- 最上とされる。これは最初明・清から伝来したものが錫製だったからということもあるが、それ以上に錫製の物は中の茶葉がしけらず、品質を長く保つことが出来るという実用上の理由からである。
などがある。
錫製に関して言えば、中国渡来の伝世品では、沈存周、張星栄、張星光の作品が人気があり、高値で取り引きされている。国産では泰蔵六の作品が珍重されている。一方、業務用で作られた薄い錫板を曲げて作った量産品である茶壺も「版子張」(茶壺の胴に、現在の茶筒同様に生産者や販売店の名前を書いたラベルが貼ってあることから)といわれ、人気があるという。好事家に依れば、年月を経て黒みを帯びたり、逆に表面が腐食して白くなった物が名品なのだという。
ただし現在は見た目も華やかな陶磁器製の茶壺をお手前に使うことが多い。