酸化イリジウム(IV)

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酸化イリジウム(IV)
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChemSpider
UNII
性質
IrO2
モル質量 224.22 g/mol
外観 青黒色の固体
密度 11.66 g/cm3
融点 1,100 °C (2,010 °F; 1,370 K) 分解
不溶
磁化率 +224.0·10−6 cm3/mol
構造
ルチル (正方晶系)
八面体形 (Ir)、三角錐形 (O)
危険性
GHS表示:[1]
支燃性・酸化性物質
Danger
H272, H413
P210, P220, P273, P280, P370+P378, P501
引火点 Non-flammable
関連する物質
その他の
陰イオン
その他の
陽イオン
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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酸化イリジウム(IV)(さんかイリジウム よん、英語: Iridium(IV) oxide)は、化学式IrO2で表される無機化合物である。特徴が知られた唯一のイリジウム酸化物である。青黒色を呈する固体であり、他の稀な酸化物とともにアノードの被膜として用いられる。

ルチル型構造(TiO2)をとり、6配位のイリジウム原子と3配位の酸素原子を特徴とする[2]正方晶系の結晶構造をとり、格子定数はそれぞれ4.5Å、3.15Åである[3]

力学的性質

酸化イリジウム(IV)は、圧力下でも容易に変形せず[4]、その代わりに容易に割れる[5]。薄い片持ち梁状の酸化イリジウム膜のたわみの測定から、ヤング率は300 ± 15 GPaであることが示されており[4]、これは金属イリジウムの値(517 GPa)よりも大幅に低い[6]

合成

応用

脚注

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