金井恒太

From Wikipedia, the free encyclopedia

名前 金井恒太
生年月日 (1986-05-25) 1986年5月25日(39歳)
プロ入り年月日 2007年4月1日(20歳)
 金井恒太 六段
名前 金井恒太
生年月日 (1986-05-25) 1986年5月25日(39歳)
出身地 埼玉県上尾市
棋士情報
プロ入り年月日 2007年4月1日(20歳)
棋士番号 265
所属 日本将棋連盟(関東)
師匠 飯野健二八段
段位 六段
棋士DB 金井恒太
2018年4月7日現在
■テンプレート ■プロジェクト

金井 恒太(かない こうた、1986年5月25日 -) は、将棋棋士飯野健二八段門下。棋士番号は265。埼玉県上尾市出身。聖学院中学校・高等学校[1]法政大学キャリアデザイン学部卒業[2]

オーストリアウィーンで生まれたが、前月に発生したチェルノブイリ原子力発電所事故の影響を心配した両親と共にすぐに帰国している。

4,5歳の頃、祖父にルールを教わり将棋を覚える[3][4]。小学3年生のときに埼玉県大会で3位になり、初めてプロ棋士を意識したという[4]。1998年、小学6年生の時に小学生将棋名人戦に出場し、ベスト8(東日本大会ベスト4)に進出したが、テレビ出演となるベスト4には一歩届かなかった。(同年の大会出場者には、高崎一生(優勝)、船江恒平(準優勝)、戸辺誠(3位)、中村太地広瀬章人糸谷哲郎佐藤天彦らがいた。)

1999年、中学1年のときに新進棋士奨励会に入会[4]

三段リーグでの8期4年間の勝率は5割程度であったが、法政大学キャリアデザイン学部在学中[4]の2006年、第40回奨励会三段リーグにおいて、3勝4敗からの11連勝で14勝4敗(リーグ2位)の成績を収め、プロ入りを決めた。同期の棋士は豊島将之伊藤真吾(2度目の次点を取りフリークラス入り)[5]

プロ入り1期目(2007年度)の2008年1月28日から2008年3月31日まで11連勝し、連勝継続中に年度をまたぎ、2008年度の最初の対局(4月4日)が不戦敗のため11連勝が連勝がストップした2008年度の記録となった。2007年度には13連勝をした棋士が2名おり、2008年度には豊島将之も11連勝(次年度に継続)をあげたが、将棋大賞の連勝賞の規定では、年度をまたいだ連勝記録は連勝が止まった年度のものとして扱うため、金井が2008年度将棋大賞の連勝賞を単独で受賞した。

第58回(2008年度)NHK杯戦で本戦3回戦まで勝ち進むが、佐藤康光棋王)に敗れる。

3年目の順位戦となる第68期(2009年度)C級2組順位戦で、開幕6連勝を達成するなどして昇級争いの3番手につけた(C級2組からの昇級枠は3名)。第9回戦(2010年2月2日)は、勝てば昇級の一番であったが、降級点2点を抱え順位戦残留が風前の灯の児玉孝一との千日手指し直しの末の戦いに敗れ、ほかの2名とともに7勝2敗で並んだ(この児玉との戦いで、将棋大賞で初の「名局賞特別賞」を受賞)。しかし、金井は前期に7勝3敗の好成績を挙げていたため、3名の中でリーグ表順位が最も上であった(12位)。そのため、最終10回戦(3月9日)も、勝てば昇級(自力昇級)の状態で迎えた。そして、ほかの2名は勝って8勝2敗としたものの、金井も山本真也に勝って8勝2敗とし、順位戦初昇級を決めた。結果としては、すでに2名(豊島将之、高崎一生)が昇級を決めたリーグで、金井が一人で最終10回戦に見せ場を作り、その代わりに、自分の五段昇段が1か月遅れになるという形になった。

第75期(2016年度)C級1組順位戦は1勝9敗の大不振でクラス最下位となり降級点がつくも、翌第76期(2017年度)で6勝を挙げ、1期で降級点を消去した。また、第30期(2016年度)竜王戦6組・昇級者決定戦決勝で星野良生を破り、5組に昇級した。

第3期(2018年度)叡王戦[注 1]で予選六段戦を勝ち抜き本戦に進出。本戦で佐藤天彦、佐藤康光、行方尚史を破り、初のタイトル挑戦となる決勝七番勝負に進出。金井と同じくタイトル初挑戦の決勝進出者となった高見泰地との番勝負は0勝4敗のストレート負けに終わり、タイトル獲得はならなかった。

棋風

居飛車党である。プロデビュー時のインタビュー(日本将棋連盟公式サイト)で、「得意戦法は角換わり腰掛け銀」と答えた。矢倉横歩取りなども多く指す。

目標の棋士に郷田真隆を挙げ、棋風も強く影響を受けている[6]

人物

元々母親がピアノ教師だった関係もあり、自らもピアノを趣味としており[7]、過去に将棋イベントや友人の結婚披露宴でピアノ演奏を披露したこともある[8][9]。また、自身が挑戦者となった第3期叡王戦七番勝負のPR動画でも、BGMのピアノ演奏を行っている。

同じく関根茂一門である矢内理絵子曰く、礼儀正しく丁寧で先輩を立ててくれる「将棋界の貴公子」。 2014年現在、栄光ゼミナールの「栄光キッズカレッジ」にて将棋の特別クラスを受け持っている[10]

芸能人では華原朋美のファン。好きな曲は『save your dream[11]

2019年2月より、出身地・上尾市の「キラリ☆あげおPR大使」を務めている[12]

昇段履歴

昇段規定は、将棋の段級 を参照。

  • 1999年 : 6級 = 奨励会入会
  • 2002年10月 : 三段(第33回奨励会三段リーグ<2003年度前期>から三段リーグ参加)
  • 2007年4月1日 : 四段(第40回奨励会三段リーグ成績2位)= プロ入り
  • 2010年3月9日 : 五段(順位戦C級1組昇級)
  • 2016年3月9日 : 六段(勝数規定 /五段昇段後公式戦120勝

主な成績

タイトル戦登場

  • 叡王戦挑戦 1回(2018年度 = 第3期)
登場回数1、獲得0

将棋大賞

  • 第36回(2008年度)連勝賞
  • 第37回(2009年度)名局賞特別賞

在籍クラス

順位戦・竜王戦の在籍クラスの年別一覧
開始
年度
(出典)順位戦
出典[13]
(出典)竜王戦
出典[14]
名人 A級 B級 C級 0 竜王 1組 2組 3組 4組 5組 6組 決勝
T
1組 2組 1組 2組
2007 66 C245 6-4 21 6組 -- 2-2
2008 67 C222 7-3 22 6組 -- 2-2
2009 68 C212 8-2 23 6組 -- 2-2
2010 69 C128 5-5 24 6組 -- 4-2
2011 70 C117 5-5 25 6組 -- 1-2
2012 71 C116 7-3 26 6組 1-1 6-0
2013 72 C108 4-6 27 5組 -- 2-2
2014 73 C121 8-2 28 5組 -- 0-3
2015 74 C104 5-5 29 5組 -- 3-2
2016 75 C116x 1-9 30 5組 -- 5-1
2017 76 C137+ 6-4 31 5組 -- 1-2
2018 77 C113 5-5 32 5組 -- 4-2
2019 78 C116 4-6 33 5組 -- 5-1
2020 79 C126 4-6 34 4組 -- 1-2
2021 80 C126x 2-8 35 4組 -- 4-2
2022 81 C133* 5-5 36 3組 -- 1-2
2023 82 C115* 4-6 37 3組 -- 1-2
2024 83 C123* 38 4組 --
順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。
順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 )
順位戦の「F編」はフリークラス編入 /「F宣」は宣言によるフリークラス転出。
竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。

年度別成績

公式棋戦成績
年度対局数勝数負数勝率(出典)
2007 3121100.6774[15]
2008 3820180.5263[16]
2009 2716110.5926[17]
2010 3722150.5946[18]
2007-2010
(小計)
1337954
年度対局数勝数負数勝率(出典)
2011 3820180.5263[19]
2012 3624120.6667[20]
2013 4024160.6000[21]
2014 3317160.5152[22]
2015 2612140.4615[23]
2016 3717200.4595[24]
2017 3015150.5000[25]
2018 3314190.4242[26]
2019 3621150.5833[27]
2020 3616200.4444[28]
2011-2020
(小計)
345180165
年度対局数勝数負数勝率(出典)
2021 269170.3462[29]
2022 3216160.5000[30]
2023 269170.3462[31]
2021-2023
(小計)
843450
通算 5622932690.5213[32]
2023年度まで

脚注

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI