村林一輝
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| 東北楽天ゴールデンイーグルス #6 | |
|---|---|
|
2025年9月20日 楽天モバイルパーク宮城 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
|
| 出身地 | 大阪府堺市東区 |
| 生年月日 | 1997年10月6日(28歳) |
| 身長 体重 |
180 cm 73 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 内野手 |
| プロ入り | 2015年 ドラフト7位 |
| 初出場 | 2017年10月10日 |
| 年俸 | 5800万円(2025年)[1] |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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| 国際大会 | |
| 代表チーム |
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| プレミア12 | 2024年 |
この表について
| |
| 獲得メダル | ||
|---|---|---|
| 男子 野球 | ||
| WBSCプレミア12 | ||
| 銀 | 2024 | |
村林 一輝(むらばやし いつき、1997年10月6日 - )は、大阪府堺市東区出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。東北楽天ゴールデンイーグルス所属。
プロ入り前
小学校1年から菩提フォルコンズで野球を始め、小学5年から美原ベアーズへ[2]。堺市立南八下中学校から大阪府立大塚高等学校へ進学。1年から遊撃手兼投手でレギュラーを掴み、2年の秋には4番でエースとなった。3年の夏の第97回全国高等学校野球選手権大会大阪大会では初戦の大商大高校戦で中盤足をつりながらも12回3失点と好投したが敗退。[要出典]
2015年10月22日に行われたプロ野球ドラフト会議では、東北楽天ゴールデンイーグルスから野手として7位指名を受け、契約金2000万円、年俸500万円で合意(金額は推定)[2]、入団した。背番号は66[3]。大塚高校出身者としては初のプロ野球選手となった。
楽天時代

2016年、主に育成試合や二軍で過ごした。ファームでは三塁手として7試合、遊撃手として16試合に出場し、25打席に立ったが無安打に終わった。[要出典]
2017年、二軍では遊撃手でレギュラーとなり、リーグトップの119試合に出場、打率.246を記録した[4]。9月28日に初めて一軍に登録され、試合には出場せず9月30日に抹消されたが、最終戦となった10月10日に再び一軍登録され、対千葉ロッテマリーンズ戦(Koboパーク宮城)に「9番・遊撃手」でプロ初の先発出場。初打席で成田翔からプロ初安打を記録した。
2018年、28試合に出場し、打率.114、2打点を記録した。
2019年、守備固めを中心に49試合に出場。二塁・三塁・遊撃をこなせるユーティリティープレイヤーとして自己最多の出場機会を記録した。しかし打撃面の課題が浮き彫りとなり、シーズンの半分以上を一軍で過ごしながら僅か2安打、四死球による出塁は0回と打者としては苦しんだ。
2020年、シーズンでは一軍で僅か3試合の出場で安打は1本も打つことが出来なかった。11月7日に行われたファーム日本選手権では決勝打を含む5打数4安打2打点の活躍でMVPに選出され、球団初のファーム日本一に大きく貢献した[5]。
2021年、5月4日の対福岡ソフトバンクホークス戦(福岡PayPayドーム)で笠谷俊介からプロ初本塁打となる右越2点本塁打を記録し[6]、5月15日の対オリックス・バファローズ戦(ほっともっとフィールド神戸)ではプロ初盗塁を決めた。シーズンを通して一軍に帯同し、守備固めと代走を中心に自己最多の79試合に出場した。
2022年、シーズン開幕から一軍に帯同。主に守備固めや代走として起用。シーズン終盤には 新型コロナウイルスに感染し離脱したが1年間通して存在感を示した。また二塁、三塁、遊撃の他に一塁手としても試合に出場し、内野の全ポジションをこなした。オフには50万円増の推定年俸1000万円で契約を更改した[7]。
2023年は打撃コーチの今江敏晃の助言で、これまでのバットを上から落とすようなスイングからすくい上げるようなスイングにするなど、体の使い方やスイングの軌道を変えると打撃が向上[8]。7月2日の対ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)で自己最多の1試合4安打5打点を記録した[9]。同月30日の埼玉西武ライオンズ戦では水上由伸からプロ入り初のサヨナラ打を放った[10]。自己最多98試合に出場し、打率.256、2本塁打、32打点を記録。契約更改では1700万円増の推定年俸2700万円で更改した[11]。
2024年は前年を上回る139試合に出場。自身初の規定打席到達を果たし[12]、打率.241、6本塁打、50打点と成績を伸ばした。オフには2024 WBSCプレミア12の日本代表メンバーに追加招集され[13]、11月23日に行われたスーパーラウンド最終戦の台湾戦で先頭打者本塁打を放った[14]。大会後は楽天に戻り、契約更改で3100万円増の推定年俸5800万円で更改し、背番号も希望していた6に変更した[15]。
2025年はドラフト1位ルーキーの宗山塁が遊撃手で優先起用されたため、三塁手としての出場が中心となった。開幕からしばらくはベンチスタートの試合が多く規定打席に足りない日々が続いていたが、徐々に打撃成績が上向くと同時に出場機会も増え、5月27日に規定打席に到達すると同時に打率.333でリーグ1位に上がった[16]。そのまま前半戦で高打率を維持すると、監督推薦によって自身初のオールスターゲーム出場を果たした[17]。後半戦に入っても熾烈な首位打者争いを繰り広げたものの、9月以降の打率は.172と不振に陥り、最終的にはリーグ5位となる打率.281でシーズンを終了。しかし同じく最終盤までもつれた最多安打争いでは、清宮幸太郎を1本差で振り切り、144安打で最多安打のタイトルを獲得した[18]。さらに自身初となるベストナインとゴールデングラブ賞も獲得し、飛躍の一年となった[19]。オフにはラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国の日本代表メンバーに招集された。契約更改では6700万円増の1億2500万円で更改した[20]。
選手としての特徴
高い守備力が持ち味の内野手[21]。球際の強さ、地肩の強さ、内野全ポジションをこなす器用性を兼ね備える[21]。村林自身は遊撃手のポジションでのゴールデングラブ賞獲得を目標とする[22]。初めて得票資格を得た2023年の同賞の記者投票では僅か7票の4位に終わるも[23]、フジテレビ『S-PARK』が毎年実施している選手間の推薦による「プロ野球100人分の1位」の守備部門では3位になっている[24]。一方でプロ入り後は打撃を課題としているが[21]、2023年から向上の兆しを見せている[25]。高校時代は投手として最速143km/hを投げ、野手としては遠投110m、50m走は6秒2を記録している[2]。
人物
詳細情報
年度別打撃成績
| 年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017 | 楽天 | 1 | 3 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | .500 | .667 | .500 | 1.167 |
| 2018 | 28 | 49 | 44 | 3 | 5 | 1 | 0 | 0 | 6 | 2 | 0 | 1 | 2 | 0 | 3 | 0 | 0 | 12 | 2 | .114 | .170 | .136 | .307 | |
| 2019 | 49 | 25 | 24 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | .083 | .083 | .125 | .208 | |
| 2020 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 | |
| 2021 | 79 | 47 | 40 | 3 | 6 | 1 | 0 | 1 | 10 | 4 | 4 | 2 | 5 | 0 | 2 | 0 | 0 | 8 | 2 | .150 | .190 | .250 | .440 | |
| 2022 | 47 | 17 | 16 | 9 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 | 0 | .188 | .235 | .188 | .423 | |
| 2023 | 98 | 340 | 301 | 35 | 77 | 14 | 2 | 2 | 101 | 32 | 11 | 5 | 12 | 2 | 21 | 0 | 4 | 55 | 12 | .256 | .311 | .336 | .647 | |
| 2024 | 139 | 571 | 518 | 51 | 125 | 13 | 3 | 6 | 162 | 50 | 5 | 1 | 23 | 7 | 21 | 0 | 2 | 91 | 11 | .241 | .270 | .313 | .583 | |
| 2025 | 137 | 557 | 513 | 41 | 144 | 14 | 0 | 3 | 167 | 51 | 6 | 2 | 10 | 3 | 28 | 2 | 3 | 102 | 14 | .281 | .320 | .326 | .645 | |
| 通算:9年 | 581 | 1610 | 1459 | 146 | 363 | 44 | 5 | 12 | 353 | 139 | 26 | 14 | 53 | 12 | 77 | 2 | 9 | 279 | 42 | .249 | .288 | .310 | .599 | |
- 2025年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
年度別守備成績
| 年 度 | 球 団 | 一塁 | 二塁 | 三塁 | 遊撃 | ||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | ||
| 2017 | 楽天 | - | - | - | 1 | 2 | 3 | 0 | 1 | 1.000 | |||||||||||||||
| 2018 | - | 12 | 9 | 8 | 1 | 1 | .944 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 15 | 23 | 25 | 2 | 4 | .960 | ||||||
| 2019 | - | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | 11 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1.000 | 39 | 16 | 22 | 1 | 2 | .974 | ||||||
| 2020 | - | - | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | .333 | |||||||||||
| 2021 | - | 22 | 10 | 24 | 1 | 3 | .971 | 27 | 6 | 6 | 1 | 1 | .923 | 23 | 10 | 12 | 0 | 1 | 1.000 | ||||||
| 2022 | 7 | 12 | 0 | 0 | 1 | 1.000 | 11 | 4 | 11 | 0 | 1 | 1.000 | 20 | 3 | 8 | 0 | 0 | 1.000 | 8 | 2 | 5 | 0 | 0 | 1.000 | |
| 2023 | 2 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 5 | 0 | 3 | 0 | 1 | 1.000 | 26 | 9 | 16 | 1 | 0 | .962 | 75 | 112 | 226 | 8 | 48 | .977 | |
| 2024 | - | - | - | 138 | 223 | 392 | 13 | 95 | .979 | ||||||||||||||||
| 2025 | - | 9 | 7 | 15 | 0 | 1 | 1.000 | 104 | 55 | 139 | 7 | 8 | .965 | 40 | 50 | 102 | 3 | 21 | .981 | ||||||
| 通算 | 9 | 17 | 0 | 0 | 1 | 1.000 | 60 | 30 | 63 | 2 | 7 | .979 | 190 | 75 | 170 | 9 | 10 | .965 | 340 | 439 | 787 | 29 | 172 | .977 | |
- 2025年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
- 太字年はゴールデングラブ賞受賞年
タイトル
- 最多安打:1回(2025年)
表彰
記録
- 初記録
- 初出場・初先発出場:2017年10月10日、対千葉ロッテマリーンズ25回戦(Koboパーク宮城)、「9番・遊撃手」で先発出場[30]
- 初打席・初安打:同上、2回裏に成田翔から二塁内野安打[30]
- 初打点:2018年9月8日、対北海道日本ハムファイターズ20回戦(楽天生命パーク宮城)、2回裏に上沢直之から右前適時打
- 初本塁打:2021年5月4日、対福岡ソフトバンクホークス7回戦(福岡PayPayドーム)、5回表に笠谷俊介から右越2ラン
- 初盗塁:2021年5月15日、対オリックス・バファローズ7回戦(ほっともっとフィールド神戸)、4回表に二盗(投手:田嶋大樹、捕手:頓宮裕真)
- その他の記録
背番号
登場曲
- 「LOVE PHANTOM」B'z(2017年 - 2019年)
- 「虹」TEE(2020年)
- 「ピーターパン」優里(2021年 - 2022年)
- 「手を上げて」Bigfumi(2023年 - )