工芸茶
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中国福建省北部の福安市や福鼎市などを中心とした茶葉加工工場で生産される。主に白茶をベースに、千日紅や百合、ジャスミンなど、茶葉の中に乾燥した花を糸で編み入れる。成型後、手の込んだものはジャスミンのつぼみで香りづけが行われる。安徽省の黄山の緑茶を使った造形茶が原型とされるが、白茶ベースに花で香りづけをする量産体制をとり、ジャスミン茶と同様に再加工茶として工芸茶を商品化したのは福建省の茶業界[1]である。
18世紀後半から福建北部の白茶は欧米向けの紅茶原材料として有名だったが、アヘン戦争以降の中国の衰退、20世紀の世界大戦や文化大革命などの混乱を経て、茶産業の立て直しの気運の中で新しい輸出茶として開発されたのが工芸茶である。アジア、アメリカ、ロシア等海外への輸出が多く、2000年代の中頃に生産の最盛期を迎えた。