある。再分配を徹底的に強化して、教育や社会的投資を圧倒的に増やさなきゃいけない。ある種人類はこれから持続可能性という価値に向かって下り坂を下っていくんです。その時に政治が無策であっちゃいけない。」と述べた。「日本の人口減は良いことだと言いたいわけ?」との田原総一朗からの質問には「良いこととは言わないが、私は肯定的に受け止めてる。人口減はある意味最大の希望なんだと。」と述べた[141][142]。2025年3月10日、立憲民主党の公式YouTubeのショート動画に幹事長として出演した際には、「消費税に関しては、今直ちに消費税上げるとか、上げようとかという議論は一切考えてません。本当に(朝生での発言が)誤解に繋がっていることは不徳の致すところで、相当大いに痛切に反省しています。(消費税率が)25%の北欧にあっても、食料品の軽減税率とか、相当効いているので、全体としての実質負担、実効税率は10%前後と言われており、それらを含めて本当はバランスよく正確に伝えなきゃいけないのに、番組のやりとりで苛烈・過激な、表面的な部分だけが切り取られて流通しているという、今の時代は当然それを前提に発言しなきゃいけないという反省も含めて、自らの不徳・至らなさを痛切に感じているところです。ただ一方北欧型の福祉社会が一つのモデルとして理想だという気持ちは今でも持っています。ただしそれは90%の高い投票率、政治家に対するものすごい信頼、そして子育てから教育・医療・介護・失業時・職業訓練・年金全てに不安がないという安心社会がセットになっての消費税を含めた国民負担なんですね。どの前提も日本にはないわけです。ですからこの議論(消費税25%)がひとり歩きしていることには、本当に自責の念というか、痛切な反省をしてるというのが正直な今の思いです。」と述べ、朝生での発言を謝罪・撤回した[143]。また同日、立憲民主党のYouTube番組「立憲ライブ」にも出演し、朝生での発言について「完全否定、完全撤回、完全謝罪したい」と述べた[144]
  • 2024年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[145]
    • 景気対策や育児支援などを目的として政府が国民に現金給付する政策のあり方について、「どちらかといえば所得制限は設けず、全ての人に公平に給付するべきだ」と回答
    • 財源確保のためには増税もやむを得ないと考える政策について、「その他」と回答
    • 経済政策で財政出動と財政再建のどちらを優先するかについて、「どちらともいえない」と回答
    • 経済全体の規模を大きくする「成長」と、富の移転で格差是正を目指す「分配」のどちらを重視するかについて、「どちらかといえば分配を重視すべきだ」と回答
    • 今の歳入の範囲で国の歳出額をどのようにすべきかについては以下のような立場を示している
      • 公共事業費について、「今のままでよい」と回答
      • 医療・介護費について、「どちらかといえば増やすべきだ」と回答
      • 科学技術費について、「どちらかといえば増やすべきだ」と回答
      • 公務員の人件費について、「どちらかといえば増やすべきだ」と回答
      • 生活保護費について、「どちらかといえば増やすべきだ」と回答
      • 子育て支援費について、「どちらかといえば増やすべきだ」と回答
    • 今後の日銀金融政策の方向性について、「金利上昇は慎重に行うべきで、ペースを遅らせるべきだ」と回答
  • 2024年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは、10%の消費税率について「当面は10%を維持すべきだ」と回答[146]
  • 2025年4月、自身のYouTubeチャンネルにて、2年前の自身の朝生での発言や、立憲民主党代表の野田佳彦が過去に内閣総理大臣として消費税の増税を決めていることから、代表・幹事長で増税コンビだなどと批判されていることについて、「今消費税を減税することはあっても、増税する可能性はゼロです。ビタ一文もありません。(立憲民主)党内では減税か給付かという議論はあるのでいずれそこは収束させなきゃいけないと思っていますが、増税という議論は全く皆無ですので、それは野田さんも私も含めて。そこは本当に誤解が伝わっていることを申し訳なく思っています。」と述べた[147]
  • 2025年5月7日の幹事長記者会見では、執行部として食料品の消費税率0%を同年参院選の公約に盛り込むことを決定したことについて、他の野党と一致して消費税減税を訴えていく考えはあるかとの記者からの質問に対して「既に役員の間、幹部の間では、法案提出という可能性については議論されているところです。物によっては、0%の主張、あるいは廃止。物によっては、5%への一律引下げ。物によっては、食料品ゼロ(税率)。そして、物によっては、期間が1年ないし2年。色々と各論では分かれているわけですが、概ね消費税の負担を引き下げて国民生活の安心と底上げを図りたいという点において一致できているとすれば、仮に法案を出すという話になったときには他党と連携するということは十分あり得ることでございまして、ご指摘を前向きに受け止めたい。なお、これは私の考えですが、今、自民党は揺れているのですか、石破さんがぶれているという報道もありますが、自民党が仮に消費税の減税を公約にしてくるとすれば直ちに法案を提出します。参議院選挙で問おうと思っていますが、問う必要もありません。参院選前に実現・実行するというのが本来あるべき姿ですから、それぐらいの構えで、この問題は真剣に取り組みたい。そう思っています。」と述べた。また、食料品の消費税率0%は飲食店に打撃を与えるとの国民民主党の玉木雄一郎からの指摘については「例えば仕入れ税額控除が減少するとか、客観的に受け止め、当方としてもしっかり議論を煮詰めなければいけない。あるいは、飲食店での外食と食料品を買って帰る場合の消費税率の差が2から10になるということが与える影響についてどうだと。必ずしも恣意的と申し上げているわけではなく、各論においてよく詰めなければいけない部分の問題提起としては受け止めているのです。しかし、それは総じて、今の物価高の中で、収入も十分に上がらない、非常に生活を逼迫しているという状況の中で、食料品のゼロ税率を望む国民の声、消費者の声、有権者の声を覆すほどの論点なのか。あるいは、だからといって飲食店が食料品の仕入れに消費税がかかることを果たして望むのかということも含め、大勢を覆す議論にはなり得ないというのが私の認識です。なおかつ、食料品を仮にゼロ税率で仕入れできた飲食店が価格を据え置くという前提でその議論をされているんですね。その場合、仕入れ税額控除との差額である納税消費(税)額が形式上増えるというのは電卓を叩けばそうなのですが、通常ですよ、ゼロ税率で仕入れた食料品、そうすると飲食店の小売価格はそのままなのか、場合によっては下がるのか。下がれば受入れ消費税額との差額を支払う納税消費税額はその分減るわけですし、場合によってはそれでお客さんが増える、売上が上がる、利益が上がるというようなことも、精緻にシミュレーションしようとすれば必要な議論ですから、何だかその、少なくとも批判のための批判にはならないようにお気をつけいただきたいとは思っています。」と述べた。そういった諸々のことを他の野党とも詰めていきたいということかとの質問には「中身はもうシンプルなのですね。食料品はゼロにするということですから。あとは、飲食店さんがどういう価格設定をされるのか。そのことによって納税消費額が店によってどういうふうに変動するのか。そこはちょっと一方的な議論なり批判にならないように先方も気をつけていただかないと、という意味です。ちょっと私が申し上げたいのは、理論武装すべきはしなければいけないのですが、食料品にかかる消費税の負担を減らしてほしいという国民の声、それは飲食店も含めて、それを覆すほどの議論の大勢になり得るのか。議論として大局に立った議論なのか。そこは見失わないようにしていただきたい。それはあわせて申し上げたいと思っています。」と述べた。複数税率が残り、インボイス制度を廃止できないことについては「それも事の軽重で、インボイスを廃止するために食料品に10%消費税かけてくださいという国民はどれほどいらっしゃるのですか。食料品がゼロ税率になるとすれば、結果として、経過的に、将来的な制度設計は別ですよ、原則1年、最長2年というお話を申し上げていますが、その間にインボイスが仮に残るとしても、食料品にかかる消費税の負担が下がることは暮らしを底支え、後押しすることになると。その議論の大局・大勢が、この際、重要であるということを申し上げています。個別論点として否定はしていません。議論の大局・大勢に立って総合判断すべきだということを申し上げています。」と述べた[148]
  • 2026年衆院選のNHKの候補者アンケートでは以下のような立場を示している[149]
    • 自治体向け交付金に「おこめ券」などによる食料品支援の枠を設けること、電気・ガス料金の補助、子ども1人あたり2万円の児童手当の上乗せなどが盛り込まれた政府の経済対策について、「あまり評価しない」と回答
    • 高市内閣が掲げる「責任ある積極財政」が日本経済や財政状況に与える影響について、「悪い影響がある」と回答。理由について、「対GDP比で政府債務を管理するということのようだが、そもそもGDPは政府の管理下にない。無責任である」と回答。
    • 消費税減税に「賛成」と回答。どのように減税すべきかについて、「党として、食料品にかかる消費税の減税を訴えている」と回答。
  • 2026年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[150]
    • 消費税について、「限定的に減税するべきだ」と回答
    • 経済政策で財政出動と財政再建のどちらを優先するかについて、「どちらともいえない」と回答
    • 経済全体の規模を大きくする「成長」と、富の移転で格差是正を目指す「分配」のどちらを重視するかについて、「どちらかといえば分配を重視すべきだ」と回答
    • 今の歳入の範囲で国の歳出額をどのようにすべきかについては以下のような立場を示している
      • 公共事業費について、「今のままでよい」と回答
      • 医療・介護費について、「どちらかといえば増やすべきだ」と回答
      • 科学技術費について、「どちらかといえば増やすべきだ」と回答
      • 公務員の人件費について、「今のままでよい」と回答
      • 生活保護費について、「今のままでよい」と回答
      • 子育て支援費について、「どちらかといえば増やすべきだ」と回答
  • 2026年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[151]
    • 10%の消費税率について、「食料品の税率をゼロにすべきだ」と回答
    • 高市首相が掲げる「責任ある積極財政」について、「無回答」と回答
  • 新党「中道改革連合」の代表選挙に立候補し、YouTubeチャンネル「ニコニコニュース」の候補者討論会に出演した際には、具体的にどんな国家像を描いているかとの質問に対して「何度も申し上げているように私は構造的にアプローチしたいと思っていて、そうするとじゃぁ今日本が抱えてる構造問題って何だと、最大のものの一つは人口減少でしょう。そして最大のものの一つは超高齢化と超少子化でしょう。人口構成がつまり昭和から大きく変わっているわけですね。(20年前から言われているとの指摘に)いや、深刻化してきてるのはここ何年かなんですよ。最初は人口減たって毎年マイナス5万人とかその程度だった。今毎年100万人程度になってるわけで、そうするとね、どうやって経済、地域社会を維持していくかというのは昭和の発想ではどうしようもない課題に直面しているんですね。それから日本の社会保障制度だって、かつて昭和の時代、高齢化率は5%だった。当時若者の社会保険料は数%だった。今高齢化率30%、若者の社会保険料は30%まで来た。これ(近い将来)40%まで行くんですよ。どうやって社会保障制度をリフォームすればこの社会は持続可能なのかという、これも重たい課題がある。そしてそれらに目を瞑って継ぎ接ぎで騙し騙しやってきた結果、莫大な財政赤字が積み重なってるでしょう。で金融政策が可動域を失ったでしょう。が叩き売られたでしょう。アベノミクスが始まる前1ドル=70円ですからね。今150円以下でしょう。もう円の価値が半分以下になった。で、この安くなった円で国際的に値上がりをしている食料を7割輸入依存し、エネルギーの9割を輸入依存しているわけです。これらの構造問題を、だからどうやって地域社会と経済を維持し、社会保障をリフォームし、円の価値を保持し、食料とエネルギーの国産化を進めていくのか、こういう大胆なグランドデザインが必要なんですよ今は。」と述べた。また、財政政策緊縮財政を志向している財務省寄りなのか否かというユーザーからの質問に対して「その、ちょっとご質問の意味が分からないんですけど、財務省寄りって、財務省は使う対象であって、使われる対象ではないので、あのきちんと国の勘定・算盤はやってもらわなきゃいけませんが、彼らに使われる筋合いにないということをはっきり申し上げたいと思います。それから、積極財政というのは是非採用しないと色々と社会の綻び、穴、石ころが転がってますから、社会を温かく柔軟なものにするには小さな政府で何でも市場原理だと言うわけにはいかない時代なので、超高齢化と超少子化で。だから積極財政は必ずやります。一方、その財源を全て赤字国債で良いんだと言うかどうかが問題で、時に振れ、例えば東日本大震災、例えばかつての阪神大震災、様々な時に、コロナもそうですよ、(大不況時は)赤字国債を恐れずに大胆に、それこそ借金してでも積極財政だという時もあって良いでしょう。一方、平時から何でもかんでも赤字国債で良いんだということでやった結果として、これだけ円の信認が落ちてるわけでしょ。円の信認が落ちたことで物価高で国民生活を苦しめてるわけでしょ。だから平時においては、できるだけ根拠のある積極財政をやらなきゃいけないし、ということを実践していきたいと思ってます。」と述べた[152]
  • 新党「中道改革連合」の新代表に選出された直後の記者会見では、基本政策に明記されている食料品の恒久的な消費税率0%について、「恒久化したいというのが現時点における党の見解だ」と説明し、当面維持する方針を示した。他国にも例があると主張して「筋の悪い話だとは思っていない」と訴えた。財源に関しては「一層詰めた議論をしていく必要性はある」と述べた。また、自民党が2年間限定で食料品の消費税率0%を実施すると主張していることについて、「今どうこう申し上げる状況にはない」と語るにとどめた。高市首相が呼びかけている国民会議への参加については「国民会議への参加については、与党側の正式な打診をよく見極めないといけない。国民会議という看板は美名だが、単なる(検討したという)アリバイ作りの共犯にさせられるだけなのか、それとも真摯に国民生活を何とかしようと思っているのか、その辺の見極めも含めて慎重に対応したい。」と述べ、慎重に検討する考えを示した。また、高市首相も主張するようになった給付付き税額控除については、給付の方が減税よりも税負担する余力が少ない人にメリットが大きいと指摘し、「どちらが恒久的に望ましいかと言えば給付だ」と強調し、導入に意欲を示した。また、高市首相が掲げる「責任ある積極財政」については、政府債務残高の対GDP比を引き下げる方針に関し、「政府のコントロール下にないGDPとの対比は責任ある態度と言えるのか」と疑問を呈した[153][154]

外交・安全保障

  • 2012年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[155]
    • 政府による尖閣諸島の国有化を「評価する」と回答
    • 中国に対して、日本政府は「対立を避ける努力をすべきだ」と回答
    • 輸出入関税を原則ゼロにするTPPへの参加に「賛成」と回答
  • 2014年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[156]
    • 日本による過去の植民地支配と侵略を認めて謝罪した村山富市元首相の「村山談話」について、「見直すべきでない」と回答
    • 従軍慰安婦の移送や慰安所の設置に旧日本軍が関与したことを認めた河野洋平元官房長官の「河野談話」について、「見直すべきでない」と回答
    • 同年12月10日に施行された特定秘密保護法をはじめ、こうした法律は日本に「必要でない」と回答
  • 非核三原則については以下のような立場を示している
    • 2012年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは、日本の核武装について「将来にわたって検討すべきでない」と回答[155]
    • 2021年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは、日本の核武装について「将来にわたって検討すべきではない」と回答[157]
    • 2024年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは、日本の核保有・核共有について「日本は核保有も核共有もすべきではない」と回答[146]
    • 2026年衆院選のNHKの候補者アンケートでは、非核三原則について「維持すべき」と回答[149]
    • 2026年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは、日本の核保有・核共有について「日本は核保有も核共有もすべきではない」と回答[151]
  • 集団的自衛権の行使や安全保障関連法に対する賛否については以下のような立場を示している
    • 2012年衆院選の候補者アンケートでは以下のような立場を示している
      • 朝日新聞の候補者アンケートでは、憲法改正か解釈変更して集団的自衛権を行使できるようにすることに「どちらかと言えば反対」と回答[158]
      • 毎日新聞の候補者アンケートでは、集団的自衛権の行使を禁じた政府の憲法解釈を「見直す必要はない」と回答[155]
    • 2014年衆院選の候補者アンケートでは以下のような立場を示している
      • 朝日新聞の候補者アンケートでは、集団的自衛権の行使を認める閣議決定が行われたことを「どちらかと言えば評価しない」と回答[159]
      • 毎日新聞の候補者アンケートでは、集団的自衛権の行使に「反対」と回答[156]
    • 2017年衆院選の朝日新聞の候補者アンケートでは、安保法制について「どちらかと言えば評価しない」と回答[160]
    • 2018年5月1日のKSBの取材では、「集団的自衛権の行使については極めて慎重な立場です」と述べた[161]
    • 立憲民主党政調会長時代の2022年6月3日の記者会見では、同党が同日に発表した同年参院選の公約において、「安保法制の違憲部分の廃止」が公約末尾の「主な政策項目」に小さく盛り込まれるだけになったことについて記者から理由を問われ、「国防の充実、強化に矛盾するととられかねず、わざわざ重点政策に掲げることは控えた」と明かした[162]
    • 新党「中道改革連合」の代表選挙が同日午後に行われるのを前に、午前に同じく立候補していた階猛と記者団の取材に応じた際には、中道の基本政策に明記されている安保法制に関する見解は踏襲するのかとの質問に対して「踏襲します」と述べた[163]。新代表に選出直後の記者会見では、安保法制について「今回政権公約上、存立危機事態の条文を廃止するという主張についてはいったん脇に置いたという認識です。で、ここから先、これ大事なことなんで時間をいただきます。これまでの戦後の日本の専守防衛政策は自国の国土並びに国民が攻撃をされた場合に限って、必要最小限の反撃をやむをえず行う、というのが日本の長らく専守防衛とされてきた安全保障政策の基本です。しかし存立危機事態の条文が立ったということは、自国の国土と国民が直接攻撃にさらされていなくても、他国への攻撃によって自国の存立が脅かされた時に実力行使を認めるということになったわけです。釈迦に説法な方はごめんなさい、でも大事なことなのでちょっとちゃんと聞いてほしいんです。自国の国土と国民が攻撃されたかどうかは解釈の余地がありませんよね。事実ですから。他国への攻撃をもって自国の存立が脅かされたかどうかは誰がどのように解釈し判断するんですか。そこが極めて大きな戦後の安全保障政策の転換なんです。かねてから、存立危機事態に関する条文があること自体が憲法違反になる可能性がある、という議論を展開してきていたのが立憲民主党に所属していた時代の立場でした。しかしここはあえて、あれから10年以上が経過し、ウクライナでは戦争が起こり、パレスチナではあれだけの方が亡くなり、国民の国防意識も高まり、国の安全保障への関心はかつてなく高まっているという状況変化と、そして法的安定性の両面から条文の削除そのものを議論するということは脇に置くというのが今回の党の主張の私の理解です。しかしこれを安易に運用することは許されないと思っています。したがって既に問題になりましたが、台湾海峡中国海軍が出てくれば直ちに存立危機事態であるかのような無責任な言いぶりや、国民をあおるようなやり方は極めて不適切で、仮に条文の削除や改正の議論を脇に置くとしても、この適用は極めて慎重で厳重な管理の下に置かれなければならない。そうしないかぎり本来憲法9条ならびに前文が予定してきた日本の徹底した平和主義は根底から脅かされることにつながりかねない。」と述べた。続けて「この条文はそもそも生い立ちから言っても安倍さんはやりたかったんでしょう。何の制約もない集団的自衛権を。だったら9条改憲を正面から国民に問えば良かったじゃないですか。それをせず、姑息に解釈改憲に逃げ込み、そしてブレーキをかけたのが公明党だったというのが私の認識です。自国の存立が脅かされている時にあっても実力行使が一切できないということはあり得ませんからね。国家の存立において自国の存立が脅かされているのに一切の実力行使ができないということはあり得ませんから、それはそれでいい。しかしその自国の存立が脅かされているという事態を誰がどのように判断をし解釈をするのかと。あまりにも広い余地を残していることが極めて大きな問題であり、厳格適用、極めて慎重な運用が現行憲法上固く求められることである。それが私の見解です。」と述べた[164]
    • 2026年3月19日の日本記者クラブでの記者会見では、安保法制について「安保法制に関して従来立憲民主党は『違憲部分を見直す』という言い方をしてきました。違憲部分が何なのかということは明言を避けてきたわけですが、まぁはっきり申し上げて実態から言えば、違憲部分の疑いがあるのは存立危機事態であるということは明確だと思います。そして、その観点から言うと違憲部分を見直すという主張を具体的に翻訳すれば、存立危機事態の条文を削除するということではないかと、私なりに党の一員として想像をしておりました。それで、中道になって違憲部分を見直すということは少なくとも主張としては控えたわけですから、存立危機事態の条文削除を求めるという姿勢は傍に置くと、横に置くということにならざるを得なかったと理解をしています。このことに対する批判があるとすれば、それは真摯に受け止めたいと思っています。しかし一方、当時2015年、その後のウクライナ侵攻、そしてパレスチナでのああした武力衝突、そして現在のイラン攻撃ホルムズ海峡。あの、状況は刻々と変化をしており、極めて外交・安全保障環境が厳しくなり続けているという認識はあれから10年、11年、まず現実認識として持つ必要があると思います。それからもう一つは、10年も経つともう一つの価値として法的安定性という側面は否応なく生じてきます。つまり、政権が代わるたびに、私は政権交代を目指してますとね、政権が代わるたびに安全保障政策の根幹になる条文や法律まで変わるのかということに対する法的安定性という観点からの議論は一つ必要だろうという意味で、現状自分自身を納得させているというのが偽らざる心境です。その上で申し上げます。存立危機事態が、ああいう条文になっていることは他ならぬ公明党の尽力があってこそのことだと受け止めています。安倍さんはもうちょっとフリーハンドで、思い切ってやりたかったんだろうなと想像しています。だったら9条改正を国民に、正面から問えと、私は亡くなられた安倍さんに申し上げるのは非常に恐縮ですが、常々そう思っています。あそこを安倍さんが本気なら、9条改憲を掲げて正面突破を図るべきだったと、それができなかったことがあの安倍さんをもってしても限界だったんじゃないかというふうに私は受け止めています。あの、この政策に関し賛成もしてるわけではないんですが、法の支配という観点から、法治国家という観点からそう思っています。それで現状申し上げた前提で、この存立危機事態の条文削除を求めない以上、この条文が解釈次第でいかに運用され得るかの幅が広すぎるということが最大の危機であり、最大の疑念であり、最大の焦点ですね。これまで日本が伝統的に取ってきた専守防衛政策は、自国の国土及び国民に対する直接攻撃ですから。これに対する反撃ですから。ほとんど解釈の入る余地はありません。事実ですから。しかし何が他国への攻撃で、自国の存立を明白に脅かすことなのかは政府に委ねられた解釈であるということが最大の問題です。したがって極めて不安定な状況下にこの条文は存立しており、この解釈運用のあり方次第では、現行の憲法秩序全体に照らした時に、直ちに違憲に繋がり得る解釈適用の余地を残しており、逆に言えば、極めて厳格に解釈した暁には、現行憲法上是認され得る自衛権の行使、実力行使に止まり得る可能性を持っていると。ですから、これは具体の事象をどうチェックするのだと言われると、極めて今具体的にお答えできる環境ではありません。それは高市総理、安倍総理が、どんな事態が存立危機事態なのかということを先回りして具体的に言うことは避けたいと言ってきたこととパラレルだと。野党の側といえども、それは先回りをして明示的に言うことは困難だと。それを率直に認めた上で極めて限定的、厳格な解釈を行われるべき規定であり、それは、そのタガを外れれば、直ちに全体の憲法秩序に違反する恐れがある規定だということを旨として、国会論戦なり、国会の議論に向き合っていきたいと思っています。」と述べた[165]
