2025年自由民主党総裁選挙
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党所属参議院議員:100
党員票 :295
合計 :590
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2025年自由民主党総裁選挙(2025ねんじゆうみんしゅとうそうさいせんきょ)は、2025年(令和7年)10月4日に行われた[1]日本の自由民主党の党首である総裁の選挙である。
2025年9月7日に現職の総裁で内閣総理大臣の石破茂が退陣を表明したことに伴い実施され[2]、小林鷹之、茂木敏充、林芳正、高市早苗、小泉進次郎の5人が前回に続き立候補した。
全国の党員・党友も投票する「党員参加型」(いわゆる「フルスペック型」)で行われた。党所属の国会議員のうち衆参両院議長[注釈 1]を除く295票と、その同数が割り当てられる党員・党友票の計590票を争った[3]。
総裁選挙管理委員長の逢沢一郎は12日、「投票行動に影響を与える可能性が極めて大きい」として、党所属国会議員に、報道機関による総裁選アンケートへの対応を自粛するよう通達した[4]。
27日、総裁選挙管理委員会は神奈川県の党員数を57344人から58170人へと訂正した[5]。理由は「一部党員の継続に関し、齟齬があったため」とされている[5]。該当者には26日夕方、速達で投票用紙が郵送された[6]。
10月4日に投開票が行われ、第1回投票では過半数を獲得した候補がおらず、1位の高市、2位の小泉による決選投票が実施された。決選投票の結果、高市が185票を獲得して小泉を破り、新総裁に選出された[7]。女性の総裁就任は1955年の結党以来初となる[8]。
背景

2024年9月27日に行われた2024年自由民主党総裁選挙で石破茂が総裁に選出されたが、政治資金パーティー収入の裏金問題が尾を引き、さらに石破政権の物価高対策や対外政策などに対する不信から国民民主党や参政党など中道・保守政党へ支持者が流出し自民党への支持率が低下、同年10月の第50回衆議院議員総選挙、2025年7月の第27回参議院議員通常選挙で共に与党が過半数を失う大敗を喫した。

相次ぐ国政選挙大敗の責任を追及する声が党内で高まり、石破の求心力が低下。「石破おろし」が活発化し、同年8月の両院議員総会で、党総裁選挙管理委員会が「党則6条4項[注釈 2]による臨時総裁選」の是非を問うことが決定した。
9月8日に国会議員と都道府県連への意思確認が行われる予定だったが、臨時総裁選を求める意見が拡大、総裁選が実施されるとの見方が強まり、前日の7日に石破が辞任の意向を表明したため意思確認は中止。「党則6条2項による総裁が任期中に欠けた際の総裁選」が行われることとなった。
任期途中で行われる総裁選は党員・党友投票を省く「簡易型」での実施が主流であるが、執行部は「党員参加型(フルスペック型)」で行うことを決めた。党への支持が低迷している事から、党員らの声をすくい取る狙いがみられる[9][10]。
争点
選挙データ
総裁
告示日
投開票日
有権者
| 種別 | 票数 |
|---|---|
| 党所属衆議院議員 | 195票 |
| 党所属参議院議員 | 100票 |
| 党員票[注釈 3] | 295票 |
| 合計 | 590票 |
党員票は党員・党友による投票結果を基に都道府県毎に集計され、ドント方式で各候補に配分。1位の候補者が有効票の過半数の得票を得られなかった場合、決選投票となり、1回目の投票の上位2名のいずれかに投票。議員295票+都道府県各1票(計47票)の計342票で実施。都道府県票は決選投票に進んだ2名のうち都道府県毎に党員投票で得票数が多かった候補が獲得[17]。
選挙管理委員会
- 委員長
- 委員長代理
- 委員
テーマ
#変われ自民党 日本の未来を語れ![18]
日程

候補者
届け出順。
| 肖像 | 立候補者名 | 年齢 | 派閥 | 現職 | 出馬表明日 | キャッチフレーズ | 立候補歴 | 外部リンク等 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 小林鷹之 | 50 | 無派閥 | 衆議院議員(5期・千葉2区) | 2025年9月16日[19] | 挑戦で拓く、 新しい日本 自民党、再起動 |
