1985年のF1世界選手権
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マクラーレン・TAGに前年ほどの強さがなく、フェラーリやロータス・ルノー、ウィリアムズ・ホンダも優勝争いに加わる展開となった。
中盤戦までしのぎを削ったのはマクラーレンのアラン・プロストとフェラーリのミケーレ・アルボレートだった。アルボレートはアルベルト・アスカリ以来となるイタリア人王者を期待されたが、終盤戦4連続リタイアと失速。結果、プロストが過去2年の雪辱を果たし、念願のワールドチャンピオンとなった。前年度王者のニキ・ラウダはマシントラブルのためタイトル争いに絡めず、引退を表明した。
前年大型新人と騒がれたアイルトン・セナはロータスに移籍。最多の7ポールポジションを獲得し、雨絡みのポルトガルGP、ベルギーGPで初勝利と2勝目を挙げた。
ウィリアムズ搭載のホンダエンジンは、カナダGPから投入した新バージョンで終盤戦3連勝を含む4勝を記録。ナイジェル・マンセルはデビュー72戦目で最も遅い初優勝(当時)を果たした。
サンマリノGPはプロストが優勝したが、レース後の車検で車輌重量違反が発覚し失格。2位のエリオ・デ・アンジェリスが繰り上げ優勝となった。また、ベルギーGPは第5戦として開催されたが、再舗装した路面のアスファルトが剥がれたため、第13戦に延期された。
前年14勝を挙げたミシュランタイヤが撤退。この余波で開幕時にトールマンが出場できない事態となった。トールマンはドイツGPでチーム初のポールポジション(テオ・ファビ)を記録した後、シーズン後にスポンサーのベネトンに買収された。
この年デビューした有力選手はイヴァン・カペリ、ピエルルイジ・マルティニ。ミナルディ、ハース・ローラ、自製ターボエンジンのザクスピードが参戦した。ルノー、アルファロメオ、スピリット、RAMは撤退。ターボエンジンのパイオニアであるルノーワークスはタイトルを獲得できずに終わった(エンジン供給は継続)。
開催地及び勝者
エントリーリスト
| エントラント | コンストラクター | シャーシ | エンジン | タイヤ | ドライバー |
|---|---|---|---|---|---|
| マクラーレン | MP4/2B | TAG TTE PO1(V6ターボ)(ポルシェ) | G | 1. (1.) 2. | |
| ティレル | 012 014 | フォードDFY(V8) ルノーEF4,EF15(V6ターボ) | G | 3/4. 4/3. (4.) (4.) (4.) | |
| ウィリアムズ | FW10 | ホンダRA164E,RA165E(V6ターボ) | G | 5. 6. | |
| ブラバム | BT54 | BMW M12/13(直4ターボ) | P | 7. 8. (8.) | |
| RAM | 03 | ハート415T(直4ターボ) | P | 9. 10/9. (10.) | |
| ロータス | 97T | ルノーEF4,EF15(V6ターボ) | G | 11. 12. | |
| ルノー | RE60 RE60B | ルノーEF4,EF15(V6ターボ) | G | 14. 15. 16. | |
| アロウズ | A8 | BMW M12/13(直4ターボ) | G | 17. 18. | |
| トールマン | TG185 | ハート415T(直4ターボ) | P | 19. 20. | |
| スピリット | 101D | ハート415T(直4ターボ) | P | 21. | |
| アルファロメオ | 184T 185T | アルファ・ロメオ890T(V8ターボ) | G | 22. 23. | |
| オゼッラ | FA1F FA1G | アルファ・ロメオ890T(V8ターボ) | P | 24. (24.) | |
| リジェ | JS25 | ルノーEF4,EF15(V6ターボ) | P | 25. (25.) 26. | |
| フェラーリ | 156/85 | フェラーリTipo031(V6ターボ) | G | 27. 28. (28.) | |
| ミナルディ | M185 | フォードDFV(V8) モトーリ・モデルニ615-90(V6ターボ) | P | 29. | |
| ザクスピード | 841 | ザクスピード F1[1](直4ターボ) | G | 30. (30.) | |
| ローラ | THL-1 | ハート415T(直4ターボ) | G | 33. |
ドライバー変更
- マクラーレンのNo.1は第14戦のみワトソンがドライブ。
- ティレルのNo.4は開幕戦にヨハンソン、第14・16戦にカペリがドライブ。
- ブラバムのNo.8は第5戦以降スレールがドライブ。
- RAMのNo.10は第10戦以降アチソンがドライブ。
- リジェのNo.25は第12戦以降ストレイフがドライブ(第15戦のみティレルから参戦)。
- フェラーリのNo.28は第2戦以降ヨハンソンがドライブ。
- ザクスピードのNo.30は第13・14戦にダナーがドライブ。
エンジン変更
- ミナルディは、第3戦からモトーリ・モデルニにスイッチ。
- ティレルは、第7戦から1台をルノーにスイッチ。第11戦で2台ともルノーとなった。
1985年のドライバーズランキング
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