誤差 (松本清張)

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日本の旗 日本
言語 日本語
ジャンル 短編小説
誤差
作者 松本清張
日本の旗 日本
言語 日本語
ジャンル 短編小説
発表形態 雑誌掲載
初出情報
初出サンデー毎日1960年10月特別号
出版元 毎日新聞社
刊本情報
収録 『駅路』
出版元 文藝春秋新社
出版年月日 1961年11月10日
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誤差』(ごさ)は、松本清張短編小説である。『サンデー毎日1960年10月特別号に掲載され、1961年11月に短編集『駅路』収録として、文藝春秋新社から刊行された。

1962年2017年テレビドラマ化されている。

夏の終わりが近いある日、東海道から山に入った鄙びた温泉宿「川田屋」に、都会風の美貌の女性が現われた。安西澄子と名乗ったその女性は、あまり話をしたがらない様子を見せていたが、三日目に安西忠夫と名乗る長身の紳士が現われ、澄子と合流した。しかしその三日後、書店から夕方17時前に温泉宿に戻った紳士は、仕事で一時宿を離れる、家内はよく睡っているから誰も入らずにそのままにしてほしい、と言い残して17時半過ぎに宿を発った。その二時間後、澄子の死体が部屋から発見された。

当初、現場に到着した警察の嘱託医が述べた死後推定時間からは、死亡時刻が15時から16時の間との見解が得られた。続いて死体が解剖されたが、担当の病院長が述べた死後推定時間からは、死亡時刻が17時過ぎとの見解を得た。二人の医師の見解には差があったが、病院長は嘱託医の見解を、誤差と指摘した。警察としても、死亡時刻を17時過ぎとする病院長の見解のほうが、忠夫が澄子を殺したのち逃走という推定に合致し、満足すべきものであった。

捜査が進み、川田屋に泊まった紳士の本名は竹田宗一と判明、山岡刑事は東京に出張するが、まもなく竹田の首吊り死体が遺書と共に発見され、事件は容疑者の自殺で幕を閉じたかに思われた。

エピソード

  • 著者は「変死体解剖に何十年間従事してきた東京監察医務院吉村三郎博士の経験から思いついた。吉村さんのような学究の徒で、しかも長い経験の実務者でも、こういうような反省はしばしばあるという」と記している[1]

テレビドラマ

脚注

外部リンク

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