2回目(2024年) | ||
| 茂木敏充 | 69 | 無派閥 | 衆議院議員(11期・栃木5区) | 2025年9月10日[20] | 再生の道すじ作り 結果を出す |
2回目(2024年) | ||
| 林芳正 | 64 | 無派閥 | 衆議院議員(2期・山口3区) 内閣官房長官(第87・88・89代) |
2025年9月18日[21] | 経験と実績で未来を切り拓く | 3回目(2012年・2024年) | 特設サイト | |
| 高市早苗 | 64 | 無派閥 | 衆議院議員(10期・奈良2区) | 2025年9月19日[22] | 日本列島を強く、豊かに。 | 3回目(2021年・2024年) | 特設サイト | |
| 小泉進次郎 | 44 | 無派閥 | 衆議院議員(6期・神奈川11区) 農林水産大臣(第72代) |
2025年9月20日[23] | 立て直す。国民の声とともに | 2回目(2024年) |
出馬を断念した人物
- 加藤勝信 - 9月16日、出馬を見送り、小泉進次郎の陣営の選挙対策本部長に就く意向を表明した[24]。
- 河野太郎 - 9月18日までに、出馬を見送り、小泉を支援する意向を周囲に伝えた[25]。
- 上川陽子 - 9月18日までに、出馬を見送る意向を固めた[26]。9月30日、小泉を支持すると表明した[27]。
- 野田聖子 - 9月18日、出馬を見送り、小泉の推薦人となる方向で最終調整していると判明した[28]。
党内の動き
9月7日、石破が退陣を表明すると、出馬を巡る動きが活発化。去年の総裁選に出馬した9人のうち高市早苗・小泉進次郎・林芳正・小林鷹之・茂木敏充が軸になるとされ[29]、5人は相次いで出馬の意思を示した。
真っ先に正式な出馬表明を行ったのは茂木で[20]、続いて小林、林、高市、小泉の順に表明した。
推薦人
衆参別五十音順。
旧派閥別 推薦人数[35]
| 候補者 | 小林鷹之 | 茂木敏充 | 林芳正 | 高市早苗 | 小泉進次郎 |
|---|---|---|---|---|---|
| 麻生派 | 4 | 3 | 0 | 6 | 3 |
| 旧安倍派 | 2 | 1 | 2 | 6 | 0 |
| 旧茂木派 | 3 | 13 | 0 | 1 | 4 |
| 旧岸田派 | 0 | 0 | 8 | 0 | 2 |
| 旧二階派 | 4 | 0 | 1 | 5 | 2 |
| 旧森山派 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| 無派閥 | 7 | 3 | 9 | 2 | 8 |
世論調査

告示前
| 調査期間 | 調査会社 | 小林鷹之 | 茂木敏充 | 林芳正 | 高市早苗 | 小泉進次郎 | 上川陽子 | 河野太郎 | 加藤勝信 | その他・いない・無回答 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025年9月13-14日 | 読売新聞 | 3 | 7 | 6 | 29 | 25 | 2 | 7 | 1 | 14 |
| 2025年9月12-15日 | 時事通信 | 3.1 | 5.9 | 5.9 | 21.0 | 23.8 | 1.4 | 2.8 | 0.9 | - |
| 2025年9月20-21日 | 毎日新聞 | 2 | 3 | 10 | 25 | 21 | - | - | - | 34 |
| 朝日新聞 | 5 | 4 | 9 | 28 | 24 | - | - | - | 25 | |
| 産経新聞 | 4.0 | 3.8 | 11.1 | 28.3 | 25.7 | - | - | - | 23.3 |
告示後
| 調査期間 | 調査会社 | 小林鷹之 | 茂木敏充 | 林芳正 | 高市早苗 | 小泉進次郎 | その他・いない・無回答 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025年9月26-28日 | 日本経済新聞 | 4 | 5 | 14 | 34 | 25 | 18 |
| 2025年9月27-28日 | 読売新聞 | 5 | 4 | 16 | 25 | 40 | 9 |
小泉に対する批判的報道
ニコニコ動画での「ステマ指示」