  • 沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場を同県名護市辺野古に移設する計画については以下のような立場を示している
    • 2012年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは、普天間飛行場の移設先について「名護市辺野古」と回答[155]
    • 2021年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは、「政府は埋め立てをいったん中断して、沖縄県と話し合うべきだ」と回答[157]
    • 2024年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは、「どちらかと言えば反対」と回答[146]
    • 新党「中道改革連合」の代表選挙に立候補し、YouTubeチャンネル「選挙ドットコム」の候補者討論会に出演した際には、「私はかつて沖縄県庁に2年間勤務し、県民の痛みを肌で知っている。心情としては無条件に普天間を返してほしいし、埋め立ては止めたい。しかし、民主党政権時の『最低でも県外』が沖縄県民を失望させた歴史も知っている。現実の政治として、代替案なく期待値を上げすぎたり失望させたりすることは避けなければならない。今の立場で言い切れるのは、現状このギリギリまでだ。」と述べた[166]。新代表に選出された直後の記者会見では、前共同代表の野田佳彦が、2026年衆院選終了後に中道としての辺野古移設に対する見解について結論を得ると述べていたことについて、「(辺野古移設は)極めて複雑で難しく感情にも配慮しなければならないセンシティブな問題だ」「必要もないのに軽々に期限を区切ったり、前のめりになったり、先走ったりするつもりはない」と述べ、結論を得ることを急がない方針を示した。また、「今どうしても最低限見解を示すことがあれば対応したい」とも述べた上で、「心から望んで辺野古を埋め立てたいと思っている人は国民にどれほどいるのか極めて疑わしい」と語った。民主党政権下で当時内閣総理大臣の鳩山由紀夫が普天間飛行場の移設先について「最低でも県外」と発言し、結果的に移設先が見つけられず、辺野古案に戻したことで沖縄県民の混乱を招いたことについて、「当時の鳩山総理の志やよし」と述べた上で、「現実にどこで受け入れてもらえるのか。現実の政治日程に載せる可能性がどの程度あったのか。民主党政権の中にいた人間として、物言いは慎重であらねばならない。」と強調した[167]
    • 2026年4月30日に反町理のYouTubeチャンネル「NEXTV LAB」に出演した際には、同年3月に発生した辺野古沖抗議船転覆事故について、「(事故が)平和学習に与えたダメージは極めて大きいと思いますよね。ただ、現状あまり政治的に捉えすぎることは良くなくて、やっぱり船舶の安全運航管理がどうだったのか、監督責任、施行者としての責任、ちょっと高校生を、まぁ乗組員の方もそうですけど、やっぱり本当に無辜な高校生の命が失われてる以上、ちょっとあまり政治問題化、政治的に捉えすぎることは敢えて控えて、ちょっと純粋な、その、安全管理の問題としてまずは真相究明と再発防止に徹しないと、これをあまり政治問題化すること自体には、ちょっと、あの、賛成しがたい。」と述べた。辺野古移設については「今現状公式に申し上げているのは、どうあれ沖縄の支部長、党役員はじめとした地域の声に寄り添いたいというのが第一。第二は、(移設に)喜んで賛成してる人はいないけど、(中道改革連合の)党内にね。もしかしたら自民党にもいないかもしれない、喜んで賛成してる人は。だけど、これの賛否について、明確に言い切る、あるいは強い姿勢を打ち出す時は、裏付けをもってしたいと。裏付けのない状態で『最低でも県外』『副案がある』と言ったのが、私も当時驚きましたけど、政権内にいて。あれが民主党政権時代の最大の反省であり、教訓の一つなんですね。なので、地域の声に寄り添いたいが、賛否を含めて強い打ち出しをする時は、裏付けをもって言いたい。最後に、第三に、今辺野古をどうするかに焦点が当たってることは理解するんです。理解するんだけど、本当に大事なこと、一番大事なことは地位協定の問題や、嘉手納、その他含めて、もっと言えば横田空域や、思いやり予算や、日米同盟の構造矛盾というのは、世界標準から言った時に多々あるので、全体としてこれをよりフェアな同盟、そして地域の理解と納得、沖縄を含めてね。もっと言えば7割、8割方沖縄なんだけど、負担軽減を進めていくというのが一番大事なことですよね。辺野古単体に焦点が当たる地域事情、歴史事情はよく理解するんですよ。よく理解するんだけど、そこは実は本当の本筋ではない可能性があって、全体を含めてどう基地負担、不条理な同盟関係を正していくのか、下げていくのかが本当の論点なので、ちょっとそこは辺野古の批判や、いろんな要請は全部受け止めたいと思ってるんですけど、そこは忘れたくないと思ってるんですよ。」と述べた[168]
  • 2021年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[157]
    • 敵基地攻撃能力の保有に「反対」と回答
    • 歴史問題や領土問題などで対立する中国や韓国との向き合い方について、「政府の今の外交方針でよい」と回答
  • 2024年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[145]
  • 2024年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[146]
    • ロシアから侵攻を受けているウクライナに対する支援について、「今の支援方針でよい」と回答
    • 台頭する中国との付き合い方について、「関係強化を優先すべきだ」と回答
    • 防衛費増額の財源確保に向けて法人税など3つの税目で増税するとしている政府の方針について、「防衛費増の方針に賛成するが、そのための増税はすべきではない」と回答
    • 日米地位協定について、「見直す必要はない」と回答
  • 2026年衆院選のNHKの候補者アンケートでは以下のような立場を示している[149]
    • 日米関係のあり方について、「日米同盟だけに依存せず、国際協調を重視すべき」と回答
    • 政府は対中外交にどう臨むべきかについて、「関係改善をより重視すべき」と回答
    • 防衛力の強化について、「強化は必要だが防衛費は抑制すべき」と回答。理由について、「現実的な安全保障政策の観点から、防衛装備を整えることの必要性は認めるが、検証と説明責任が大前提」と回答。
    • 防衛装備品の海外移転に関連して自民党・日本維新の会両党がいわゆる5類型を撤廃すると主張していることについて、「その他」と回答
  • 2026年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[150]
    • 防衛費や海上保安庁予算を含む安全保障関連費の適切な規模について、回答しなかった
    • 迎撃ミサイルや護衛艦などを含む防衛装備品の輸出拡大に「どちらともいえない」と回答
    • 日米関係の強化に「どちらともいえない」、日中関係の強化に「どちらともいえない」、日韓関係の強化に「どちらかといえば賛成」と回答
  • 2026年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[151]
    • 日米関係について、「日米関係は大切だが、他の国との関係強化にもっと力を入れるべきだ」と回答
    • アメリカによるベネズエラ攻撃で同国のマドゥロ大統領を拘束したトランプ大統領の対応について、日本政府として「批判すべきだ」と回答
    • 中国との付き合い方について、「無回答」と回答。最後の質問の後に設けられていた「衆院議員になって最も力を入れたいことや、回答に付け加えたいこと」にて、「問7の中国との付き合い方について。そもそも問題を引き起こす対応をすべきでない」と回答。
    • 台湾有事に関連した高市首相の「どう考えても存立危機事態になり得る」との答弁について、「問題があったと思う」と回答
  • 2026年4月23日に衆院にて自民党・日本維新の会・中道改革連合・国民民主党・参政党・チームみらい・日本保守党の賛成多数で可決した「国家情報会議」設置法案について、自身のXに「本日、衆院本会議で可決。中道改革連合は無条件ではなく、付帯決議を付した上で賛成しました。この法案には明確な懸念があります。・プライバシー侵害 ・政治的悪用 これは断じて許されません。一方で外国勢力による工作やサイバー攻撃、偽情報など、現実の脅威から目を背けることもできない。だからこそ、・プライバシー保護 ・政治的中立性の確保 ・不適切なタスキングの禁止などを付帯決議に明記し、歯止めをかけました。本来求めていた条文修正は受け入れられませんでした。そのため、問題点は国会質疑で一つひとつ確認し、答弁として議事録に残しています。それでも不安が残ることは承知しています。施行後の運用を厳しく監視し、問題があれば即座に追及します。白紙委任ではありません。私たちは一貫して、国民の自由と人権を守る立場から臨みます。」と投稿した[169]

エネルギー

  • 2012年衆院選の朝日新聞の候補者アンケートでは、「定期検査で停止中の原子力発電所の運転再開はやむをえない」という意見に「賛成」と回答[158]
  • 2012年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[155]
    • 今後のエネルギー政策について、原子力規制委員会の「新基準を満たした原発は再稼働すべきだ」と回答
    • 2030年代原発ゼロを目指すとしている政府の方針について、「支持する」と回答
  • 2014年衆院選の候補者アンケートでは以下のような立場を示している
    • 朝日新聞の候補者アンケートでは、原子力規制委員会の審査に合格した原子力発電所の運転再開に「どちらかと言えば賛成」と回答[159]
    • 毎日新聞の候補者アンケートでは、原発は日本に「必要だ」と回答[156]
  • 2017年衆院選の朝日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[160]
    • 原子力規制委員会の審査に合格した原発の再稼働に「どちらとも言えない」と回答
    • 今すぐ原発を廃止すべきか、将来も原発は電力源の一つとして保つべきかについて、「どちらとも言えない」と回答
  • 2021年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[157]
    • 政府が新たな温室効果ガス削減目標として掲げた「2030年度までに13年比46%削減」について、「目標を引き上げるべきだ」と回答
    • 原発について、「当面は必要だが、将来的には廃止すべきだ」と回答
  • 2021年立憲民主党代表選挙では、エネルギー政策について「私は外交・安全保障政策とエネルギー政策に極めて現実感覚、安定的な運営が求められると基本的に思ってます。で、将来的には確実に再エネを中心とした、持続可能性を回復した状態に是非持っていきたい、と思っているんですが、当面のところまぁあの3.11事故というのは本当にあってはならないことですし、その多くの犠牲、そして今もなお苦しんでおられる方々が沢山いらっしゃるということを本当に胸に刻んだ上で、ただし当時よりかなり厳格な管理、厳格な基準が進んでいることも踏まえて、これ決して進んで前向きに再稼働というつもりはないんですが、極めて限定的に、将来の原発そして化石燃料からの卒業、確実な卒業に向けてやむを得ないことはあるだろうというふうに認識しています。」と述べ、限定的に原発の再稼働を容認する考えを示した[170][171]
  • 2024年4月、街頭演説にて聴衆から原発や再エネを今後どうしていくべきか問われると「私は将来的に、数十年単位と申し上げたいと思うんですが、確実に再エネを中心としたエネルギー構造に転換していきたいと思っています。しかし、この20年、30年で言えば動かせる原発は、あの、極めて厳格審査した上で有効活用せざるを得ないという立場です。それが基本的な立場です。で、参考までに少しだけそのためにどうすべきかということも申し上げたいと思うんですが、今日本では実は太陽光発電がだいぶ入ってきました。それで最近山の上に随分アクロバティックに着いている太陽光発電所を目にされますよね。それはちょっと大丈夫かなと、思われることも増えてきたと思います。それもそのはずでして、既に平地あたりで言えばヨーロッパは超えたと言われているんです。ヨーロッパは平地がほとんどなんですね、あんまり山がない。日本は山がほとんどです。そういう意味で平地に太陽光発電所を着けるのはもう既に限界、そして山を切り開いて着けるのも、ちょっとこれはこれ以上なかなか限界じゃないかと感じております。ただし建物とか、住宅はまだ余地があるので、それは着けていくことになるでしょう。最近報道でもご覧になった方いらっしゃると思うんですが、特に九州を中心にこの再エネ発電が随分大きくなりまして、特に今のこの春先、秋、冷暖房を使わない時期は太陽光発電が余るんだそうですね。電気が余ってしまう。そこで送電網から切り離して、発電してるけどもその電気を使わないということまで起きてきています。ということは、これは当然そうなんです。風が止まれば風車は止まります。雨が降れば太陽光発電は精度が落ちます。ですからこの気候によって随分変わってしまう再エネを安定的に使っていくには、一つには蓄電池、それからもう一つは用水発電と言いますが、その余った電気でダムの水を汲み上げて、そして足りない時にダムの水を下ろして水力を発電していく。それからもう一つは、今福島でやられているんですが、この余った再エネで水素を作る。昔子供の時やりませんでした?水を電気の力で電気分解して酸素と水素に変えていくということを。あの小学校の(理科の)実験でやったことを今福島で大々的にやってるんですね。そういうことも含めてトータルで進めていかなきゃいかんと思ってます。そして私はこの夏、できればどうしても見に行きたいものが一つありまして、日本では太陽光がそろそろ限界に来てると申し上げました。それからヨーロッパで増えてきてるのが、最近海に着けた洋上風力発電なんですね。海の上の発電なんです。ところが日本には遠浅の海が少ないんです。瀬戸内海は別ですが、太平洋日本海側もすぐ深くなるんですね。そしたら遠浅の海に設置することが日本の場合は難しい。ところがです、長崎県五島列島でいよいよ運転が始まったのが、浮体式の風力発電と言います。海に浮かばせる形の風力発電がいよいよ日本でも始まりました。これを目一杯太平洋や日本海に仮に浮かべたその暁には、今の日本国内の消費電力の3倍近い、2倍以上の電力供給がこの洋上風力によってできるということが試算されています。ですから、原発に戻りますが必要なものについては厳格に審査をして、極めて抑制的に運転運用させていただく。しかし将来的には確実にただいま申し上げたいくつかの手段を駆使して、再エネで安定的に供給できるような持続可能なエネルギー構造を作っていく。」と述べた。最後に核融合についても触れ、「今核融合という議論がなされています。核分裂の、原子力発電所は伊方もそうです、全国がそうなんです、世界中がそうなんですね。ウランという重い燃料を分裂させることで発電していますが、これはその過程で厄介な放射性廃棄物が沢山出ます。それに苦しむわけです。ところが核融合は軽い原子、水素と水素をぶつけてヘリウムを作る。ですからウランとかプルトニウムとか厄介なものじゃなくて、水素とかヘリウムといういわば安全な軽い原子を使って莫大なエネルギーを獲得するという技術革新、技術開発が今行われています。これがもし万一実用化に至ることができれば、ちょっと今まで考えてきたエネルギー構造はガラッと変わっていく可能性もあると思いますが、現状今直ちにその実用化を前提に再エネの推進や、あるいは原発の抑制的な活用を疎かにすることはできませんので、まずは現実的なエネルギー政策を取りつつ、将来は核融合のような現段階では夢の技術と言われているようなものについても、これは研究開発を進めていくということが求められるんではないかと思います。」と述べた[172]
  • 2024年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは、原子力発電について「どちらかといえば原子力発電は早めに廃止する」と回答[145]
  • 2024年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[146]
    • 2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするとしている政府の目標について、「今の目標でいい」と回答
    • 企業などに対して、二酸化炭素排出量に応じて課税する炭素税を強化していくことに「反対」と回答
    • 原発について、「速やかに廃止すべきだ」と回答
  • 2024年10月30日、立憲民主党幹事長としてBS日テレ「深層ニュース」に出演した際には、 日本維新の会国民民主党と首班指名選挙で代表の野田佳彦の名前を書いてもらうために、「原子力エネルギーに依存しない原発ゼロ社会の実現」と明記されている立憲民主党の綱領について見直す考えがあるかとの質問に対して「原発に関して言うと、厳格な審査と、そして地元の理解が再稼働の条件だということは謳っております。それ以上、あのー、まぁ新増設には私共は若干否定的です。しかし、完全に再稼働を否定してるわけでもないし、厳格な審査と地元の理解ということは申し上げてます。」と述べた[173]
  • 2025年1月の演説会では、エネルギー政策について「あまり、何て言うんだろう、綺麗事だけ言ってもしょうがないので、私はまず最初にお約束したいのは、原発の新増設は致しません。これは最後の核のゴミの処理を含めて、将来に向けて始末のつかない課題をこれからも抱え続けることになります。したがって新増設をするまでの期間に、いかに冒頭申し上げましたが、再エネを中心にエネルギーの国産化を図るかということにこれからのエネルギー政策は懸かってくると、私はそう思っています。ちなみにちょっとだけご紹介すると、今年の夏、たっての希望で長崎五島列島沖の浮体式洋上風力を見てきました。今太陽光発電はもうほぼ限界に来てるんですね。日本は山がちでしょう。山削ってアクロバティックに着けてる太陽光発電所が増え始めてますよね。もう今平地あたりの接地面積はヨーロッパを超えたと言われてるんです。だから市街地は、いわゆる曲がる太陽電池ペロブスカイトをはじめとして、まだまだ設置の余地はあると思いますが、これ以上大規模なメガソーラーを日本に着けることは現実的ではない。一方ヨーロッパで普及している着床式の風力発電、これはヨーロッパの海岸が遠浅だからできることなんですね。日本の場合、東日本大震災、また、南海トラフも心配されていますが、海溝に挟まれているでしょう。大陸プレート、4つの大陸プレートがせめぎ合うのがこの日本列島なんですね。深い海溝があるということは海はすぐ深くなるんです。だから着床式の洋上風力は日本には馴染まない。そうすると最後の切り札は浮体式の洋上風力ということになります。つまり、釣りのウキが洋上に浮いてますよね、釣りのウキ。半分海の上、半分海の下、巨大な鉄塔を海に浮かべ、この浮かんだ先、ヘリに風車を着けるわけです。これは日本の場合、海洋面積が相当広いので、きちんと整備すれば今の総電力供給の2倍以上供給できるという分析もあります。私はこの浮体式の洋上風力を計画的に深い海に立地整備することが日本のエネルギーの国産化にとって最後の切り札だという考えを持っています。ちょっとそれこれ申し上げましたが、数十年の歳月をかけることになると思いますが、原発の新増設をせず、化石燃料からも卒業し、確実に浮体式洋上風力を核として、エネルギーの国産化、そして気候変動対策を徹底して進めるというのが私の考えです。一方、今ある原発を全て使わなきゃそれで済むのかというと、中々そういう考えも私は本来持ちたいのだけど持ち切れていません。これだけの安全確認と厳しい基準をクリアしたものは使わざるを得ないだろう、というのはつまり、原発を止める場合、止めた場合、その分電気を使わないか、その分化石燃料を燃やすか、どっちかなんですね、厳密に言うと。どっちかなんです。その責任感を感じながらこの議論をしたいと思えば思うほど、極めて厳しい安全管理、徹底管理の下、今ある原発を現実的に使えるものは慎重の上にも慎重に使わざるを得ない。しかし新増設はせず、この数十年かけて圧倒的に再エネに転換することで完全に原発と化石燃料から卒業し、将来に向けて国産化された、持続可能で気候変動に類を及ぼさないエネルギー構造を世界に先駆けて作っていく、という方針なり政策をぜひとも現実化していきたい。そういう思いを持っております。」と述べた[174]
  • 2026年衆院選のNHKの候補者アンケートでは、原子力発電への依存度を今後は「下げるべき」と回答[149]
  • 2026年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは、原子力発電について「今後も活用する」とも「早めに廃止する」とも「どちらともいえない」と回答[150]
  • 2026年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[151]
    • 原発の利活用に関して、「原発への依存度を可能な限り低減すべきだ」と回答
    • 経済成長環境問題の関係について、「無回答」と回答
  • 新党「中道改革連合」の代表選挙が同日午後に行われるのを前に、午前に同じく立候補していた階猛と記者団の取材に応じた際には、中道の基本政策に明記されている原発に関する見解は踏襲するのかとの質問に対して「踏襲します」と述べた[163]。新代表選出直後の記者会見では、原発について「極めて厳格管理の下、慎重、再稼働は当面のエネルギーの安定供給を旨とする立場上、やむを得ないものと考えておりますが、未来永劫これに依存した社会を次世代に残すというのは無責任であるというのが私の立場であり、党としても大きな齟齬はないと認識しております」と述べた[164]
  • 2026年3月6日、YouTubeチャンネル「Japan In-depth」に出演した際には、アメリカとイスラエルによるイラン攻撃で電力の安定供給が脅かされる中、原発の審査期間を短くすることや未完成の特需施設を動かすなど、原発も動かせるものは動かして危機に対応する方が良いのではないかとのMCからの質問に対しては「一般論としてそうだと思います。ただし、電力はLNGなので、大半は、現状。ホルムズ海峡に依存した石油ということとはちょっと切り離して考えないと。ただ一般論としてはその通りだと思いますね。厳格に審査をし、そして避難計画含めて、きちんと管理・監督されているものはエネルギーの安定供給の面から、非常時になればなるほどその必要性は高まるという認識は持ってますが。」と述べた[175]

