不来方賞

From Wikipedia, the free encyclopedia

開催国 日本の旗 日本
競馬場 盛岡競馬場
第1回施行日 1969年8月10日
不来方賞
第57回不来方賞(2025年9月2日)
優勝馬:ナルカミ
開催国 日本の旗 日本
主催者 岩手県競馬組合
競馬場 盛岡競馬場
第1回施行日 1969年8月10日
2025年の情報
距離 ダート2000m
格付け JpnII
賞金 1着賞金4000万円
出走条件 サラブレッド系3歳(指定交流)
負担重量 定量(56kg、牝馬2kg減)
出典 [1]
テンプレートを表示

不来方賞(こずかたしょう)は、岩手県競馬組合盛岡競馬場で施行する重賞競走ダートグレード競走JpnII)である。 2024年より正式名称は「農林水産大臣賞典 不来方賞」。競走名の不来方は、盛岡市にあった不来方城(盛岡城の前身)に由来する。

副賞は、農林水産大臣賞、日本中央競馬会理事長賞、日本馬主協会連合会長奨励賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞、岩手県馬主会会長賞、地方競馬全国協会理事長賞、全国公営競馬主催者協議会会長賞、NAR生産牧場賞、岩手県知事賞、開催執務委員長賞(2025年)[1]

第57回優勝レイ

条件・賞金等(2025年)

1969年創設。岩手競馬ダービーとして位置付けられていた[2]、岩手競馬で最も歴史ある競走のひとつである。現在は、ダート2000メートルで行われる。2000年から2022年まではテレビ岩手から優勝杯の提供を受け「テレビ岩手杯 不来方賞」の名称であったが、2023年は名称が「農林水産省東北農政局長賞 水沢信用金庫杯 不来方賞」となった。

ダービーグランプリ創設直後は11月に開催されていたため、ダービーグランプリのステップレースとして10月に開催されていたが、1996年より7月中旬~8月上旬に開催されるようになった。上位2着馬までにはダービーグランプリの優先出走権が与えられていたが、ダービーグランプリは2007年限りで休止された。2009年は11月開催に、そして2010年からは10月開催となった(ただし、2014年は11月開催)。2019年より開催時期を9月に繰り上げることになった。

元は岩手競馬所属馬による競走であったが、2001年から東北地区交流、2002年から東日本九州地区交流、2004年からは地方競馬全国交流として行われた。2010年にダービーグランプリが地方競馬全国交流競走として復活したため、本競走は岩手所属3歳馬限定の上位2着馬までにダービーグランプリ優先出走権が与えられる競走に戻された。2014年からダービーグランプリの優先出走権付与対象が上位3着馬までに拡大されている。

2016年に岩手競馬で重賞格付け制度が開始され、M2に格付けされた。

2017年からはM1に格上げされた。また同年から2023年まで行われたシリーズ「3歳秋のチャンピオンシップ」では、カテゴリーB競走に指定されていた。本競走とダービーグランプリの双方に優勝した馬の馬主にはボーナス賞金800万円が贈られることになっていた[3](2018年までは同500万円)。

2019年から2023年までHITスタリオンシリーズに指定されていた。

2023年は2009年以来となる水沢競馬場での施行となる。

2024年からは全日本的なダート競走の体系整備に伴いダービーグランプリと統合され、ダートグレード競走(JpnII)に昇格し「ジャパンダートクラシック」のトライアル競走として施行される。施行競馬場は盛岡競馬場、フルゲートは16頭、本競走の1着馬にはジャパンダートクラシックへの優先出走権が付与される[4][5][6]。また岩手競馬としては初めてJpnIIに格付けされる競走となる。

なお、ダートグレード移行初年度の2024年はJRA5頭、地方11頭の割り当てで施行された。

出走条件
サラブレッド系3歳、指定交流。
負担重量[1]
定量。56kg(牝馬2kg減)。
賞金等
賞金額は1着4000万円、2着1400万円、3着800万円、4着520万円、5着280万円。着外手当は6着60万円、7着40万円、8着以下20万円[8]
優先出走権付与
1着馬にジャパンダートクラシックの優先出走権が付与される[1]

