1970年シーズンのサンフランシスコ・49ers

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成績 10勝3敗1分
地区 NFC西地区優勝
CON NFC2位
結果 カンファレンス決勝敗退
サンフランシスコ・49ers 1970
成績 10勝3敗1分
地区 NFC西地区優勝
CON NFC2位
結果 カンファレンス決勝敗退
組織
オーナー ジョセフィーヌ・モラビト
ジェーン・モラビト
GM ルイス・スパディア英語版
HC ディック・ノーラン英語版
ホーム ケザー・スタジアム英語版
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1970年シーズンは、サンフランシスコ・49ersNFL21年目のシーズンであり、AAFC時代を含め25年目のシーズン。ディック・ノーラン・ヘッドコーチの4年目のシーズン[1]

攻撃陣の動向

1970年シーズンの49ersは、球団創設25周年(AAFC時代を含む)の節目であり、ディック・ノーランヘッドコーチ(HC)体制の3年目のシーズンであった。この年はNFLとAFLの統合による新体制の初年度であり、49ersは10勝3敗1分の成績でNFC西地区優勝を果たした[2]。これは球団史上初の地区優勝であり、同時に初のプレーオフ進出でもあった[3]

ディビジョナル・プレーオフで当時の強豪ミネソタ・バイキングスを17–14で破り、球団初のポストシーズン勝利を記録した。しかし、本拠地ケザー・スタジアムで行われたNFCチャンピオンシップでは、ダラス・カウボーイズに10–17で敗れ、スーパーボウル出場は成らなかった[4]

攻撃陣は、リーグトップの総得点352点(1試合平均25.1点)を記録し、NFLナンバーワンの得点力を誇った。

QB ジョン・ブロディは、パス2,941ヤード、24タッチダウン(TD)、10インターセプト、パサーレイティング93.8という驚異的な成績を残した。ブロディはこの年のNFL MVPおよび最優秀攻撃選手賞を受賞し、名実ともにリーグ最高の司令塔として君臨した。

ブロディの主要なターゲットとなったのが、2年目のWR ジーン・ワシントンである。ワシントンは53キャッチでリーグ最多の1,100ヤード、12TDを記録し、1レシーブ平均20.8ヤードという爆発力を見せた。地上戦では、ベテランのFB ケン・ウィラードが789ヤード、7TDを挙げ、攻撃にバランスをもたらした。また、「プロテクターズ」と呼ばれたOLは、シーズンを通してわずか8サックしか許さないという、当時のNFL新記録を樹立した[5]

守備陣の記録

守備陣は失点数でリーグ14位(平均19.1点)であったが、勝負所での粘り強さが光った。ディフェンスは「4-3」システムを採用し、フロントセブンと二次守備陣の両方にスター選手を揃えていた。

フロントセブンでは、LBデイブ・ウィルコックスがオールプロに選出され、その圧倒的なパワーで「インティミデイター(威嚇者)」の異名をとった。また、DE セドリック・ハードマン(8.5サック)とトミー・ハート(5.5サック)が強力なパスラッシュを展開した。

セカンダリー守備陣では、CB ジミー・ジョンソンがシャットダウン・コーナーとして君臨し、オールプロ第1チームに選出された。新人CBのブルース・テイラーも3インターセプトに加え、パントリターンでもリーグ屈指の成績を残し、AP通信選出の新人王を獲得した。これらの守備陣は、プレーオフのバイキングス戦で相手攻撃を14点に抑え込み、番狂わせの主役となった[6]

1970年シーズンの結果

このシーズンは、49ersが長年の低迷を脱し、NFLの強豪へと名乗りを上げた歴史的な1年となった。また、長年本拠地として使用したケザー・スタジアムでの最終シーズンでもあり(翌1971年からキャンドルスティック・パークへ移転)、地元のファンに初の地区優勝という最高のプレゼントを贈る形となった。

ブロディ、ワシントン、ジョンソン、ウィルコックス、そしてOT レン・ローデの5名がプロボウルに選出されるなど、個人の活躍も目立ったシーズンであった。

直近のチーム成績

49ers の当年及び近年のシーズン成績
成績Con地区地区ConSOSSOV平均得点平均失点
1970 NFC決勝敗退2位優勝1031.7503-2-13-2-1.444.42925.119.1
1969 レギュラーシーズン敗退4位482.3572-42-4.564.40219.822.8
1968 レギュラーシーズン敗退3位761.5362-3-12-3-1.543.35221.622.1
1967 プレーオフボウル勝利3位770.5003-33-3.528.38819.524.1
1966 レギュラーシーズン敗退4位662.5006-5-26-5-2.510.45222.923.2
1965 レギュラーシーズン敗退4位T761.5366-5-16-5-1.534.42530.128.7
1964 レギュラーシーズン敗退7位4100.2863-93-9.565.44416.923.6
1963 レギュラーシーズン敗退7位2120.1431-111-11.561.57114.127.9
1962 レギュラーシーズン敗退5位680.4295-75-7.510.32120.123.6
1961 レギュラーシーズン敗退5位761.5366-5-16-5-1.472.39824.719.4
1960 レギュラーシーズン敗退2位T750.5837-47-4.483.40517.317.1

レギュラーシーズン

1970年シーズンの49ersの対戦相手
AFCNFC
西地区中地区東地区西地区中地区東地区
ブロンコス ベンガルズ コルツ ファルコンズ ベアーズ カウボーイズ
チーフス ブラウンズ ペイトリオッツ LA ライオンズ ジャイアンツ
レイダース オイラーズ ビルズ セインツ パッカーズ イーグルス
チャージャーズ スティーラーズ ドルフィンズ 49ers バイキングス カージナルス
ジェッツ レッドスキンズ

※現行のような地区単位や前年順位によるのではなく、数年のサイクルで対戦相手を決定

 :1度対戦  :2度対戦

サンフランシスコ・49ers 1970
米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/20(日)9/21(月)ワシントン・レッドスキンズ26-171-0ケザー・スタジアム
29/27(日)9/28(月)クリーブランド・ブラウンズ34-312-0ケザー・スタジアム
310/4(日)10/5(月)@アトランタ・ファルコンズ20-212-1
410/11(日)10/12(月)@ロサンゼルス・ラムズ20-63-1
510/18(日)10/19(月)ニューオーリンズ・セインツ20-203-1-1ケザー・スタジアム
610/25(日)10/26(月)デンバー・ブロンコス19-144-1-1ケザー・スタジアム
711/1(日)11/2(月)グリーンベイ・パッカーズ26-105-1-1ケザー・スタジアム
811/8(日)11/9(月)@シカゴ・ベアーズ37-166-1-1リグレー・フィールド
911/15(日)11/16(月)@ヒューストン・オイラーズ30-207-1-1アストロドーム
1011/22(日)11/23(月)@デトロイト・ライオンズ7-287-2-1タイガー・スタジアム
1111/29(日)11/30(月)ロサンゼルス・ラムズ13-307-3-1ケザー・スタジアム
1212/6(日)12/7(月)アトランタ・ファルコンズ24-208-3-1ケザー・スタジアム
1312/13(日)12/14(月)@ニューオーリンズ・セインツ38-279-3-1チュレーン・スタジアム
1412/20(日)12/21(月)@オークランド・レイダース38-710-3-1

順位表

NFC西地区 1970
チーム勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(y)サンフランシスコ・49ers1031.7693-2-13-2-135226725.119.1.429.444
ロサンゼルス・ラムズ941.6924-1-14-1-132520223.214.4.429.487
アトランタ・ファルコンズ482.3333-2-13-2-120626114.718.6.366.526
ニューオーリンズ・セインツ2111.1540-5-10-5-117234712.324.8.679.607

[7]

NFC 1970
順位チーム地区勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1ミネソタ・バイキングス1220.8575-15-1.482.464
2サンフランシスコ・49ers西1031.7693-2-13-2-1.429.444
3ダラス・カウボーイズ1040.7145-35-3.411.487
ワイルドカード
4デトロイト・ライオンズ1040.7144-24-2.546.556
5ロサンゼルス・ラムズ西941.6924-1-14-1-1.429.487
6ニューヨーク・ジャイアンツ950.6436-26-2.413.426
7セントルイス・カージナルス851.6155-35-3.366.472
8ワシントン・レッドスキンズ680.4293-53-5.464.597
9グリーンベイ・パッカーズ680.4292-42-4.452.599
10シカゴ・ベアーズ680.4291-51-5.351.551
11アトランタ・ファルコンズ西482.3333-2-13-2-1.366.526
12フィラデルフィア・イーグルス3101.2311-71-7.571.564
13ニューオーリンズ・セインツ西2111.1540-5-10-5-1.679.607
タイブレーク
・ ベアーズ・パッカーズ(同地区):地区内勝率によりパッカーズが上位
・ パッカーズ・レッドスキンズ:カンファレンス内勝率によりレッドスキンズが上位

[8]

プレーオフ

参照

外部リンク

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