憲法

  • 2012年衆院選の朝日新聞の候補者アンケートでは、憲法改正に「どちらかと言えば賛成」と回答[158]
  • 2012年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[155]
    • 憲法改正に「反対」と回答
    • 憲法改正して二院制から一院制にすることに「反対」と回答
  • 2014年衆院選の候補者アンケートでは以下のような立場を示している
    • 朝日新聞の候補者アンケートでは、憲法改正に「どちらかと言えば賛成」と回答[159]
    • 毎日新聞の候補者アンケートでは、憲法9条の改正に「反対」と回答[156]
  • 2017年衆院選では以下のような立場を示している
    • 朝日新聞の候補者アンケートでは、憲法改正に「どちらとも言えない」と回答[160]
    • 自身が立候補した希望の党の公約では「憲法9条を含め改正議論を進める」と明記されているにもかかわらず、自身のホームページに「憲法9条の改悪については明確に反対」と投稿した[176]
  • 2018年5月1日のKSBの取材では、憲法9条の改正について「憲法9条、私は2項の改正にはどちらかと言うと反対、消極的な立場」だと述べた[161]
  • 2020年9月22日、自身のXに「憲法9条ですが、私は自衛隊が違憲だという議論にはもう終止符を打ちたい。ですから9条に書くという議論にも一定の理解を示しているつもりです。ただし、9条の1項・戦争放棄、2項・戦力不保持。これは単独で存在してるとは思っていないんです。憲法の前文に不戦の誓いが書かれています。そしてそれは国連憲章、原則として各国が個別に自衛権を行使することを否定しています。ただし、国連軍ができるまでは仕方がないので、個別的自衛権・集団的自衛権の行使を例外的に容認して、というのが国連憲章の建前なんですね。そうすると、憲法9条の戦争放棄と、そして戦力不保持が単独で存在してるんじゃなくて、前文の不戦の誓い、そして各国の自衛権の行使を原則否定している国連憲章、その一つの表れが9条だとすれば、ここを単独で軽々に触るという議論にはちょっと与し得ない。極めて慎重、むしろあの価値を世界にこれから広げるべきじゃないかぐらいに思ってます。」と述べた動画を投稿した[177]
  • 2021年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[157]
    • 憲法改正について、「非該当」と回答
    • 緊急事態条項憲法に設けることに「反対」と回答
    • 憲法9条の改正について、「非該当」と回答
  • 2021年立憲民主党代表選挙では、憲法審査会を毎週開催すべきか否かについて「中身がやっぱり大事だと思いますね。特に安倍さんの時代に、これは歴史観が影響していると思いますが、自主憲法を掲げるがあまり、何でもいいからとにかく改憲なんだと、改憲のための改憲論というものが随分蔓延ったと私は認識していまして、この改憲のための改憲、改憲ありきの改憲論とは一線を画したいと思ってます。ただやっぱり社会は刻々変わりますから、日本国憲法というのは非常に柔軟な規定なので、そんなに年々歳々変える必要があるとは全く思っていませんが、それでも具体的なニーズがあって、かくかくしかじかこの条文をこのように書き換えないと日本社会が新しいステージに行けないんだという、本当に前向きで建設的で国民が望むような議論なら、それは大いに向き合いたいと思ってます。」と述べた[171]
  • 2022年7月20日、BS日テレ「深層ニュース」に出演した際には、立憲民主党として今後の憲法論議にどういう立ち姿をするのかとの質問に対して「まず論憲を掲げてる以上議論には参加します。現に衆参の憲法審査会に出席をし続けた。それで、何を改正するのかが全く白紙のまま改憲、改憲って議論してることはちょっと危険だと思っていまして、で、私共の立場は、国家権力をこれ以上強めて、国民の自由や権力を制約するような改憲論であれば基本的には反対です。それは緊急事態条項とかも含めて。かたや国家権力を適正に規則して、そして国民の自由や人権を伸ばす、そういう改憲論なら大いにやりたい。そういう立ち位置で、この論憲の姿勢を鮮明にしていきたい。と思ってやってきました。」と述べた[140]
  • 2024年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[145]
    • 今の憲法を改正することに「どちらかといえば反対」と回答
    • 憲法を改正して自衛隊を明記することに「どちらかといえば反対」と回答
  • 2024年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[146]
    • 憲法改正に「反対」と回答
    • 憲法9条の改正について、「改正には反対だ」と回答
    • 緊急事態条項について、「緊急事態条項を設ける憲法改正は必要ない」と回答
  • 2026年衆院選のNHKの候補者アンケートでは以下のような立場を示している[149]
    • 今の憲法を改正する必要があるかどうかについて、「どちらともいえない」と回答
    • 憲法9条を改正して自衛隊を明記することに「どちらともいえない」と回答
  • 2026年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[150]
    • 今の憲法を改正することに「どちらともいえない」と回答
    • 大災害などで国政選挙を実施できない緊急事態の際、国会議員の任期を延長できるよう憲法に特例規定を追加すべきだという意見に「どちらかといえば反対」と回答
  • 2026年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[151]
    • 憲法改正について、「無回答」と回答
    • 憲法9条の改正について、「改正には反対だ」と回答
    • 緊急事態条項について、「緊急事態条項を設ける憲法改正は必要ない」と回答
  • 新党「中道改革連合」の代表選挙が同日午後に行われるのを前に、午前に同じく立候補していた階猛と記者団の取材に応じた際には、「憲法改正論議について改憲すべきところは改憲すべきというお考えなのか、それとも改憲はしないという立場なのか、自衛隊を憲法9条以外に位置づけるなら賛成するのか?」との質問に対して「改憲論議は具体的なニーズに基づいてプラグマティックに、実際的・実務的に行われるべきだという自論を持っています。なのでとにかく憲法に手を付けたいという観念的な改憲論には与しません。階さんも仰った解散権の制約、それから特に私関心があるのは参議院の合区の解消、こういったところにおいてもし憲法改正の必要性があれば拒むものではありません。議論にはしっかり前向きに取り組んでいきたいと思っています。自衛隊の明記というのはあり得ることだと思っていますが、戦後80年、冷静な政策論議というよりは極めてイデオロギー的に、なかなか冷静に議論のテーブルに乗りにくかったテーマですので、安保や安保法制、それから原発にも関連しますが、今回の政権公約での主張をベースとしつつ、これまでご支持をいただいたいわゆるリベラル層の方々に、あくまで安心をしていただけるような議論でなければならない。それが大前提である。」と述べた[163]。新代表選出直後の記者会見では、午前の記者団の取材で「自衛隊の明記もあり得る」と述べたことについて、「まずちょっと誤解を解いておきたいのは、私は9条の積極改憲論者ではありません。それから自衛隊を明記するという考え方が絶対ないとは思ってはいないんです。今ほど自衛隊に対する期待や信認が国民的に高く、そして現実的な防衛装備を要するという時代はありませんので議論として否定するつもりはありません。しかしこの議論はまだ日本の憲法論議の中で冷静に議論の俎上に上がった経験があるとは思っていなくて、極めてイデオロギー的に日本の専守防衛、平和主義との関係においてイデオロギー的に議論されてきた経験しかいまだないというのが私の認識です。したがって自衛隊を明記するということがあり得ないことだとは思っていないんですが、仮に万一この議論をする場合は極めて慎重な立場にある方、いわゆる政治的に言えばリベラル層、徹底した平和主義を望む方、9条護憲を望んでおられる方、その方々が納得する議論でなければならないというのが先ほど申し上げた趣旨、発言の真意でした。」と釈明した[164]
  • 2026年2月15日、NHK「日曜討論」に出演した際には、憲法改正について「何のために、どの条項を、どのように改正したいのか、ブレイクダウン(分解)した議論をしてもらわないと(いけない)。観念的な議論にはあまりお付き合いしたくない。」と述べた。また、首相の解散権の制約や参院選の合区解消を具体的な検討課題として挙げ、「単純に憲法改正に賛成か反対かという議論自体にあまり意味がない」と述べた[178][179]
  • 2026年3月6日、YouTubeチャンネル「Japan In-depth」に出演した際には、憲法改正について「私はあんまり国家権力を強める改憲論議には消極的です。国民の人権や自由を拡張する憲法論議であれば積極的です。そこはちょっと、特定の立場の方々とは意見・見解が異なるのではないかと思います。」と述べた。緊急事態条項、特に議員任期の延長については「選挙によらずに議員の任期を延長するっていうことは国民の自由や人権の制約ですよね。国家権力の伸長ですよね。権力の側にある人間の権限を伸ばすことですよね。基本的には慎重です。私は。」と述べた。9条について党内で詰めた議論をしてるのかとのMCからの質問に対しては「明確ではありませんが、私よく申し上げてるのは、まず9条の積極的な改憲論者ではないということを申し上げてます。それから、9条改憲派と9条護憲派と、戦後の歴史には両派いらっしゃいますよね。ただ、その対立を越えて、今自衛隊を支持するという方々の声は8割、9割、多くの国民は自衛隊を支持しているわけです。その限りにおいて、いわゆる9条護憲派、リベラルを自認しておられる方々までもが納得するような自衛隊の明記論が仮にあるとすれば、それは議論としてはあり得るんじゃないかということは公に申し上げていて、そうするとその、自衛隊の明記の仕方、まぁ色々バリエーションあるでしょうけど、1項の戦争放棄を削除するのは私の感覚ではあり得ないし、2項の戦力不保持も、削除するというのは私の感覚ではあり得ない。1項、2項の例外として、最低限の実力組織を持ちますと、それは国防のためであり、災害対応のためであり、という議論があり得ないとは思いませんが、1項・2項を削除するという議論は私の感覚ではないですね。」と述べた[175]