9月25日、週刊文春は小泉進次郎陣営がインターネット上に小泉を称賛するコメントを投稿するよう関係者や支持者にメールで要請していたと報じた[36]。陣営の事務局長代理の小林史明は同日、事実関係を認めた[37]。コメントの中には「ビジネスエセ保守に負けるな」など他候補への中傷とも取れる例文があり、批判を招いた[38][39]。
26日、この問題の責任を取る形で小泉陣営の牧島かれん元デジタル大臣が広報班長を辞任した[40]。牧島の元には殺害予告や事務所の爆破予告が寄せられていることも明らかにされた[40]。小泉は自身の関与は否定したが「一部行き過ぎた表現があったことは適当ではなく、再発防止を徹底する。申し訳なく思う」と謝罪した[41]。また、「他候補を批判する意図はなかった」と報告を受けていることを明らかにした[42]。
27日、候補者5人が出演したYoutube番組で小泉以外の4候補はいずれもこの件について問題視しない考えを表明した[43]。
神奈川県の党員離党問題
9月30日、週刊文春は小泉の地元の神奈川県にて高市派の自民党員826人が勝手に離党させられていたと報じた[6]。党神奈川県連関係者は週刊文春の取材に対し「神奈川9区の支部長を務めていた中山展宏前衆院議員が勧誘した多くの党員に、投票用紙が届いていなかった」とし、中山は「県連に確認すると、私がこの1年の間にお願いして党員になってもらった約1000人のうち826人が、今年6月に勝手に離党させられていた」「私は昨年の総裁選では高市早苗議員を支持し、離党させられた党員の9割超が高市議員に投票した」と述べた[6]。
10月1日、小泉は事実関係に対し「初めて知ったところであり、全く関知していない」とした上で、文春の報道に対し「総裁選が行われることを前提として、自らに有利になるように私や私の関係者が何らかの動きをしたかのように印象付ける内容となっており、著しく事実に反する」と反論し、記事の訂正を求める考えを表明した[44]。
2日、神奈川県連は週刊文春に対し「今回の総裁選で特定の候補を有利にさせる目的で、党員を離党させたという誤った印象を読者に与えるものであり、極めて遺憾」とし、抗議文を送付したことを明らかにした[45]。4日、神奈川県連は総裁選の結果を受けて記者会見を開き、週刊文春の報道による影響について「直接的なものはなかった」と結論づけた[46]。
投開票前の「祝勝会」
10月6日、朝日新聞は、小泉陣営が投開票日の3日前に赤坂の議員会館で「祝勝会」を開いていたと報じた。「投開票を控えた3日夜、東京・赤坂の衆院議員宿舎の一室。勝利を確信していた小泉氏の陣営メンバーによる「祝勝会」が開かれていた。騒ぎを聞きつけた他陣営幹部は眉をひそめた」とされ[47]、北海道新聞などが同様の内容を報道した[要出典]。
高市の「奈良のシカ」発言
奈良出身の高市早苗は9月22日に行われた総裁選の演説会で、一部の訪日外国人の迷惑行為を念頭に「奈良のシカを蹴り上げるとんでもない人がいる」と発言[48]。
国民民主党の玉木雄一郎代表は「外国人がやっていたとしたら、けしからん。法令に従ったしかるべき処分が当然だ」と同調。日本共産党の小池晃書記局長は「排外主義をあおり立てるのは問題だ」と批判[49]。立憲民主党の蓮舫参院議員は「鹿への暴力行為は外国人のみならず日本人でも許してはいけません。外国人、しかも今は削除されているSNS映像が根拠とされたお話を自民党総裁候補が口にされたことに極めて違和感を覚えました」と指摘した[50]。
日本テレビは9月29日放送の『news every.』で、現地ガイドらが「攻撃的な観光客は見かけない」と答えるインタビューなどを放映し「シカに危害を加える外国人観光客を目撃することはありませんでした」と放送。番組内で高市は「英語圏の観光客がシカを蹴りあげたのを目撃した」旨を述べ、外国人排斥ではないかとの質問に「そのような誤解があるのは大変残念」と回答[51]。
放送後、SNS上で「テレビ局(日テレ)のやらせだ」「インタビュー対象者は実在しない人物」などとする投稿や、個人を特定しようとするコメントが拡散[52]。日テレは「取材で確認が取れた情報をお伝えしたもの。取材にお答えいただいた方や無関係の方に対し、誹謗中傷や迷惑行為等を行うことは、厳に慎んでいただきたくお願い申し上げます」とコメントした[53]。
