齊藤裕也
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両親に教わり将棋を始める。
奨励会三段リーグには第71回(2022年前期、4月-9月)に参加。奨励会の年齢制限26歳まで残り1年に迫る、遅い三段リーグ入りであった[注釈 1]が、三段リーグ1期目でリーグ2位の成績(13勝5敗、順位39位)を挙げ、現行制度で史上7人目(第1回リーグの2人を除く)となる「三段リーグ1期抜け」で四段昇段・プロ入りを決めた。現行の制度において、最も低い順位(順位39位)からの四段昇段となる。
人物・エピソード
- 中飛車や三間飛車を得意とする振り飛車党であるが、相手が振り飛車党の場合は居飛車を指すことも多い。また、稀に雁木などの相居飛車を指すこともある。
- 2022年6月に開設した名古屋将棋対局場で、奨励会員として記録係を務めた後にプロとして同対局場で公式戦を指した最初の棋士[2]。
- 三段リーグの前半では5勝3敗と、プロ入りにはやや厳しい成績だったものの、「名古屋将棋対局場で指す棋士の姿が羨ましく、発奮材料になった」[2]と語っており、残りの10局を8勝2敗[2]で駆け抜け、最終成績が13勝5敗となり1期抜けで四段昇段を果たした。
- 2018年10月18日に行われた第77期順位戦B級1組7回戦(▲菅井竜也七段-△橋本崇載八段戦)は、菅井が反則手(▲4六角「通称:角ワープ」)を指し反則負けとなったことで広く知られるが、この対局で記録係を務めていた齊藤は、菅井が反則手(▲4六角)を指した直後はこの手が反則であることに気付かず、両対局者も気付かずに指し続けていた。齊藤は棋譜入力用のタブレットに指し手(▲4六角)を入力できないことに対し動揺し、菅井に「その角はどこから来ましたか?」と尋ね、その瞬間に初めて両対局者が反則を認識したという。また、この一連の出来事に対して齊藤は後に「自分が対局中に寝てしまっていたのではないかと思い、動揺した」と語っている[3][4]。
- 2025年4月23日の第38期竜王戦6組昇級者決定戦において、増田裕司の現役最終局の対局相手となった[5]。また、齊藤の次の対局となった同年5月15日の竜王戦6組昇級者決定戦にて、またしても有森浩三の現役最終局の対局相手となった[6]。
昇段履歴
主な成績
在籍クラス
竜王戦と順位戦のクラスは、将棋棋士の在籍クラス を参照。
| 開始 年度 |
順位戦 出典[7] |
竜王戦 出典[8] | ||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 期 | 名人 | A級 | B級 | C級 | 期 | 竜王 | 1組 | 2組 | 3組 | 4組 | 5組 | 6組 | 決勝 T |
|||||
| 1組 | 2組 | 1組 | 2組 | |||||||||||||||
| 2022 | 81 | 四段昇段前 | 36 | 6組 | -- | 0-1/昇3-1 | ||||||||||||
| 2023 | 82 | C253 | 4-6 | 37 | 6組 | -- | 0-1/昇1-1 | |||||||||||
| 2024 | 83 | C240x | 2-8 | 38 | 6組 | -- | 1-1/昇2-1 | |||||||||||
| 2025 | 84 | C251* | - | 39 | 6組 | -- | - | |||||||||||
| 順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。 順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 ) 順位戦の「F編」はフリークラス編入 /「F宣」は宣言によるフリークラス転出。 竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。 | ||||||||||||||||||
年度別成績
| 年度 | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | (出典) | 通算成績 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022年度 | 8 | 3 | 5 | 0.3750 | [9] | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | (出典) |
| 2023年度 | 39 | 24 | 15 | 0.6153 | [10] | 47 | 27 | 20 | 0.5744 | [11] |
| 2024年度 | 35 | 12 | 23 | 0.3428 | [12] | 82 | 39 | 43 | 0.4756 | [13] |
| 通算 | 82 | 39 | 43 | 0.4756 | [13] | |||||
| 2024年度まで | ||||||||||