  • 2026年3月19日の日本記者クラブでの記者会見では、憲法改正について「自衛隊の明記については、あの、ややちょっと私の本意と異なる報道[180]もあったので直ちに修正・訂正させていただいたんですが、私の本意はこういうことです。私は9条の積極改憲論者ではまずありません。それから、理念的・観念的・歴史修正主義的改憲論とは一線を画したい。一方、極めて実務的な要請のある、例えば解散権の制約とか、あの、様々な実際的・実務的憲法改正論は大いにあって良いと思っています。その観点から言うと、若干ちょっと捻れがあるなと感じているのは、今もってなお戦後81年、9条を守りたい、あるいは私は9条護憲派である、あるいはそういう意味でリベラルな考え方を持っているという国民は多数いらっしゃる、相当数いらっしゃると思います。一方、どちらかの世論調査だったと受け止めていますが、自衛隊に対する支持率は極めて高いんですね。これは国際情勢もあれば、災害救助活動等の積み重ねてきた実績と信頼があると思います。自衛隊の支持率は確か8割だったか9割だったか、ほとんどの国民が自衛隊を支持しているという状況が一方にあります[181][182]。となれば、その自衛隊を極めて歴史修正主義的・観念的改憲論ではなく、実務的・実際的に日本が有する最小限の実力組織として、最高法規に位置付けようじゃないかという議論は完全に頭ごなしに否定できる議論ではないというのが私の基本的な考えなんです。その時に留意していただきたいのは、実務的・実際的な議論であれば、伝統的9条護憲派、伝統的リベラル派の方々すらもが納得するような条文体系であり、実務的な議論でなければならないだろうということを申し上げてまいりました。ということは、ちょっと自民党の条文[183]よく研究したいとは思いますが、9条の1項には戦争放棄と書いてあるわけですから。それは死守すべきだと私は思っています。9条の2項には、その戦争を遂行するための戦力は保持しない、戦力不保持だと書いてるわけですから。戦争放棄する以上、戦力は不保持だということも堅持すべきだと私は思っています。その上で、本当に国際法上、国連憲章上、国際慣習上、是認され得る必要最小限の実力組織、これは時に国防上の観点、時に災害対策上の観点から、実力組織として限定的に、極めて抑制的に保有する部分があるというような組み立ての議論でなければ、申し上げたような9条護憲派、リベラル派の方々までもが納得する議論にはおよそならないだろうという感想を持っています。」と述べた[165]
  • 2026年3月26日にYouTubeチャンネル「東洋経済オンライン」に出演した際には、憲法改正について「僕は9条の積極的な改憲論者ではありません。まず、前提として。それから、いわゆる伝統的な護憲派、リベラル層の方々も含めて、自衛隊に対する支持率は90%を超えてきてるはずなので、この方々までもが納得するような自衛隊の明記論というのは議論としてはあって良いだろうなと思ってます。(自衛隊明記はそんな複雑な法体系ではないとの質問に対して)ただいくつかオプションがあるでしょう。1項の戦争放棄どうするのか、2項の戦力不保持どうするのか、それと調和する形なのか、それをも変える、根底から変える形なのか。オプションがいくつかあるはずなので、やっぱり9条護憲派、リベラル派、戦後の平和はこれによって保たれてきたんだと、その合ってる部分と、ややもう歴史が積み重なる中で教条主義的に、イデオロギーになってる部分と、両方あると思いますが、どうあれその方々までもが穏やかに、納得できる形であれば、大いにこれは議論としてはあり得る議論だろうなと思います。」と述べた。また、2項は維持して新設する3項に自衛隊を明記するとの考え方については「ちょっとそれは、いわゆる従来にいたはずの支持層に、よくコミニュケーション取って、旧立憲時代の支持者とか、もうちょっと言えば友党であった社民とか、この辺に護憲派強いですから今。今もってなおね。この辺のよく意見を聞いてみて、党として結論を出すくらい慎重さが求められるでしょうね。」と述べた。その層を説得する必要性にまでは至ってないかとの質問に対しては「説得っていうか、要するにアクションを起こさなきゃいけないことと、リアクションで済むこととあって、今までの野党第一党って何かにつけリアクションだったと思うんですよね。政権があんなこと言ってる、どうだ、こんなこと起きた、どうだ、こんな不祥事・スキャンダル、どうだ、リアクションだったと思うんですよ。で、積極的にアクションを取っていかなきゃいけないとずっと思ってきたんですが、その根幹は社会像なんです。一方、9条含めた改憲論議なんかは、やりたい人が責任を持ってアクションを起こせば良いわけで、やりたくない人にアクションを求められるのは筋違いだと。リアクションは取らなきゃいけないとは思ってますが。」と述べた。現行憲法を積極的に改正する必要は感じていないということかとの質問に対しては「(現行憲法に)大きな支障は感じない。むしろ解散権の制約とか、それから色々議論があるんで、法律で済むという議論も大きいんですけど、かたやまぁ、例えばより一層明確化する観点から、婚姻の規定とか、それから合区の解消、定数配分。もう今田舎の選挙区どんどん減ってるんですね、東京や神奈川に集中してる。北欧なんかは、憲法上にそういう規定があって、つまり国家とは、国土と国民からできてるんだから、あまりにも人口密度の低いような選挙区は、国家の統治上良くないというような規定があって、定数配分の時にそういうことも配慮されていると聞くんですね。一言で言うと、国民の権利・自由を拡張する改憲論議には賛成です。国家の権能・権限を高め、国民の自由・権利を制約しかねない改憲論には反対、ないし慎重です。」と述べた。中道として憲法改正でも今言ったような内容でむしろアクションを起こしていけば良いのではないかとの質問に対しては「まぁ、あり得ることだとは思いますが、その、率先してアクションを起こさなきゃいけないことだとはやっぱり思わないんですよね。その、世論調査したって、改憲論議を望んでる世論調査ってまず低いでしょ。これだけ改憲派沢山いるのにですよ。で、それは何故かっていうと、ドイツをはじめヨーロッパ諸国、戦後何回も何十回も改憲してますよね。何故かというと細かいことを憲法に書いてるからなんですよ。日本国憲法って極めて理念規定であり、概念規定なので、日常生活や社会秩序、様々な法制度上、これが引っかかってるってのはほとんどないんですね。だから、理念的・歴史修正主義的・観念的に憲法改正論言う人はいるけど、実務的にプラグマティックに実践的に憲法改正論議をしてるのはあまり聞いたことがなくて、それはちょっと一線画させてくださいという感覚です。」と述べた[184]
  • 2026年4月10日の記者会見では、自民・維新両党が衆参両院の憲法審査会にできるだけ早く条文起草委員会を設置して改正原案を作成して国会に提出したいとしていることについて、「現場で踏ん張っていただいている国重議員が、必要であれば必要な対応(憲法改正)を行うという趣旨の発言をされたと報告を受けております。大筋違和感はありません。ただ明確に注文をつけておきたいのは、国重さんも改憲のための改憲という議論には与しないという前置きをつけたと報告を受けています。それから私も同じ趣旨のことを、代表質問の際に『観念的な改憲論』とか、あるいは『歴史修正主義的な改憲論』とか、つまりその内容の如何を問わずとにかく憲法に指1本触れたい、触りたいんだという意見には全く与する気はありません。従って、法治国家であり民主国家ですから、議論の熟度の高まりに合わせて、様々な手続きを取ろうという議論が存在すること自体否定しません。それは起草委員会も含めて。しかし強く申し上げておきたいのは、何の条文をどのように改正したいのか、それはなぜなのか、そこに当然含まれるであろう慎重意見や懸念すべき声にはどう対応するつもりなのか。そこを明確にした上で起草委員会なら起草委員会の議論をしてくれと、してくださいということは強くお願いをしておきたい。なんだかよく分からないままに、とにかく起草委員会だと、とにかく改憲だと、憲法に指1本触れるんだと。現状のままではそう取られかねないと私は懸念していますので、極めて現実的・具体的・プラグマティックな憲法改正議論、つまり法律改正論と同じですからね。最高法規と言えども、法改正論としての憲法改正論だと。反対意見、慎重意見を抱える方までをもがそう思うような内容なり手続きという意味で慎重を期したい。そのことはっきり申し上げておきたい。」と述べた[185]
  • 2026年5月15日の記者会見では、憲法改正を巡る中道改革連合のスタンスについて「固定的・観念的な改憲論者でも、戦後を支配したイデオロギー的な護憲論者でもない」と語った。いわゆる改憲派について、「何でもいいから憲法に指一本触れたいという、極めて歴史修正主義的な憲法観に見える」と指摘。護憲派に対しては「今後、実践的に世界の平和と安定を考えた時、憲法の文言を死守することと、国民生活を守ることは同義ではない可能性がある」と語った。また、護憲派に対しては「気持ちは分かる。気持ちはよく分かる。憲法を守ることが戦後日本の平和を守ってきたという一定の歴史的事実への愛着や執着は理解する。」と述べ、配慮をにじませた[186]

皇室観

  • 2021年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは、皇族の女性が天皇になることに「賛成」と回答[157]
  • 2024年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは、皇位継承権について回答しなかった[145]
  • 2024年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[146]
    • 皇族の減少対策について、「無回答」と回答
    • 女性が天皇になることについて、「女性天皇は賛成だが、父方が天皇の血筋につながらない女系天皇には反対」と回答
  • 2026年衆院選のNHKの候補者アンケートでは、女性天皇や女系天皇について「回答しない」と回答[149]
  • 2026年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは、皇位継承権について回答しなかった[150]
  • 2026年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[151]
    • 皇族の減少対策について、女性皇族を結婚後も皇室に残せるようにすることも、旧宮家出身の男系男子を皇族の養子にできるようにすることも「どちらもできるようにする」と回答
    • 女性が天皇になることについて、「無回答」と回答
  • 2026年3月26日に産経新聞の取材に応じ、安定的な皇位継承を巡り「長い歴史の文化や制度を尊重し、重視するのが基本だ」と述べ、男系男子による皇位継承を尊重する意向を示した。一方で、女性天皇は「全く反対ではない。生きているうちにお目にかかりたいという、一人の日本国民としての思いはある。」と述べた。また、「安定的な皇位継承は国の根幹に関わる。皇族数の確保は非常に重要な課題だ。」とした上で、「歴史を振り返れば、皇位継承をめぐってさまざまな議論や争いが起きた。『理想がこうだから』といって簡単に皇室典範改正を議論すべきではない。」とも語り、慎重に議論を進めるべきだとの認識を示した[187]。また、翌27日の記者会見でも同様のことを述べた[188]。この発言に対して批判が高まったことを受けて、4月3日の記者会見にて「不用意な一言で対象者が限定されることも含め、意図とは異なる形で受け止められた可能性がある」と釈明、発言を謝罪・撤回した。また、「将来的に女性天皇の議論は大いにあって良い」としつつ、「目の前の皇室制度の改革は歴史や伝統を重んじる形で、漸進主義的、安定的なものでなければならない」と述べた[189]
  • 2026年7月10日に政府提出の皇室典範改正案に対する採決が衆院で行われ、中道改革連合は賛成した。小川は記者団の取材に対して、これまで慎重に討議を重ね、最終的に付帯決議を要求したものの、与党側のかたくなな姿勢によって受け入れられなかった経緯を説明しつつ、「養子の子が男子であれば皇位継承資格を持つ」ことなどについて、官房長官の木原稔が「将来の検討を先取りしたり、縛るような趣旨ではない」と委員会で答弁したことを受けて、「この問題の重要性、そして党派的対立に落とし込み、持ち込むことを避けたい。様々な思いから苦渋ではございますが、賛成ということにいたしたい。」と述べ、賛成した理由を明らかにした[190][191]。また、「私どもが今般の皇族数の確保という観点から主眼に置いてきたものは、女性皇族のご成婚後の皇室残留に道を開くことだ」と強調、「国会内の保守派は基本的には反対し、あくまで男系男子を養子に入れるという主張だった」と指摘し、「一定、保守派の主張にも歩み寄る形で、女性皇族の皇室残留を何としても勝ち取りたいという思いがあった。一定の妥協だ。」と述べ、賛成の方針を決めた経緯を振り返った[192]

著作

著作の一部はデジタル化されており、国立国会図書館デジタルコレクションなどで公開されている。

単著
  • 『日本改革原案 : 2050年成熟国家への道』(光文社, 2014年)国立国会図書館書誌ID:025427761 ISBN 978-4-334-97785-6
共著
論壇誌等への寄稿(一部)
  • 小川淳也 (1997) 実務講座 ふるさと融資の活用. 自治実務セミナー. 36巻5号, pp.28-31. ISSN 0287-8526 doi:10.11501/2827442
  • 小川淳也 (2000) もうひとつの地方公務員 ―イギリスの地方議員. 地方公務員月報, 438号, pp.73-76. doi:10.11501/2768241
  • 古川元久, 松井孝治, 小川淳也 (2007) 霞が関人材バンクに効果なし. Voice, 354号, pp.128-137.
  • 小川淳也, 田崎史郎 (2009) インタビュー 小川淳也総務大臣政務官に聞く 貧しい地域ほど手厚く. 地方行政, 10099号, pp.14-17.
  • 小川淳也 (2019) 安倍政権を支える「国民の諦め」(安倍偽装内閣). 月刊日本, 23巻4号, pp.44-47.
  • 小川淳也, 西川伸一 (2020) この国を変えていく人類史的、文明史的な転換が必要 政治のターゲットは社会保障. 週刊金曜日, 28巻38号, pp.12-15.
  • 小川淳也 (2020) 「私」のために「公権力」を行使する安倍総理 (国家の私物化、隠蔽・改竄・安倍政権 安倍総理よ 恥を知れ!). 月刊日本, 24巻3号, pp.36-39.
  • 小川淳也 (2021) 検査の遅れが生と死を分ける (日本の医療を立て直せ ; わたしのコロナ感染記). 文藝春秋, 99巻3号, pp.289-291.
  • 小川淳也, 石塚さとし (2021) 新型コロナ患者当事者としての体験から: 不十分な政府の支援 コロナが提起したコロナ後の世界 (特集 コロナで見えてきたもの). 月刊マスコミ市民, 627号, pp.12-21.
  • 小川淳也 (2022) 立憲民主党 小川淳也政調会長に聞く 一見、丁寧で謙虚。でも実態は安倍政権の地続きでしかない (2022参院選 岸田政権のふわっとした高支持率はなぜ続くのか). 週刊金曜日, 30巻21号, pp.22-25.
  • 小川淳也 (2023) 日本社会の持続性の確保に向けて : 生涯現役社会への針路 (特集 労働法制の行方を展望 : 人事諸制度はどうあるべきか). JP 総研 Research, 63号, pp.14-27.
  • 小川淳也, 千正康裕 (2023) 対談 元キャリア官僚から見る破綻と回復への道筋 霞が関再生は国会改革から始まる (特集 官僚の没落 : エリートはどこへ消えた). 中央公論, 137巻5号, pp.66-75. ISSN 0529-6838
  • 小川淳也 (2024) 「疑似政権交代」では何も変わらない (政界再編の秋(とき)だ! : 与党過半数割れの衝撃). 月刊日本, 28巻12号, pp.28-33.
  • 小川淳也 (2025) 相続税を強化し全次世代に還元すべき (日本を破滅に導く「貧困・格差」). 月刊日本, 29巻11号, pp.73-78.

