雪月抄

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雪月抄』(せつげつしょう)とは、『源氏物語』の注釈書である。

幻中類林』(『光源氏物語本事』)と並んで鎌倉時代河内方によらない注釈書として『源氏物語』研究史上重要な存在である。注釈の対象としている本文は青表紙本でも河内本でもない別本であると見られる。弘安源氏論議の影響が認められるため、それ以後の鎌倉時代後期の『紫明抄』とほぼ同時期の成立であると考えられている。本書の全体像は不明であり、著者も不明である。「源氏第一の難儀」と呼ばれた揚名介について堀河天皇の時代に大江匡房が説を唱えていたとする伝承など独自の記述も多い[1]

本文

参考文献

脚注

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