石川優太
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プロ入り後
6歳の頃、祖父と父が指しているのをみて将棋を始める。2006年に開催された第31回小学生将棋名人戦で優勝。同年9月に奨励会入会。
2013年4月に奨励会三段となる。三段として2016年度の第6回加古川青流戦に出場して決勝に進出。井出隼平との三番勝負は1勝2敗に終わり、準優勝となる。
奨励会三段リーグは第58回(2015年度下期)と第64回(2018年度下期)にて最終局で敗れて昇段を逃す(第64回では、次点を獲得している)。そして第65回(2019年度上期)にて、13勝5敗でリーグ2位の成績を挙げ、遂に四段昇段によるプロ入りを決めた[注 1]。なお、三重県出身の棋士がプロになるのは、澤田真吾以来10年ぶりの事だった[2]。
デビュー年度となった2020年度は、第46期棋王戦で活躍。初参戦ながら予選を5連勝で突破すると、本戦でも2連勝し準々決勝まで進出。このままタイトル挑戦まで勝ち進んでいた場合、前代未聞の初参戦棋士による2期連続挑戦[注 2]、という事態になっていたが、久保利明に敗れた(久保に勝利していた場合、ベスト4入りによって最低でも次期棋王戦の本戦シードを手に入れていた)。
2021年度は第34期竜王戦で昇級者決定戦を制し、5組への昇級を決めた。
2022年度は第35期竜王戦で昇級者決定戦を制し、4組への昇級と、竜王ランキング戦連続昇級による五段昇段を決めた。
棋風
人物
- 前述通り、第64回三段リーグの最終局では連敗を喫し昇段を逃したが、本人曰く「これまでの人生で1番きつかった」、「とりあえずは生存を選択した」と語る程のダメージを受けていた。しかし、次の第65回で昇段を果たした事については「(なぜ)昇段できたのかは自分でもわからない」、「(最終局の対局中に、なぜ奨励会を受けようとしたのか、なぜ棋士を目指そうとしたのか、など考えて)出た答えは、強い相手と指したいから。そう思うと、昇段だの、競争相手だの、悪夢の再来だの、そんなもんどうでもいいと思えた。この時思ったこと、考えたことを極力忘れないようにしたい」と振り返っている[4]。
- 藤井聡太に対しては、「一局でも多く当たれるように、頑張りたい」とコメントしている[6]。藤井とは第75回NHK杯テレビ将棋トーナメント準々決勝(2026年1月25日放送)で対局が実現した。
昇段履歴
主な成績
在籍クラス
→竜王戦と順位戦のクラスについては「将棋棋士の在籍クラス」を参照
| 開始 年度 |
順位戦 出典[7] |
竜王戦 出典[8] | ||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 期 | 名人 | A級 | B級 | C級 | 期 | 竜王 | 1組 | 2組 | 3組 | 4組 | 5組 | 6組 | 決勝 T |
|||||
| 1組 | 2組 | 1組 | 2組 | |||||||||||||||
| 2019 | 78 | 四段昇段前 | 33 | 6組 | -- | 1-2 | ||||||||||||
| 2020 | 79 | C250 | 5-5 | 34 | 6組 | -- | 6-1 | |||||||||||
| 2021 | 80 | C232 | 4-6 | 35 | 5組 | -- | 4-1 | |||||||||||
| 2022 | 81 | C236 | 7-3 | 36 | 4組 | -- | 1-2 | |||||||||||
| 2023 | 82 | C213 | 7-3 | 37 | 4組 | -- | 1-2 | |||||||||||
| 2024 | 83 | C209 | 38 | 4組 | -- | |||||||||||||
| 順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。 順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 ) 順位戦の「F編」はフリークラス編入 /「F宣」は宣言によるフリークラス転出。 竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。 | ||||||||||||||||||
年度別成績
| 年度 | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | (出典) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019 | 7 | 4 | 3 | 0.5714 | [9] |
| 2020 | 43 | 25 | 18 | 0.5813 | [10] |
| 2019-2020 (小計) |
50 | 29 | 21 | 0.5800 | |
| 年度 | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | (出典) |
| 2021 | 37 | 20 | 17 | 0.5405 | [11] |
| 2022 | 31 | 14 | 17 | 0.4516 | [12] |
| 2023 | 33 | 22 | 11 | 0.6666 | [13] |
| 2021-2023 (小計) |
101 | 56 | 45 | ||
| 通算 | 151 | 85 | 66 | 0.5629 | [14] |
| 2023年度まで | |||||