泉口友汰
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プロ入り前
中学時代は和歌山日高ボーイズに所属。3学年下には西川史礁がおり、西川の兄を通じて面識があった(西川とは青山学院大学でも一緒になった)[3]。
大阪桐蔭高等学校では2年秋からベンチ入りし、遊撃手のレギュラーを務めた。3年春の第89回選抜高等学校野球大会では優勝を果たした[4]。同年夏の第99回全国高等学校野球選手権大会では3回戦で仙台育英にサヨナラ負けを喫した[5]。2度の甲子園出場で通算打率は.538(13打数7安打)を記録した[6]。高校時代は2学年上に青柳昴樹、福田光輝、1学年上に高山優希、同学年に徳山壮磨、1学年下に藤原恭大、根尾昂、柿木蓮、横川凱、2学年下に中田惟斗がいた。
高校卒業後は青山学院大学へ進学。2020年、3年秋のリーグ戦で「3番・遊撃手」として全10試合に出場し、打率.343、1本塁打、9打点で最高殊勲選手に選ばれ、チームの1部昇格に貢献した[7][8]。4年時からは主将を務め、同年秋のリーグ戦で遊撃手のベストナインに選出された[9][10]。
その後はNTT西日本へ入社。入社1年目の2022年にはWBSC U-23ワールドカップの日本代表に選出されたが、コンディション不良により辞退した[11][12]。
2023年10月26日に開催されたドラフト会議にて、読売ジャイアンツから4位指名を受け[13]、11月17日、契約金5000万円、年俸1000万円で入団に合意した(金額は推定)[14]。背番号は35[15]。担当スカウトは桜井俊貴[16]。
巨人時代
2024年、オープン戦では15試合に出場し、打率.212(33打数7安打)、0本塁打、2打点を記録[1]。ドラフト1位の西舘勇陽、3位の佐々木俊輔とともに、開幕一軍メンバー入りした[17]。3月29日、阪神タイガースとの開幕戦で8回裏に代打でプロ初出場し、三振に終わった[1]。5月8日、中日ドラゴンズ戦で迎えたプロ15打席目で左前へプロ初安打を記録し、初盗塁も記録した[18]。遊撃手のレギュラーであった門脇誠の不調により、5月下旬からは遊撃手として先発出場する機会も増やし[19]、5月24日の阪神戦(甲子園)では、先発投手の戸郷翔征が安打を許さない完璧な投球を続けると、5回一死二塁の場面で泉口に打席が回り、プロ初となる決勝打を放ち戸郷のノーヒットノーラン達成をアシストした[20]。6月11日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦(楽天モバイルパーク)では、2回表に前の打者の岸田行倫がコディ・ポンセから本塁打を放つと、泉口も2者連続となる本塁打を放ち、これがプロ初本塁打となった[21]。9月6日に出場登録を抹消されるが[22]、9月20日に再び一軍に合流し[23]、最終的には66試合の出場で打率.201、1本塁打、9打点、1盗塁という成績でシーズンを終えた[24]。11月26日、1200万円増となる推定年俸2200万円で契約を更改した[24]。
2025年は開幕を二軍で迎えるも、4月4日に一軍昇格[25]。9日の横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)に「8番・遊撃手」で先発出場し、7回に第1号本塁打を放った[26]。その後打撃好調をキープし遊撃手のレギュラーに定着[27]。監督推薦でオールスターゲームに初選出された[28]。8月23日のDeNA戦で、自身初となるシーズン規定打席に到達した[29]。最終的にはチームトップとなる133試合に出場し打率.301、6本塁打、39打点、4盗塁でシーズンを終え、巨人では2019年の坂本勇人以来6年ぶりの打率3割に到達と新人から2年以内に打率3割に到達は2011年の長野久義以来となる快挙を達成した[30]。11月12日に、セントラル・リーグ遊撃手部門の三井ゴールデン・グラブ賞を初受賞した[31]。球団での遊撃手の受賞は、2021年の坂本勇人以来4年ぶりの受賞となった。同月25日には、セントラル・リーグ遊撃手部門のベストナインを初受賞した[32]。ゴールデン・グラブ賞とベストナインの二冠は、同じく2021年の坂本以来4年ぶりとなった。11月27日、3700万円増となる推定年俸5900万円で契約を更改した[33]。
2026年は開幕から「3番・遊撃手」を務め続けていたが、4月21日、長野オリンピックスタジアムでの試合前練習中、打撃練習の打球が泉口の顔面を直撃し、流血して倒れ込んだ[34]。球場内に救急車が入り救急搬送され[34]、脳しんとう、顔面打撲、口腔内裂創と診断を受けた[35]。同日に脳しんとう特例措置で登録を抹消された[34][35]。
選手としての特徴
詳細情報
年度別打撃成績
| 年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024 | 巨人 | 66 | 185 | 164 | 10 | 33 | 6 | 1 | 1 | 44 | 9 | 1 | 0 | 3 | 0 | 18 | 1 | 0 | 24 | 2 | .201 | .280 | .268 | .549 |
| 2025 | 133 | 573 | 512 | 67 | 154 | 23 | 3 | 6 | 201 | 39 | 4 | 5 | 7 | 3 | 47 | 2 | 4 | 60 | 8 | .301 | .362 | .393 | .755 | |
| 通算:2年 | 199 | 758 | 676 | 77 | 187 | 29 | 4 | 7 | 245 | 48 | 5 | 5 | 10 | 3 | 65 | 3 | 4 | 84 | 10 | .277 | .342 | .365 | .707 | |
- 2025年度シーズン終了時
年度別守備成績
| 年 度 | 球 団 | 二塁 | 三塁 | 遊撃 | |||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | ||
| 2024 | 巨人 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 4 | 3 | 4 | 1 | 0 | .875 | 48 | 61 | 121 | 2 | 21 | .989 |
| 2025 | - | - | 132 | 177 | 346 | 11 | 63 | .979 | |||||||||||
| 通算 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 4 | 3 | 4 | 1 | 0 | .875 | 180 | 238 | 467 | 13 | 84 | .982 | |
- 2025年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
- 太字年はゴールデングラブ賞受賞年
表彰
記録
- 初記録
- 初出場・初打席:2024年3月29日、対阪神タイガース1回戦(東京ドーム)、8回裏に中川皓太の代打で出場、加治屋蓮から空振り三振[1]
- 初先発出場:2024年4月14日、対広島東洋カープ3回戦(東京ドーム)、「6番・三塁手」で先発出場[40]
- 初安打:2024年5月8日、対中日ドラゴンズ9回戦(バンテリンドームナゴヤ)、9回表に土生翔太から左前安打[18]
- 初盗塁:同上、9回表に二盗(投手:土生翔太、捕手:加藤匠馬)[18]
- 初打点:2024年5月18日、対広島東洋カープ8回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、2回表に九里亜蓮から右前適時打[41]
- 初本塁打:2024年6月11日、対東北楽天ゴールデンイーグルス1回戦(楽天モバイルパーク宮城)、2回表にコディ・ポンセから右越ソロ[42]
- その他の記録
背番号
- 35(2024年[15] - )