過去の副賞

本競走は2008年から2012年、2019年から2023年までスタリオンシリーズ競走として優勝馬の馬主へ特定種牡馬の次年度種付権が副賞となっていた。

歴代優勝馬

第2回から第5回は施行されず。全てダートコースで施行。

回数施行日競馬場距離優勝馬性齢所属タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1969年8月10日盛岡1730mスズヒカリトップ牝4岩手   福田重征佐々木二八
第6回1974年6月30日盛岡1420mカネシラン牝4岩手1分32秒3小西重征小西善一郎
第7回1975年11月2日盛岡1750mカネシラユキ牝4岩手1分53秒0小西重征小西善一郎
第8回1976年10月17日盛岡1750mカネハツユキ牝4岩手1分50秒9小西重征小西善一郎
第9回1977年11月13日盛岡1750mポーラダン牡4岩手1分51秒4村上昌幸村上初男
第10回1978年11月13日盛岡1750mジヨージアフエロー牡4岩手1分54秒4村上昌幸村上初男
第11回1979年8月26日盛岡1800mタガワキング牡4岩手1分56秒7村上昌幸村上初男
第12回1980年9月7日盛岡1800mタケミパワー牡4岩手1分57秒6熊谷昇小西善一郎
第13回1981年8月23日盛岡1900mタガワリユウオー牡4岩手2分03秒5村上昌幸村上初男
第14回1982年10月3日盛岡1900mスーパーライジン牡4岩手2分06秒3菅原勲菅原和治
第15回1983年10月30日盛岡1900mホワイトスワツプス牡4岩手2分05秒2千葉次男千葉勝
第16回1984年11月4日盛岡1900mカウンテスアツプ牡4岩手2分02秒7千葉次男千葉忠一
第17回1985年9月29日盛岡1900mミヤシロフアミリー牡4岩手2分03秒6佐藤浩一小西善一郎
第18回1986年10月19日盛岡1900mトウケイフリート牡4岩手2分03秒8小野寺三男村上実小野寺喜久男
第19回1987年10月18日盛岡1900mアメリカンミツル牡4岩手1分59秒8小竹清一千葉忠一上野助治
第20回1988年10月16日盛岡1900mグランリードワン牡4岩手2分01秒9
同着
及川良春村上初男曾根田武則
シヤドウイメージ牡4岩手菅原勲大和正四郎山口総業(株)
第21回1989年10月29日盛岡1900mスイフトセイダイ牡4岩手2分02秒8小竹清一城地藤男中村正子
第22回1990年10月28日盛岡1900mサンドリーズン牡4岩手2分03秒5菅原勲酒井清古川賀悦
第23回1991年10月27日盛岡1900mロイヤルポイント牡4岩手2分04秒5小竹清一村上実中山喜一
第24回1992年10月25日盛岡1900mモリユウプリンス牡4岩手2分02秒0畠山信一千葉四美森山恭子
第25回1993年10月17日盛岡2000mエビスサクラ牡4岩手2分11秒9菅原勲阿部時男菅原勝
第26回1994年10月16日盛岡2000mブラッククロス牡4岩手2分11秒6菅原勲千葉博上水公
第27回1995年10月22日盛岡2000mサトヨフレンチ牡4岩手2分13秒5小林俊彦佐々木由則高橋義光
第28回1996年7月14日盛岡2000mマツリピロリット牝4岩手2分13秒5小林俊彦千葉四美岩崎九二彌
第29回1997年7月27日盛岡2000mメイセイオペラ牡4岩手2分10秒9菅原勲佐々木修一(有)明正商事
第30回1998年7月26日盛岡2000mキタノタイトル牡4岩手2分09秒5菅原勲伊藤和相場稔
第31回1999年7月25日盛岡2000mマルケイゲイン牡4岩手2分08秒4村松学菅原右吉熊谷みき子
第32回2000年7月30日盛岡2000mトニージェント牡4岩手2分11秒9村上忍村上実千葉浩
第33回2001年7月29日盛岡2000mバンケーティング牡3岩手2分10秒3菅原勲平澤芳三佐々木誠吾
第34回2002年7月28日盛岡2000mナノテクノロジー牡3岩手2分13秒4村上忍千葉四美池谷誠一
第35回2003年7月27日盛岡2000mグランドピアノ牡3岩手2分11秒4村松学菅原右吉荒屋光郎
第36回2004年8月1日盛岡2000mウエストジーニアス牡3岩手2分10秒0菅原勲佐藤晴記横澤盛悦
第37回2005年8月7日盛岡2000mマツリダパレス牡3岩手2分10秒2小林俊彦城地藤男高橋福三郎
第38回2006年8月6日盛岡2000mオウシュウクラウン牡3岩手2分09秒4小林俊彦櫻田浩三西村專次
第39回2007年8月19日水沢2000mセイントセーリング牡3岩手2分10秒6菅原勲鈴木七郎内海正章
第40回2008年9月7日盛岡2000mピンクゴールド牝3岩手2分10秒2小林俊彦小林義明小野寺哲雄
第41回2009年11月22日水沢2000mグレードアップ牡3船橋2分07秒6菅原勲松代眞前田晋二
第42回2010年10月24日盛岡2000mロックハンドスター牡3岩手2分08秒8菅原勲瀬戸幸一千葉浩
第43回2011年10月24日盛岡2000mカミノヌヴォー牡3岩手2分09秒3阿部英俊千葉幸喜宇賀神英子
第44回2012年10月28日盛岡2000mロッソコルサ牡3岩手2分09秒8村上忍千葉幸喜大久保和夫
第45回2013年10月27日盛岡2000mコウギョウデジタル牝3岩手2分06秒0阿部英俊菅原右吉菊地捷士
第46回2014年11月3日盛岡2000mライズライン牝3岩手2分05秒9村上忍千葉幸喜大久保和夫
第47回2015年10月25日盛岡2000mダイワエクシード牡3岩手2分10秒7村上忍千葉幸喜大久保和夫
第48回2016年10月23日盛岡2000mエンパイアペガサス牡3岩手2分10秒4村上忍佐藤祐司佐藤信廣
第49回2017年10月22日盛岡2000mキングジャガー牡3岩手2分04秒6高橋悠里板垣吉則廣松金次
第50回2018年10月21日盛岡2000mサンエイキャピタル牡3岩手2分06秒0山本聡哉瀬戸幸一鈴木雅俊
第51回2019年9月16日盛岡2000mヤマショウブラック牡3岩手2分09秒9高松亮小林俊彦山下勇
第52回2020年9月6日盛岡2000mフレッチャビアンカ牡3岩手2分07秒2高松亮千葉幸喜大久保和夫
第53回2021年9月5日盛岡2000mマツリダスティール牡3岩手2分08秒2村上忍菅原勲高橋文枝
第54回2022年9月4日盛岡2000mマナホク牡3岩手2分06秒9高松亮佐藤雅彦(同)MIRAI
第55回2023年9月3日水沢2000mルーンファクター牡3岩手2分08秒8坂口裕一千葉幸喜楊明翰
第56回2024年9月3日盛岡2000mサンライズジパング牡3JRA2分03秒2武豊音無秀孝(株)ライフハウス
第57回2025年9月2日盛岡2000mナルカミ牡3JRA2分01秒2戸崎圭太田中博康ゴドルフィン

※馬齢は2000年以前については旧表記を用いる。

脚注・出典

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI