2004年の全日本GT選手権
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レーススケジュール
- SARSの流行により中止されたマレーシアは、予定通り行なわれた。
- 富士スピードウェイが設備改修のために2003年9月より営業を休止したため、代わって十勝インターナショナルスピードウェイで開催された。北海道でGT選手権が開催された唯一の年でもある。
- オールスター戦がカリフォルニア・スピードウェイで開催され、初めて海外で複数のレースが開催された。
- 10月6日には珠海国際サーキット(中国)でオールスター戦を開催する計画もあったが[1]、結局同年8月に中止が発表された。
マシン(GT500)
フェアレディZ

日産自動車陣営は、日産・スカイラインGT-Rの販売終了(2002年8月)の関係から、この年より参戦車種をフェアレディZ(Z33)に変更したがノーマルのスタイルではオーバーハングが短いことから事実上のホモロゲーションモデルであるTypeEを開発し投入。ただしエンジンは、2002年シーズン途中からGT-Rに搭載されていたVQ30DETTを継続使用している。
NSX
本田技研工業陣営は、NSXの自然吸気エンジンの開発が一定の技術的限界に達したとして、前年までのC32B型エンジンから、新たにC30A型エンジンにターボを追加した新エンジンを投入した。
スープラ
トヨタ自動車陣営は前年同様スープラを継続使用。ただしレギュレーションの関係[2]から、3UZ-FEエンジンの排気量を5.2Lから4.5Lに引き下げている。
フェラーリ・550マラネロ
HITOTSUYAMA RACINGがこれまでのマクラーレン・F1GTRに変わって、フェラーリ・550マラネロを投入[3]。FIA-GT選手権で走っているマシンそのもので、ワークスカーに対抗するためフロントタイヤの大径化とリアウイングの大型化の改造を施した。
ランボルギーニ・ムルシエラゴ

JLOCがこれまでのディアブロに代わって、ランボルギーニ・ムルシエラゴRG-1を投入。第2戦から登場するが、参戦当初はトラブルに苦しみ一旦ヨーロッパに送り返して新たに作り直された。そのため、第4戦では旧型のディアブロが復帰した。
また、アンプレックス・モータースポーツがムルシエラゴR-GTを投入。第3戦と第4戦にスポット参戦した。
VEMAC RD408R
R&D SPORTがVEMAC RD408Rを投入。前年投入したRD350Rでの経験を基に、よりパワーのある無限MF408Sエンジンに変更。車体もそれに合わせて改良された。開発が遅れたため、最終戦のみの参戦となった。
マシン(GT300)
- RE雨宮がパイプフレームシャシーのRX-7を第2戦から投入。
- ガライヤが前年までのSR20DETエンジンからVQ35DEエンジンに変更された。
- aprがMR-Sの新車を投入。エンジンを縦置きに改め、シャシーもパイプフレーム化、エンジンもウォーターインジェクション搭載のものになった。
- M-TECが前年までGT500クラスに参戦していたNSXをコンバートして参戦。もともとの性能が高いためあえてドアミラーを純正のものにし、インテークも500クラスと違うものだった。外観は若干独自の改良が施された程度で後は前年までのGT500クラスのマシンそのものであった。最終戦ではインテークとドアミラーの形状がGT500クラスと同じものになった。
- アークテックモータースポーツが独自開発したポルシェ・968を投入。すでに古い車であったが、パイプフレームシャシーなど最新技術を投入した。
エントリーリスト
GT500クラス
タイヤ=B :ブリヂストン、Y :ヨコハマ、D :ダンロップ、M :ミシュラン、K :クムホ、H :ハンコック、BF :グッドリッチ
GT300クラス
| No. | マシン | ドライバー | エントラント | タイヤ |
|---|---|---|---|---|
| 00 | Bernheim Porsche Racing(Allster) | Y | ||
| 2 | プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX | ベルノ東海ドリーム28 | K | |
| 5 | プロジェクトμB-1マッハ号GT320R | TEAMマッハ | Y | |
| 6 | Stuttgart Performance(Allster) | Y | ||
| 7 | 雨宮アスパラドリンクRX7 | RE雨宮レーシング | Y | |
| 9 | ADVAN K-STADIUM MT | A&S RACING | Y | |
| 10 | JIM Gainer アドバンF360 | Team GAINER | Y | |
| 11 | JIM RodeoDrive アドバンF360 | Team GAINER | Y | |
| 16 | M-TEC NSX | M-TEC CO., LTD. | D | |
| 17 | エスペリア Kosei セリカ | SPIRIT Motorsport | Y | |
| 19 | ウェッズスポーツセリカ | RACING PROJECT BANDOH | Y | |
| 20 | FK/Massimo ADVAN ポルシェ | → |
HITOTSUYAMA RACING | Y |
| 26 | エンドレスタイサンADVAN GT3R(Rd.2-7) ECLIPSE タイサン ADVAN バイパー(Allster) |
TEAM TAISAN | Y | |
| 30 | RECKLESS MR-S | TEAM RECKLESS | BF | |
| 31 | A'PEX i-mobisess MR-S | A'PEX with apr | BF | |
| 43 | ARTA Garaiya | AUTOBACS RACING TEAM AGURI | BF | |
| 51 | NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア | AUTO STAFF RACING | Y | |
| 52 | プロジェクトμ太陽石油セリカ | TOYOTA TEAM CERUMO | D | |
| 63 | LEYJUNダンロップ320R | → |
TEAM LEYJUN | D |
| 70 | フィールズ外国屋ADVANポルシェ | → |
TEAM GAIKOKUYA | Y |
| 72 | アドバンBOROポルシェ | → |
TEAM GAIKOKUYA | Y |
| 77 | クスコスバルADVANインプレッサ | CUSCO RACING | Y | |
| 80 | エンドレスダイシンアドバンZ | TEAM DAISHIN | Y | |
| 81 | シーウエストダイシンアドバンZ | TEAM DAISHIN | Y | |
| 111 | ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4(Rd.1-5,7) | アークテックモータスポーツ | Y | |
| 112 | ARKTECH ADVAN GT3(Rd.2,4,5,7) | アークテックモータスポーツ | Y | |
| 118 | 928 International(Allster) | Y | ||
| 421 | Johnny Pag Racing(Allster) | Y | ||
| 910 | 高見沢整骨院アドバンポルシェ | 910Racing | Y | |
タイヤ=B :ブリヂストン、Y :ヨコハマ、D :ダンロップ、M :ミシュラン、K :クムホ、H :ハンコック、BF :グッドリッチ
スケジュール及び勝者
| 開催日 | 開催サーキット | レース距離 | GT500優勝者 | GT300優勝者 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1戦 | 4月3日・4日 | TIサーキット英田 | 約300km | 本山哲 リチャード・ライアン (日産・フェアレディZ) |
田中哲也 余郷敦 (フェラーリ・360モデナ) |
| 第2戦 | 5月22日・23日 | スポーツランドSUGO | 約300km | 立川祐路 荒聖治 (トヨタ・スープラ) |
青木孝行 谷口信輝 (トヨタ・セリカ) |
| 第3戦 | 6月18日・19日 | セパンサーキット | 約300km | ジェレミー・デュフォア アンドレ・クート (トヨタ・スープラ) |
山路慎一 井入宏之 (マツダ・RX-7) |
| 第4戦 | 7月17日・18日 | 十勝インターナショナル スピードウェイ |
約300km | 影山正美 ミハエル・クルム (日産・フェアレディZ) |
新田守男 高木真一 (ASL・ガライヤ) |
| 第5戦 | 9月4日・5日 | ツインリンクもてぎ | 約300km | 松田次生 アンドレ・ロッテラー (ホンダ・NSX) |
新田守男 高木真一 (ASL・ガライヤ) |
| 第6戦 | 10月30日・31日 | オートポリス | 約300km | 本山哲 リチャード·ライアン (日産・フェアレディZ) |
山路慎一 井入宏之 (マツダ・RX-7) |
| 第7戦 | 11月20日・21日 | 鈴鹿サーキット | 約300km | ブノワ・トレルイエ 井出有治 (日産・フェアレディZ) |
山野哲也 八木宏之 (ホンダ・NSX) |
| All star | 12月18日・19日 | カリフォルニア・スピードウェイ | 200miles | 金石年弘 エリック・コマス (日産・フェアレディZ) |
山野哲也 八木宏之 黒澤治樹 (ホンダ・NSX) |
| 36.25miles | 松田次生 アンドレ・ロッテラー (ホンダ・NSX) |
新田守男 高木真一 (ASL・ガライヤ) | |||