9月29日、市民団体の奈良県ヘイトスピーチ規制条例制定を実現する会が高市の事務所宛てに「(シカを蹴る)行為をした外国人を確認したのか」など4項目の公開質問状を送ったと発表[54]。
情勢の推移
告示前から中盤にかけて小泉、高市の一騎打ちの公算と報じられた[55][56]。
終盤の10月1日、日本テレビは決選投票が行われることが確実で、高市、小泉が決選投票に進む可能性が高いほか、林といずれかの候補の決選投票になる可能性があると報じた[57][58]。
複数のマスメディアの終盤の予測は外れた。日本テレビは投票前日、小泉と高市の決選投票となった場合は小泉が優位と報じ[59]、テレビ朝日も党員票の受付が締め切られた後に小泉が優位と予測した[60]。田﨑史郎や古舘伊知郎は予想を外したと率直に認めた[61][62]。
メディアの情勢調査
日付は報道された日。
- 9月21日
- 9月23日
- ANN[64]
- 議員票は小泉80近く、林約50、高市40近く、茂木、小林約30。態度不明70近く。
- ANN[64]
- 9月25日
- 日本テレビ[65]
- 党員、党友と答えた人の支持は高市34%で小泉を上回りトップ。小泉28%、林17%、小林5%、茂木4%。まだ決めていない、分からないは12%。
- 去年の総裁選挙で石破に投票したと答えた人の支持は小泉34%、林25%、高市15%、小林5%、茂木3%。まだ決めてない、分からないは18%。
- 日本テレビ[65]
- 9月26日
- 9月28日
- 9月29日
- 9月30日
- 10月1日
- 日本テレビ[71]
- 党員、党友と答えた人の支持は高市35%、小泉28%、林23%、小林5%、茂木4%。まだ決めていない、分からないは5%。
- 去年の総裁選挙で石破に投票したと答えた人の支持は小泉36%、林32%、高市18%、小林3%、茂木3%。まだ決めてない、分からないは7%。
- 議員の動向は小泉70超、林50超、高市40半ば、小林、茂木は約30。態度不明が約70人。
- NHK[72]
- 議員の動向は小泉約70、林約60、高市約40、小林、茂木約30。全体の2割が未定や態度不明。
- 党員票は、高市やや先行し、林、小泉が続く、小林、茂木は地元で支持を獲得。
- いずれの候補も初回で過半数を獲得出来ず、決選投票は確実。
- 毎日新聞[73]
- 議員の動向は小泉82、林60、高市40、小林33、茂木29。
- 党員票は高市、小泉が3割前後、林が2割、小林、茂木は約1割。
- いずれも初回で過半数を獲得出来ず、決選投票の可能性が高い。
- 時事通信[74]
- 議員の動向は小泉70超、林50台半ば、高市40台、小林、茂木約30。態度不明60強。
- 党員票は高市、小泉約3割、林が続く。
- いずれも初回で過半数を獲得出来ず、決選投票の公算が大きい。決選投票に進む候補は小泉が最有力で、高市、林が続く。
- 日本テレビ[71]
- 10月2日
- 日本経済新聞[75]
- 議員の動向は小泉約70、林約50、高市約40、小林、茂木は30近く。態度不明が約70。
- いずれの候補も初回で過半数を獲得出来ず、決選投票の公算が大きい。
- 日本経済新聞[75]
- 10月3日
- FNN[76]
- 党員票で高市は地元奈良をはじめとする関西のほか関東でも支持を集め17都道府県で優勢、小泉は地元神奈川など15県で優勢、林は地元山口など4県で優勢で、茂木と小林は苦戦。
- FNN[76]
選挙結果
2025年10月4日、自民党本部で投開票が行われた。1回目の投票では有効投票の過半数の295票以上を獲得した候補者はおらず、得票数1位の高市早苗と2位の小泉進次郎による決選投票となった。投票の結果、185対156で高市が当選、結党以来初の女性総裁が誕生した[77]。
背景には、麻生太郎が麻生派の議員に1回目の投票で小林鷹之、茂木敏充に投票させ2人に恩を売った上で、決選投票では党員票の一番多い候補に投票するよう指示したことで、両者の票が決選投票で高市に流れたことが影響していると報じられた[78][79]。
2024年の総裁選に続き、今回も1回目投票の議員票の上位2候補(2024年は小泉と高市、今回は小泉と林芳正)が落選する結果となった。
党員票1位の候補が決選投票を制して当選するのは1978年自由民主党総裁選挙で予備選挙に党員投票が導入されて以来初めてである。
