Wikiwand AI

危険な斜面

From Wikipedia, the free encyclopedia

国 日本の旗 日本
言語 日本語
ジャンル 短編小説
危険な斜面
作者 松本清張
国 日本の旗 日本
言語 日本語
ジャンル 短編小説
発表形態 雑誌掲載
初出情報
初出 『オール讀物』1959年2月号
出版元 文藝春秋
挿絵 御正伸
刊本情報
収録 『危険な斜面』
出版元 東京創元社
出版年月日 1959年2月15日
装幀 伊藤明
ウィキポータル 文学 ポータル 書物
テンプレートを表示

『危険な斜面』(きけんなしゃめん)は、松本清張の短編小説。『オール讀物』1959年2月号に掲載され、同年2月に短編集『危険な斜面』収録の表題作として、東京創元社から刊行された。

これまで8度テレビドラマ化されている。

歌舞伎座で会社の得意先の接待に参加していた秋場文作は、ロビーで自社の会長・西島卓平の愛人を目にするが、呼び止められて、10年前の自分が何度か交渉を持った女・野関利江であると気づく。野関利江は秋場文作に電話番号を教え、交渉が復活する。秋場文作は、出世したい男であった。重役、部長、課長、平社員といった順序が、人生の階段として、絶えず意識にハシゴ型の影を落としていた。今の野関利江は西島会長の妾だから利用価値があるのだ、と秋場文作は考えた。しかし、野関利江は秋場文作を恋人と考えた。自分が老いて西島会長から捨てられる前に、秋場文作をつないでおきたいのだった。感情を沸騰させはじめた女を前に、秋場文作は黒い計画をめぐらす。

エピソード

  • 著者は本作についてのちに「『危険な斜面』は、企業の機構の中にいる人間の出世欲が転落の斜面に足をかけているというのがテーマ。いま(1973年)ではこういう筋のものが多くて珍しくなくなったが、女の心理の変化まで読みとれなかった自信過剰男が書きたかった」と記している[1]。

テレビドラマ

脚注

外部リンク

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks