岡部怜央

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名前 岡部怜央
生年月日 (1999-04-08) 1999年4月8日(26歳)
プロ入り年月日 2022年4月1日(22歳)
 岡部怜央 六段
名前 岡部怜央
生年月日 (1999-04-08) 1999年4月8日(26歳)
出身地 山形県鶴岡市
棋士情報
プロ入り年月日 2022年4月1日(22歳)
棋士番号 331
所属 日本将棋連盟(関東)
師匠 加瀬純一七段
段位 六段
棋士DB 岡部怜央
2026年3月3日現在
■テンプレート ■プロジェクト

岡部 怜央(おかべ れお、1999年4月8日 - )は将棋棋士加瀬純一七段門下。棋士番号は331。山形県鶴岡市出身。

プロ入り後

棋風

主に角換わり相掛かりを得意とする居飛車党。

棋歴

将棋を始めたきっかけは、小学1年生の頃に、2歳上の兄が祖父と指しているのを見て、自然に覚えた[1]

奨励会には12歳で入会。鶴岡から3~4時間かけて東京に行き、将棋を指して深夜バスで帰り、翌日は朝から学校に行くという生活だった[2]

三段リーグには第60回(2016年度下期)より参戦。5年間の三段生活は「とても厳しかった。昇段の可能性が消えたリーグはモチベーションを保つのに苦労した」と振り返るほど苦労していた[2]

3期目までは勝ち星が一桁に止まっていたが、4期目の第63回三段リーグでは13勝5敗の好成績を収めた。しかし、順位が上の山本博志と同じ成績だったため、あと1勝が足りずに4位で昇段を逃した。

10期目となった第69回三段リーグでは、4期目に次ぐ成績である12勝6敗の成績を収めるも、やはり昇段に届かず5位止まりであった。しかし、この成績による5位という高順位が、結果的に次期70回での昇段への足掛かりとなる(後述)[注釈 1]

11期目の第70回三段リーグ(2021年度下期)では11連勝をするなど好調を維持し、昇段は確定していなかったものの14勝2敗の暫定1位で最終日を迎えた。そのため、前期の成績による高順位(5位)の恩恵もあり、最終日では「2局の内1勝する」、又は「(2連敗の場合でも)昇段争いのライバルである徳田拳士が2連敗するか、片山史龍が1敗する」と昇段確定という、極めて有利な状況であった。結果、1局目は敗れたものの片山も同じく敗れたため、この時点での四段昇段が確定した(最終局は勝利したため、結果的に1位での昇段となった)[3]

デビューとなった2022年度は第64期王位戦にて活躍。近藤誠也佐々木勇気佐藤康光といった強豪相手に5連勝して、王位リーグ入りを果たした(リーグ戦は白組にて1勝4敗での陥落に終わった)。

2024年度の第83期順位戦C級2組では8勝2敗の成績でリーグ2位となり順位戦初昇級。規定により五段へと昇段した。同年度は将棋大賞の表彰対象である対局数・勝利数・連勝数の3部門で1位、勝率部門で2位に輝き、1位となった3部門に新人賞を加えた4賞を受賞した[4]

2025年度の第84期順位戦C級1組では9勝1敗の成績で順位戦の連続昇級を決め、規定により六段へと昇段した。

人物・エピソード

山形県出身のプロ棋士は阿部健治郎以来13年ぶり4人目[5](他の2人は飯田弘之北楯修哉)。

兄の岡部寛大も奨励会入りしたが、早く退会した。その後2015年の全国高等学校将棋選手権大会で優勝している[6][7]

対局の前日はサウナでコンディションを整えている。また、ポーカーをYoutubeで見るのにハマっている[2]

岡部の四段昇段は、師匠である加瀬純一門下としては16年ぶりとなる、4人目のプロ棋士誕生となった(同門下の女流棋士である加藤圭を加えると5人目)。16年ぶりのプロ入りという事もあり、師匠の加瀬は岡部が昇段した当日に、喜びと感謝の気持ちをTwitterに投稿した[8]

昇段履歴

昇段規定は、将棋の段級 を参照。

主な成績

将棋大賞

  • 第52回(2024年度)- 最多勝利賞(49勝)、最多対局賞(63局)、連勝賞(17連勝)、新人賞

在籍クラス

順位戦・竜王戦の在籍クラスの年別一覧
開始
年度
(出典)順位戦
出典[15]
(出典)竜王戦
出典[16]
名人 A級 B級 C級 0 竜王 1組 2組 3組 4組 5組 6組 決勝
T
1組 2組 1組 2組
2022 81 C255 6-4 36 6組 -- 2-1/昇1-1
2023 82 C222 8-2 37 6組 -- 0-1/昇7-1
2024 83 C205 8-2 38 6組 -- -
2025 84 C1 - 39 (開始前)
順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。
順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 )
順位戦の「F編」はフリークラス編入 /「F宣」は宣言によるフリークラス転出。
竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。

年度別成績

公式棋戦成績
年度 対局数勝数負数勝率(出典) 通算成績
2022年度 3721160.5675[17] 対局数勝数負数勝率(出典)
2023年度 3923160.5897[18] 7644320.6470[19]
(小計) 7644320.6470
通算 7644320.6470[19]
2023年度まで

脚注

関連項目

外部リンク

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