ほか。Cinii Research国立国会図書館サーチも参照のこと。

議員連盟

人物

2010年1月1日、郵便事業高松支店の年賀郵便元旦配達出発式での挨拶

他の野党との共闘・合併推進

野党共闘を推進する。民進党香川県連代表であった2016年第24回参議院議員通常選挙香川県選挙区の候補者を共産党の候補者に一本化するため、私有財産制の保障や自衛隊の存続、天皇制の維持や議会制民主主義政権交代制を前提とする複数政党制)の擁護、ならびにその他の人権の保障などの立場を明確にするための確認書を日本共産党香川県委員会との間で結ぶなど、民進党内の「共産党アレルギー」解消のために尽力した[195][196]日本共産党民共共闘)との共闘については、立憲民主党幹事長特別補佐となった後の2018年12月にも共産党主催の演説会に出席し、「今度こそ本気の野党共闘をやろう」と訴えている[197]

また、同じく2018年12月、野党共闘に関して「徹底した野党共闘論者であるという自負がある。」「私は立憲が野党共闘を指導する立場になるべきだと考えている。」と主張した文章を毎日新聞に寄稿した[198]。「国民党から共産党までみんなで合併、巨大な中道リベラル政党をこの国に誕生させることができれば、自民党と本気で対抗できる野党を創ることが出来る」と他の野党との合併論者であることを自認し[199]、共産党やれいわ新選組との合併による新党移行を主張している[200]

国会での活動

  • 2019年2月4日の衆議院予算委員会で、野党側は、統計不正調査問題をめぐり、安倍政権がアベノミクスに有利な結果が出るよう厚生労働省に圧力をかけたのではないかと追及[201]。小川は立憲民主党の3番手として質問に立った。麻生太郎財務大臣が「役所におられたらおわかりと思いますけれども、圧力をかけたら数字が上がるものでしょうか」と問うと、小川は返す刀で「役所にいたから聞いているんです。この政権は公文書を書き換えさせていますからね。それは具体的に指示したんですか。指示していないのに何でやるんですか、官僚がそんなことを、追い詰められて。そういう政権なんです。そういう体質を持った政権なんだ」と言った[202]。この場面はその日のうちにテレビで繰り返し報道された[203]。選挙区以外では無名だった小川はこの委員会での質問により、「統計王子」の異名でメディアに取り沙汰されるようになった[204]。厚生労働省は同年10月8日、毎月勤労統計について、システムの刷新などを含めた改革の工程表をまとめた[205]

ロシアのウクライナ侵攻に関する発言

2022年4月23日に行った参院石川補選での立憲民主党候補者の応援演説の際、東側諸国NATOに加盟した事に対し「プーチン大統領が脅威に感じることも、分からなくもない」とロシアの姿勢に理解を示した。そしてロシアによるウクライナ侵攻停止のためにはウクライナの中立化や東部地域への自治権付与も止むを得ないと述べた。また、アメリカのディック・チェイニー副大統領がウクライナ及びジョージアへNATO加盟を提案した背景には国防産業と癒着していたためと主張した[208]。また翌24日、フジテレビ系『日曜報道 THE PRIME』に出演した際にはロシアがウクライナ侵攻を行った理由としてブッシュ政権が弾道弾迎撃ミサイル制限条約を撤廃したこと、東欧諸国がNATOに加盟したこと、そしてウォロディミル・ゼレンスキー政権がロシアに対し強行な態度を取ってきたことを一連として述べ、西側諸国及びウクライナ側の外交努力や国際対応の不足が一因であると主張した[209]

その他

  • 2010年1月、石川知裕衆議院議員(当時)の逮捕を受け、同期当選の議員で構成される「石川知裕代議士の逮捕を考える会」に、政府の一員である総務大臣政務官在任中ながら参加した。1月25日の衆議院総務委員会で自民党の赤澤亮正から「石川知裕代議士の逮捕を考える会のような会に、政府高官、特に総務省の大臣政務が参加することは適切なことか」と追及を受け、「石川さんの逮捕を受けて、その事実関係なり、また、直近まで石川さんとやりとりをしていた同期がいるということも耳にしておりましたので、彼の身の上を心配しながら、ひとまず、公務の合間を縫って、五分でありましたが、冒頭五分、その会議に参加をいたしました」「その場に集った同期同僚諸君の思いはさまざまでございまして、何か一つの固まりとして大きな動きをしようというふうに報じられているとすれば、そこには若干の誤解があるのではないかと私は理解しております」と答弁した[210]。同会には総務大臣政務官の小川の他に、4人の政府関係者(逢坂誠二内閣総理大臣補佐官大串博志財務大臣政務官佐々木隆博農林水産大臣政務官階猛総務大臣政務官)が参加していた。
  • 国民民主党代表の玉木雄一郎高松高校での2学年先輩にあたり、自由民主党議員の薗浦健太郎は1学年後輩にあたる。元朝日新聞記者の鮫島浩は高校での同級生に当たり、小川を紹介して民主党から国政への立候補をさせた[211]。また、小川と玉木と薗浦の三人で食事をしたことがあり、高校時代の思い出から、与野党の国会議員としての意見交換など、さまざまな話をした[212]。この3人は東京大学法学部を卒業したことも共通している。
  • 2020年11月17日、発熱があり、PCR検査を受けた結果、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)陽性が判明した[213]
  • 2021年10月8日、日本維新の会が次期衆院選の香川1区に元国会議員秘書の町川順子を擁立することを決定[90]。10月12日の『四国新聞』の報道によれば、町川の証言として、小川が町川に電話で「出られたら困る」と伝えるほか、町川の実家を訪れ立候補断念を求めたという[93]。また『毎日新聞』によれば、日本維新の会関係者の証言として、小川は11日、国会内の同党の控室を訪ね、馬場伸幸幹事長に対し、「自分が野党統一候補だ」として町川の擁立を撤回するよう求めたという[214]。日本維新の会の音喜多駿は11日夜、自身のTwitterに、小川が馬場に擁立撤回を求めている場面の写真を投稿。「やはり総理大臣にはなれない! 維新の会議中にまさかの乱入 事件が勃発」と小川を揶揄する文言を付け加えた[215]
    同月12日、立憲民主党の幹事長である福山哲郎は記者会見で「維新の皆さんが気の悪い思いをされたのだとしたら、おわび申し上げなければいけない」と謝罪した[214]。なお町川は、小川より1日前に自民党県議からも取り下げ要請があったことをのちに明かしている。同月15日、四国新聞の取材に応じた小川は、「私の政治信条では、与野党1対1の対決構図が国民のためだ。悪意を持って切り取られて公表され、非常に一方的だったと感じる。正当な政治活動で、おわびするつもりはない」と述べ、謝罪する考えがないことを示した。同日の会見でも「ことさらおわびするつもりはない」と述べた[216]。同月19日、衆議院解散直後の議員会館で田﨑史郎が取り下げ要請について不同意の考えを小川に伝えると、小川は「お願いするのが間違ってるというのはどういう意味かわからない」と感情を露わにした[217]
  • 2021年11月26日、公開された政治資金収支報告書によると、自身のドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』の映画券を政治資金で大量購入していた事実が判明した。令和2年度の小川氏の政治団体「東京小川淳也後援会」の収支報告書によると、それぞれ〈映画チケット購入315枚〉47万2500円と〈映画チケット購入15枚〉1万5000円が政治活動費として支出されている。支出先のネツゲンは、小川のドキュメンタリー映画を製作した会社である。また同報告書には、〈機関紙誌の発行その他の事業による収入〉の欄に〈映画チケット販売事業(令和2年10月12日茶話会付き)〉55万円、〈映画チケット販売事業〉7万5000円とある。購入額の合計が48万7500円なので、差し引きすると13万7500円の利益を得た[218]。 小川の事務所は取材に対し「チケットは購入額そのままでお渡ししているので利益は出ていません。収支報告書に『茶話会付き』と明記しています通り、映画鑑賞と併せて茶話会を行ないまして、その実費をここに計上しています。チケット代(の転売)で儲けているわけではありません。」と答えた。
  • 2026年3月8日のワールド・ベースボール・クラシックの試合観戦(天皇一家観戦の天覧試合)をした閣僚について、3月9日の衆議院予算委員会で世界情勢の悪化のさなかであるとして政府の危機管理体制を批判した[219][220][221]木原稔官房長官は天覧試合を観戦していたが、同日の記者会見で「政府が危機管理に支障をきたさないよう、迅速な情報共有と緊急時の対応体制を確保している」と述べた[222][223]

選挙歴

さらに見る 当落, 選挙 ...
当落選挙執行日年齢選挙区政党得票数得票率定数得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
第43回衆議院議員総選挙 2003年11月9日 32 香川県第1区 民主党 6万2939票 39.05% 1 2/3  
比当 第44回衆議院議員総選挙 2005年9月11日 34 香川県第1区 民主党 9万1461票 44.95% 1 2/2 2/2
第45回衆議院議員総選挙 2009年8月30日 38 香川県第1区 民主党 10万9618票 52.25% 1 1/4  
比当 第46回衆議院議員総選挙 2012年12月16日 41 香川県第1区 民主党 6万3114票 35.94% 1 2/4 1/1
比当 第47回衆議院議員総選挙 2014年12月14日 43 香川県第1区 民主党 6万5810票 43.95% 1 2/3 1/1
比当 第48回衆議院議員総選挙 2017年10月22日 46 香川県第1区 希望の党 7万9383票 49.32% 1 2/2 1/1
第49回衆議院議員総選挙 2021年10月31日 50 香川県第1区 立憲民主党 9万0267票 51.00% 1 1/3  
第50回衆議院議員総選挙 2024年10月27日 53 香川県第1区 立憲民主党 8万2549票 51.33% 1 1/5  
第51回衆議院議員総選挙 2026年2月8日 54 香川県第1区 中道改革連合 7万3237票 43.04% 1 1/4  
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出演

映画

ネット番組

脚注

参考文献

外部リンク

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