百花仙子

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百花仙子(ひゃっかせんし)は、中国神話に登場する蓬萊山に住む仙女李汝珍による伝奇小説鏡花縁』でも登場する。

百人の花の精に統括する花神。百花仙子は、百草仙子・百果仙子・百谷仙子らら女仙たちと共に西王母蟠桃会に赴く。道中、女神の姿に変化した学問の神・魁星と出会い、「下界に多くの女性の文官が誕生する」という、鏡花水月の如き未来を予感した[1]

蟠桃会の宴には、百獣大仙・百鳥大仙・百介大仙・百鱗大仙ら男仙が招かれた。奇鳥や仙獣に歌舞を演じさせ、余興とした。月の女神・嫦娥は、百花仙子に対し全ての花を一斉に咲かせて盛景を共に飾るよう提案した。しかし、自然の秩序を守る百花仙子はこの提案を断った[2]

嫦娥が彼女に嫉妬心を抱き、幾千幾百年の後、心宿の魔神・心月狐に教唆した下凡で女皇帝の武則天へ転生して、酒に酔って「全ての花よ咲け」と命令した。この中で、庭園の牡丹が咲くことを拒んだため、武則天によって焼却と左遷に処された[3]

その時、百花仙子と長寿の仙女・麻姑が外出し、慌てふためいた百花の精たちが、主はいないで、全ての花が咲いてしまった。後に天界を怒らせて、百花仙子と99人の花の精が人間界に追放される。百花仙子は物語の主人公である唐敖の娘・唐小山(唐閨臣)へ転生した[4]

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