高市は前任の石破茂に続き新進党在籍経験者で、谷垣禎一(京都府出身)以来の近畿地方出身の総裁。神戸大学出身の総裁は宇野宗佑に続いて2人目。
候補者別得票数
| 候補者 | 第1回投票 | 決選投票 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 議員票 | 党員・党友票 | 得票数 | 得票率 | 議員票 | 都道府県票 | 得票数 | 得票率 | |||
| 得票数 | 配分票 | 得票率 | ||||||||
| 高市早苗 | 64 | 250,931 | 119 | 40.0% | 183 | 31.1% | 149 | 36 | 185 | 54.3% |
| 小泉進次郎 | 80 | 179,130 | 84 | 28.6% | 164 | 27.8% | 145 | 11 | 156 | 45.7% |
| 林芳正 | 72 | 130,888 | 62 | 20.9% | 134 | 22.8% | - | |||
| 小林鷹之 | 44 | 32,263 | 15 | 5.1% | 59 | 10.0% | ||||
| 茂木敏充 | 34 | 33,343 | 15 | 5.3% | 49 | 8.3% | ||||
| 総計 | 294 | 626,555 | 295 | 100.00% | 589 | 100.00% | 249 | 47 | 341 | 100.00% |
| 有効投票数 (有効率) | 294 | 626,555 | 295 | 99.5% | 589 | 99.8% | 294 | 47 | 341 | 99.7% |
| 無効票・白票数 (無効率) | 1 | 2,901 | - | 0.5% | 1 | 0.2% | 1 | - | 1 | 0.3% |
| 投票者数 (投票率) | 295 | 629,456 | 295 | 68.7% | 590 | 68.7% | 295 | 47 | 342 | 100.0% |
| 棄権者数 (棄権率) | 0 | 288.944 | - | 31.3% | 288,944 | 31.3% | 0 | - | 0 | 0.0% |
| 有権者数 | 295 | 918,400 | 295 | 100.00% | 590 | 100.00% | 295 | 47 | 342 | 100.00% |
| 出典:自民党 党員投票開票結果|自民党 | ||||||||||
選挙後
高市は投開票直後、党役員人事について「全世代総力結集」を掲げ、派閥の裏金問題に関わった議員を再処分をする考えはなく、選挙を通じて国政に戻ってきたなどとして「人事には影響ない」と、登用する考えを示した[80]。総裁選に出馬した4人について「全員、活躍をしていただく」と役職を打診することを明言[81]。
連立については「(公明党との)自公連立が基本中の基本」とした上で[82]、野党との連立拡大について「基本的な考えをしっかりと議論し、お互い納得でき、そういう形が作れるとうれしい」「できるだけ急いで色々な方の意見を聞きたい」と語った[83]。一方で連立相手の公明党の斉藤鉄夫代表は投開票当日に「政策協議を行い、一致すれば連立政権ということになるが、まだ今の段階では何とも申し上げることができない」とコメント。連立離脱を示唆、自民党の右傾化をけん制した[84]。
10月7日に新執行部が発足。総裁選で争った小林鷹之が政調会長に、高市の推薦人代表を務めた古屋圭司が選対委員長に、決選投票で高市を支持した麻生太郎が副総裁に、裏金問題で党員資格停止処分を受けた萩生田光一が幹事長代行に起用された[85]。麻生派、旧茂木派を中心に保守系議員が多く起用された[85]。
同月10日、公明党は連立離脱を表明。20日に高市は日本維新の会と政権樹立への合意を締結した(自維連立政権)。翌21日に発足した第1次高市内閣では、茂木敏充を外務大臣、林芳正を総務大臣、小泉進次郎を防衛大臣に起用[86]。林は地方回りの出来る役職を希望していたため本人の意向に沿った起用となった[87]。高市の推薦人からは4人が入閣した[注釈 4]。旧森山派や旧岸田派など非主流派の派閥やグルーブからも6人が起用された[注釈 5]。